カチュア(FE)

登録日:2018/03/21 (水) 00:02:39
更新日:2023/12/27 Wed 18:45:34
所要時間:約 13 分で読めます





逃さないわ……覚悟! トライアングルアターック!!


出典:任天堂公式LINE、https://goo.gl/cfjRLJ、2018年2月14日、
ファイアーエムブレム Echoes、インテリジェントシステムズ、任天堂、2017年4月20日、
(C)2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS



概要

『カチュア』とは『ファイアーエムブレムシリーズ』に登場する元祖ペガサス三姉妹の次女。
登場シリーズは『暗黒竜と光の剣』『紋章の謎』『外伝』、そしてそれらのリメイク 『新・暗黒竜と光の剣』『新・紋章の謎』『Echoes
FE覚醒』『FEヒーローズ』にゲスト出演している。

CV:生天目仁美(FEヒーローズ、Echoes)、矢島晶子(ドラマCD)

優しい長女・パオラ、生真面目なカチュア、活発なエストの姉妹であり、このキャラ性は後続のペガサス三姉妹にもオマージュされている。
全員マケドニア白騎士団に所属する騎士であり、マケドニア王女ミネルバ直属の部下。ペガサスナイトのクラスについている。
3人が敵に隣接している時に発動できる『トライアングルアタック』という隠しスキルがある。
隠し要素かつラクに狙える場面は限られるが、必殺確定なので実益とロマンを兼ねて狙えるときに狙いたいものである。
この「トライアングルアタック」はシリーズの伝統であるが、作品によっては存在しなかったり敵専用だったりすることもある。

ペガサス三姉妹の次女。青い髪を肩くらいまで伸ばし青い服装をした美少女。

大人しい姉と気ままな妹にはさまれているせいか、真面目でしっかり者の性格をしている。
外伝の彼女は他の作品に比べ、多少明るめの性格。(まだキャラが定まっていなかったため)
カチュアは姉の冷静さ、妹の勘の鋭さを羨ましく思っているが、
パオラとの支援で自分の取り柄は確実に成長する堅実さだと自覚する。実際にカチュアの成長率は高いし。

王子であるマルスに恋をしており、身分の違いに加えシーダの存在から結局自分の気持ちを伝える事はなかった。
ヒーローズで異界に召喚されてしまっても、マルスに思いを馳せている。
メインヒロインのシーダとは同じ青髪、ペガサスナイト、マルスに恋心を持つ等の共通点がありつつもシーダは長髪、マルスと結ばれ、
カチュアは短髪、マルスと結ばれずと色々対比になっている。陽のヒロインがシーダなら陰のヒロインと言えるかもしれない。
リメイク版新・紋章の謎ではマルスへ対する想いがより深く描かれており、
支援会話を経て次第に好意を寄せるようになったクリスには今まで抱いていたものを語り、
さらけ出した事で吹っ切れたとも取れる素振りを見せていた。こちらもこちらでライバルが多いのだが。



各作品での活躍や話題
  • 暗黒竜と光の剣(暗黒戦争)
初出はMAP「レフガンディの罠」。敵として上司ミネルバの元、他の姉妹と共に登場するがターンがたつと撤退してしまう。
続いて「港町ワーレン」のクリア後。マルスの元にマリアを救出するように、助けを求めて来る。
最後に「悲しみの大地グラ」でマケドニアからグラへの援軍のペガサスナイト部隊として姉パオラと共に参上。マルスで話をすることで姉共々仲間になる。
ちなみにこの援軍、姉妹以外にも何人かいて、こちらは仲間にならないのでアリティア軍に寝返って最初の敵がさっきまでの同僚ということも……。
トライアングルアタックだが、妹エストの登場がさらに後なのでそこまで待つ必要がある。

