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登録日：2017/05/28 (日) 09:41:37
更新日：2024/03/20 Wed 20:41:15
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ビートルズ 傷 刑事部 加藤精三 名探偵コナン 名探偵コナン登場人物項目 名探偵コナン警察リンク 小五郎の元上司 強面 捜査一課 松本清長 父親 管理官 警察 警視庁 警視正

『名探偵コナン』の登場人物。

CV:加藤精三

警視庁刑事部捜査一課管理官で階級は警視。後に警視正に昇進。年齢は54歳。
原作者の話では捜査一課長も兼任しているらしい(実際の警察では、警視正でなければ一課長にはなれず、管理官との兼任も出来ない)。
ヒゲを生やした強面の男性で屈強な体格。左目の部分にある大きな傷が、強面度をアップさせている。
パッと見「ヤ」のつく職業の人にも見えなくないため、初対面の鈴木園子から「ゴリラ」と呼ばれてしまった事がある。一人称は「ワシ」。
現場に現れる事は少なく、大事件が発生した時には本庁で指揮を執り各捜査員に的確な指示を与えている。
妻は既に他界しており、娘に帝丹中学で音楽教師をしている小百合がいる。小百合は後に紆余曲折を経て、高杉財閥の跡取り・俊彦と結婚する事になる。
名前の由来は、「点と線」「砂の器」「黒革の手帖」などで知られる作家・松本清張から。
実はレギュラー陣の警察関係者の中では、最初にフルネームが判明した人物でもある。

威厳に満ちた人物で、正義感は強い。何より、自分が警察官である事を誰よりも誇りに思っている
小百合が襲われた事件でも、彼女に付き添って安否の心配をする事よりも、警察官としての職務を遂行する事を優先して事件の捜査に当たっていた。
部下の事を常に気にかけており、
目暮十三が頑なにおとり捜査を拒否していたのを見て「20年前の事件をまだ引きずっているのではないか」と本人に訊いたり、高木渉が手柄を挙げようと張り切っていた時には「最後まで油断するな」と佐藤美和子を介して伝えていた。そのため、部下からの信頼も厚い。
毛利小五郎が捜査一課の刑事だった頃の上司でもあり、今でも小五郎からは「警視殿」と呼ばれ慕われている。
ちなみに小五郎を一課から追い出した張本人である。だがその小五郎が最近になって(コナンのおかげで)名探偵となり、事件をいくつも解決しているおかげで、
上司に「なぜあんな有能な人物を追い出した」と責められるようになり、その度に肩身の狭い思いをしているらしい。
なお、推理力は目暮と同程度であり、昼頃から夕方まで証拠のビデオを目暮と共に見続けたのに大した手がかりが得られず、その様子を見ていた江戸川コナンに「まだ見てるよあのオッサン達」と呆れられていた。

顔にある大きな傷は、20年前に追っていたとある連続殺人犯につけられたもの。
その殺人犯は日本刀で2人も惨殺した凶悪犯で、その犯人の乗った車を塩葉埠頭で追いつめた際に気配を気づかれ、襲いかかられた際に左目元を斬りつけられた。
その後は犯人の持っていた日本刀を奪って相手の体を真一文字に切り裂いたが、自身も負傷していた事で逃走を許してしまい、5年後に新たな犠牲者を出す事となった。
なお、20年前にはこの事件を同期の森村警部補と共に追っていたが、森村は犯人に職質をした時に犯人の車に轢かれて殉職となっている。

ビートルズ世代であり、それにちなんだ暗号を作った事がある。
また、前述の20年前の連続殺人の犯人も「レット・イット・ビー」の口笛を吹いているなど何かとビートルズと縁が多い。

初登場は第8巻『6月の花嫁殺人事件』。
小百合が教会で挙式をする事となったので自らも式に出席していたが、新郎の高杉との結婚は未だに認めていない様子だった。
その後、式の前に小百合が何者かに毒を盛られる事件が発生。小百合が担ぎこまれた病院へは行かず事件の真相を明らかにするために現場に残った。
そして園子（コナン）の推理によって真相が明らかとなり、
事件の犯人が高杉で、そのきっかけを作ってしまったのが自分だと知ると、「どうしてワシを殺さなかった！？」と彼に詰め寄り、自分がかつて20年前に犯した過ちを悔いる様子を見せた。
なお、事件の被害者となった小百合は何とか一命を取りとめ、事件から2ヶ月後にめでたく退院。
また、この事件がきっかけで高杉と和解し、その3年後には2人の結婚を認める。そして晴れて小百合と高杉は結ばれる事となったのだった(その写真に写っていた松本は、複雑な心境が思いっきり顔に出ていたが)。

その後も何度か登場するようになり、連続爆破事件や前述の口笛の男の連続殺人事件など大規模な犯罪が発生した時には本庁の集中司令室で各捜査員に指示を飛ばしている。

初期からいるキャラクターにもかかわらず、長らく劇場版には登場していなかったが、『漆黒の追跡者』で遂に出番が。
しかし…

そして『ブログ女優の密室事件』で警視正に昇進した事が明らかとなり、昇進を期に刑事部管理官の職を退く。その後任として、警察庁から長野県警に出向していた黒田兵衛警視が一課の管理官に就任する事となった。
現在の部署と役職は明らかとなっていないが、実際の警察法では前述のとおり一課長になれるのは警視正であるため、一課長の役職を専任するようになった可能性がある。
ちなみに原作者はこの事に関して「もっと上のほうに行ったんだと思う」と回答している。
後に『ハロウィンの花嫁』で台詞はないが再登場しており、捜査一課の訓練に参加していた事から現在の役職は一課長の可能性が高い。

追記・修正は、左目に大きな傷がある方にお願いします。