SCP-544-JP

登録日:2018/10/27 Sat 13:42:38
更新日:2023/10/29 Sun 22:10:06
所要時間:約 20 分で読めます






見つからない迷子は、いずれ忘れられる。




SCP-544-JPとは、シェアード・ワールド「SCP Foundation」に登場するオブジェクトの1つである。
メタタイトルは『孤独な放送室』。
オブジェクトクラスはEuclid。

概要

SCP-544-JPは██県にある百貨店。「██デパート」の名で知られていたが19██年に廃業が決まり、取り壊しが行われていた。
しかし、取り壊しの翌日に綺麗さっぱり元どおりになっていたため財団の知るところとなり、収容といった運びとなった。いつものごとく報告書ではサラッと書かれているが、カバーストーリーを考えるのが凄まじく面倒そうな事案である。

勿論それだけではSCPに認定されない。このオブジェクトの異常性は、内部に何者かが侵入すると3分ごとに少女の声で迷子のお知らせが入ることにある。
「お知らせです。Aさん、Bさんがお待ちでした。」などという放送が流れると、建物内に侵入しているAさんのことを、その知り合いであるBさんが忘れ、知覚できなくなってしまう。
このBさんに当たる人物は、Aさんと直接/間接を問わず面識のある人物からランダムに選ばれ、タチの悪いことに「親戚」や「友人」のように一括で指定されることもありとても厄介なシロモノ。

なお、この迷子の放送以外にもアナウンスはあるものの、それらには異常性を確認されていない。

また、SCP-544-JPの5階には放送室に当たる部屋があるものの内部の確認や侵入は不可能となっている。
ちなみに、扉には如月工務店と書かれている。
……この時点でもう嫌な予感しかしない。

まぁそんな訳で侵入者への対策が別ベクトルでバッチリなため、敷地内に民間人が侵入するのを防ぐために、カバーストーリー「改装工事予定地」を適用、4人の警備員を配置しておくのが主な特別収容プロトコル。
万が一侵入する場合は3分以内に留め、3分以上ならDクラスを使うことになる。


調査記録

時は20██/██/██、Dクラスを使った調査が行われた。
調査には志願したD-1104にカメラ、マイクに加え脱走時に終了するための小型爆弾を持たせた上、異常性を伝えて同意の元侵入させた。

██博士: まずは1階の探索をしてください。気になる物を見つけたら即座に報告してください。
D-1104: あー……えっとエレベーターがあるな。でも動いていないみたいだ。俺の知ってる店の支店が幾つもあるな、人は居ないが。
アナウンス: 本日はご来店頂き誠にありがとうございます。心ゆくまでお楽しみくださいませ。
D-1104: アナウンスだけ正常に動いてるのか?
██博士: 声に特徴はありますか?
D-1104: ちっちゃい女の子の声だ。なんかおかしいな、子供がアナウンスなんて。
アナウンス: お知らせです。██ ██さん、██ ███さんがお待ちでした。

前者はD-1104の本名、後者はその母親の本名である。要するに母親はD-1104の事をすっかり忘れてしまったということ。初っ端からこの仕打ち、Dクラスにも容赦ない。

D-1104: えーと……? これはつまり?
██博士: 異常性についての説明は受けていますね?
D-1104: ああ、ああ……まぁ、 そうか……次はどうするべきだ?
██博士: 支店のキッチンが動くかどうか確かめてくれますか?
[D-1104が付近の「レストラン・████」の支店に立ち入る]
D-1104: おお、食品は全部サンプルだな。水も置いてあるけどそれも粘土かなんかで作られてる。キッチンに向かうぞ。
[D-1104がレストランのキッチンに侵入する]
██博士: 色々動かしてみてください。
[D-1104が周囲の設備を利用しようと試みる]
D-1104: ダメだな。レンジも水道も繋がってない。
アナウンス: お知らせです。██ ██さん、██ █さんがお待ちでした。
D-1104: 容赦ねぇな。……おい博士、どこも動かないみたいだぞ。

