特性(ポケモン)

登録日:2017/05/15 Mon 01:04:34
更新日:2024/01/19 Fri 22:23:48
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特性(とくせい)は、『ポケットモンスター』の本編シリーズ第三世代(ルビー・サファイア)から導入されたステータスの一つ。



◆概要


ポケットモンスターシリーズは、ポケモンが持つステータスの高さと技範囲が勝敗に大きく関わってくるが、第二世代(金銀)以前は性格補正なんてものもない時代で、しかも努力値が全ステータスにMAXまで振れる。
一応は第一世代(赤緑)よりはかなり改善されており、ステータスの控えめなポケモンでも味方のサポートや持ち物、それに多少の運も絡めば大活躍するチャンスが大きく広がった。
それでも少し誇張すると、それ以外に勝敗に影響するものがほぼないと言ってもあながち嘘ではない状況であり、カビゴンハピナスといった「受け」や「流し」といったことを前提とした「役割理論」が隆盛し、全体的にやや単調になった部分は否めない。

ゲームフリークがこの部分にメスを入れ、より多くのポケモンに活躍の機会を与えることを前提に、いわゆる「アクティブスキル」にあたるわざと対照的な「パッシブスキル」として登場させたのが、この「特性」である。
特性の導入によって、例えば「本来効くはずの技が効かない」「一部の技を使用する際にボーナスが得られる」など、決して上位といえる能力を持つポケモンでなくても活躍できるようになった。すべてがそうであるとは限らないが
特に一時期のテッカニンは『かそく』があることで鉄火バトンという戦術を確立したほどである。

特性はそれそのものがポケモンの採用理由になるほど重要な要素であり、新しく有用な特性をもらったことで評価ががらりと変わったポケモンもいる。
例えばカイリューバシャーモはそれぞれボーマンダゴウカザルという同タイプのライバルに押されて不遇の地位にいたが、新たな特性を得て別の地位を確立した。
あるいはコータスペリッパーのように、マイナーに甘んじていたポケモンが一気に一部のルールでトップ20に食い込んだりもしている。
逆にドードリオのように種族値や技が強化されても特性がパッとしないためにイマイチ日の目を見ないポケモンも存在する。

特性は1匹のポケモンにつき一つのみであり、一種類(とその姿)にそれぞれ1〜3種類の特性が設定される。
設定されたうちのひとつだけを持ちうるため、同じ種類でもある特性だと強力だが、ある特性だと使えない、ということもある。
ただし『とくせいカプセル』や『とくせいパッチ』という道具によって、この点はある程度までは解消されている。
なお、フォルムやすがたが複数あるポケモンの場合、全形態の特性の数を数えると4種類を越えることがある。
ポケダンの救助隊や探検隊では特殊で、二つあるポケモンの場合は1匹で両方持つという仕様になっている。
ドータクンムチュールのように両方の特性が有用なポケモンがいる一方で、ルカリオパッチールのように状態異常で発動する特性を持ちながら、もう一つの特性でトリガーとなる状態異常を防いでしまい、結果的に片方が死に特性となっているポケモンもいる。


◆種類


  • 通常特性
そのポケモンが野生出現などの際に持つ特性。
基本的に一種類か二種類であり、二種類持つポケモンはランダムでどちらか片方になる。
過去の世代で一種類しかなかった種が新しい世代で二種類目を獲得する場合があり、その場合前世代からポケモンを送ると特性が変更されることがある。

特別な入手手段で手に入れたポケモンが持つ、通常と異なる特性。
例えばニョロトノであれば通常特性は『ちょすい/しめりけ』の二種類だが、ポケモンドリームワールドで手に入れたニョロモを進化させる場合は『あめふらし』となる。
シナリオ攻略よりも対戦向きの要素であり、殿堂入りを経て大幅に解禁されるケースが多い。
初登場の第五世代(ブラック・ホワイト)ではポケモンドリームワールド産のポケモンが隠れ特性を有していたため、プレイヤーの間では「夢特性」と呼ばれており、現在でも第五世代当時からポケモン対戦を行っているプレイヤーなどは未だにこう呼ぶことが多い。

  • 特殊な特性
ゲッコウガの『きずなへんげ」、イワンコの『マイペース』、ジガルデの『スワームチェンジ』は通常特性、隠れ特性のいずれにも該当しない特殊な特性になっている。
これらは「とくせいカプセル」や「とくせいパッチ」といったアイテムによる特性変更が無効で、特殊な手段によってのみ入手できる。


◆分類


特性は基本的にある程度の区分をすることが可能である。
赤字で表示されているものは、専用特性を表している。

ステータスのランク変化に関係する特性

わざの使用を介さずにバフ/デバフを行ったり、能力ランクを守ったり、条件を満たして一気に攻め入るのに使われる特性。
特性 効果 備考
いかく 場に出たときに相手のこうげきを1段階下げる 第八世代から『きもったま』『せいしんりょく』『どんかん』『マイペース』のポケモンに対して効果がなくなった
かそく ターン終了時に自分のすばやさを1段階上げる
するどいめ/はっこう 相手の技による自分の命中率のランク補正低下が無効化され、相手の回避率のランクの変化の影響を受けない 『はっこう』の効果は第八世代まではフィールド上でしか効果がなかった(野生ポケモンの出現率が2倍になる)
かいりきバサミ 相手の技や特性による自分のこうげきのランク補正低下が無効化される
クリアボディ/しろいけむりメタルプロテクト 相手の技や特性による自分の能力ランク補正低下が無効化される メタルプロテクトは、特性『かたやぶり』『ターボブレイズ』『テラボルテージ』の影響を受けない
いかりのつぼ 自分への攻撃が急所にあたると、自分のこうげきのランクが最大まで上がる
ダウンロード 登場した時に相手のぼうぎょが低ければこうげき、とくぼうが低ければとくこうを1段階上げる ぼうぎょ、とくぼうのどちらも同じ値であれば、とくこうを1段階上げる
たんじゅん 自分の能力ランクの変化が2倍になる
てんねん 相手の能力ランクの変化を無視する
ふくつのこころ 相手の技の追加効果でひるむと、自分のすばやさが1段階上がる
あまのじゃく 自分の能力ランクの変化が逆になる
はとむね 相手の技や特性による自分のぼうぎょのランク補正低下が無効化される
じしんかじょう/しろのいななき 相手を倒すごとに、自分のこうげきを1段階上げる
くだけるよろい 物理技を受けると、自分のぼうぎょが1段階下がり、自分のすばやさが2段階上がる
まけんき 相手の技や特性で能力ランクを下げられると、自分のこうげきが2段階上がる
せいぎのこころ あくタイプの攻撃技を受けると、自分のこうげきが1段階上がる
びびり 特性『いかく』やむしゴースト、あくタイプの攻撃技を受けると、自分のすばやさが1段階上がる
ムラっけ ターン終了時にいずれかの能力が2段階上がり、別の能力が1段階下がる
かちき 相手の技や特性で能力ランクを下げられると、自分のとくこうが2段階上がる
じきゅうりょく 攻撃技を受けると、自分のぼうぎょが1段階上がる
みずがため みずタイプの攻撃技を受けると、自分のぼうぎょが2段階上がる
ぎゃくじょう 相手の攻撃技により自分のHPが1/2以下になったとき、自分のとくこうが1段階上がる
ビーストブースト 相手を倒すごとに、自分の一番高い能力を1段階上げる
ソウルハート 場に出ているポケモンが「ひんし」状態になるたびに、自分のとくこうを1段階上げる
ミラーアーマー 相手の技や特性による自分の能力ランク補正低下を無効化し、その効果を相手に跳ね返す
わたげ 攻撃技を受けると、自分以外の全てのポケモンのすばやさを1段階下げる
じょうききかん ほのおタイプかみずタイプの攻撃技を受けると、自分のすばやさのランクが最大まで上がる
ふとうのけん 場に出たときに自分のこうげきを1段階上げる 第九世代では1回の戦闘につき1度しか発動しない
ふくつのたて 場に出たときに自分のぼうぎょを1段階上げる 第九世代では1回の戦闘につき1度しか発動しない
くろのいななき 相手を倒すごとに、自分のとくこうを1段階上げる
いかりのこうら HPが半分以下になったとき、自分のぼうぎょ・とくぼうが1段階下がり、こうげき・とくこう・すばやさが1段階上がる
びんじょう 相手の能力が上がると、自分の能力も同じだけ上がる
ばんけん 「いかく」を受けると攻撃が1段階上がる。相手からの強制交代の効果を受けない
ねつこうかん ほのおタイプの攻撃技を受けると、自分のこうげきを1段階上げる。やけど状態にならない
かんろなミツ 試合の最初の1回だけ、場に登場すると相手全員の回避率を1段階下げる
おもかげやどし テラスタル時に能力が1段階上がる。フォルムによって上昇する能力は異なる 「みどりのめん」の時はすばやさ、「かまどのめん」の時はこうげき、「いどのめん」の時はとくぼう、「いしずえのめん」の時はぼうぎょが上がる

