セル(ドラゴンボール)

登録日:2012/09/28 Fri 02:21:30
更新日:2024/03/30 Sat 10:56:13
所要時間:約 24 分で読めます





こいつは失礼した…

では、君が私のウォーミングアップを手伝ってくれるかな?



セルとは『ドラゴンボール』に登場する人造人間。初登場は30巻。



◆概要

ドクター・ゲロによって作り出された人造人間の一人。
非常に小さな昆虫型ロボットを用いて採取した様々な武術の達人たちの細胞を組み合わせて生み出された。

細胞は孫悟空ピッコロ天津飯(アニメのみ)、ベジータフリーザコルド大王から採取したものが使われている為、
『気』もそれらの戦士の特徴を持っており、『気』を感じられる者にはそれらの『気』が一箇所に集められた異様な気配を感じるとか。
以上の他にも様々な生物の細胞が使われているらしく、どこか虫を彷彿させる容姿もそれが絡んでいると思われる。
なおトランクス(それにおそらくナッパ栽培マンも)は戦闘データこそ収集しているが、「サイヤ人の細胞はもう十分」という理由で細胞は取っていない。*1

完成まで20年以上かかるため、本編のゲロは生成装置を起動したもののZ戦士との戦いへの投入は諦めていた。
本編の歴史ではクリリンとトランクスが装置を破壊したため、誕生は未然に防がれている。
作中で主に登場するセルは、本編ともトランクスがいた未来とも異なる未来からきたもの。詳細は考察の節を参照。

名前の由来は細胞の英語訳「cell」から。


◆性格

細胞の元の持ち主の影響を受けており、
悟空の支配活動に興味ないところ、ベジータの好奇心、その2人のサイヤ人気質である戦闘好き、ピッコロの冷静な判断力、フリーザの死なばもろともな惑星破壊思考が発揮された。
また、基本的に残虐で多くの人間を殺しておきながら、それについて後悔するどころか「私の一部になれたのは光栄というべきだ」などとうそぶき、開き直り、全く気にしない危険性を持っているが、
完全体になった後にわざわざ主催したセルゲームという武術大会(本人曰く天下一武道会らしいが、会場は占いババの闘技場に見える)を開催したり、開催する目的が「楽しい暇つぶし」(意訳)というものだったり、
サービスしすぎて十日後の開催としてしまい「退屈だ……」と愚痴をつぶやきながらも「それまで大人しくする」という悟空の約束を守る律義な一面や、
セルゲーム舞台場を作るにあたって飾りつけにこだわる、軍隊の攻撃に際してリングを巻き込まないためだけに退避する、セルジュニアを「子供たち」と呼び、彼らが殺されるのを見てショックを受けるなど、どこか人間臭い側面がある。

完全体になるまでは成長するためと殺されないように必死になっていたが、
そもそもピッコロ大魔王やベジータ、フリーザなどのこれ以前の悪役と違って明確な目的はなく、組織を率いてもいないため、
完全体となって自分は最強だと認識し、気持ちが落ち着くとこうなるのもおかしくない。
ゲロの目標だった「孫悟空抹殺」も、「もう何の意味もない」とさらっと流している。

ベジータ戦でも半身を吹き飛ばされた後苦しむそぶりをノリノリで演じた後に「なんちゃって」とからかい、自分の体を再生するユーモラスな一面があったり(痛みがあり体力を失うのは本当だが)、
「本物のバカ」「バカの世界チャンピオン」だった当時のミスター・サタンに対しては吹っ飛ばしながらも命までは取らなかった。


一方完全体となってからは{「自分が最強であることを誇示したい」という名誉欲に近いものを見せるようになる。
「一番の目的は恐怖に怯えるものたちの顔を見ること」というのも、そうした自己顕示欲の一種だろう。
これは悟空やフリーザたち細胞の由来元にはない、彼独自の心境と言える。

実は悟空は完全体セルに「面白いこと考えたな」「いい試合になりそうだ」と語ったりと割と好印象を抱いていたようだが、セルの自己顕示欲にはまったく考えが及ばなかったようで、
セルが「悟飯の怒りと力を引き出した上で勝つ」ため、悟空や仲間たちを拷問に掛けるという選択を取った際には「みんなすまねえ……こんなはずじゃなかった……」と、読み違えに対する懺悔の念を述べた。


◆能力

細胞を取り込んだことで元々の細胞の持ち主が使用する技を同じように使用でき、劇中では以下の技を披露している。

  • かめはめ波
ご存じドラゴンボールの代名詞。
悟空の細胞を得たため放つことができる。劇中で初めて披露した技で、ピッコロを驚かせた*2
完全体で使用した際は地球ごと破壊する目的で放ったが、超サイヤ人2悟飯のかめはめ波であっさりと押し返された。

