フランス就活レポート

モデルコース

一般的に、日本の大学などと比べると、大学のサポートが薄い。
ほとんどの大学が国立であり、卒業した生徒が履歴書を企業に送るなどをし、自力で職を見つける。
(学生時代に特定期間の「就職活動」をしたいために私立を選ぶケースも)
あるいは、確実に職につなげるため、専門学校に行く若者が多い。日本より若い時点で個々が「働く」ことに積極的。

正規・非正規雇用

非正規雇用は「非典型雇用(emplois atypiques)」と「特殊形態雇用(formes particulieres d’emploi)」(FPE)という表現で存在する。
これはフランスの労働法典と異なる場合を指す。
主に派遣労働、見習い契約、非正規雇用契約による臨時雇用契約、パートタイム労働、非賃金労働などだが、とりわけ無期雇用契約が多い。

経緯

正社員でも失業率が高く、国際化による柔軟性を求められた結果、増加傾向にある。
一方で、非正規労働者についても均等待遇が保障されている、雇用制度の変化(援助つき労働など)も見受けられる。

奨学制度

フランスの奨学金の主流は「社会的基準給与奨学金」と呼ばれる。
しかしこの国は国立大学の学費が原則無料であるために、給付額は生活費などに当てられている現状。収入に見合わせられるのが一般的。

教育への政府補助

フランスの義務教育は完全無償。原則として6歳から16歳までの10年間。
小学校から生徒の成績により、落第や留年、飛び級の制度があるため、義務教育期間に必ずしも皆が同じ課程を修了しているとは限らない。
最後の2年間は進学コースと職業教育準備コースに分かれる。

生涯転職回数

正確な数字は分かりかねたのですが、フランスはなにかと援助が多い。
(子供を生むとずっと金銭的に困らない、と言われるほど)。
よって、労働意欲は外国人(特にアジア系)の方が強く、その反動でフランス人が解雇され、援助をもらい・・・、という状態も見受けられる。
生涯一人つの会社に尽くす人材はまれ。(フランス人に直接インタビュー)

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最終更新:2012年09月13日 23:35