『いかく』は一見物理アタッカーにしか意味のなさそうな効果だが、特殊アタッカーでも相手が「しろいハーブ」を持っていれば潰せたりと結構使える。
『かそく』はテッカニンやバシャーモ、ペンドラーやクエスパトラが強さを発揮しているといえる。
地味ながら仕事をする特性が多い一方、『いかりのつぼ』のように特殊なギミックが必要だがパーティの中枢を担うような特性もある。

技の威力に関係する特性

主力技やサブ技の強化を担う。手っ取り早く相手を倒したい場面は多い為、全体的に採用率は高め。
特性 効果 備考
しんりょく HPが1/3以下になると、自分の使うくさタイプの技の威力が1.5倍になる
もうか HPが1/3以下になると、自分の使うほのおタイプの技の威力が1.5倍になる
げきりゅう HPが1/3以下になると、自分の使うみずタイプの技の威力が1.5倍になる
むしのしらせ HPが1/3以下になると、自分の使うむしタイプの技の威力が1.5倍になる
いろめがね 「こうかはいまひとつ」の技のダメージが2倍になる 0.5倍は1倍、0.25倍は0.5倍になる。ただし特性での半減や「こうかがない」を打ち消すことはできない
すてみ 自分の使う反動でダメージを受ける技の威力が1.2倍になる
てつのこぶし 自分の使うパンチ系の技の威力が1.2倍になる 対象となる技は「○○パンチ」という技のほかに「スカイアッパー」「アームハンマー」「アイスハンマー」「プラズマフィスト」「ダブルパンツァー」「あんこくきょうだ」「すいりゅうれんだ」「ぶちかまし」「ふんどのこぶし」がある
テクニシャン 自分の使う威力60以下の技の威力が1.5倍になる
ちからもち/ヨガパワー 自分の物理技の威力が本来の2倍になる
てきおうりょく 自分と同じタイプの技に対する威力補正を1.5倍から2倍にする 実質1.33倍になる
とうそうしん 自分と相手の性別の組み合わせによって技の威力が変動する 同性の場合は1.25倍、異性の場合は0.75倍、どちらかが性別不明の場合は1倍になる
アナライズ ターンの最後に行動すると、自分の使う技の威力が1.3倍になる 相手が交換した場合にも発動する
メガランチャー 自分の使う波動系の技の威力が1.5倍になる 「いやしのはどう」の回復量が最大HPの1/2から3/4になる
かたいツメ 自分の使う直接攻撃の技の威力が1.3倍になる
がんじょうあご 自分の使う噛みつき系の技の威力が1.5倍になる 対象となる技は「○○のキバ」という技のほかに「かみつく」「かみくだく」「ひっさつまえば」「サイコファング」「くらいつく」「エラがみ」がある
フェアリーオーラ お互いの使うフェアリータイプの技の威力が1.33倍になる
ダークオーラ お互いの使うあくタイプの技の威力が1.33倍になる
オーラブレイク フェアリーオーラ・ダークオーラの効果による威力補正を1.33倍から0.75倍に変える
すいほう 自分の使うみずタイプの技の威力が2倍され、ほのおタイプの技で受けるダメージが0.5倍になる。さらに「やけど」状態にならない フレーバーテキストだけだと判りづらいが強力。みずタイプわざの威力上昇はゲーム中では説明が無い
はがねつかい 自分の使うはがねタイプの技の威力が1.5倍になる 厳密には少し異なり、はがねタイプの技を使う際にこうげき・とくこうが1.5倍になる
ブレインフォース 「こうかばつぐん」の技のダメージが1.25倍になる
はがねのせいしん 自分と味方の使うはがねタイプの技の威力が1.5倍になる
パンクロック 自分の使う音系の技の威力が1.3倍され、自分が受ける音系の技のダメージが0.5倍になる
ごりむちゅう こうげきが1.5倍になる代わりに最初に出した技しか出せなくなる 同・こだわりハチマキ。交代するとまた別の技を出せる
トランジスタ 自分の使うでんきタイプの技の威力が1.3倍になる 厳密には少し異なり、でんきタイプの技を使う際にこうげき・とくこうが1.3倍になる。第八世代以前の補正率は1.5倍
りゅうのあぎと 自分の使うドラゴンタイプ技の威力が1.5倍になる 厳密には少し異なり、ドラゴンタイプの技を使う際にこうげき・とくこうが1.5倍になる
きれあじ 自分の使う切る系の技の威力が1.5倍になる 対象となる技は「○○ぎり」「○○カッター」「○○ブレード(ブレイド)」「○○のつるぎ」「(○○)クロス(○○)」「○○ざん(ザン)」という技のほかに「きりさく」「エアスラッシュ」「がんせきアックス」「つばめがえし」「ひけん・ちえなみ」がある
いわはこび 自分が使ういわタイプの技の威力が1.5倍になる 厳密には少し異なり、いわタイプの技を使う際にこうげき・とくこうが1.5倍になる