  • ドレインライフセル
尻尾の先端を相手に突き刺し、生体エキスを吸収する。
これでジンジャータウンの住民を多く殺害し、ピッコロと16号に対しても使用した。
前者は途中で脱出されたため腕一本分に留まり、後者は完全なロボットだったため吸収できなかった。
因みにこの尻尾だが、17号と18号を吸収する際は口部が広がり、そのまま対象を丸呑みして吸収する。
完全体ではセルジュニアを生み出すために使われた。

  • 太陽拳
鶴仙流の技。攻撃性能はないが格上にも珍しく通用する技。
ピッコロから逃走する際に使用し、第2形態では18号を吸収する際に使用した。
スパイロボットは天下一武道会の天津飯の試合、もしくはベジータ戦の悟空から情報を得たと思われる。

  • 絶命弾
ピッコロに対し使用。
相手の首をへし折り、ゼロ距離でエネルギー波をぶちかます技。どことなくベジータのザーボンを殺した技に似ている。

  • ビッグバンクラッシュ
第2形態で使用。掌から赤色のエネルギー弾を放つ。
18号を探すべく島を吹き飛ばすために使用した。

  • パーフェクトコンビネーション
完全体で使用。
相手にラッシュを叩き込んだあと、横方向にはじき飛ばし、背中にエルボードロップを叩き込む。
ベジータに対し使用。
ゲームでは超完全体でも使用可能。

  • パーフェクトバリヤー
全身からバリヤーを放ち、相手の攻撃を防ぐ。
悟空の連続エネルギー弾を防いで見せたが、使わせた悟空に「評価に値する」と称賛した。
17号が小型ながらもよく似たエフェクトのバリヤーを張っていたので、彼由来であろう。

  • デスビーム
完全体で使用。指先から光線を放つ技で、元はフリーザの技。
悟飯に対し使用した。悟飯は全弾躱したもののそのスピードにはかなり驚いており、反応もギリギリといった感じで、さらにその回避に意識を取られて直後にセルに捕まってしまった。
後に自爆から復活した際はトランクスに向かって放ち、彼を殺害した。こちらは悟飯に使ったものに比べてかなり太いため、ゲームではフルパワーデスビームと呼ばれて区別されることがある。元はコルド大王の技として演出されている。
実はスパイロボットはフリーザがこれを使う場面を見ていない*3。たまたま似た技になったのかは不明。

  • 瞬間移動
復活後に使用。
悟空の瞬間移動を学習し、これで界王星から一瞬で地球に飛んで見せた。ただ、戦闘では一切使用しなかったため、悟空ほど扱いきれてはいない模様。

  • パーフェクトショット
復活後に使用。指先から強力なエネルギー弾を放つ。
ベジータに向けて放ち、それを庇った悟飯の腕を負傷させた。

  • 太陽系破壊かめはめ波
復活後に放ったセル最大の技。別名「パーフェクトかめはめ波」。
地球どころか太陽系ごと破壊する目的で放ち、悟飯の親子かめはめ波と壮絶な撃ち合いを見せた。

アニメではギャリック砲、魔貫光殺砲、四身の拳、デスソーサーといったかつての強敵の技を使用している。


この他にピッコロの再生能力といった特殊な能力も受け継いでいる。
しかし、技はともかく*4特殊能力に関してはそれが使えることを知らないと使えない様子。

またセルが使用した四身の拳は天津飯のものよりも優れており、力が4分の1になるという弱点が無くなっている。
だが4人がバラバラに動いたタイミングで悟空に一人ずつ地面に叩きつけられると元に戻ってしまったため、4人の状態を長く維持できるわけではないようだ。

卵まで退化することも可能だが、それを行うと地中で成長するのに3年、脱皮に1年、計4年かかるデメリットもある。


◆形態変化

第一形態

「次はお前がこうなるんだ ピッコロ大魔王」「オレはおまえの兄弟だ」
セミを人型にしたような姿で、幼虫時はさらにセミっぽい。卵の殻はヤシの実のような形状をしている。おかげで登場当初は多くの読者が『「せみ」と平仮名で書くと「せる」と似てるから?』などとミスリードされた。
原作では指は3本だが、アニメやゲームでは大人の事情で5本に変更されている。(同じ例としてピッコロの指も4本から5本に、ドドリアも3本から5本に変更されている)
タイムマシンのコクピットがセルにとっては小さすぎた為、やむを得ず退化して乗り込み、過去の時代に到着後、4年の時を費やして成体となる。
タイムマシンの近くにあるジンジャータウンを襲撃し、そこの住民たちを吸収。以降も多くの人間たちを吸収していき、17号と18号を上回る力を得た。
「もう1つのタイムマシンでやって来た謎の生物の抜け殻」
「テレビ越しからのジンジャータウンの惨劇」
「生体エキスを吸収された者は融けるように消えていき、衣服だけが残る」
などの描写は、ホラー作品のようなトラウマを読者に植えつけた。


