OP4

シーンプレイヤー:“コンダクター”マリー・M・ディートリヒ

 ある意味、この世で最も高い場所‥‥ ネフィリム支社ビル“天国の階段”。
マリーはジェイコブ「本人」に「直接」呼ばれて「会長室」にまで脚を運んだのであった。

GM/ジェイコブ:「済まなかったね、マリー。君も忙しかったろうに」
マリー:「ねぇジェイコブ‥‥ それ、本気で言ってる?」 くすくす。彼の背に甘えるように背を預けながら。
GM/ジェイコブ:「なぁに、ちょっとしたリップサービスさ」 ふふっ、と口で笑う。
マリー:「“あたしたち”は、いつでも飛んでくるよ。‥‥ジェイコブが望むなら。最優先♪」

GM/ジェイコブ:「ふむ、今日は随分と甘えてくるね。そんなに逢う期間は開けてなかったと思うのだが‥‥」
マリー:「ああ、“この娘”は少し酷い目に遭ってたから‥‥ね」
GM/ジェイコブ:「そうか‥‥ そういう事情なら仕方が無い」
GM/ジェイコブ:「穴埋めになるかどうか分からんが、暫く私の背中をレンタルさせてあげよう」
マリー:「ジェイコブ。呼びだした用は何なの?」
マリー:また何かトラブル? それとも、ついにあたしたちの頼みを聞いてくれる気になったの?
GM/ジェイコブ:「話がスムーズで助かるよ、マリー」 机の上から一葉の写真をひらっと彼女に見せる
マリー:「あら」

 そこには例のヴィラン―――
公的にはヴィジランテとして扱われている、シルバームーンの姿が

マリー:この娘についての事前情報、わたしは持ってないのよね、GMさん?
GM:持ってても良いですし、持ってなくてもいいですよ 演出しやすいほうで
マリー:なら知らないことにしておきまーす♪

GM/ジェイコブ:「君に女性関連の話をするのもまた心苦しいのだがね、一つ頼まれて欲しいんだが」
マリー:「‥‥随分と、趣味が変わったわね、ジェイコブ」 今はストライクゾーン、こーゆー路線なの?
GM/ジェイコブ:「おいおい、勘違いしないでくれよマリー。彼女は大切な存在だが‥‥ 君とは違うさ」 
マリー:「はいはい。聞いてあげるわよ」
GM/ジェイコブ:「膨れた顔もキュートさ」
GM/ジェイコブ:「さて、彼女なんだが‥‥ そろそろNSSでも正式にヴィランとしての処分が検討されていてね」
GM/ジェイコブ:「今日の午前、我が社のコンベンション会場を攻撃したと言う報告も届いた」
GM/ジェイコブ:「‥‥NSSは直ぐに対超人用の部隊を派遣することだろう」
マリー:「へぇ♪」 やるじゃない。小さく口笛。
マリー:「たった一人でネフィリムと張り合おうっての。良い度胸ね」
GM/ジェイコブ:「マリー‥‥私は、もう同士を失うような事はこりごりなんだ‥‥」
GM/ジェイコブ:ジェイコブは悲しみを湛えた、どこまでも遠くを見つめているような深い眼をします。
マリー:「ジェイコブはこの娘をどうしたいの?」 ふふ。
GM/ジェイコブ:「率直に言うと、彼女を保護して欲しい。ネフィリム社の手が及ばない場所まで連れて行けたらベストだ」

マリー:GMさん。ここで《予告状》と[内なる無限の世界:金貨]を使用してもいいかな? かな?
GM:ほ、ほう? まぁ問題は無いです、はい。

マリー:「‥‥ストップよ、ジェイコブ」 言葉を紡ぐ彼の唇に人差し指を当てて。やわらかく微笑み。
マリー:「“チャンドラ・マハル”の次の獲物が決まったわ」
GM/ジェイコブ:「動いてくれるのかな、君のご自慢の楽団が」
マリー:「こんな面白そうな娘、ネフィリムに処分させるのは勿体ないもの。この娘はあたしたちがいただくわ♪」
マリー:「さぁて。この娘はどんな曲が御似合いかしらね?」 くすくす。

マリー:「‥‥ジェイコブ。報酬は先に貰っておくわね」 軽く彼の頬にキス。
マリー:《予告状》を使用しました。以降、「分類:犯罪者」となりまーす♪
GM/ジェイコブ:「ふふっ、今のは前払いの分と言う事にしておくさ」 特技OK
マリー:さらに[内なる無限の世界:金貨]を2回使用! DA2枚と6LPを支払い、20財産点を獲得ッ!
GM:えーっと、今所持財産点は幾つだ?w
マリー:35点♪
GM:わっふい

マリー:秘密結社の超人兵器として創造されたあたしたち。その脳裏に常に響くコマンド“敵を倒せ”。
マリー:そして、ネフィリムに後付けされた思考制御“他者を害してはならない”“自身への攻撃を避けてはならない”。
マリー:矛盾するコマンドが、強烈な頭痛を引き起こす。

マリー:だが。ジェイコブにも、その苦痛は隠し通してみせる。
マリー:それが“わたしたち”の選んだ道。乙女の意地ってヤツだ。

シーンEND




最終更新:2011年08月24日 08:03