しんりょく/もうか/げきりゅう』は夢三猿を除くと御三家しか持たないため、「御三家特性」と呼ばれることがある。
ただし狙って発動しにくいせいか、御三家を使う場合でも採用されないことは多め。
特にオーダイル(ちからずく)、バシャーモ(かそく)、ジャローダ(あまのじゃく)、ゲッコウガ(へんげんじざい)、ゴリランダ―(グラスメイカー)、エースバーン(リベロ)、ラウドボーン(てんねん)あたり。
まったく採用例がないわけではなく、ゲッコウガが環境に合わせて崩しの手段として用いたり、マスカーニャが特性事情とあわせてへんげんじざいと使い分けたりする事例はある。

『ちからもち/ヨガパワー』は攻撃力の数値ではなく物理技の威力を倍にするため、「イカサマ」やこんらん時の自傷ダメージを抑えられる。
『てつのこぶし』『メガランチャー』などの「特定の系統の技の威力をあげる」特性は優秀だが、その分どんな技を使うかが決まってしまうため対策しやすかったりもする。

場の状態に関係する特性

このタイプは2つ存在する。
ひとつは「場の状態によって恩恵を受ける特性」、もうひとつは「場の状態を変更する特性」である。

【場の状態によって恩恵を受ける特性】

特性 効果 備考
ようりょくそ 天候が「にほんばれ」または「おおひでり」のとき、すばやさが2倍になる 第六世代以前は「にほんばれ」は「ひざしがつよい」、「おおひでり」は「ひざしがとてもつよい」
すいすい 天候が「あめ」または「おおあめ」のとき、すばやさが2倍になる 第六世代以前は「おおあめ」は「つよいあめ」
すなかき 天候が「すなあらし」のとき、天候ダメージを受けず、すばやさが2倍になる
ゆきかき 天候が「あられ」または「ゆき」のとき、天候ダメージを受けず、すばやさが2倍になる
すながくれ 天候が「すなあらし」のとき、天候ダメージを受けず、回避率が1.25倍になる
ゆきがくれ 天候が「あられ」または「ゆき」のとき、天候ダメージを受けず、回避率が1.25倍になる
あめうけざら 天候が「あめ」または「おおあめ」のとき、毎ターン最大HPの1/16を回復する
アイスボディ 天候が「あられ」または「ゆき」のとき、天候ダメージを受けず、毎ターン最大HPの1/16を回復する
リーフガード 天候が「にほんばれ」または「おおひでり」のとき、「こんらん」以外の状態異常や「ねむけ」状態*1にならない
サンパワー 天候が「にほんばれ」または「おおひでり」のとき、毎ターン最大HPの1/8のダメージを受けるが、とくこうが1.5倍になる
うるおいボディ 天候が「あめ」または「おおあめ」のとき、ターン終了時に状態異常が回復する
すなのちから 天候が「すなあらし」のとき、じめんいわ・はがねタイプの技の威力が1.5倍になる
くさのけがわ 場が「グラスフィールド」のとき、ぼうぎょが1.5倍になる
サーフテール 場が「エレキフィールド」のとき、すばやさが2倍になる
ぎたい 場が「○○フィールド」のとき、対応したタイプに変化する
こだいかっせい 天候が「にほんばれ」のとき、または「ブーストエナジー」を所持しているとき、自分の最も高い能力が上がる 能力上昇はステータスのランク上昇とは別で、すばやさの場合は1.5倍、それ以外の能力は1.3倍上がる
クォークチャージ 場が「エレキフィールド」のとき、または「ブーストエナジー」を所持しているとき、自分の最も高い能力が上がる 能力上昇はステータスのランク上昇とは別で、すばやさの場合は1.5倍、それ以外の能力は1.3倍上がる

場の状態に依存する分それを補佐する役目がいないと使いづらいが、専用パーティでは他のポケモンを凌駕する性能を発揮できる。
下記の「場の状態を変更する特性」とあわせてダブルで採用されることが多い。

【場の状態を変更する特性】

特性 効果 備考
ひでり 場に出たとき、天候を「にほんばれ」にする
あめふらし 場に出たとき、天候を「あめ」にする
すなおこし 場に出たとき、天候を「すなあらし」にする
ゆきふらし 場に出たとき、天候を「ゆき」にする 第八世代以前は「あられ」
おわりのだいち 場に出ている間、天候を「おおひでり」にする
はじまりのうみ 場に出ている間、天候を「おおあめ」にする
デルタストリーム 場に出ている間、天候を「らんきりゅう」にする
グラスメイカー 場に出たとき、場のフィールドを「グラスフィールド」にする
エレキメイカー 場に出たとき、場のフィールドを「エレキフィールド」にする
ミストメイカー 場に出たとき、場のフィールドを「ミストフィールド」にする
サイコメイカー 場に出たとき、場のフィールドを「サイコフィールド」にする
すなはき 自分が攻撃技を受けたとき、天候を「すなあらし」にする
こぼれダネ 自分が攻撃技を受けたとき、場を「グラスフィールド」にする
ひひいろのこどう 天候を「にほんばれ」にする。その間、自身のこうげきを1.33倍にする
ハドロンエンジン 場を「エレキフィールド」にする。その間、自身のとくこうを1.33倍にする
ゼロフォーミング テラスタル時に場の天候とフィールドを全て消滅させる マップの効果で自然に発生している天候は解除することができない

特性の中でも強力なものの一つ。

第五世代までは特性で天候を変更させた場合は技と異なり書き換えられるまで永続であり、特に雨パ砂パが猛威を振るった。
流石に強すぎるためか技と同様に5ターン制限になったが*2、依然技枠ターンを消費せずに天候を変化させることができる特性が弱い訳がない。
第七世代(サン・ムーン)では使い手に新たにコータス(ひでり)、ペリッパー(あめふらし)、ギガイアス(すなおこし)、アローラキュウコンバイバニラ(ゆきふらし)が追加され、パーティの多様性が広がった*3

『おわりのだいち』『はじまりのうみ』『デルタストリーム』は「特性を所持するポケモン」が出ている間のみの制限があるが、そのポケモンが出ている間は永続。
そして持っているのがゲンシグラードンゲンシカイオーガメガレックウザと、どいつもこいつも伝説戦では上位の能力を有するバケモノであり、『OR・AS』の伝説戦では三匹の天候張替え合戦が起きた。
「天候の奪い合い」では素早さが高い方から特性を発動して塗り替えていくため、発動役の素早さはなるべく抑えられるのが好まれる。ただしあまりにも早いポケモンの場合は別。

フィールド系特性は第七世代から登場。当時はカプ達の専用特性で、第八世代(剣盾)で隠れ特性として一般ポケモンに解禁されつつある。
天候とはまた違う運用にはなるが、場を制圧することの強みは天候同様。こちらは地に足をつけているポケモンに恩恵を与える。
なお中国名が电气制造者薄雾制造者青草制造者精神制造者と字面がシュール。
耳で聞く分にはそこまでおかしくもないが。

技の効果やタイプに関係する特性

攻撃後に特定の効果を追加したり、急所に当てやすくしたり、技の命中率や優先度を上げたり、技のタイプを変更したりする特性である。

【攻撃後に特定の効果を追加する特性】

特性 効果 備考
あくしゅう 攻撃技でダメージを与えた場合、10%の確率で相手をひるませる
どくしゅ 直接攻撃の技でダメージを与えた場合、30%の確率で相手を「どく」状態にする
マジシャン 攻撃技でダメージを与えたとき、相手の持ち物を奪う
どくのくさり 攻撃技でダメージを与えた場合 、30%の確率で相手を「もうどく」状態にする 非直接攻撃の技でも発動する