第二形態

「素晴らしいスピードに私自身も驚いているよ」
17号を吸収した時の姿。ムシケラから筋肉質の少し人間に近い状態に。太い唇とゴツい体格がトレードマーク。羽みたいな部分はこの形態のみ退化している。
吸収前は16号にやや劣勢だったが、吸収後は完全に圧倒できるほどパワーアップした。
が、天津飯の捨て身の新気功砲には押し込まれ、超ベジータには鼻で笑われるくらいに歯が立たない。
後に完全体から退化して再登場。この形態までは完全体への執着が凄い他、圧倒されるとやたら「ちくしょぉぉぉ」と連呼する。
この形態から自尊心も持ったのか、自分の顔をコミックの次回予告で「甘いマスク」と自称している一面もある。


完全体

「どうしたのだ? さっきまでの勢いは……笑えよ ベジータ」
18号も吸収した姿。最もヒューマノイドに近い形態。なかなかカッコイイ。顔もイケメン度が高まっている。
尻尾は退化したわけではなく、仕舞われていて必要であれば伸びる。先端を広げれば分身のセルジュニアを生産できる。
超ベジータやムキンクス(パワーは劣る)はもちろん、あの孫悟空も上回るほどにパワーアップ。悟空が自ら負けを認め、降参するという展開はセルを含む劇中人物のみならず多くの読者をも驚かせた。
しかし超サイヤ人2の孫悟飯にはあからさまに恐怖を感じるほど圧倒される*5
防御力・速度・攻撃力の三拍子共に以前の形態から飛躍するが、超サイヤ人2にはあらゆる面で及ばない。
性格は普段は冷静できまぐれだが、逆上すると、以前の形態同様の粗暴さを垣間見せてしまう。

セルジュニアはセルに比べるとあまり喋らず実力も落ちるが、それでも第二形態のセルを上回る実力を誇り、精神と時の部屋で修行したベジータ、トランクスでやっと互角に戦えるほどの強さを誇る
悟空もセルとの戦いで消耗していたため追い詰められ、クリリン、ヤムチャ、天津飯ら地球人に至っては終始リンチに近い扱いを受けていた*6
しかし超サイヤ2に覚醒した悟飯にはまるで敵わず、全員瞬殺された。


パワー重視形態

「き、きさまなんぞに...きさまなんぞに負けるはずはないんだああ...!!!」
完全体だが逆上して筋肉質になった形態。
パワーだけ強化してスピードを犠牲にした為全く意味をなさない変身。
恐らくムキンクスに相当する形態だが、怒りの余りかつてトランクスに指摘したミスを自ら起こしてしまうという皮肉な形態。
当然このような変身が通じるはずもなく、軽々悟飯に避けられて強烈なキックをくらいダメージから18号を吐き出し退化してしまう。
ゲームではこの形態はあまり登場しない。


自爆形態

「お、オレも死ぬがきさまらも死ぬ...!! 地球まるごと巻き添えだ...!!!」
「こ、この勝負引き分けに終わったが、きさまらの苦しむ顔が見られて満足だ...ぐひひひ...!!!」
第2形態に戻ってしまったセルが相打ちを狙って変化した姿。
風船のように膨らみ、時限式(原作だと一分、アニメだと不明)に地球を木っ端微塵にするほどの自爆をする。
膨らんだ時点で刺激を与えると爆発するようになっており誰も手出し出来なかったが、悟空に瞬間移動で界王星に連れて行かれてしまい、悔しがりながら爆発した。


パーフェクトセル(超完全体)

「孫悟空はわたしを倒すどころか いろいろとプレゼントをしてしまったようだ」
「お前たちを許しはせんぞ……すぐに終わりにしてやる…!! 地球ごと消えてなくなれ!!!」
完全体のセルとは外見は変化ない(髪も眉も毛もないので)が、超サイヤ人2と同じようなスパークが身体中を走っている。
自爆後、奇跡的に残った核から再生。
18号抜きだがの淵から蘇ると超パワーアップするサイヤ人の特性が二重に発動した為、完全体の時よりも数段パワーアップした。
その上孫悟空の瞬間移動も習得してより完璧になり、総じて超サイヤ人2と同等の戦闘力を得た。
これらの復活やパワーアップはセル本人さえ予想外の偶然、「運がよかった」のであった。

デンデが「今度ばかりは悟飯さんでも無理かもしれない」と絶望し、悟飯本人も「思った以上にパワーアップしている」と言っている為、超サイヤ人2となった悟飯よりも強くなっている可能性が示唆されている。
しかも、この時の悟飯は目の前でトランクスを殺害された事に激怒して無謀にもセルに挑み、殺されかけたベジータをかばった事で悟飯は片腕を負傷してしまい、明確に悟飯が不利な状況で戦う事になる。

そしてセルは地球どころか太陽系すらも破壊できる威力のかめはめ波で一気に勝負を付けようとし、誰もが絶望する中、悟空の激励を受けた悟飯はセルに最後の戦いを挑み、かめはめ波で迎え撃つ。
これまでの戦いによる消耗もあり悟飯とのかめはめ波合戦は完全にセル有利な状況だったが、最後の意地を見せたベジータの不意打ちに気を取られてしまい、そのスキに悟飯の全身全霊を乗せたかめはめ波に押し負けて断末魔を挙げながら消滅した。
…こいつがその気になればあの凶悪と名高い瞬間移動かめはめ波も使えるはずなので、ある意味慢心してその気にならなかったのは幸運と言わざるを得ないだろう。

