音の下忍三人組

登録日:2017/11/16 (木) 01:10:04
更新日:2023/10/09 Mon 22:44:33
所要時間:約 4 分で読めます







彼のデータに加えてあげようよ。
……音隠れの忍は……。

それなりに残忍ってね。



NARUTO‐ナルト‐』の登場人物達。
大蛇丸配下のドス・キヌタ、ザク・アブミ、キン・ツチの3人で構成されている。


◆概要


3人とも音隠れの里出身で年齢は14歳*1、本作の中忍試験編における敵キャラクターである。
大蛇丸からうちはサスケの殺害の指令を受け中忍試験に挑んだ。
第一の試験前に薬師カブトが「音隠れの里は近年誕生した小国の里」と言ったのを聞き、彼にちょっかいを出し一悶着を起こす。

第二の試験は大蛇丸の襲撃を受けた直後で満身創痍のうずまきナルト達第七班を夜明け頃に奇襲。
班の中で唯一動ける春野サクラと彼女を助けに来たロック・リーを追い詰める。
しかし奈良シカマル秋道チョウジ山中いのら第十班の乱入と呪印の力で復活したサスケによりザクとキンが負傷、撤退を余儀なくされるも第二の試験もなんとか突破。

第三の試験予選ではドスのみが勝ち抜くもこの辺りから彼等はフェードアウトしていき、中忍試験終了時には3人とも死亡している(死因については後述)。
実は大蛇丸からはサスケの力を引き出すためのただの捨てゴマとしか見られていなかった。

尚、一悶着あったカブトとは同じ音隠れので大蛇丸配下という共通点があるが互いの事は知らない。
この時カブトは3人の能力を知るためにわざと攻撃を喰らっていた。

名前の元ネタは耳骨3つのキヌタ、アブミ、ツチ骨から。

・ドス・キヌタ


「次はボクの番だ…」

誕生日:6月12日
身長:157.0cm(「臨の書」では156cm)
体重:49.0kg
血液型:A型
CV:江川大輔

顔の大半を包帯で包み簑を纏っている音忍。
一見冷静で礼儀正しいが好戦的な性格で、サクラの仕掛けたブービートラップをあっさりと見破るなど頭もキレる。
右腕に装着しているスピーカーのような忍具により音を増幅させ、チャクラでそれを統制し敵の聴覚を攻撃する「響鳴穿」が必殺技。この技でチョウジとリーを戦闘不能に追い込んだ。
たとえ相手が耳栓をしていようが人体の70%以上を構成している水分を伝導して鼓膜を狙う事が可能。

第一の試験は「字のリズム」「書き順」「字画数」から答えを探るという他の面子と比べてもバレる可能性が非常に少ないカンニング方法で突破。
第二試験では自分達では、うちはサスケに敵わないことを悟ると、素直にその力を認め、巻物を置いて撤退した。

第三の試験予選では秋道チョウジと対戦し、手加減しながらも難なく勝利。
この時点で大蛇丸が自分達を捨て駒にしている事に気付き、「ただの噛ませ犬じゃない」とどっかの空手キーパーみたいな事を思いつつ、サスケを倒すことで己の存在価値を認めさせようとしていた。
だが本選の組み合わせはというと、肝心のサスケは違うブロックで、更に自身は他の受験者より1試合多いという有様だった。
そのため組み合わせを変更させようと、本戦前にサスケの対戦相手の我愛羅を闇討ちしようとする。
当人は文字通り音速の攻撃なら砂の防御すら突破出来る自信があったようだが…返り討ちにされあっさりと死亡。
もっともこの時戦ったのは守鶴の憑依体。
不完全にも程がある崩れかけた状態ですら修業後のサスケ・ナルトが二人がかりでも圧倒されかけた相手なので、相手が悪過ぎた。

余談であるが、僕のヒーローアカデミアの作者・堀越耕平氏が好きなキャラとして挙げており、NARUTO連載終了後に催された「NARUTO展」でドス(と我愛羅)のイラストを寄稿している。
他の作家がナルトや自来也などのメジャーキャラを描いているのに対しかなりマニアックな人選である。

・ザク・アブミ


「奥の手は取っておくものだよなァ!! コラァ!!」

誕生日:9月14日
身長:156cm(「臨の書」では157.3cm)
体重:49.0kg
血液型:AB型
CV:奥田啓人(幼少期CV:保志総一郎)

』の文字が縦に三つ並んでる服が特徴的な目立ちたがり屋。
若干キバとキャラ被ってる
幼少の頃大蛇丸に「見込みがある」とスカウトされた過去があり、それ故に彼には忠実。

両手の平に空けられた穴から噴射される空気圧と超音波の『斬空波』、さらに出力と威力を増した『斬空極波』が得意忍術。
単に相手を吹き飛ばすだけでなく、地面に使用する事で土のスポンジを精製しリーの表蓮華による衝撃を小さくしドスを助けたりもした。
第二の試験で呪印で強化されたサスケに両腕を折られ*2、そのままの状態で第三の試験予選は油女シノと対決。
怪我を押して斬空波を出そうとするも、手の排空口に蟲を詰められた影響で腕が暴発、そのせいで右腕が吹き飛び戦闘不能となった*3

その後読者に存在を忘れかけられてた矢先、大蛇丸と三代目火影の死闘の最中に登場。
ただし死体として
キン共々大蛇丸による初代火影二代目火影を復活させる術・穢土転生の生贄にされていた。
そう、犠牲になったのだ

・キン・ツチ


「髪に気を使うヒマがあったら修行しろ このメスブタが…」

誕生日:7月6日
身長:150.0cm
体重:39.0kg
血液型:O型
CV:小池亜希子

かかとまで届くほどの長髪を持つ、冷酷で嫉妬深いくノ一
鈴の音で相手の気を引きその隙に千本で攻撃する戦法が得意。
術らしい術は一切使っていないのでなんか地味。もしかして術使えないんじゃ……。
おまけに千本使いでも格上のがいるため、余計目立たない気がする。
アニメ版では幻術のようなこともやっていた。あと声が可愛い。

サスケ襲撃時は抵抗するサクラの髪を引っ掴みながら口汚く罵倒していた。
この時、サクラが掴まれた髪を自ら切り落とし、戦う覚悟を決める流れは序盤屈指の名シーン。
その後はいのに心転身の術で意識を乗っ取られ、にも関わらず仲間のザクに容赦なくぶっ飛ばされ戦闘不能に。
第三の試験予選ではシカマルの影真似の術を「あんなくだらない術にはかからないよ」と断言するも簡単に影真似の術にひっかかる。
影真似の術によりブリッジで後ろの壁に後頭部強打して気絶(マトリックス避け失敗)といいとこなし。名有りの忍でありながらここまで酷い扱いのキャラは珍しい。
戦闘描写が与えられず1コマで負けた前の試合の敗者よりはマシかも
死因はザクと同じなので省略。

◆第二部における音の下忍三人組の活躍



無い。


カブトによる多人数の穢土転生という過去キャラ再登場のチャンスがあったが彼等はお呼びがかからなかった。
まぁ穢土転生の生贄にされる側だし……。
でももしかしたら我々の見てない所でコッソリ蘇生されてたかもしれない……。




キン「ザク…この男好きの目の前で追記・修正しなよ。Wiki籠りにちょっとした…余興を見せてやろーよ……!」
ザク「お!いいねー!」
ドス「オイオイ…」

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最終更新:2023年10月09日 22:44

*1 音の四人衆と同年代だが、彼らとは強さ・扱いにおいて雲泥の差がある

*2 第3の試験では両腕とも使えていた

*3 アニメでは吹き飛んでいない