  • 外伝(バレンシアの争乱)
姉妹と一緒にバレンシア大陸へ。姉と一緒に海賊にいつものように捕まった妹を探している。
「トライアングルアタックをなぜ知ってるの?」と言うメタ発言も(前作をやってるプレイヤーなら知っていて当然)
しかしそのトライアングルアタックはエストがまたもや遅れて加入するので……。

  • 紋章の謎(英雄戦争)
2章で姉妹で一足先に仲間になる。 メインヒロインのシーダを差し置いてである。さらにはシーダの代名詞である  説得までやってのけた。
(しかも本家の方は説得できる人数は同じく一人のみなものの、他のユニットで代用できてしまうのに対してカチュアは代用が利かないのだ。)優遇され過ぎである。 
マケドニアがクーデター派に制圧される中でミネルバ派としてマケドニア国内に止まり、事態の好転を待っていた。
マルスと合流した時は「正面よりかは周りこんだ方が良い」と戦いについて軍師的なアドバイスもしている。
トライアングルアタックはエストの加入がry

性能

ほとんど同時に仲間になる姉のパオラと比べると、初期値は低いが、成長率は妹エストと共にこれを上回る。
大抵の作品では成長率ではエストよりは劣る。
しかし、エストは登場が遅く、初期値が低く育てづらいという欠点を持つ。
早期加入、そこそこの初期パラ、成長率も良いと三姉妹の中で最も使いやすいユニット。
紋章の謎(SFC版では2部)では2章という登場の早さも加わり、強ユニットとしてラストまで活躍できる。

同じペガサスナイトのシーダ比べるとシーダが速さ技の高さで手数+必殺の高さで押すのに対して、
カチュアは力が上がりやすくかつ、(シーダより一歩劣るが)こちらも速いので純粋な火力の高さで確実に二回重い攻撃で押すという性能になっている。
また、シーダより守備が上がりやすく打たれ強いという特徴も。ここでもシーダと対比になっている。 

新暗黒竜のみ他作と少し勝手が違いエストより成長率が良い。
特に守備に関してはデフォルトのペガサスナイト→ドラゴンナイトのまま成長させても弓の特効攻撃を軽く耐えられるというペガサス系ユニットの常識を逸脱した固さ。
他も力を筆頭にバランス良く高く最強ユニットの一角である。

総じて登場作品全般でバランスのいい初期ステータスと成長率であり、生真面目な彼女らしいといえる。

SFC以降はマルスから支援を受けられるように。
そのSFC版ではマルスから支援を受けられるのはシーダとカチュアのみなのだが……。
シーダはお返しのようにマルスに支援をかけることができるのだが(いわゆる相互支援)カチュアの方は支援をかけることはできない
マルスから支援受けられるのになぜ支援をかけることはできないのか?逆ではないのか?って疑問を感じるかもしれないが、
これは支援を「受ける」とか「かける」って表記しがちなので誤解されやすいが、(少なくともトラキア776までのFEの)支援効果は基本的に想い人が近くにいると普段よりも頑張れちゃうという効果であるから。
つまり、ここからも彼女の片思いの悲哀が見てとれる。
ユニット性能というゲーム面でもキャラの相関図が読み取れる辺り、いかにエムブレムがキャラゲーとして作りこまれているかわかる例と言えよう。
他、上官ミネルバから支援を受けられる。

DSの2作品ではストーリー上で接点のないカインとフレイから支援を受けられる。
カインの方はGBA三部作でカチュアを意識したキャラとカインを意識したキャラとで(恋仲になっているとも取れる)支援関係が多い(ティト&アレン、フィオーラ&ケント等)ので納得できる。フレイは……謎(これらの作品ではカイン、アベル、フレイとペガサス三姉妹の間では、そのうち2人と支援関係にある。尚パオラはアベルとフレイ、エストはアベルとカインと支援関係)。