アニメ版では、ベジータが援護する前に、ピッコロ、クリリン、ヤムチャ、天津飯が悟飯を援護するシーンが追加されており、
ファンの間ではアニメの尺延ばしが良い方向に働いた例として語られる事がある。


◆死後のセル(アニメのみ)

ドラゴンボールZ

18号に続いて、17号や多くの地球人も分離(蘇生)したことで、全員を吸収する前の状態に戻りながらも、姿はなぜか完全体のまま。
生前は俗な征服に興味なかったが、地獄に落ちた当初は自棄になってか、地獄支配に乗り出し、
フリーザたちと共に暴れまわる。が、パイクーハンにフリーザ共々、一蹴されてざぶとん多めの状態で再び投獄されてしまう。悟空よりも強いセルが、悟空と互角のパイクーハンに負けるのはおかしいのだが
フリーザからは悟空を殺したという点で嫉妬含めた複雑な感情を持たれていたが、総じて仲が良い。

魔人ブウ編では悟空と魔人ブウ(純粋)の最終決戦を観戦するシーンで登場。
フリーザは思い切り悟空にグチをこぼしていたが、セルはブウの強さに感嘆していた。この辺りからも、セルのサイヤ人気質が窺える。

ドラゴンボール超

フリーザ・ブウら三大ボスの中で唯一出番が無かったが、レッドリボン軍と人造人間を取り上げた『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』の中で久々に言及される。
ドクター・ゲロの最高傑作たるセルにはレッドリボン軍も着目しており、その設計図が密かに入手されていた事が発覚した。
内容が難解すぎてレッドリボン軍でもセルを再現する事は出来なかったが、ゲロの孫であるドクター・ヘドと手を組んだ事で事態は急変。
ゲロ以上の天才であるヘドは、わずか半年の期間でセル以上の怪物を造り上げ…。

ドラゴンボールGT

地獄に閉じこめられた悟空の相手をすることに。
しかし、魔人ブウとの戦いからも修行を続けていた悟空とは大きく実力差が開いており、超サイヤ人にならなくても軽く倒されるが地獄では不死身な為すぐに復活する。
もっとも、生前でも上半身を吹っ飛ばされた位では死なずに再生したけど。
フリーザと共に作り上げた新技ヘルズバスターで悟空を大地獄に落として冷凍機で凍らせて倒そうとするが、
死んでない為氷は溶けてしまい逆に冷凍機で凍らされてしまった。


◆ゲーム作品での活躍

人造人間(セル)編ラスボスなだけあって、登場頻度は高い。
ただし容量や尺の都合で完全体しか出ないことも。同様の理由で出番ごとカットされがちだったブウよりはるかにましだが。
作品によっては生前にベジータを超完全体の状態で半死半生に追い込んだりして、ベジータを終始圧倒していた縁から、
ベジータが超サイヤ人2化して再戦する場面も描かれるなど、ベジータとの縁が深い。

戦闘中に変身できる作品の場合、Zシリーズでは気を貯めてからの直接変身だったが、
Sparkingシリーズ以降は戦いの途中に17号や18号を探し、吸収して変身という再現をしている。

キャラとしてのセルは基本的にはオールラウンドで全体的に能力が高めでありながら、
自爆で相手を道連れにしたり敵の体力を吸収したりとトリッキーな固有技を持つ場合も多い。
またセル関連のIFストーリーやイベントも度々製作されているが、彼を中心としたIFストーリーは大半が地球やZ戦士達が悲惨な目に遭うバッドエンドを迎える場合が殆ど。

因みにSparkingシリーズやレイジングブラストといった近年のゲーム作品では若本氏による形態ごとの演じ分けがおこなわれている。
特にセル第一形態は「Sparking!」(第一作)から怪物的でエクセントリックな演技に変更されており、これは以後アニメ『改』などにも継承された。
アニメ『Z』当時は逆に各形態の演じ分けが希薄であった。

  • ドラゴンボールZ
18号を吸収しようとして、彼女をかばったクリリンを誤って吸収してしまい、
大幅に弱体化した「セルリン」というオリジナルキャラクターが登場する。
襲ってきたヤムチャを倒し、トドメを刺そうとするも、そこへ天津飯の新気功砲を受けてヤムチャやクリリンもろとも倒された。
セルゲーム前の10日間の間にセルが見た夢だったが

  • ドラゴンボールZ2 Super Battle
悟空でクリアした場合のみ、セルゲームにて悟空に完敗したセルが仙豆を与えられ命拾いするというIFに突入。
EDでは7年後にZ戦士達と和解し、孫家やサタン親子、ベジータ一家、ピッコロ、クリリン、亀仙人、16号、17号18号姉弟、Dr.ゲロといった面々と共にドヤ顔で記念写真に写るセルの姿が描かれている。
(このEDでの悟空とセルのやり取りは原作における第23回天下一武道会編の悟空とピッコロのやり取りを再現したものになっている。)

