サウロン(指輪物語)

登録日:2012/06/21(木) 21:47:15
更新日:2024/02/20 Tue 21:45:53
所要時間:約 5 分で読めます




【冥王(笑)サウロン様の半生】
冥王メルコールにヘッドハンティングされて闇勢力に加入
その冥王が投獄されたりもしたけど、
サウロン「ああ、ゴスモグさんwwwお疲れ様ッスwwwあ、ここ座ります?wwwいえ、私は大丈夫ですからwww」
と、バルログやドラゴンなどで占められてる体育会系社会の同僚の知将(笑)として廃墟に隠れ住んでたら刑期を終えた冥王が宝を盗んで帰ってきた

最強の狼と戦ったら死ぬ運命をもつ最強の犬が攻めてくる
その狼をけしかけたのに犬に負けたので、サウロン「俺が最強の狼に変身したら勝ち確定www」のはずが返り討ちに遭ってコウモリに変身
冥王は最強の狼の子を引き取ってトップブリーダーっぷりを発揮する

宝を奪い返しに来たエルフの子守唄で冥王ともども就寝

約7000年前、西方からの神々が参戦した『怒りの戦い』で闇勢力全滅
サウロンは「降参しますごめんなさいすみませんすみません」と、投降に見せかけて
サウロン「うはwwみーんな死んじゃったww俺しかいねえwww俺がボスじゃwww中つ国俺のものwww」
と中つ国奥地にしばらく潜伏したのち、超イケメンに変身してエルフを騙して指輪を作らせる

エルフに作らせた指輪に自分の魂を移すと『ひとつの指輪』完成
気をよくして指輪のポエムを歌うが、エルフが地獄耳だったのでバレて隠してしまい、エルフ支配作戦大失敗

エルフ・人間を一網打尽にする
しかしサウロン、人間の国『ヌーメノール』に攻められ、その軍事力の前に即降伏、牢屋にぶち込まれる

サウロン「こいつらを西にけしかけて潰し合わせれば良いんじゃんwww俺天才www」 と、巧みな話術でヌーメノール政権に取り入ることに成功。『不死』に対する人間の嫉妬を利用して、西方の国へと侵攻させる

想像以上にぶちギレた神がヌーメノールの国土をまるごと海に沈め、巻き込まれるサウロン「ぎゃああ」

サウロン「でも指輪あるから余裕ですwww何度でも蘇られますwwwヌーメノール消えちまったからあとは余裕www」
モルドールに残してきた指輪に魂を移していたおかげで変身能力はなくなったけど復活、意気揚々とエルフ・人間勢力の掃討開始

サウロン「負けた指輪とられた」
エルフ・人間連合軍との『最後の同盟の戦い』で壊滅的大敗北、指輪の回収も失敗

亡霊のような状況からなんとか力を蓄え頑張る。
ガンダルフが怪しんで調査に来たので逃げ隠れしてやり過ごすサウロン「今度はいける」

ドワーフが持っていた指輪をいくつか回収成功したけど利用するつもりだった竜がやられ、オーク軍も敗北。
白の会議に正体がバレて逃げ去る。

中つ国をほぼ制覇しかけたが指輪消滅で消滅。
サウロン「いや!!!イヤァァァ!!!!!」

ダゴールダゴラス待ちなう     



















   *   *
 *   + 手抜きです
  n ∧_∧ n
+ (ヨ(*´∀`)E)
  Y   Y  *





サウロンは、J・R・R・トールキンの中つ国を舞台とした小説、『指輪物語』『シルマリルの物語』の登場人物。

元来、工芸の神アウレに仕えるマイア*1であったがモルゴスの反逆に加担して堕落。
前史『シルマリルの物語』では、初代の冥王モルゴスの最も力ある召使。『指輪物語』においては「一つの指輪」の作り主である冥王として登場する。

第三紀(「旅の仲間」)から数えて7000年前より以前のアルダ(天地)創造の頃、モルゴスがのメルコールとして知られていた頃の最古参だが、その頃からずっと演技をしながらスパイを続けていた。
妖術や策略に長けるとされる彼は、作中では巨大な狼などの怪物にも変身しているようにどのような姿にも変身する能力を持っていた*2ので、主に諜報や特殊工作活動の類の指揮及び実行を担当していた。
明らかにゴスモグ等の方が戦闘能力はありそうだが、何も力とは腕力だけを指すものではないのだよ。