【急所に関係する特性】

特性 効果 備考
シェルアーマー/カブトアーマー 相手の攻撃が急所に当たらない
スナイパー 自分の攻撃が急所に当たると、技のダメージを1.5倍から2.25倍にする
きょううん 自分の技の急所ランクが+1になる
ひとでなし 相手が「どく」「もうどく」状態の場合、自分の攻撃が必ず急所に当たる

【技の命中率に影響する特性】

特性 効果 備考
ふくがん 一撃必殺技以外の自分の技の命中率が1.3倍になる
はりきり 自分のこうげきが1.5倍になるが、物理技の命中率が0.8倍になる
ノーガード お互いの技が命中率・回避率に関係なく必中になる 技「あなをほる」「そらをとぶ」などを使用している間でも命中する
しょうりのほし 自分と味方の技の命中率が1.1倍になる
ミラクルスキン 相手の変化技の命中率が50%より大きい場合、命中率が50%になる

【技の追加効果に影響する特性】

特性 効果 備考
りんぷん 相手の技の追加効果を受けない
てんのめぐみ 自分の技の追加効果の発生率が2倍になる
ちからずく 追加効果を持つ技を使ったとき、その追加効果を無効にして代わりに威力を1.3倍にする 元の技に追加効果がある場合、「いのちのたま」のダメージや技「トラップシェル」の発動フラグも無効化する

【技の仕様に影響する特性】

特性 効果 備考
いしあたま 反動でダメージを受ける技を使用しても反動のダメージを受けない
スキルリンク 連続技が必ず最大回数まで当たるようになる
おやこあい 連続攻撃・全体攻撃以外の技を2回連続で攻撃する。2発目の威力は4分の1になる 『サン・ムーン』以前では2発目の威力は半減、追加効果判定も消滅
えんかく 自分の使うすべての技が直接攻撃ではなくなる
おどりこ 場に出ているポケモンが踊り系の技を使うと、その直後に自分も同じ技を使う 対象となる技は「〇〇のまい」「〇〇ダンス」の他に「ソウルビート」「アクアステップ」がある

【技の優先度を上げる特性】

特性 効果 備考
いたずらごころ 自分の使う変化技の優先度を+1で出せるが、あくタイプの相手にはすべての変化技が無効化される
はやてのつばさ 自分のHPが満タンのとき、自分が使うひこうタイプの技を優先度+1で出せる
ヒーリングシフト 自分の使うHPを回復する技を優先度+3で出せる

【技のタイプを変更する特性】

特性 効果 備考
ノーマルスキン すべての技をノーマルタイプに変更する
フェアリースキン ノーマルタイプの技をフェアリータイプに変更する
フリーズスキン ノーマルタイプの技をこおりタイプに変更する
スカイスキン ノーマルタイプの技をひこうタイプに変更する
エレキスキン ノーマルタイプの技をでんきタイプに変更する
うるおいボイス 音系の技をみずタイプに変更する

いわゆる「スキン」系特性はここに入る。
ただし『ノーマルスキン』のみ登場が早く第四世代(ダイヤモンド・パール)、それ以外は第六世代(XY)ないし第七世代で登場。
『ノーマルスキン』は第七世代から、他は登場世代から、変更した技の威力に補正がかかる*4

特定の技のダメージを軽減/無効化する特性

単純に耐性が増える特性。

【技のダメージを軽減する特性】

特性 効果 備考
あついしぼう ほのおタイプとこおりタイプの技で受けるダメージが0.5倍になる
フィルター/ハードロック/プリズムアーマー 自分に効果抜群になるタイプの技で受けるダメージが0.75倍になる 例えば、2倍弱点の場合は1.5倍のダメージに軽減される
プリズムアーマーは、特性『かたやぶり』『ターボブレイズ』『テラボルテージ』や技「メテオドライブ」「シャドーレイ」の影響を受けない
たいねつ ほのおタイプの技で受けるダメージと「やけど」状態によるダメージが0.5倍になる
マルチスケイル/ファントムガード 自分のHPが満タンのとき、受けるダメージが0.5倍になる ファントムガードは、特性『かたやぶり』『ターボブレイズ』『テラボルテージ』や技「メテオドライブ」「シャドーレイ」の影響を受けない
ファーコート 物理攻撃の技で受けるダメージが0.5倍になる 厳密には少し違い、防御力が2倍になる。その為「サイコショック」「サイコブレイク」「しんぴのつるぎ」も半減される
もふもふ 直接攻撃の技で受けるダメージが0.5倍になるが、ほのおタイプの技で受けるダメージが2倍になる
こおりのりんぷん 特殊攻撃の技で受けるダメージが0.5倍になる
きよめのしお ゴーストタイプの技で受けるダメージが0.5倍になり、状態異常にならなくなる
テラスシェル 自分のHPが満タンのとき、受けるダメージのタイプ相性を全て0.5倍(こうかはいまひとつ)にする 相性で無効になるタイプ技や「みずびたし」等でタイプが変わった結果、相性で半減以下(0.25倍)にできるようになった攻撃技を受けたときは発動しない

【特定のタイプの技を無効化する特性】

特性 効果 備考
ふしぎなまもり 自分に効果抜群になるタイプの技以外の攻撃技を無効化する
ふゆう ひこうタイプと同等の無効耐性を得る じめんタイプの技を無効化し、「まきびし」「どくびし」「ねばねばネット」や各種フィールド、特性『ありじごく』の効果を受けない
もらいび ほのおタイプの技を受けるとダメージを無効化し、以降自分の使うほのおタイプの技の威力が1.5倍になる
ちょすい みずタイプの技を受けるとダメージを無効化し、最大HPの1/4を回復する
ちくでん でんきタイプの技を受けるとダメージを無効化し、最大HPの1/4を回復する
ひらいしん でんきタイプの技を受けるとダメージを無効化し、自分のとくこうを1段階上げる ダブルバトル時、自分以外のすべてのポケモンのでんきタイプの技の攻撃対象を自分に変更する
よびみず みずタイプの技を受けるとダメージを無効化し、自分のとくこうを1段階上げる ダブルバトル時、自分以外のすべてよポケモンのみずタイプの技の攻撃対象を自分に変更する
かんそうはだ みずタイプの技を受けるとダメージを無効化し、最大HPの1/4を回復するが、ほのおタイプの技で受けるダメージが1.25倍になる 天候が「あめ」「おおあめ」のときは毎ターン最大HPの1/8を回復するが、天候が「にほんばれ」「おおひでり」のときは毎ターン最大HPの1/8のダメージを受ける
でんきエンジン でんきタイプの技を受けるとダメージを無効化し、自分のすばやさを1段階上げる
そうしょく くさタイプの技を受けるとダメージを無効化し、自分のこうげきを1段階上げる
こんがりボディ ほのおタイプの技を受けるとダメージを無効化し、自分のぼうぎょを2段階上げる
どしょく じめんタイプの技を受けるとダメージを無効化し、最大HPの1/4を回復する