  • ドラゴンボールフュージョンズ
時空一武道会の決勝戦にてフリーザと登場。ZのアニオリやGTといい外伝では本当に仲のいい二人である
サイヤ人の若者であるピニッジを唆して五人で行うフュージョン『マキシフュージョン』を、
自身とフリーザ、ピニッジ、そして適当な武道家二人で行いマキシピニッジとして誕生、神次元の戦闘力を得ることに。

手始めにフリーザと共に身体と人格を乗っ取り、
デスボールで会場を破壊してその場にいた観客の武道家達に主人公、さらには孫悟空も含め全員殺すことに成功
しかしウイスの時戻しによりなかったことにされてしまい、さらに破壊神ビルスまでもが介入してきたために状況が不利と判断し、別次元に逃走した。

その後に主人公達と対峙した際には、別次元から自分達を召喚し続けて加勢させるというどこぞの大統領のような戦法をとって挑んでくる。
これに勝つとはじけてまざれっ!からのまさかの大猿化
誰が想像できたろうか。*7

本人曰く「宇宙丸ごと破壊できそう」。悟空やビルスに匹敵する規格外の戦闘力で再度襲いかかってくる。
勝利すると、マキシフュージョンが解除されてフリーザ、ピニッジ、それを追いかけようとした主人公共々時空の狭間に飲み込まれてしまう。
計画を台無しにされたことに憤り、今度はフリーザとEXフュージョンをしてセルーザとなり主人公とピニッジのタッグと戦闘するも打ち破られ、次元の彼方に消えていった。


◆ゲームオリジナル形態

  • セルリン
上述したセルの妄想形態。

デザインは完全体に近いが、体はセルジュニア並みに小さくなっている。
完全体の白い部分が肌色に、黄緑の部分がクリリンの胴着と同じオレンジに、黒い部分が紫色に変化しており、背中の羽には胴着に付いていた「亀」マークが2つに分かれて付いている。

  • 破壊王セル
『ドラゴンボールZ2』に登場。

完全体セルが魔導師バビディ洗脳された姿で、頭部の額に相当する部分には洗脳の証である「M」が浮かび上がっている。
通常この「M」は黒文字で刻まれるものだが、セルの場合は頭部が元々黒いため例外的に白文字で刻印されている。
バビディのことは「バビディ様」と呼んでいる。

  • ブウ(セル吸収)
厳密にはセルの形態ではないが記述。
破壊王セルと同じく『ドラゴンボールZ2』に登場し、なんと完全体セルが悪ブウに吸収されてしまった形態である。
本編では17号と18号を吸収していたセルだが、まさか自分が吸収される側に回るとは思いも寄らなかっただろう。
必殺技は元気玉。
容姿としてはゴテンクスを吸収した時のように鼻が形成されており、セルの特徴でもあった斑点と頬の模様が頭部に浮かび上がっている。
正直ちょっとキモい

厳密にはセルの形態ではないが記述。
ドラゴンボールヒーローズ』に登場し、なんと完全体セルが超17号に吸収されてしまった形態である。
お前が吸収されるのか…(二度目)
一応形態名は「吸収」だが、ゲーム内の演出では17号とヘルファイター17号のような共鳴による合体として描かれている。

容姿は超17号がベースになっているが、長身痩躯だった超17号と異なりはち切れんばかりの筋肉に覆われたマッシヴな体型になり、肩と胸にはセルと同じ黒紫色の殻が装着されている他、頬にはセルと同じ模様が浮かび上がっている。

  • セルーザ
『ドラゴンボールフュージョンズ』に登場したフリーザ(最終形態)と完全体セルのEXフュージョン戦士。

紫色に変化したセルの外骨格をフリーザが纏ったような見た目をしている。
紳士的な態度で邪悪な心を取り繕っている。
戦闘をまるでゲームのように楽しむが、負けた相手への復讐は忘れないようだ。

  • パーフェクト16号
『ドラゴンボールフュージョンズ』に登場した人造人間16号と完全体セルのEXフュージョン戦士。

セルをベースに16号のアーマーが追加されたようなデザインとなっている。
究極の人造人間と紹介されており、歯向かう者は誰であろうと容赦しないが、弱い者いじめだけは嫌いな様子。

  • セル17号
『ドラゴンボールフュージョンズ』に登場した超17号と完全体セルのEXフュージョン戦士。
ヒーローズでは逆に吸収されてしまったセルだが、今度はフュージョンという形で対等な合体形式を取っている。

超17号にセルの外骨格が一部装着されたような見た目をしており、顔は強面だった超17号(セル吸収)とは異なりセルと17号それぞれの美形が際立ってなかなかにイケメン。
闘いをゲームと捉えて楽しむ性格が共通するため合体の相性はバッチリのようで、こちらも完全体を超えた究極の人造人間と称されている。