次に呼ばれたのはDクラスの弟の名前。本当に容赦がない。
またデパートが「元通り」になっているのは見かけだけのようだ。

██博士: 分かりました、2階へ向かってください。
[D-1104が2階へ到達する]
D-1104: 当然っちゃ当然だけどエスカレーターは動いて無いな。
██博士: 1階と同じように大まかに探索してください。
D-1104: 了解。見た所、果物野菜コーナーって感じだな。
[D-1104が2階の探索を開始する]
アナウンス: お知らせです。██ ██さん、██ ██さんがお待ちでした。
D-1104: あぁ……なんつーか……
██博士: 休憩は認められていますが、調査は速やかにお願いします。
D-1104: おう……調査といってもな……多分全部サンプルだろ、これ。

今度はD-1104の弟の名前に加え、過去に殺害した人物の娘の名前が呼ばれた。
この後、2階を探索中にこの調査に参加している研究員の名前も呼ばれ、次第にD-1104は精神力を奪われていく。

[D-1104が3階への移動を開始する]
D-1104: 放送室には入れないんだっけ?
██博士: はい。
D-1104: そうか……あのアナウンスなんだけどさ、なんか違和感があるんだよな。
██博士: 詳しく聞かせて貰えますか?
D-1104: あーその、ここって人が居ないじゃんか。だからその、アナウンスが鳴るのは異常だよな。遠隔音声か、そうでもなきゃ幽霊かなって思うんだけど、ハハハ……その割にはアナウンスの度に、本気で呼ばれてるような感じがするんだ……伝わったかな。
██博士: 現状ではなんとも言えません。もし更に何か感じるようであれば報告してください。
[D-1104が3階に到達する]
アナウンス: お知らせです。██ ██さん、親戚の皆さんがお待ちでした。
D-1104: …………3階は服売り場だ。レディースが多い。
██博士: 了解です。探索して何かあれば報告してください。
D-1104: 分かった。あと、さっき報告した感情は今も感じてる。語りかけられてる気分だ。
██博士: 記録しておきます。
[D-1104が3階の探索を開始する]
アナウンス: お知らせです。██ ██さん、█ ██さんがお待ちでした。

ここで呼ばれた名前はD-1104が同宿舎で生活していたD-1203の本名。

D-1104: 子供の声は苦手だな。女の声ともなるとかなり苦手だ。
██博士: D-1203との関係を教えてくれますか?
D-1104: あいつか、仲良かったな……もしかして、俺と深く関わってる人間だから、優先的に呼ばれちまったのかな。
██博士: 考慮には値すると思います。
D-1104: ん、分かった。

前述したように面識ある人物なら無差別に、更に一括して選ばれることもある。
罪を犯す前はそれなりに繋がりがあったであろう親や親戚も、罪を犯しDクラスとして財団に雇用され同じ境遇で暮らしたのであろうD-1203も、例外なく忘れ去られる。

実は、D-1104がこの調査に志願した理由は、罪を犯した自分を親戚や被害者の親族から忘れてもらいたいという考えがあった。「忘れて貰えるなんて最高じゃねぇか」「そしてそのまま死ねるのなら理想だな」と、軽い気持ちで。
だが、D-1104は後悔していると博士に語る。面識ある皆が自分を忘れていく、自分を感じられなくなる不快感を露わにし、嫌になってきたと話す。

この間も別オブジェクトの実験でD-1104と面識ある博士の名前が呼ばれ、D-1104はあることに気づく。

D-1104: なぁ、アナウンスが速くなってないか?
██博士: いえ、ラップタイムは正常ですが。何か感じましたか?
D-1104: なんだろう、アナウンスが焦ってんのかな……言葉にし辛い。アナウンスを読み上げる速度はどうだ? 速くなってないか?
██博士: ……それは記録対象外でしたね。可能性はあるかも知れませんが、音声記録を持ち帰ってくれない事には分析出来ません。
D-1104: 了解、最後まで調査するよ。