【特定の状態異常を軽減・無効化する特性】

特性 効果 備考
だっぴ ターン終了時に3分の1の確率で状態異常が回復する
はやおき 「ねむり」状態から早く目覚める
めんえき 「どく」「もうどく」状態にならない
じゅうなん まひ」状態にならない
みずのベール 「やけど」状態にならない
やるき/ふみん ねむり」「ねむけ」状態にならない 「やるき」はなやみのタネで上書きされる
マグマのよろい こおり」状態にならない
マイペース 「こんらん」状態にならなくなり、特性『いかく』を無効化する
せいしんりょく 相手の技の追加効果でひるまなくなり、特性『いかく』を無効化する
スイートベール 自分と味方が「ねむり」「ねむけ」状態にならない
パステルベール 自分と味方が「どく」「もうどく」状態にならない
ぜったいねむり 常に「ゆめうつつ」状態となり、状態異常を無効化する 「ゆめうつつ」状態では能動的に攻撃可能で「いびき」と「ねごと」も成功するが、「めざましビンタ」等の「ねむり」状態で威力が増加する技や『ゆめくい』のダメージを受け、「こんらん」は防げない

【特定の系統の技を無効化する特性】

特性 効果 備考
ヘドロえき 吸収系の技を受けると、相手の回復効果をダメージ効果に変更する ただし下記の特性とは違い、技を受けた際のダメージは無効化されずに受ける
対象となる技は「(○○)ドレイン(○○)」という技のほかに「ウッドホーン」「きゅうけつ」「すいとる」「ちからをすいとる」「デスウイング」「パラボラチャージ」「むねんのつるぎ」「やどりぎのタネ」「ゆめくい」がある
がんじょう 一撃必殺技を無効化し、HP満タンの状態から致死ダメージを受けてもHPが必ず1残る
どんかん 特性『いかく』や「ちょうはつ」「メロメロ」「ゆうわく」を無効化する
きゅうばん 強制交代技を無効化する
ぼうおん 音系の技を無効化する
ぼうじん 粉系の技や特性『ほうし』、「すなあらし」「あられ」によるダメージを無効化する
ぼうだん たま・爆弾系の技を無効化する 対象となる技は「○○ボール」「○○ばくだん」「○○ボム」「○○ほう」という技のほかに「たまなげ」「タネマシンガン」「ロックブラスト」「きあいだま」「はどうだん」「かえんだん」「くちばしキャノン」「かふんだんご」がある
マジックガード 相手からの直接の攻撃以外のダメージを無効化する 直接の攻撃以外のダメージとは、状態異常、「ニードルガード」等の補助効果、「のろい」やバインド技(「ほのおのうず」や「うずしお」)等の状態変化、技の反動、持ち物、相手の特性、「まきびし」等の場の状態や天候によるダメージを指す
ただし「みがわり」「はらだいこ」等の自分のHPを削る技、こんらん状態や「わるあがき」による自傷ダメージ、「ほろびのうた」や「みちづれ」の効果は受ける
マジックミラー 相手が使用してきた変化技を跳ね返す ざっくり言えば、常時「マジックコート」状態になる
つまり厳密には「相手の変化技を無効化した上でその変化技を相手に繰り出す」ため、例えばほのおタイプの相手が放つ「おにび」を跳ね返しても相手はやけど状態にならない。同じ理由でくさタイプの相手が放つ粉・胞子系の技を跳ね返しても技の効果が無効化される
アロマベール 自分と味方へのメンタル攻撃技を無効化する 対象となる技は「アンコール」「いちゃもん」「かなしばり」「ちょうはつ」「メロメロ」「かいふくふうじ」がある
じょおうのいげんビビッドボディテイルアーマー 自分と味方への先制技を無効化する
かぜのり 風系の技を無効化し、こうげきが1段階上がる 対象となる技は「(〇〇)かぜ(〇〇)」「(〇〇)あらし」「(〇〇)ふぶき」のほかに「エアカッター」「たつまき」「ねっぷう」「ぼうふう」で、「おいかぜ」「ふきとばし」でも発動する。ただし「すなあらし」では発動しない
おうごんのからだ 相手の変化技を無効化する おおむね変化技を反射するマジックミラーの下位互換特性だが、厳密には効果範囲が異なる

特に『ふゆう』はじめんタイプが「じしん」「だいちのちから」などの強さでメジャーである本シリーズにおいては非常に強い特性である。
ゲンガーが第七世代で『ふゆう』から『のろわれボディ』に変更された背景には、地面に普通に立っていることもさることながら、どちらかといえばただでさえ強いゲンガーがじめん無効であることが強力すぎるというのも理由だろう。

特定の状態異常を軽減・無効化する特性は「その状態異常の時に即座に治る」も兼ねているものが多く、『かたやぶり』/『きんしのちから』では対処にならないことを留意するほうがよい。

『ひらいしん』『よびみず』は当初は引き寄せるだけの特性だったのだが、とくこう上昇+当該タイプ無効化のおまけがついて一気にメジャーとなった特性。

特定の状況を無効化する特性

相手の無敵状態を防ぐ特性。

本来弱点を突けるはずの技が防御技や無効化特性で軽減/無効化されると相手の守りを崩すために苦戦を強いられることがあるが、これらは守りを崩していくのではなく、相手の守りを無視して通常通りに攻撃出来るようにするものである。

特性 効果 備考
ノーてんき/エアロック 天候変化を無効化し、天候によって起こる技の威力補正や天候によって発動する特性が発動しなくなる 天候そのものの状態は消滅せずに維持される
しめりけ この特性を持ったポケモンが場にいる間、お互いの場のポケモンは技「じばく」「だいばくはつ」「ビックリヘッド」「ミストバースト」が必ず失敗し、特性『ゆうばく』も無効化される
かたやぶりターボブレイズテラボルテージ 技を出すとき、相手の特性の効果を無視する 技を出した後に発動する『さめはだ』や『せいでんき』などは無効化されない。また、『メタルプロテクト』『ファントムガード』『プリズムアーマー』には無効
きもったま ノーマル・かくとうタイプの技がゴーストタイプに等倍で当たるようになり、特性『いかく』を無効化する
すりぬけ 「リフレクター」「ひかりのかべ」「オーロラベール」「しんぴのまもり」「みがわり」を無視して相手に技を当てられる
ふしょく どく・はがねタイプの相手を「どく」「もうどく」状態にできる 自分が「どくどくだま」を持っている場合でも発動する。どくタイプの攻撃技を無効化する効果を打ち消すことはできない
かがくへんかガス この特性を持ったポケモンが場にいる間、お互いの場のポケモンの特性の効果が無効化され、発動しなくなる ただし『ダルマモード』『バトルスイッチ』『ぎょぐん』『ばけのかわ』『ARシステム』『うのミサイル』『アイスフェイス』『じんばいったい』は発動する
バリアフリー 場に出たとき、お互いの場に展開された「リフレクター」「ひかりのかべ」「オーロラベール」を無効化する
ふかしのこぶし 自分が直接攻撃の技を使ったとき、相手の「まもる」系の技の影響を受けない
きんしのちから 自分が変化技を使ったとき、相手の特性を無視するが、必ず後攻になる 挙動は『あとだし』+『かたやぶり』に近い
しんがん ノーマル・かくとうタイプの技がゴーストタイプに等倍で当たるようになり、自身の命中率のランクが下がらず、相手の回避率のランクの影響も受けない わかりやすく言えば効果は『きもったま』+『するどいめ』を合わせたもの。なお『きもったま』と違い『いかく』を無効化する効果はない