  • マキシピニッジ
『ドラゴンボールフュージョンズ』に登場したピニッジとフリーザとセルとその辺の格闘家二人の五人でマキシフュージョンした姿。

金髪に二本角を生やした白目白肌の巨人といった出で立ちで、かなりゴテゴテしているが非常に強そうなデザインとなっている。
ここから更にブルーツ波を浴びる事で大猿マキシピニッジへの変身も可能。

  • セル:ゼノ
『ドラゴンボールヒーローズ』に登場する、暗黒神龍を召喚するための暗黒ドラゴンボールの一つ・暗黒二星球に寄生された完全体セルの姿。

胸に暗黒二星球が食い込んでおり、瞳は瞳孔が消え白目になっている。
このように見た目に大して変化はない形態だが、問題は直後の形態で…

  • セルX
『ドラゴンボールヒーローズ』に登場する暗黒二星球の暴走によってセル:ゼノがパワーアップした形態。
ヒーローズに否定的なファンからよく槍玉に挙げられるが、実は『ドラゴンボールオンライン』という原作者の鳥山明が監修し、韓国でのみサービスが行われたオンラインゲームが初出のキャラ。
ヒーローズはそれを逆輸入しただけでヒーローズのオリキャラではなかったりする。

その姿はまさしく異形で、身体自体が大猿並みに巨大化して全体的に昆虫の脚のようなトゲトゲが各部に追加されており、上半身は肩が突起して頭部の殻が二重になり、下半身は四つ足へと変形して胎動する巨大な腹が新たに追加された。
顔についてもかつての甘いマスクは何処へやら、パワー重視形態を更にいかつくしたような赤目の厳つい強面に変貌している。

何気に洗脳や吸収(される)、融合ではない完全体セルからの独自の強化形態としてはこれが唯一である。

  • 人造人間21号(変身・悪)
厳密にはセルの形態ではないが記述。
『ドラゴンボールファイターズ』に登場するゲームオリジナルキャラ・人造人間21号の悪の半身に完全体セルが捕食されてしまった姿。
お前が吸収されるのか(三度目)
かつては17号と18号を吸収していた完全なる人造人間が、今では逆に後発の人造人間から吸収素材として利用される姿にはなんとも言えない悲哀を感じられる…。

セルを取り込んだ事で21号はピンクだった肌が灰色に染まり、身体の各部に斑点が浮かび上がっている。


◆考察

三人のセル

作中では、全部で都合三体のセルが登場している。
本編で活躍したセルは、トランクスのいた時代より、さらに3年先の未来からやってきた。
その目的は、人造人間17号18号を吸収して完全体になること。
本来の時代では人造人間はトランクスにより倒されており、セルが完全体になることは不可能になっていたため、
トランクスを殺害してタイムマシンを奪い、確実に17号、18号がいるであろう現代にやってきたのである。

人造人間16号の段階で完全なロボットタイプの人造人間の開発に成功していたのに、17号と18号が人間ベースに戻った(しかもほぼ有機物だけで改造している=セルとの細胞レベルの融合を前提としていた)のは、この二人が初めからセルの追加パッチとして改造されていたからなのだ。
つまりセルの開発時期は遅くとも17号・18号と同時期、実際はもっとさかのぼると思われる。

なお、劇場版では13号・14号・15号がセルと似た合体機能を見せている。
大全集などの年表によると、セルの研究開始はベジータ、ナッパが飛来したエイジ762、完成するのは786年か788年らしい。*8
人造人間の開発が始まったのも762年で、セルの構想はその時からあったらしいので、セルより後発の13号たちはセルのプロトタイプだったと思われる。
ただ、セル単体では成熟期どまりで完全体にならないことが後で発覚し、17号・18号の追加開発に合わせて、実験として13号・14号・15号を再改造した可能性もある。

しかし、細胞の融合で強力な人造人間を作るには時間がかかりすぎて、先にドクター・ゲロのほうが死んでしまいそうだったため、ゲロはセルの開発を断念。
17号と18号は単体で悟空たちを倒せるように強化されていった。
セルがほかの人造人間と違ってナンバリングされていないのは、ゲロが研究を放棄したからである。
とはいえ16号と同様破棄しておらず、研究所地下のコンピューターに開発を続行させていた。

なお、現代ではすでに生み出されてはいるものの、いまだカプセルの中から出られない発生段階の胎児のような状態である。
作中の登場順ではこれが二体目となる。
こちらはトランクスたちによって発見され、施設ごと完全に破壊され死亡した。

最後の三体目はトランクスが帰還した未来、本来の時間軸で成長した個体。
本編個体と同じくタイムマシンの強奪を試みたが、当然来襲は予期され不意打ちは失敗。
すでに第二形態のセルを超え、セルジュニアとも渡り合える彼に、今さら第一形態のセルが立ち向かえるはずもなく、
かつてベジータがナッパを屠ったのとよく似た技で跡形もなく消し去られた。これで人造人間編は真の終わりを迎えることとなる。