上の階に上がるにつれ、アナウンスが焦っているようだと話す。だが、

[D-1104が4階に到達する]
アナウンス: お知らせです。██ ██さん、██ █さんがお待ちでした。
D-1104: 四階は本屋とか文房具とかが売られてるな。んで、今のアナウンスは?
[██博士が予備メンバーとの交代を開始する]
D-1104: 博士? おい博士ー? ……あぁ、なるほど。今のアナウンスでもうお別れか。まぁ、どうせ代わりが居るだろ? ……探索を続けるぞ?
[D-1104が探索を開始]
アナウンス: お知らせです。██ ██さん、同級生の皆さんがお待ちでした。
D-1104: 焦ってんのか? そんな一気にやるこた無いだろ……? ……考えたんだが、お前やっぱり……
██研究員: すみません、██博士と交代しました。
D-1104: え、ああ。よろしく。
██研究員: 交代の最中に何かおかしな点はありましたか?
D-1104: アナウンスが1件来たよ、俺の同級生は俺のことをすっかり忘れちまったみたいだ。思い出がありありと浮かぶな。こんな時に限って楽しかった思い出がゴロゴロと……
██研究員: 把握しました。
D-1104: さっきの博士は……俺に関する記憶を全部失ってるんだよな? じゃあ俺が報告した事は全部報告し直した方が良いか?
██研究員: いえ、音声は記録中ですので大丈夫です。
D-1104: そうか。ざっくり言うと、俺はあのアナウンスが人間味に溢れてるように聞こえる。他は……そうだな、アナウンスが早くなってるように感じてる。子供の高い声だからそう聞こえるだけかもしれん。
██研究員: 分かりました、4階の探索を行ってください。

お察しの通り、D-1104と会話していた博士、そして同級生が一気に記憶を無くした。
代わりに研究員がついたものの、ついさっきまで会話していた人物が自分のことを一切覚えていない薄ら寒さがD-1104を襲っていく。

アナウンス: お知らせです。██ ██さん、被害者一族の皆さんがお待ちでした。
D-1104: ……あぁくそ。恨んでくれてたって良いから俺を忘れないでくれ……
[D-1104はしばらく立ち止まるが、探索を再開する]
D-1104: 書籍とかは全部見て回る必要あるか?
██研究員: 概ね映像に収まっていれば結構です。
D-1104: 分かった。
[D-1104が書籍コーナーの調査を終え、文房具コーナーに立ち入る]
アナウンス: お知らせです。██ ██さん、警察の皆さんがお待ちでした。
D-1104: おい、お前はどういう優先度でそれをやってんだ?
██研究員: D-1104、誰かと話していますか?
D-1104: アナウンスとだよ。無意味だろうけどさ。
██研究員: そうですか。先程「人間味」というワードを報告していましたが、現在はどうですか?
D-1104: 現在も変わらずだ。
██研究員: 分かりました。概ね探索が完了したら報告してください。

遂に被害者の一族、そして警察関連者も記憶を失い、D-1104の犯行は本人と財団内部の人間しか覚えていなくなった。
狙ったかのようにD-1104との関わりが深い人達の記憶を消し去っていくこの性悪さ、作成者の悪意が伺える。

アナウンス: お知らせです。██ ██さん、同僚の皆さんがお待ちでした。
D-1104: ……このアナウンスに話しかけるのは無しか?
██研究員: 可能な限り不要な発言は控えてください。それでは5階に向かってください。
D-1104: 分かったよ。

ここでいう『同僚』とはD-1104と同じ宿舎にいたDクラス達を指していると思われる。

Dクラスは5階へ到達、ボイラー室、空調室、そして異常性の根源である放送室を見つける。

[D-1104が放送室の前に立つ]
D-1104: なんか、書いてあるぞ?
██研究員: 読み上げてくれますか?
D-1104: ああ、赤いマーカーで「迷子通知システム(自動) 停電中でも動くようにハードウェアを高性能にしました。 -如月工務店」って書かれてる。


これで内部調査は終了となり、ここからは面識ある人物が全て記憶を失った場合どうなるのかという実験に移る。
この後は指示は基本行われず、またこの研究員が異常性の対象に選ばれたとしても代理は立てられなくなる。脱走はできないよう抜かりなく警備しており、十分なデータが取れるまで帰ってくるなとまで言われる。
D-1104が精神的に多少参ってる状況でこの仕打ち、「財団は冷酷だが残酷ではない」を地で行っているかのようだ。

D-1104: 分かった。んじゃあな。
██研究員: ええ、では。
[D-1104がその場に座り込む]
アナウンス: お知らせです。██ ██さん、勤務先の皆さんがお待ちでした。
[通信が途絶する]
D-1104: ……これでもう誰も俺を見ていないのか。でも、お前はずっと俺を見ているんだろ?
アナウンス: 本日はご来店頂き誠にありがとうございます。
D-1104: そりゃどうも。

勤務先とはそのものズバリ財団のことであろう。遂に財団でさえD-1104を認識できなくなった。

D-1104: なぁ、部屋の中に誰か居るか? 子供がアナウンスをするなんて普通じゃないぞ、それにハードウェアは……
[音源不明のノイズ。映像からも音源は視認出来ない]
D-1104: 今のは返事か?
アナウンス: お知らせです。██ ██さん、友達の皆さんがお待ちでした。
D-1104: ……いよいよ俺は生きてる意味が無くなってきたな、えぇ? なぁ、誰か居るのか?
[音源不明のノイズ]
D-1104: しっかり話してくれ。
[音源不明]: ずっと、一人。
[D-1104が立ち上がり、放送室の扉の前に立つ]
D-1104: なんだ、ちゃんと返事出来るじゃんか。ずっと一人……か、俺ももうすぐそうなるぞ。
[音源不明]: ……なんで?
D-1104: なんでってそりゃ……このアナウンスのせいだ。
アナウンス: お知らせです。██ ██さん、知り合いの皆さんがお待ちでした。
D-1104: ほらな。
[音源不明]: なんで逃げないの? 私と同じになっちゃうのに……
D-1104: ……お前と同じ? お前は誰なんだ? 早くここを開けてくれ、直接話したい。
[音源不明]: 私はこのデパートの、最後の迷子だった。
D-1104: ……続けてくれ。
[音源不明]: 皆が私を忘れたの……お母さんもお父さんも、皆。そして私は出られなくなったの。
D-1104: ……そして、俺もそうなろうとしてるのか。
[音源不明]: だから早く逃げて。ここは辛いの、ずっと出られない。
D-1104: ああ、本当に辛いな、良く分かるよ。でも俺は自由に逃げ回れる身じゃないんだ。
[音源不明]: 逃げて、逃げて。ここが開いたらもう手遅れになっちゃう。
D-1104: もう十分手遅れだ。それに放送室に二人はちょっと狭いだろうし、アナウンス役は一人で十分だ。そう思わないか? そしてアナウンスをやるのは普通は大人だ、子供に任せる仕事じゃない。
[音源不明]: ……なにをするの?
D-1104: 俺は犯罪者だから償いをしなくちゃダメなんだ。でも皆は俺を忘れちまっただろうから、代わりにお前に償う事にする。
[約2分間音声無し]
アナウンス: お知らせです。██ ██さん、皆さんがお待ちでした。




そして、全世界の人間が、D-1104を完全に忘却した。



[鍵の解除音]
D-1104: 博士。博士、扉……開いたぞ。
[2,3秒間の激しいノイズ 映像が途絶する]
D-1104: よう、お嬢ちゃん。
[7分の間激しいノイズ]
[映像が復旧 4階を映している]
[映像は3階を映している]
[映像は2階を映している]
<記録終了>