完全に相手依存であるため、相手が無効化できる技や特性を持っていないと意味をなさない。
一方で無効化対象となる技や特性を持つポケモンを牽制しやすくなる。

自身の不利な状態異常により発動する特性

本来ならば不利になるはずの状態異常を逆手に取りパワーアップする特性。
これらの特性を持っているポケモンは、間接的に相手の状態異常を対策する効果を持っている。

特性 効果 備考
シンクロ 相手の技で「どく」「もうどく」「まひ」「やけど」状態になると、相手も同じ状態異常になる
こんじょう 状態異常のとき、こうげきが1.5倍になり、「やけど」によるこうげき半減を無視する
ふしぎなうろこ 状態異常のとき、ぼうぎょが1.5倍になる
はやあし 状態異常のとき、すばやさが1.5倍になり、「まひ」によるすばやさ半減を無視する
ちどりあし 「こんらん」状態のとき、回避率が上がる
ポイズンヒール 「どく」「もうどく」状態のとき、ダメージの代わりに最大HPの1/8回復する
どくぼうそう 「どく」「もうどく」状態のとき、こうげきが1.5倍になる
ねつぼうそう 「やけど」状態のとき、とくこうが1.5倍になる

特に「やけど」状態による攻撃力低下が致命的になる物理ポケモンにとって『こんじょう』は色々な意味で非常に有名。

カイリキーローブシンヘラクロスの様なポケモンが下手に『こんじょう』を発動してしまえば、元々の攻撃力の高さも相まって手が付けられなくなる可能性すらある。
彼らが例え他の特性を持っている事が予見されても、彼らがこの特性を持って居る事を知っている限り、状態異常にする技を打ちにくくするという心理的な作用もあったりする。

また、「どく」「やけど」によって発動する特性に関しては、アイテムの『かえんだま』『どくどくだま』で能動的に発動する事も出来、その高めの攻撃力上昇倍率をあいまって一つの戦法として確立されている。
特に『こんじょう』持ちかつ、状態異常の時ダメージが2倍になる技「からげんき」を更にタイプ一致で放てるリングマオオスバメタチフサグマにとってはその圧倒的な火力も相まって彼らの代表的な戦法としても扱われる。

上記の様にアイテムにより能動的に発動している間は他の状態異常を全て防ぐ事ができ(こんらんやメロメロ等交代で消える状態異常は別だが)、その点も利用したキノガッサグライオンの『ポイズンヒール』による無限耐久戦法は悪名高く、ダメージは回復するわ耐久ポケ天敵の「どくどく」は通用しないわ、「やけど」「ねむり」により機能停止も出来ないわで対策必須の時代もあった。
最近ではやけどのダメージの減少により、ミロカロスが『かえんだま』で防御をあげつつ「もうどく」を防ぐ戦法なども生まれてきた。

なお、特性が『ポイズンヒール』でも「ベノムショック」や「たたりめ」のダメージは普通に増えるので注意。

『シンクロ』に関しては対戦面での活躍と言うよりこの特性のポケモンを先頭にしているとき、野生のポケモンが出たら5割で先頭の『シンクロ』持ちポケモンと同じ性格になるという側面の方が有名で、特に厳選しにくい伝説や準伝説ポケモンの捕獲の際には必須ともいえた特性。
SVでは上記効果が消滅している代わりに、他の要素によるフォローが行いやすくなっている。

相手の攻撃技を受けたときに発動する特性

特性 効果 備考
さめはだ/てつのトゲ 直接攻撃の技を受けると、相手に相手の最大HPの1/8のダメージ
どくのトゲ 直接攻撃の技を受けると、30%の確率で相手を「どく」状態にする
せいでんき 直接攻撃の技を受けると、30%の確率で相手を「まひ」状態にする
ほのおのからだ 直接攻撃の技を受けると、30%の確率で相手を「やけど」状態にする
ほうし 直接攻撃の技を受けると、30%の確率で相手を「どく」「まひ」「ねむり」状態のいずれかにする
メロメロボディ 直接攻撃の技を受けると、30%の確率で相手を「メロメロ」状態にする
ゆうばく 相手の直接攻撃の技で「ひんし」状態になったとき、相手に相手の最大HPの1/4のダメージ
わるいてぐせ 直接攻撃の技を受けると、相手の持ち物を奪う
くだけるよろい 物理技を受けると、自分のぼうぎょが1段階下がり、自分のすばやさが2段階上がる
ミイラ とれないにおい 直接攻撃の技を受けると、相手の特性を「ミイラ」/「とれないにおい」に変更する
のろわれボディ 攻撃技を受けると、その時に受けた技を30%の確率でかなしばり状態にする 非直接攻撃に対しても発動する
ぬめぬめ カーリーヘアー 直接攻撃の技を受けると、相手のすばやさを1段階下げる
じきゅうりょく 攻撃技を受けると、自分のぼうぎょが1段階上がる
とびだすなかみ 相手の攻撃技で「ひんし」状態になったとき、相手に直前に残っていた自分のHP分のダメージ
わたげ 攻撃技を受けると、自分以外の全てのポケモンのすばやさを1段階下げる
さまようたましい 直接攻撃の技を受けると、自分と相手の特性を入れ替える
ほろびのボディ 直接攻撃の技を受けると、3ターン終了後に、お互いのポケモンは「ひんし」状態になる
ふうりょくでんき 風系の技を受けたとき、または味方の場が「おいかぜ」状態になったとき、自分を「じゅうでん状態」にする 対象となる技は「(〇〇)かぜ(〇〇)」「(〇〇)あらし」「(〇〇)ふぶき」のほかに「エアカッター」「たつまき」「ねっぷう」「ぼうふう」がある。ただし「すなあらし」では発動しない
でんきにかえる 攻撃技を受けたとき、自分を「じゅうでん状態」にする
どくげしょう 自分が物理技を受けたとき、相手の場に「どくびし」を撒く

直接攻撃を受けた時に反応して発動する特性+『くだけるよろい』は、連続攻撃系の技だと1回ごとに判定が発生する。
『ミイラ』『とれないにおい』『さまようたましい』はダブルバトルでのフレンドリーファイアでデメリット特性を潰したり、相手の強力な特性を潰して弱体化を狙う時に使われる。