4つの歴史

本編では言及されていないが、1996年発売の「ドラゴンボール大全集」によると、
セルが登場したことによって実はドラゴンボールの世界には以下の「4つの歴史」が存在しているとされている。
  1. 本編世界。この世界のセルは胎児状態の時にトランクス達によって研究所ごと破壊された。
  2. 本編世界へやってきたトランクスがいた歴史。この世界のセルはパワーアップしたトランクスに倒された。
  3. 本編世界へやってきたセルがいた歴史。トランクスは人造人間を倒したがセルに殺害される。
    本編世界のピッコロが「何らかの方法で人造人間を倒して別の歴史にそれを伝えようとした」と推測しており、停止コントローラーを使ったとみられる。
  4. セルがいた歴史に存在したトランクスがタイムマシンで飛んできた歴史。停止コントローラーの知識はこの世界で得たと思われる。この世界では人造人間は倒されているが、セルは誰もその存在を知らないまま研究所で成長を続けている可能性がある。

順を追って説明すると、
  1. 「3」のトランクスが過去に戻り、「3」から「4」が分岐
  2. 「3」のセルが「3」と「4」の分岐より前(エイジ763)に戻り、「3」&「4」から「2」が分岐
  3. 「2」のトランクスがセルによる分岐の一年後に戻り、「2」から「1」が分岐
という流れになるだろうか。

ただ、この説明だと「2」の過去にも「3」から来たセルがいたことになり、トランクスがセルを知らないことが些か不自然になる。人知れず16号と相打ちにでもなったのか、トランクスが「タイムマシンは不安定」「渡る時間が『また』ズレてしまうかも」といった発言をしていたことや、セルが「私はスイッチを押しただけ」と割と適当な発言をしていたことから、どこかで誰かのタイムマシンが齟齬を来して更に入り組んでいる可能性もある。

この「1」から「4」までの歴史はそれぞれによって主要キャラが生きてたり死んでたりしているのでけっこうややこしい。
以下セル編までの各歴史における主要キャラ生死をまとめておく。ただし「4」は流石に情報が少なすぎるので推測が入ってます。
歴史 キャラ 生死 詳細
「1」
(過去)
悟空 × セルの自爆で死亡。その後いろいろあって生き返る。
トランクス この時はまだ赤子。後のちびトランクスである。
人造人間 セルに吸収されるがドラゴンボールで復活。18号はクリリンの奥さんに。
セル × 胎児状態のまま研究所ごと爆破され死亡。
「2」
(末来)
悟空 × 心臓病で人造人間と戦う前に死亡。
トランクス いわゆる未来トランクス。人造人間とセルを倒し平和を勝ち取った。
人造人間 × パワーアップしたトランクスに倒される。
セル × トランクスを襲いタイムマシンを奪おうとするが、返り討ちに合い死亡。
「3」
(末来)
悟空 × 「2」と同じく心臓病で死亡している。
トランクス × セルに殺害され、タイムマシンを奪われた。
人造人間 × 「何らかの方法(恐らく停止コントローラー)」によってトランクスに倒される。
セル × 完全体になるためタイムマシンで過去(本編世界)に行くが、最終的に悟飯に倒される。
「4」
(過去)
悟空 心臓病の薬を貰って生存していると思われる。
トランクス おそらく生きているはずである。
人造人間 × 停止コントローラーで倒されている可能性が高い。
セル 接点が無いため、誰も気づかずに研究所で成長を続けている可能性がある。

なお、セルがいた「3」の歴史の世界はトランクスが死んだのでバビディ達を止める者がいなくて詰み確定となり、
「4」の世界は悟空はおそらく生きているが、超サイヤ人2になれない可能性が高いままブウ編に突入、さらにその後でバビディ一味のデータが反映されたセルが登場するというとんでもない事になる。
(もっともこの「4」の場合、悟空たちから本編ほどエネルギーが集まらないので、魔人ブウは復活せず、最大の脅威はダーブラとなり、悟空・悟飯・ベジータが精神と時の部屋で修行すればうまく収まる可能性はある。
セルも、ダーブラが最強の時間軸では、本編に比べてそこまで極端には変わらないと思われる。ベジータが調子に乗ってブウを復活させてしまう可能性がないとは言えない

ちなみに「ドラゴンボール大全集」では、4つ目の歴史は「セルゲーム時にトランクス不在の歴史」と書かれているが、本編におけるセル出現と停止コントローラー入手の前後関係などからファンの間ではこれは疑問視されており、「トランクスは歴史に介入したがセルはまだ介入していなかった歴史」ではないかという説がある。
そういえばセルゲーム開始直前あたりの時期に、緊迫したムードも無く皆でのんびりと花見をしているパラレルワールドがあったような……まぁ、あの世界でも結局悟空死んでるんだけど