台詞

  • マルス様お久しぶりです、カチュアです。ミネルバ様がようやくマルス様の味方になられたと聞いてお待ちしていたのです。
    わたしも がんばりますからよろしくお願いしますね。
  • ああ、エストが早く見つかればいいのになぁ……これは内緒だけど、わたしたち3人揃えばすごい技が使えるのよ。あれ? なんでしってるの?
  • この世界は、竜の力に翻弄されるためにあるんじゃないわ!
  • 私ね、思ったのだけど。ここに来たのはたしかに成りゆきだわ。
    でも、セリカやみんなはとても気持ちのいい人たちだし……バレンシアの文化もなかなか興味深いと思うの。もっと、楽しんでもいいんじゃないかしら。
  • この間ね、あんたはちょっととっつきにくいなって言われたの。……私、そんなに冷たそうかしら。
    たしかに、お姉様やエストに比べると大人しいとは思うわ。でも、姉妹の真ん中って、そういうものなのよ。
    私がなにか言う前に、姉か妹が先に言ってしまうんだもの。そりゃあ、無口にもなるわよね……。
  • セリカって、お姫さまだったのね。驚いたわ。私、こんな口の聞き方をしていていいのかしら? そう……じゃあ、そうさせてもらうわ。
    高貴に生まれついた人には、きっとそれに見合った苦労があるんでしょうね。
    それでも、どこか羨ましいと思ってしまうの。私には、その苦しみがわからない……同じ景色を見ることができないんですもの。
    えっ、誰とですって? 誰でもないわ、例えばの話よ。
  • はぁ……あっ、ごめんなさい。物思いなんて……恥ずかしいところを見せてしまったわね……。
  • 春祭りのうさぎは、繁栄と多産の象徴……良い子が生まれますように、という願いも込められているそうよ。
  • 私はいつも遠くを見ているように見えていた……ですって? ふふっ、あなたからそういう風に見えていたのなら……そうなのかもしれないわね。
    でも……もう大丈夫。今はあなたとの絆を……確かに感じることができるから。
    ええ、私はこれから……強く、気高く、前を見て、闘うことができると思うわ。あなたが……傍にいてくれたら……。
  • 私ね、ずっと悩みがあったの。誰にも言えない悩み。抱いてはいけない気持ち……。
    自分でもどうにもならなくて、胸の奥が苦しくて……そんな自分がいやで……嫌悪してた。
  • あなたはずっと、私の傍にいてくれた。なんでもない言葉を交わして、互いに笑いあって……。
    マルス様のことやお互いのことを話して……そうしているうちに……少しずつ、苦しさが薄れていったの。
    時間が経てば、もしかしたらいつか……私も忘れられるのかも……。

覚醒

DLC「五人のアンナ」をアンナ五姉妹を全員生存させた状態でクリアすると彼女の魔符が入手できる。
初期兵種はダークペガサスであり、パオラ同様、初期値の高さと豊富なスキルで即戦力として使える。
本来はロードのスキルであり、後衛用として強力な「デュアルアタック+」を習得しているのが魅力。
中でも「デュアルガード+」「デュアルサポート+」と3つ同時に習得できる稀有な存在である。
他にこの条件を満たせるのはマルス王子の魔符とマイユニ♀やマリアベル母のルキナしかいない。
髪型のおかげで姉や妹よりもポリゴンの再現度が高いのも地味に嬉しい。


