「3号小林詩その2」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

3号小林詩その2」(2019/10/13 (日) 19:01:35) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

*はじまりとおわりのあいだ ***小林結 裸足のまま台所で 夕方をきざんでる 包丁を光らせる夕陽 そして空の前髪が もうちくちく星を散らせていっても はじまりとおわりのあいだで 窓の外なんて見ない すこんすこんと大きなひとつが 小さなひとつずつなるまな板の上 たまに左の指を果物みたいに見たりする 爪はよく出来ていると思いながら 初めて見る果物のように眺める 向かいのぼっちゃんの自転車のベル はじまりとおわりのあいだで 窓に外なんてない 飛び交うこどもたちのさよならを 耳のなかのだれかがが見張ってる はじまりとおわりのあいだで 塞げばすべては遠い **みんなのコメント&小林さんからのコメント返し #comment(,below)
**みんなのコメント&小林さんからのコメント返

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: