猫丸先輩(倉知淳)

登録日:2019/07/21(日) 16:37:00
更新日:2024/03/03 Sun 20:23:56
所要時間:約 3 分で読めます




倉知淳のミステリー小説に登場する探偵役のキャラクター。

年齢は30過ぎ。住所不明、職業不定、本名すら不明というとぼけた男。東京弁を使うが江戸っ子なのかは定かではない。
一部の後輩からは「伝説の奇人変人」とまで言われているが、当人に「自分が変わっている」という自覚は無い。

好奇心旺盛で気の向くままにバイトを転々とし、行く先々で事件に巻き込まれる。


【容姿】

誰もが猫を連想するまん丸な目に、ふっさりと垂れた前髪、小柄な体(成人女性よりも小さい)にだぶだぶの上着、そして童顔が特徴。
初対面の相手はまず中学~高校生ぐらいだと勘違いし、後輩も「(バイトに励む姿が)テンションあがって走り回ってる仔猫みたい」と評している。一人称が「僕」なのでそれにより拍車をかけている。声も若々しいらしい。
小説表紙のイラストやコミカライズ作品では作画担当を問わず高確率で猫口になっており、時には猫耳と尻尾が生えることも。30代のおっさんなのに…。


【性格】

上記の通り好奇心旺盛で気まま。退屈を嫌い、気まぐれに神出鬼没するその姿は猫そのもの。喜怒哀楽も割りと激しい。
直接の後輩に対しては先輩風を吹かせ、おちょくることもあるが、初対面の相手(特に同年代)、接客中、目上の人間に対しては例え犯人であっても敬語を使う礼儀正しい一面も。また、子供にはとても優しく、泣いている子供は放っておけない。

非常に高い推理能力の持ち主で、だいたいの事件は「最初から全てわかっていた」かのような素振りで解決する。時には現場にすらいかず、他人から聞いた情報だけで推理し、事件を解決に導いたことも。ただし、不透明な部分が多く、すっきりしない答えは「気に入らない」らしい。

天文学的な確率や神の意思を信じないと語る一方、化石や未確認生物にロマンを感じて目を輝かせる。
もちろん猫好きである。


【その他能力】

探偵キャラの例に漏れず、非常に博識・博学。ただし当人はそれらの知識はほとんどが一般常識の範疇だと思っている。(だが何故か使い捨てカメラの使い方は知らなかった)
好奇心旺盛な性格から様々な分野に手を出しており、多趣味かつ多芸。演劇の舞台で殺人事件が起きた時は、客がパニックにならないよう絶妙なアドリブでストーリーを改変し、最後まで悟られず穏便に済むよう仕向けてしまった程。

喫煙者だが下戸であり酒は飲めない。あと絵が下手で数学に弱い。

身体能力は高く身軽であり、干物を持ったままそれを追いかけて全力疾走する猫より早く走れる。

多くの人が彼を最初は「不思議」「胡散臭い」「頼りない」「子供」と感じるが、上記のハイスペックぶりを見せつけらて評価を改めることになった。


【バイト一覧(一部)】

  • ペットフード会社のイベントのスタッフ
  • 遊覧船(小舟)の船頭
  • ビアホールの店員
  • ショーウィンドウの装飾係
  • ホテルのルームサービス
  • 演劇の士官役(最後に出てくるちょい役)
  • 窓掃除
  • アカマダラタガマモドキ捜索隊
  • 松茸狩りの道案内
  • 薬品臨床実験及び採血(される側)
  • 葬儀屋
  • 商店街の夜店のひよこ売り
  • 宇宙科学研究所の職員
…等々。




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最終更新:2024年03月03日 20:23