カチュアの系譜を継ぐキャラ

三姉妹では無いがマーニャというパオラに似た姉がいる。
カチュア同様シレジアの王子レヴィンに身分違いの恋をし、カチュアに輪をかけたように生真面目である。カチュアと違ってレヴィンと結婚できるが……それはプレイヤー次第。
それでも、ある支援会話で一発でくっつけられたり、スピンオフでは正式に結婚していることになっていたりと半ば公式カップリングとなっている。
思い人と一緒になれたり、長髪だったり、真ん中病だったりとシーダの要素も持つためカチュアとシーダの良いとこどりのキャラと言えるかもしれない。
一方、ある会話では姉とレヴィンとで他の姉妹たちを思わせる三角関係であることが語られたりもする。
久しぶりに登場の味方ペガサス三姉妹の次女。傭兵の仕事のためなら、妹とも刃を交えることも辞さないとやはり生真面目。
三姉妹の髪色が青系に統一されたため姉妹のなかで短髪も相まって元キャラに最もそっくりである。ペガサスにしては力が伸びる点もカチュアそっくり。
クレインと支援Aになれば身分違いの恋ができる。
この作品の次女はファリナだが、お金にがめつく、ドライに話すためカチュアとはキャラ付けが大いに異なる。
当時としては次女の彼女が三姉妹で最も成長率が高いのも異端だった。(これが新暗黒竜のカチュアに繋がるのかも)
一方で長女のフィオーラの方がカチュアに近い。無謀にも単騎でも任務のためと戦おうとしたり、
ある会話では「最近、皆、色恋に夢中でだらしない」(要約)と発言したりと生真面目さがカチュアを思わせる。
因みに二人とも公子である男主人公二人とそれぞれペアエンドがあり、身分違いの恋とその成就は可能。
カチュアというよりかはフュリーに近い。しかし、実の姉シレーネ、エスト的キャラのターナとトライアングルアタックができる。
生真面目、ヒーニアスという王族への片思い(支援Aにならずとも)とカチュア要素はしっかり押さえている。
片思いは成就することもできるが……何故か側室止まり。成長率はカチュアというよりはシーダに近い。
姉妹はいないが王族のクロムに片思いをしているペガサスナイトということでカチュアのオマージュとされる。
今までのカチュアオマージュキャラは片思いと言いつつも支援関係を最大まで高めることで両思いになれたが……、
ティアモは支援が結べない=深い仲になれないという徹底ぶりである。


  • 白騎の次姉 カチュア
出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、2017年2月2日配信開始、
(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS
リリース初期から登場している。イラストはアマガイタロー氏。ファンからの愛称は「尻」。理由はイラストを見てもらえば分かるだろう……ふぅ。
青属性の槍・飛行ユニット。
三人の中では唯一の☆4~5で出てくる高レアリティなキャラクター。エコーズ発売時にはある意味☆5以上にレアで希少な☆3カチュアが手に入った。

武器スキルは奥義が発動しやすい『キラーランス+』
Aスキルは自分から攻撃した時、戦闘中、守備+6『金剛の一撃3』
Bスキルは戦闘後、敵の攻撃-7(敵の次回行動終了まで)『防御封じ3』

三姉妹の中では速さと防御が高く、魔防が低い。
FEは一芸特化のユニットが強い傾向にあるため、平坦な能力のカチュアは、スキル構成や運用法を上手く考えてやらないと他キャラの下位互換になりやすいのも悩みの種。
が、それは言い換えればどんな役割も構成次第で任せられる事の証左でもあるので、愛を持って使ってあげよう。
堅実で完成されたスキル構成で『キラーランス+』は武器錬成で『キラーランス鍛+』に強化が可能、更に強化すればHPやその他能力の底上げをすることが出来る。姉の『月虹』の上位技である『月光』を同じ2カウントで放てる。
欠点は飛行ユニット共通の弓や一部魔法に特効が存在する事。守備を高めた変わりに、他の飛行の槍ユニットと比較した場合にはやや鈍足な点か(下から2番目)

2018年12月のアップデートで専用武器「白騎の直槍」が実装。
威力はキラーランス鍛+の上位互換。
特殊錬成は周囲2マス以内に味方飛行が2体以上いる時、戦闘中、自身の攻撃、速さ、守備、魔防+3かつ自分から攻撃していれば、2回攻撃
トライアングルアタックを再現した効果が付与出来るようになる。
パーティー編成が固定されてしまうのがネックだが、他のユニットの下位互換のなりやすさで悩まされていたカチュアに明確な差別点が生まれた上、攻撃性能が大きく向上した。
パオラ、エストも同様に強化されたため、三姉妹での採用も実用的になったと言える。