その場に出ると同時に発動する特性

特性 効果 備考
トレース 場に出たときに自分の特性が相手と同じ特性に変化する。戦闘から離れると元に戻る 『レシーバー』や『うのミサイル』等の一部特性やフォルムチェンジに関する特性はトレースできない
よちむ 場に出たときに相手の覚えている技のうち、最も威力の高い技の名前が分かる 同じ威力の技がある場合はランダムで表示される
きけんよち 場に出たときに相手のポケモンが自分に対して「こうかがばつぐん」になる技、一撃必殺技、自爆技を持っているかどうかがわかる 技の名前まではわからない
プレッシャー この特性を持つポケモンが技の対象になった時、相手の技のPPを追加で1減らす フィールド上では、手持ちの一番上に置くとレベルの高いポケモンが出やすくなる
かわりもの 場に出たときに自分の正面にいる相手のポケモンに変身する 相手が「へんしん」状態や「みがわり」状態、特性『イリュージョン』で姿を変えていると発動しない
イリュージョン 自分の手持ちの一番後ろにいるポケモンの姿に化けて登場する。攻撃技でダメージを受けると元の姿に戻る 通信対戦の場合は「最後に選んだポケモン」に化ける。自分が一番後ろの場合は効果がない
そうだいしょう 手持ちのポケモンが倒されて場にでたときに、倒された数だけこうげきととくこうが上がる こうげきととくこうの上昇倍率は倒されたポケモン1匹につき10%で、最大+50%の補正
わざわいのおふだ 自分以外全員のこうげきが3/4倍になる 能力下降はステータスのランク下降とは別である
わざわいのつるぎ 自分以外全員のぼうぎょが3/4倍になる 能力下降はステータスのランク下降とは別である
わざわいのうつわ 自分以外全員のとくこうが3/4倍になる 能力下降はステータスのランク下降とは別である
わざわいのたま 自分以外全員のとくぼうが3/4倍になる 能力下降はステータスのランク下降とは別である

『トレース』『よちむ』『きけんよち』は相手がどのような特性や技を持っているかがわかるため、相手が想定している特性を利用した戦術をそのまま活用したり、他のポケモンに交代するなど戦略の幅が広がる。
『かわりもの』は「へんしん」を使って1ターンを挟まずに相手の技や能力を姿ごとコピーするため、即座に『トレース』以上に相手の戦術を活用でき、『イリュージョン』は対象となるポケモンの姿だけに化けるため、自らの弱点をカバーしてくれるタイプを持つポケモンに化ければ相手を上手く欺くことができる。
これらは相手に依存するため、考え方によってはシンプルな効果でありながら(あるいはシンプルだからこそ)使い所が難しいと言える。


第九世代(スカーレット・バイオレット)から登場した『わざわい』シリーズはシングルならデメリット無しで使える他、専用構築をすればダブルバトルで相方を守りつつ相手二体を弱体化できる。逆に敵より味方が多いレイドバトルではおすすめできない。

交代時に発動する特性

これらの特性は冒険中でも発動するが、最大限に活かされるのは対戦においてである。

特性 効果 備考
しぜんかいふく 他のポケモンに交代したり戦闘が終了すると状態異常が治る。「いえき」状態のまま交代しても発動する 「スキルスワップ」で特性が変更された場合は効果がない。道具や技(『レッドカード』、「ふきとばし」)などで交代されても発動する
さいせいりょく 他のポケモンに交代すると最大HPの1/3を回復する 『トレース』や「スキルスワップ」で一時的にこの特性になった場合も一度だけ発動する
はりこみ 交代して場に出てきた相手に与えるダメージが2倍になる 厳密には少し異なり、交代して場に出てきた相手に攻撃する際にこうげき・とくこうが2倍になる
にげごしききかいひ 攻撃を受けてHPが半分以下になると、逃げたり交代する

『しぜんかいふく』と『さいせいりょく』は状態異常やHPの減少といった、自分にとって不利な状況に陥っても交代で仕切り直しが可能で、『はりこみ』は一見使いづらそうに見えるが、「あくび」と組み合わせれば相手に「ねむり」か交代かの圧力をかけることができる。
ただし『かがくへんかガス』の前では効果がなく、発動もしない。

相手の交代を封じる特性

有効打のない相手を積みの起点にしたり、「ほろびのうた」とのコンボで問答無用で相手を屠ることができる。

特性 効果 備考
かげふみ 相手ポケモンの交代を封じる
ありじごく ひこうタイプ・特性『ふゆう』・「でんじふゆう」状態・『ふうせん』を持ったポケモン以外の相手ポケモンの交代を封じる
じりょく 相手のはがねタイプのポケモンの交代を封じる

ただし、道具や技(『だっしゅつボタン』「バトンタッチ」「とんぼがえり」)などでは抜けだされてしまうので注意。第六世代からはゴーストタイプに無効となった。
ちなみに、『かげふみ』同士が対面しても交代できるので、うっかりソーナンスミラーになってもご心配なく。
第三世代時はこの仕様がなかっためソーナンス対面になると「わるあがき」するまで何もできなかった。
また対戦環境とはあまり関係ないが、「野生で出るとすぐに逃げてしまうポケモン*5」を足止めしてゆっくり捕まえる用途に使用する、という使い道も存在する。

自分や相手の持ち物に影響する特性

道具に関する特性で、道具使用の妨害から、持ち物の再利用や効果の倍増など様々である。

特性 効果 備考
ものひろい ターン終了時に確率で他のポケモンが使った道具を拾ってくることがある フィールド上ではバトル終了後に10%の確率で道具を手に入れる。拾う道具はレベルによって割合や種類が異なる
おみとおし 相手が持ち物を持っている場合、相手の持ち物がわかる
ねんちゃく 持ち物を奪われたり、失う効果を防ぐ
くいしんぼう HPが最大の1/4以下の時に使うきのみを、HPが最大の1/2以下の時に使うようになる 元から最大HPの1/2以下で発動するきのみやHP減少が発動条件でないきのみは対象外
かるわざ 持ち物を失うと、すばやさが2倍になる 最初から持ち物がない場合は発動しない
きんちょうかん 相手の場にいる全てのポケモンはきのみを使用できなくなる
ほおぶくろ きのみを食べたとき、きのみ本来の効果に加えて、最大HPの1/3だけHPが回復する
しゅうかく ターン終了時、自分が使用したきのみが50%の確率で復活する 天候が「にほんばれ」、「おおひでり」だと必ず復活する
じゅくせい きのみの効果が2倍になる
はんすう きのみを食べた次のターン終了時に、また同じきのみを食べる

ダブルバトル専用の特性

これらの特性はダブルバトル時のみ効果を発揮するため、シングルバトルでは実質死に特性となってしまうので注意。

特性 効果 備考
プラス/マイナス 特性『プラス』か『マイナス』の味方が場に出ると、とくこうが1.5倍になる
いやしのこころ ターン終了時に1/3の確率で自分以外の味方の状態異常を治す
テレパシー 味方から受ける技のダメージを無効化する
フレンドガード 自分以外の味方が相手から受ける技のダメージを3/4に軽減する
フラワーベール 味方のくさタイプのポケモンは、相手の技や特性による能力ランク補正低下が無効化され、状態異常にもならない
きょうせい 味方が道具を使ったり失ったとき、自分が持っている道具を味方に移動する
バッテリー 自分以外の味方が使う特殊技の威力が1.3倍になる
かがくのちからレシーバー 味方がひんしになったとき、自分の特性を味方と同じ特性に変更する
スクリューおびれすじがねいり 攻撃対象を自分に変更する技や特性の効果を無視して相手を攻撃できる 対象となる技は「このゆびとまれ」「いかりのこな」「サイドチェンジ」、特性は『ひらいしん』『よびみず』
パワースポット 自分以外の味方が使う攻撃技の威力が1.3倍になる
きみょうなくすり 場に出たとき、味方の能力ランク補正を元に戻す
きょうえん 場に出たとき、味方の能力ランク補正をコピーする
しれいとう 味方の場にヘイラッシャがいるとき、口の中にはいる 交換不能、かつ2対1になるかわりにヘイラッシャの全能力が2段階上がる
おもてなし 戦闘に出た時、自分を除く味方全体のHPをそれぞれ最大HPの1/4ずつ回復する

