泉七羽(仮面ライダーアマゾンズ)

登録日:2019/07/18 Thu 14:33:10
更新日:2023/07/30 Sun 12:06:50
所要時間:約 11 分で読めます




心配してないと思うの?仁が出てく時…私が何とも思わないと思う?




(いずみ) 七羽(ななは)仮面ライダーアマゾンズの登場人物。
Season1の2人いる主人公の内、『野生』側の主人公である鷹山仁サイドのメインヒロイン。




演:東亜優





概要


25歳(Season1) → 30歳(Season2)。
仁のパートナーの女性。
社会的にはヒモである仁を経済、身体ケアなどの様々な面でサポートしている。
具体的にはどんなことをしているのかというと……。

  • 仁の養鶏、菜園の手伝い。
  • 戦闘後に疲弊した仁の体力回復の為の料理作り。
  • 駆除班のトラックに情報収集用の盗聴器のセット。
  • 有事の際の仁の救出。
  • 薬草等による仁の負傷部の治療。

など、様々な形で仁を献身的に支えている。こういった経緯から仁も彼女には頭が上がらず彼女の事を「七羽さん」と呼んでいるが、ごくたまに呼び捨てで呼ぶこともある。
また戦いに赴く前にお守り替わりとして「いってきます」のキスをしている。



アマゾンとなった為に働くことのできない仁を経済的に支えているのだが、作中で何かしらの仕事をしている描写が一切ない。
また仁の「金ないけど」という発言からさほど大きい稼ぎの仕事ではない模様。何かしらの家で出来る内職の様な物だろうか?*1

そもそも10歳以上年の離れた仁とどうやって出会ったのかなども作中では明かされていない。七羽曰く「(仁は)泣いてた私のそばにいてくれた」らしいが……。


仁はバイクでの移動が一般的だが七羽はピックアップトラックでの移動が主。
駆除班達の前に荒っぽいアクセルワークで現れ、仁を回収しながら去っていく姿はかなりワイルド。


アパートの部屋は菜園と鶏小屋のある屋上に続く階段がある。部屋にはどことなくクスクシエを連想させるような民族風のインテリアなどが多くあり、本人もそういった服でいる事が多い。


性格は基本的にリアリストで仁の野生的な生き方に共感している。
また仁が鈍いのか七羽が鋭いのか、彼の考えていることなどは基本七羽にはお見通しである。
一方で水澤悠の「誰かを殺すくらいなら殺された方がマシ」という優しい考えも悪くないとしている*2


そんな彼に七羽は仁が持っていたアマゾンズドライバーの予備を「喰われないで抵抗する為(=自力で生き残る為)の力」として与えたことで「仮面ライダーアマゾンズ」の物語は大きく動き出す…。



本編での行動



以下ネタバレ注意。


Season1



作中では一貫して「戦いから帰ってきた仁の介抱」、「有事の際の仁のサポート」という立ち位置でいる一方で、悠には自分の力で生きるにはどうするのかを教えたり、戦いに身を投じて彼を心配し、戦いから解放しようとする美月にも「一度人に牙をむいた獣はね?二度と元には戻らないのよ。」と諭している。


そんな傍目からは異質に映る仁と七羽の日常だったがトラロックの話が出てきたことで事情は変わっていく。
アマゾンの大量駆除が短時間でできるという理由でトラロックを肯定する仁。
しかしアマゾン細胞をこの世に生み出した者の責任として自分も毒の雨の中に倒れる覚悟をしているため、七羽とも別れなければならない。
一人旅を勧めることでそれとなく今生の別れを告げる仁だったが、七羽はその思惑に気が付いていた為、Episode13「M」にて悠との激闘でボロボロになった仁のもとに駆け付け、彼にやさしく寄り添ったのだった。



あれ?一人旅は?


……来てほしかったんでしょ?


……ハハ……七羽さんは何でもお見通しだ……!

まったく……バカなんだから!




Season2




3月に配信されたSeason2のPV動画だが、悠・美月は最初から登場し、仁も放送直前の最新版PVにて登場。


しかし七羽はキャスト欄にクレジットこそあるもののPVには一切出てこない。
またSeason2の主人公である千翼が母親のことを思い出すシーンの中で出てくる女性はどことなく彼女に似ている。

仁と連れ添っているわけではないようだが一体彼女はどこへ消えたのか……














劇場版







余談

  • 彼女を演じた東亜優は仮面ライダードライブにてジャッジ・ロイミュードの被害者遺族の1人である岡島秋絵役で18話・19話にゲスト出演している。

  • 劇場版は通常版である2D版とシーンに応じた座席稼働や匂い等の演出を施した4DX版があるのだが、4DXにおける七羽の登場シーンでは芳香が出ており、それがSeason2で仁がたびたび言っていた「七羽の匂い」なのではないかと話題になった。






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最終更新:2023年07月30日 12:06

*1 野座間製薬の内部構造を仁から聞くまでは知らなかったと取れる発言をしていたところから少なくとも野座間製薬での職歴やそこでの仁との交流はない事は推測できる。

*2 ただし現実を見ていない絵空事じみた発言である事に呆れを多少見せてはいる。

*3 赤ん坊の時に七羽に嚙り付いた際に滴った血の味を覚えたような描写がある。

*4 仁はこの時はクラゲアマゾン=七羽とは気が付かず、戦闘態勢に入るもなぜか七羽の匂いがすることに動揺し、彼女を追ってきた悠と美月に真相を明かされる。

*5 ちなみにこれが劇場版における七羽の唯一のセリフである。