主に情報戦や特殊工作に勤しんでいた所為で、世紀末な脳筋軍団に合流したのは、バルログ等と比べるとしばらく後。

中つ国第一紀においてモルゴスの副官兼と召使して活躍したが、モルゴスが、神々の住まう地、アマンよりの軍勢との戦いで捕まってしまったため、制裁を恐れて姿をくらます。

そうした見るからに肩身の狭そうな境遇や、クライマックスでも活躍を言及されなかったり、上記の狼に返り討ちに遭ったり等々、不遇な境遇エピソードの多さの影響で件がネット界隈でクローズアップされ、冒頭のような苦労人扱いを半分ネタで受けたりする。


第二紀からは美しく立派な姿になってエルフに接近。
彼らを利用し、エルフ、ドワーフ、そして人間たちに「力の指輪」を齎し、後に『指輪物語』へと続くきっかけとなる「一つの指輪」を作り出す。
指輪を受け取った人間の王たちはその誘惑に屈し、やがて「指輪の幽鬼」へと姿を変えサウロンに仕えた。

サウロンは指輪を介して中つ国の支配を目論んだのである。

しかしサウロンの目論みを勘付いたエルフとドワーフは力の指輪の使用を取りやめたため、中つ国の完全支配は失敗。

サウロンはエルフたちとの争いを続けることとなった後、西方の海にある人間の島国「ヌーメノール」に攻められ、その軍隊のあまりの強大さにびびって降伏、捕虜としてヌーメノールに連れて行かれたが、彼は甘言によって不死の命を獲得するために神々の国アマンに攻め入るように仕向ける。
目論見通り、ヌーメノールの大軍勢はアマンに攻め入ったが、堕落した人間に対する神の怒りが爆発、サウロン自身も美しい姿に変身する力を失い、ヌーメノールと共に水中に没した

指輪製作時に力の多くを指輪に注いだことも幸いして、サウロンは魂だけで中つ国へと帰還、一つの指輪の力でまた形をとることが出来たが映画では指輪をつけた指をちょん切られただけで死んでしまう虚弱体質と化す。いわば指輪が本体状態。

かつての配下を再び集めて中つ国の覇権を握ろうとするが、人間とエルフの連合軍との戦いで相討ちになり、原作ではイシルドゥアに指をちょん斬られてまたまた姿を消す。


が、これは何もデメリットばかりでもない。

経緯を見るとあからさまにヘタレ臭いが、この作品では神やその眷属は放埓に力を行使していると、堕落して力を失っていく。同じマイアールのサルマンなんて、哀れな爺さんっぽい何か状態にまで堕ちてしまった。
それに対して、指輪がバックアップなので、そうした劣化がサウロンには恐らくは無い。隆盛期にあった頃のサウロンは、竜等を作りまくってすっかり萎びた先代冥王モルゴスを上回る力を持っていたとする資料もあったりする。
実際、モルゴスはマイアールの中でも強者であるとは言え本来格下の筈の月のティリオンに対しては一度目の襲撃を返り討ちにされてからはもう手を出せなくなり、ティリオンより総合力が勝るとされる太陽のアリエンに対しては最初から敵わないと諦める程弱体化していた。
また、この指輪の力によりサウロンはウルゴスト(第三紀にまで生き延びた竜)*3ですら、「冥王当人を敵に回したくない」と述べていたり、映画「ホビットの冒険」で無双していたガラドリエルが張っている守りを中つ国で唯一破れる存在だとも言及されている。

何だかんだで冥王を名乗る資格はあるらしい。



そして第三紀
力の素晴らしさを過信して「指輪の力に心酔してそれに縋って戦争仕掛けて来るに決まっている。捨てるなんて有り得ない」と思い込み、今度こそはと軍勢を招集し、再び中つ国の制圧を開始する。

その所為でホビット達を捉え切れず、後少しで中つ国を掌握できるところで、フロドらの働きにより滅びの山の火口に指輪を投げ込まれて消滅した。
寸前でようやく相手の策略を悟ったが、時既に遅しとはまさにこのこと。



追記・修正は一つの指輪を指にはめてからお願いします

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • 指輪物語
  • ロードオブザリング
  • ファンタジー
  • トールキン
  • 冥王
  • 冥王サイナン様
  • 中つ国最強のヘタレ
  • あの鐘を鳴らすのは
  • アンナタール
  • <〇>
  • 最強
  • ヘタレ
  • 詰めが甘い
  • 目玉
  • サーチライト
  • 策士
  • 堕落を誘う者
  • 一つの指輪
  • チート
  • 弱体化
  • 苦労人
  • サウロン
  • 主人公より先に立った項目

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2024年02月20日 21:45

*1 天使のようなもの

*2 超絶イケメンになることも出来たし、ブサメンになることも出来た。美女になって自分を慰(ry

*3 映画スタッフによるゲームにのみ登場する