味方に有利な状態にするものが多く、その効果は上述したように、「ステータスのランク変化に影響する」「技の威力を上げる」「特定の技を無効化する」などさまざま。

自身のタイプを変更する特性

文字通りの特性だが、タイプの変化条件は特性によって違う。

特性 効果 備考
へんしょく 攻撃技を受けた後、自分のタイプが受けた技と同じになる
マルチタイプARシステム 持ち物によって自身のタイプが変化する マルチタイプは「◯◯プレート」もしくは「Zクリスタル」、ARシステムは「◯◯メモリ」
へんげんじざい リベロ 場に出て最初に技を繰り出すとき、自分のタイプがその技と同じになる 第九世代からは「場に出た時に1度だけ」という条件が付き弱体化した

自身のすがたに影響する特性

条件を満たすことで姿が変わる。

特性 効果 備考
てんきや ポワルンが天候によって姿が変化する
フラワーギフト チェリムが天候が「にほんばれ」「おおひでり」のとき、『ネガフォルム』から『ポジフォルム』に変化する 味方と自分の攻撃と特防を1.5倍にする。第四世代のみ、フォルムチェンジと特性は無関係
ダルマモード ヒヒダルマのHPが1/2以下になると、『ダルマモード』に変化する
バトルスイッチ ギルガルドが技「キングシールド」を使用すると『シールドフォルム』に、攻撃技を使用すると『ブレードフォルム』にそれぞれ変化する
きずなへんげ 特別な個体のゲッコウガが攻撃技で相手を倒すと、『サトシゲッコウガ』に変化する
スワームチェンジ ジガルデが『10%フォルム』および『50%フォルム』のとき、HPが半分以下になると『パーフェクトフォルム』に変化する。 このときHPの最大値が変化し、最大値の増加分だけHPを回復する
ぎょぐん ヨワシがHPが1/4を超えている間は『むれたすがた』になり、HPが1/4以下になると『たんどくのすがた』に戻る
リミットシールド メテノのHPが1/2以下になると、『りゅうせいのすがた』から『コアのすがた』に変化する
ばけのかわ ミミッキュが攻撃技を受けたとき、そのダメージを無効化して『ばけたすがた』から『ばれたすがた』に変化する 第八世代では最大HPの8分の1に置き換え
うのミサイル ウッウが技「なみのり」か「ダイビング」を使用すると、自分の最大HPが1/2以上のときは『うのみのすがた』、1/2以下のときは『まるのみのすがた』に変化する。 その後に相手からの攻撃技でダメージを受けると、相手に最大HPの1/4のダメージを与え、さらに『うのみのすがた』のときは相手のぼうぎょを1段階下げ、『まるのみのすがた』のときは相手を「まひ」状態にする
はらぺこスイッチ モルペコがターン経過ごとに、『まんぷくもよう』と『はらぺこもよう』にそれぞれ交互に変化する
アイスフェイス コオリッポが物理技を受けたとき、そのダメージを無効化して『ナイスフェイス』に変化する その後に天候が「あられ」または「ゆき」になると『アイスフェイス』が復活する
マイティチェンジ 一度場に出た『ナイーブフォルム』のイルカマンが控えに戻ると『マイティフォルム』に変化する
テラスチェンジ テラパゴスが場に出たとき、テラスタルフォルムにチェンジする 『かがくへんかガス』を含めたあらゆる特性の中でも最も早く発動する

姿の変化で自分のタイプや種族値をガラっと変えたり、完全に防御に特化したものまで。
『ダルマモード』のように癖の強いものから『バトルスイッチ』『マイティチェンジ』のような強力なものまで、ポケモンに依存する。
またこれらの特性はいずれも専用特性であり、ほとんどは特性書き換え/無効化の技が無効で、特性『トレース』によってコピーすることもできないという特徴を持つ。
ヨワシの『ぎょぐん』は後述するデメリット特性の要素も併せ持ち、群れが解除されると一気に弱体化するという性質がある。

デメリット特性

通常の特性はポケモンに魅力を与えるものだが、中には逆にデメリットになるものも存在する。

特性 効果 備考
なまけ 2ターンに1度しか行動できない
あとだし 相手と同じ優先度の技を使った場合、すばやさに関係なく後攻になる
ぶきよう 持たせた道具の効果が発動しなくなる
スロースタート 登場して5ターン目までこうげき・すばやさが半分になる
よわき HPが1/2以下になると、こうげき・とくこうが半分になる

特に『なまけ』『スロースタート』『よわき』は非常に有名。

この特性を持つケッキングレジギガスアーケオスはどれも素のステータスが凄まじく強いので、デメリットの特性を与えることで強くなりすぎないよう、バランスを調整している。
特性が登場してから毎世代一匹はこのような「デメリット特性の代わりに高い種族値」というポケモンが登場している。
当然ながら、この特性を無効化すると壊れ性能を発揮しかねない。
「スキルスワップ」『かがくへんかガス』等を併用することでデメリットを踏み倒す構築も存在するが、バレやすいのでその辺は心しよう。

ただし、「なかまづくり」アイアント(なまけ)のように、デメリットを活用できる場合もある。
『ぶきよう』は『どくどくだま』や『かえんだま』をもたせ、「トリック/すりかえ」で運用することが可能。また、『とつげきチョッキ』をトリックで押し付けて変化技主体のポケモンを完封してしまえるのは『ぶきよう』持ちの専売特許である。

『あとだし』を持つヤミラミも「しっぺがえし」や「メタルバースト」を有効に扱えるようになるといったメリットも一応ある。
要は使い方次第なのである。ケッキングはとりあえず一致「ギガインパクト」でも撃っとけ。

その他

上記以外にも

シナリオ上でのみ効果を発揮するもの にげあし・みつあつめ・たまひろい
自分の体重を変化させるもの ヘヴィメタルライトメタル
相手が状態異常になると発動するもの ナイトメアどくくぐつ
行動順に関するもの クイックドロウ
複数の特性の効果が発動するもの じんばいったい

などなど様々なものが存在する。


追記・修正は特性を活用してからお願いします。

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最終更新:2024年01月19日 22:23

*1 「あくび」を受け、次のターン終了時「ねむり」になる状態

*2 特定の持ち物をもたせると8ターンになる

*3 特にニョロトノ一択だった雨パ

*4 第六世代は1.3倍、第七世代以降は1.2倍

*5 MAP全体を移動するタイプの伝説ポケモンなど