バクガメス

登録日:2017/07/09(日)08:42:30
更新日:2023/08/01 Tue 09:07:21
所要時間:約 5 分で読めます





バクガメスポケットモンスターシリーズにサン・ムーンから登場したポケモン


■データ


アローラ図鑑No.224/ウラウラ図鑑No.96/全国図鑑No.776
分類:ばくはつがめポケモン
英語名:Turtonator
高さ:2.0m
重さ:212.0kg
タマゴグループ:怪獣/ドラゴン
性別比率:♂50♀50

タイプ:ほのお/ドラゴン
特性:シェルアーマー(急所に攻撃を受けない)

HP:60
攻撃:78
防御:135
特攻:90
特防:85
素早さ:36
合計:485

2倍:じめん/いわ/ドラゴン
1/2:でんき/むし/はがね
1/4:くさ/ほのお

努力値:防御+2

■概要


進化前を除いて5匹目となる亀がモチーフのポケモン。
これにより、「しんかのきせき」枠を加えれば亀パが組めるようになった。
コイツのモチーフは岩や枯葉に擬態することで知られるマタマタと思われる。
頭部の形状から河童の要素も含まれている可能性もある。

甲羅には餌となる硫黄を主成分とする爆薬の層がある。
敵からの攻撃等で衝撃を受けると甲羅の棘が火花を散らして引火し、爆発する。
狩りの際には岩に擬態し、獲物が甲羅に乗ると尻尾で甲羅を叩くことで自ら爆発を起こす。
さらに鼻の穴からは炎や毒ガスを噴射して敵を攻撃し、糞も爆発物と全身凶器のハンター。

腹部には爆風を逃がすための穴が空いており、攻撃されると大ダメージを受けてしまう弱点でもある。


■ゲームでのバクガメス


ジジーロンとは対の関係であり、サンバージョンでのみ手に入る。
出現場所は3つ目の島「ウラウラ島」にあるホテリ山(地熱発電所)の草むらで、出現率は10%と低い。
同じ島に生息するものの、ストーリーの関係上ジジーロンより登場がかなり早い。
種族値は互いに同じ数字を並べ替えたものだが、素早さはどちらもドラゴンの中では最低値である。

捕獲してからしばらくは「かえんほうしゃ」と「のしかかり」が主力技となる。
捕獲時のレベルが27~30で「りゅうのはどう」はレベル41まで覚えないのが難点。
攻撃面の強みを活かせるようになるまでは若干時間がかかる。

バトルツリーではデクシオの手持ちであり、2つの型からランダムでどちらかを使用してくる。
1つは「オボンのみ」で強化した耐久力で攻撃を耐えた後、「からをやぶる」による全抜きを狙ってくる特殊アタッカー型。
もう片方はZ「だいばくはつ」や「オーバーヒート」「もろはのずつき」等の高火力技を備え、受けづらい両刀フルアタ型。

色違いは赤い部分が茶色になる。
甲羅がより岩っぽくなったことで擬態効果が高まっているようにも見える。

なぜか特性はシェルアーマー一択で、隠れ特性すら持たない。


■対戦でのバクガメス


禁止級(レシラム)とメガシンカ(メガリザードンX)を除けば初の複合タイプを持つ。
一致技のみで大半のポケモンに等倍以上のダメージを与えられる優秀な組み合わせ。
特にドラゴンとしてはフェアリー技が等倍で済み、攻守両面ではがねに強いのが嬉しい。

種族値合計485は同無進化ドラゴンのクリムガンやジジーロンと並び、進化前を除けば同タイプ最低。
配分としては防御がかなり高く、HPと素早さは低く、他は平均程度。

耐久型向きの技としては「どくどく」「てっぺき」「おにび」等を持つ。
しかし、強力な積み技「からをやぶる」を覚えるため、それを活かしたアタッカー型が主流である。
最速122族まで抜き123族と同速となる上、両刀型として使えるだけの種族値と技も備えている。

一致技は「かえんほうしゃ」「だいもんじ」「オーバーヒート」「ニトロチャージ」「りゅうのはどう」「りゅうせいぐん」「ドラゴンクロー」「ドラゴンテール」。
「フレアドライブ」「げきりん」等は覚えないので完全な物理型として使うのは難しいが、その分サブウェポンの選択肢は広い。
火力と範囲の優秀な「きあいだま」「じしん」「もろはのずつき」「ストーンエッジ」「がんせきふうじ」や対いわ・フェアリー用の「ラスターカノン」。
「クサZ」持ちなら対みず・いわ・じめんに「ソーラービーム」。攻撃しつつ特攻をさらに強化できる「チャージビーム」。「めざめるパワー」はじめん・こおり・でんき等が候補。
「リベンジ」は素の種族値との相性は良いが、「からをやぶる」型では使いづらい。名前と設定に合う「だいばくはつ」も死に際の一撃として有用。

ちなみに「トラップシェル」という図鑑設定を反映した専用技を覚える。
威力150を誇るが、素早さに関係なく後攻(優先度-3)になる上、そのターンに物理技を受けていないと失敗してしまう。相手が物理攻撃ばかりしていると判断すれば、高い防御を十分に活かすことができるのだが…。
デメリットが大きい上、「からをやぶる」とも噛み合わず、また他に強力な技が複数あるため、シングルでの使用率は低い。
一方ダブルバトルでは高火力な上相手全体への攻撃、かつ「じしん」等で発動条件を満たしやすいため、高い採用率を誇る。

剣盾では「ボディプレス」と「しっとのほのお」を新たに習得した。
ボディプレスはバクガメスの高い防御を最大限活かせる技であり、「てっぺき」と併せれば物理アタッカーでの突破はほぼ不可能になる。
「しっとのほのお」は当てるターン中に能力を上げた相手をやけど状態にするので、自身の鈍足やてっぺきボディプレスと相性がいい。


■アニメでのバクガメス


CV.三宅健太
技:かえんほうしゃ、トラップシェル、ドラゴンテール、からをやぶる

SM編第1話からカキのパートナーとして登場。
サトシの前でアニメ初のZワザ「ダイナミックフルフレイム」を披露した。



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最終更新:2023年08月01日 09:07