  • 春色の白騎士 カチュア
私は白騎士団のカチュア。この格好は……任務のために必要で……あ、あまり気にしないで……。
出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、2017年2月2日配信開始、
(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

2018年3月には二度目のイースター祭の超英雄として参戦。イラストはこちらもアマガイタロー氏が担当。
青属性のままだがどういうことか魔法・騎馬ユニット。
この格好を恥ずかしがっており、SDキャラにいたっては顔を赤らめている。被弾イラストではスカートが破れてしまい必死に手で押さえる姿が……ふぅ。

武器スキルは魔防を+3
ターン開始時、自分のHPが50%以上なら、敵軍内で最も魔防が低い敵の攻撃、守備を-5の『フギンの魔卵』
Bスキルはターン開始時、敵軍内で最も魔防が高い敵の魔防を-7にする『魔防の封印3』
Cスキルは周囲2マスの味方は戦闘中、速さ+3『速さの大紋章2』

今までの違って高速低耐久の純アタッカー型。
それまで当時青魔最速だったオルエンを抜いて速さはトップ、
さらにダイムサンダを持つ関係で素の数値が控えめな彼女とは異なり攻撃の値も高いため、その火力は折り紙つき。
場に存在するだけで武器、スキル合わせて3種類のデバフをばらまける高いサポート性能も有し、腐る場面がほぼ存在しないのも嬉しい点。

欠点は物理、魔法共に低い耐久。さらに青騎馬は言わずと知れたあのダイムヤクザ・ラインハルトと同カテゴリである事。
ステータス傾向、スキル構成などは全く毛色が違うため差別化は容易だが、やはり青騎馬を使う上で彼は避けては通れない壁として立ちはだかる。

2021年7月のアップデートで『フギンの魔卵』か錬成可能。
錬成すると魔防+3
ターン開始時、敵軍内で最も攻撃、速さが高い敵それぞれについて、その能力値-7
戦闘開始時、敵のHPが75%以上の時、戦闘中、攻撃、速さ+5
HPの制約が削除されて敵軍内で最も攻撃、速さが低い敵にそれぞれ-7と「攻撃の封印3」と「速さの封印3」を内蔵した効果へ一気に変更。
追加に戦闘開始時、敵のHPが75%以上の時、戦闘中、攻撃、速さ+5も入った。
特殊錬成は自分から攻撃した時、または周囲2マス以内に味方がいる時、戦闘中、攻撃、速さ+5、かつ、戦闘中、最初に受けた攻撃のダメージを30%軽減。

ダメージ軽減に封印。そして火力を伸ばすラインハルトには無かった個性を獲得した。

  • 冷静な次女 カチュア
出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、2017年2月2日配信開始、
(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

2019年10月にはEchoesのカチュアが登場。イラストはかかげ氏。
飛行ユニットは一緒で赤属性の剣。
Echoesのペガサスナイト系が装備できない剣装備になっているのでかなりレア。

武器は攻撃+3
自分の攻撃が敵の守備より高い時、ダメージに(自分の攻撃-敵の守備)の50%を加算する『流星』

Aスキルは味方と隣接している時、戦闘中自身の攻撃、速さを+7し、かつ攻撃、速さの弱化を無効にする『攻撃速さの絆4』
Bスキルは周囲2マス以内の味方の歩行、重装、騎馬の隣接マスに移動可能になる『曲技飛行3』
Cスキルはターン開始時、部隊内で同じ移動タイプが2体以下である周囲2マスの味方の速さを+6する『速さの指揮3』

ステータスは通常版とやや近いが攻撃は補正込みでカチュアでトップ
最大の特徴は自分の攻撃が敵の守備より高い場合はよりダメージを伸ばす流星。ダメージ軽減がない限りは一撃で倒す。
条件を満たせていなくても速さも高めなのは健在で追撃しての撃墜も十分狙える。
味方と隣接しながら戦い、飛行以外と組むことをイメージしたスキル構成で癖のあるタイプ。