2013年発売の「ドラゴンボール超全集」では「3つの歴史」が存在し、セルがいた歴史では「トランクスが何らかの方法で17号と18号を倒した」とのみ解説され、上記の「セルがいた歴史に存在したトランクスがタイムマシンで飛んできた歴史」については言及されていないが、「他にも物語に登場した歴史とは別の歴史があった可能性は否定できない」と書かれている。

ちなみに大全集や超全集は、アニメ『』が放送される前に出版されたため、「1の歴史以外では、悟空達の死亡により魔人ブウの復活に必要な巨大エネルギーを持つ者が地球には存在しなかったため、ブウは復活できなかった」と記載されている。*9


◆余談

  • セルの登場経緯は鳥山明が作った人造人間達をボスに適してないからと判断されたため。

  • 当初ボス予定だった19号と20号(ドクターゲロ)はデブとジジイだから、17号と18号はガキだから*10
    当時の担当や編集部にダメ出しされどんどんボスキャラが変更されて登場したといった経緯を持つ。*11
    そのセルですら気味が悪い為第二形態が登場。その第二形態ですらカッコ悪い為完全体が作られた。因みに鳥山明は第二形態がお気に入りらしい。
    当時の担当である近藤裕氏曰く、敵が醜いと悟空が勝つと思われてしまうためだとか。
    なお余談だが演じた若本氏は「最終形態がかっこよくて好き」らしい。

  • 緑の身体にある沢山の黒点は当初のデザインがなんだか地味だったためつけられたらしいのだが、
    作画が死ぬほど面倒だったらしく、鳥山氏は描きたくないキャラにセルを挙げている。
    アニメでは当時CGがなく手書きだった為非常に大変な作業だったらしい。

  • 本編を見ればわかるように形態によって演技を変えていた若本氏だが1番演じやすいのは完全体。本人曰く「素の声で演じられるから」とのこと。
    ちなみに、第1形態は演じ方が違うからか前述のゲーム版や改では全く違う。
    興味のある方は改の次回予告などを見てみると良い。

  • 本作における有名な矛盾点として悟空に上半身を吹っ飛ばされながらセルが再生しているという点がある。
    コピー元となったピッコロは頭部が無事でなければ再生できず、セル自身も再生に必要な核は頭部にあるとはっきり言っているのに、である。
    この件についてはファンの間でも議論が交わされており、核を体内で移動させられる(戸愚呂兄説)や核が複数(股間という見解が有力)存在する(ゴキブリ説)や半分ぐらい残っていれば核を破壊されても再生できる等といった説が存在する。

  • 後に『GT』で超17号、ゲーム『ファイターズ』で21号が登場したり、『超』で17号が強くなりすぎたりで「究極の人造人間」の名はもはや過去のものになったとの見方も。
    設定的には十分すぎるほどの素質を備えているはずであり、フリーザに続く復活を望む声もあるが、作画の負担やら中の人の演技の変化やらで実現はなかなか難しいのかもしれない。
    …と思われたが、『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』でついに…




セル「ちくしょーちくしょー! 追記・修正を…… 追記・修正さえできればー!」


超ベジータ「……おい、お前の言う追記・修正とやらは、そんなにすごいのか?」


セル「そうだ、追記・修正さえできれば貴様などに……」


超ベジータ「おい、追記・修正してみろよ。項目を」





セル「では、君が私の項目の追記・修正を手伝ってくれるかな?」

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最終更新:2024年03月30日 10:56

*1 ドクター・ゲロがトランクスを見て「データにないぞ」と狼狽えた場面が良くネタにされるがこれはセルの開発は断念したためスパイロボットのデータを確認してなかったからだろう。作中でもべジータ戦までしかデータの確認は行っていない事を明言している。それはそれで粗忽すぎるが。

*2 アニメでは魔貫光殺砲が初

*3 ナメック星までは偵察できないため。

*4 フリーザのデスビームはスパイロボットが見ていないのに使っている。単に似た技になっただけかもしれないが。

*5 もっともこの時の悟飯は、父の悟空や師のピッコロさえドン引きするほどに残虐になっていたので無理もない。そうなったのはセル自身が悟飯の真の力を引き出したいというだけの理由で相次いで蛮行を引き起こしたことによる怒りのせいではあるが。

*6 ピッコロもある程度戦えていたようだが、ベジータやトランクスほど善戦できなかった模様

*7 一応融合素材であるピニッジは生粋のサイヤ人であるし、セル自身もサイヤ人の因子を受け継いでいるので設定的には変身できてもおかしくはないが

*8 最近鳥山先生はセル研究開始は19号開発後と言い出したが、作中の発言とは合わない。ていうかちょくちょく後付けの矛盾があったりする作品&作者なので……

*9 最も、『超』においても悟空達の死を反映してかバビディ一味の来襲が10年以上遅れてはいるが。

*10 16号に関しては不明。

*11 未来の人造人間が19号・20号と呼ばれていたり、16号起動時にドクターゲロが必要以上に狼狽えるなど、当初の名残は人造人間編の序盤で散見される