思い出していただきたい。アナウンスの声はどのようであったか。如月工務店はどのようなシステムを作ったか。

そう。このオブジェクトの真の異常性は、一番最後の迷子を閉じ込め、アナウンスをさせ、誰からも忘れ去られた新しい迷子を閉じ込めていくものであった。

それを断片的に察したD-1104は放送室の扉を開き、自分が新たな迷子となり少女を解放したのだ。己の所業を償うために、忘れ去られた己を犠牲にして。

ちなみに、上記の調査後、アナウンスが少女の声からD-1104のものに変化した。
自分の身を呈して少女を救い出したD-1104に敬礼を送りたい。

その後

少女のその後は報告書の他に、Tale『進路相談』に後日談として残されている。

待機していた警備員が出てきた少女を発見、無事保護された。
少女はSCP-544-JP-Aと分類され、D-1104に持たせたカメラとマイクを持っていたために上記の記録が残されることとなった。
後のインタビューでSCP-544-JP-Aの身元が判明し、またSCP-544-JPに関する記憶を失っていること、家族で██デパートの終了セールに来ていたことが判明。
インタビュー後、異常性が見られないことから元の家族に返還される計画が立っていた


だが、SCP-544-JP-Aの両親はSCP-544-JP-Aを知覚出来なかった。忘れ去られた迷子を逃がさない放送室に閉じ込められていたということは、やはりSCP-544-JP-Aは全世界の人間から忘れられたのだろう。

なお、SCP-544-JP-Aはサイト-81██に正式に引き取られた。財団にはSCiPの影響下となった子供達を引き取る施設および学校が存在しており、似たような境遇の子供達と共に暮らしていた。

しかし、不幸は彼女を掴んで離さない。SCP-544-JP-Aが小学6年生の時、サイト-8113において発生した同時多発収容違反、通称『嘆きの水曜日』が発生*1、幸いSCP-544-JP-Aやその友達には被害がなかったものの、その後の授業参観で現れた、疎らになった知り合いの職員たちを見て、彼女は不幸は何度でも私の前に現れる事を痛感する。

だが、サイト-81KA*2が建て直され職員たちが再スタートするのを見たSCP-544-JP-Aは立ち直った。

そして月日は流れ、彼女は大学3年となり、就職について思案を巡らしていた。
彼女は一つ上の付き合っている彼氏がおり、残念ながら彼は一般企業に内定している一般人のため財団のことは話せない。

財団に関わった子供達は就職する際、普通就職と財団就職の二つを選べる。子供達の意思を尊重するための措置だが、当然ながら普通就職の場合は財団と関わった記憶が全て処理されてしまう。彼女の場合は迷子になってから以降は全てカバーされる。


その中にはSCP-544-JP-Aを救い出したD-1104も当然含まれる。


自分を孤独なあの放送室から救い出してくれたD-1104を覚えているのは自分だけであり、忘れたくないという気持ちが強いSCP-544-JP-Aは彼氏を一般企業から転職させること、自分が研究職に就きD-1104と再会することを決意。

——そして、ついにその日は来た。

幸いにもSCP-544-JPの担当職員は変わっておらず、2分という制限時間はあるものの特別に訪れることが許された。

そうして用意された状況で、SCP-544-JP-AはD-1104へと感謝の気持ちと貴方を忘れないという意思を伝えた。
が、静寂に包まれたデパートから返事はない。
無念にも時間が迫り、諦めかけたその時、ノイズが聞こえた。それから、あの声で、


『…久しぶりだな、お嬢ちゃん』





追記・修正は忘れ去られる恐怖を忘れない方にお願いします。


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最終更新:2023年10月29日 22:10

*1 この内容についてはTale『あとに残るもの』にて語られている。

*2 千葉国際科学大学をフロント団体とする初期収容と研究を行うサイト。前述の嘆きの水曜日を忘れないために建てられた。