スキルを見るとおり、パッシブスキル全部が条件付きで扱いにくいのが欠点。
一撃スキルや高級な牽制スキルで戦いに有利となる使いやすいスキルが一番良い。

2023年2月のアップデートで流星の錬成が可能。
錬成すると攻撃+3
自分の攻撃が敵の守備より高い時、 ダメージに(自分の攻撃一敵の守備)の50%を加算
自分から攻撃した時、または周囲2マス以内に味方がいる時、戦闘中、攻撃、速さ、守備、魔防+4
従来の発動条件は変わらずだがステータス強化の条件が増えて戦闘が有利になりやすくなった。
特殊錬成は周囲2マス以内の味方の周囲2マス以内に移動可能
戦闘開始時、自身のHPが25%以上なら、 戦闘中、攻撃、速さ、守備、魔防+4、さらに自身の攻撃が増加、敵の守備が減少
増加値、減少値は、攻撃した側(自分からなら自分、敵からなら敵)の移動前と移動後のマスの距離(最大4)x2
なんとワープする圧倒的機動力とさらに攻撃強化、敵の守備弱化と攻撃性を爆上げした。

  • 蒼の双翼 カチュア
{出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、2017年2月2日配信開始、
(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

2021年5月の花嫁イベントでは、封印の剣のティトとの双界英雄が登場。イラストはかかげ氏。
カチュアはEchoes扱いで、Echoesの双界英雄としても初になる。こちらは斧装備。

武器は奥義が発動しやすいキラー系武器効果に加え、ターン開始時、周囲2マス以内に味方がいる時、
自分と周囲2マス以内の味方に「周囲2マス以内の味方の隣接マスに移動可能」と、自分から攻撃した時周囲2マス以内に「トライアングルアタック」が付与されている味方(自分を除く)が2体以上いれば、2回攻撃(重複不可)になる「トライアングルアタック」を付与し、
更に自分から攻撃した時または周囲2マス以内に味方がいる時、戦闘中攻撃、速さを+6する『幸せの鐘の斧』。

Aスキルは戦闘開始時自身のHPが25%以上なら、攻撃、速さを+7し、その状態で攻撃した時、戦闘後自分に5ダメージの『攻撃速さの渾身4』。
Bスキルは戦闘中、敵の攻撃、守備を-3し、自分から攻撃、補助、地形破壊の行動をした後、直後に行動前に移動した分の残り+1分だけ再移動できる『攻撃守備の近影3』。
Cスキルは周囲2マスの敵は、戦闘中速さ、守備を-4する『速さ守備の牽制3』。

遂に誰とでもトライアングルアタックするようになってしまった
飛行はおろか兵種無条件でトライアングルアタックを味方に付け、みんなで怒涛のトライアングルアタックを仕掛けられる。絶対追撃持ちや速さの高いユニットとは相性抜群。
しかも自身も攻撃と速さが高いのでなお強力。まさに攻めても強くてサポートしても強い。

双界スキルは、戦闘中攻撃、速さを+4する効果と攻め立て効果、及び自分から攻撃した時に絶対追撃の効果を、自分と同じ出典の味方(Echoes・封印の剣)と自分自身に付与する。

一見恐ろしいスキルだが対策は多く、固い守備かダメージ軽減のある味方で守ると耐えられる。
追撃を封じる手段を持っていないので相手側の絶対追撃には全く対応出来ない。
味方の気配りも大事で離れすぎるか減りすぎるとチームの弱体化になりかねない。

実装から約2年間さすがに暴れすぎた事もあって自分範囲内のワープ妨害や味方強化が可能な門番、トライアングルアタックを完全無効にする忍者ヘザー、天脈・縁でワープを無効にされるラタトスクの影響から立場も危うくなった。

追記・修正は身分違いの恋をしてからお願いします。

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最終更新:2023年12月27日 18:45