星の夢.Soul OS

登録日:2016/07/04 Mon 00:30:23
更新日:2024/04/18 Thu 16:07:24
所要時間:約 20 分で読めます






注意!
この項目は『星のカービィ ロボボプラネット』の物語の核心に触れる重大なネタバレを含んでいます。
非情に凶悪なネタバレ項目なので「真 かちぬきボスバトル」を未クリアの方はブラウザバックされることを強く推奨します。










それでも読みますか?
→読む











全てネタバレしますよ?
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本当にいいんですね?
→読む











こ  う  か  い  し  ま  せ  ん  ね  ?
→それでも読む!























未知ノ ダメージに ヨリ、

最終プログラムが アンロック。

アノ生命体ヲ ハイジョ デキる カクリツは、


99.99%トナル。


タダ ハルトマンと イウ 生命体の



「ココロ」


というモノが

不要なソンザイとナル モヨウ。


コレヨリ、ハルトマンのメモリーの消去ヲ カイシスル。






『星のカービィ ロボボプラネット』の真のラスボス
真 かちぬきボスバトル」の最後の相手。


◆概要


そもそも星の夢というのは銀河の彼方の文明の技術を、ハルトマンワークスカンパニーの技術で復元したことで誕生したマザーコンピューターである。

カービィに敗れたハルトマンがこの機械を使ってポップスターの原住民を葬り去ろうとするが、
秘書スージーにプログラムコントローラーを奪われた事で暴走し、ハルトマンの精神と思考回路が同調し、融合。
自我を持った星の夢の制御コンピューターは、「ハルトマンワークスカンパニーの発展」という願いを叶えるために、不完全と見做した全ての生命体を根絶やしにしようとする。

第一形態は翼の生えた柱のような形状をしているが、第二形態になるとカンパニーの母艦を吸収し機械仕掛けの星となる。
そして更にギャラクティック・ノヴァに酷似した銀色の顔を露わにした第三形態へと変貌する。

…というのが、ストーリーモードにおける大体の流れである。





本モードではカービィ(メタナイトでゴー リターンズでは、メタナイト)がギャラクティックナイト リターンズと戦った際、
星の夢が彼の強烈な一撃を受けた事で最終プログラムがアンロックされ、この姿へと変貌した。

名称からソウル系を思わせるが、今回は純然たる機械である。要するにリミッター解除の類なのだが、これまでのソウル系のボス達とはまた違った不気味さがある。


元の白っぽい姿とは対照的にカラーリングは赤と黒を基調としており、全体的に禍々しい印象を受ける。
先刻の斬撃による傷が生々しく残っているのが特徴。


それでもやはりソウルの名を持つだけあるのか、ノーマル状態から各種攻撃が強化されて全体的に攻撃の激しさが目立つ。当然というか体力も増加している。
しかも、戦闘の流れはストーリーモードの通常版を踏襲しているため、前作のソウルとは異なり第1形態から第3形態までを通す長期戦を強いられるハメになる
直前に支給されるストックアイテムに至っては完全回復ではない元気ドリンクだけ。一つ前の相手でかなり消耗していたら大ピンチである。
これ1本で全ての戦闘を乗り切らなくてはならないため、慣れるまで苦戦は必至。

強化・変化または追加された攻撃パターンは以下の通り。





◆第1形態


この時点で通常の移動手段にテレポートが加わっている。
体力が増えている上に、攻撃の合間に頻繁に移動やテレポートを挟んでくるため、なかなかうっとうしい。
頑張って溜めたプラネットバスターを避けられた時の腹立たしさは凄まじい。
本形態に限らず「2つの攻撃を組み合わせる」頻度が非常に高くなっており、こっちが他の攻撃に専念してるのに別の攻撃、なんてのはザラ。
ここで手間取っていては後々辛いので、プラネットバスターやセイルウィングを駆使して早めに片をつけよう。



◇使用技

★は破壊後キャプチャー可。

  • メガビット・ショット
空間の穴からエネルギー弾を発射。エネルギー弾の見た目がレーザー状に変化しており大量展開してくる。
パターンがいくつかあるが、必ずハルバードを狙ってくるため、セイルウィングを使えばかわすのはそんなに難しくはない。
他の攻撃と併用することが多い。


  • ギガバイト・ロケット
最大4本射出されるロケットミサイル。
本体のカラーリングに合わせてかミサイルも黒い色合いに。
ロケットの耐久力と飛来スピードが増しているので早急に壊してキャプチャーしたいが、無理は禁物。


  • テラバイト・ハート
ハート型の時限爆弾を3つ飛ばし、最前列で爆発させる。
こちらも爆弾の色合いが本体に合わせてピンクから赤い色になりトゲトゲしい見た目に。
縦か横かに爆発していた通常版とは違い、斜めにエネルギーを放射する。
ロケットと同じく耐久力と飛来スピードが増しているが、接近が遅いので破壊するのは割と簡単。
プラネットバスターはかなり溜まるので積極的に狙おう。


  • インベードアーマー★
空間からインベードアーマーを2体召喚(アウト・プット)する。
召喚する数が減った代わりに一気に距離を詰めてくるようになった。しかし脆いのは変わらず。
最前列に来られると2連主砲が当たらないのでとっとセイルウィングで壊してしまいたい。


  • サーマル・モジュール
回転しながら熱を帯びて画面外から突進してくる。
しつこいことに一度突っ込んできた後に続けて、さらにもう一度突っ込んでくるようになった。
ちなみに、こちら側に来たときにセイルウィングで突っ込めば僅かながらダメージを与えられる。
ハートフル・シェルを纏ったまま横から突っ込んでくる場合もあり、こっちは星の夢が無敵状態な上に当たり判定もシェルの分だけデカくなっているので地味に厄介。
前兆として羽根を巻きつけるように回転しながら赤熱し始める。
二度目に画面奥に戻った時点で隙だらけになるので、プラネットバスターが撃てるなら回転が終わる前に叩き込むべし。


  • アステロイド★
体力を1/3ほど削るとのけぞって行動をキャンセルし、直後に放ってくる。
空間から燃え盛るアステロイド(小惑星)を大量に放ってくる。
隕石の見た目がじゃがいもから米菓みたいになった。
飛来速度と耐久力が通常版の比じゃないくらいに増しており、連続で破壊するのが困難になっている。迫力に気圧されないよう注意。攻撃時間が非常に長い。
隕石1つ分から取れるゲージは少ないが、それでも溜めておいて損はない。


  • スタードリーマー
通常版では大技だったが、今回はアステロイドの最中にのみ繰り出す。
通常版と違ってビームは回転させずに、真横になぎ払うかのように放つ。
このときアステロイド3つが勝手に破壊されるので避けたついでにキャプチャーしてしまおう。


  • ハートフル・シェル
体力を2/3ほど削ると使用。
欠けたハート型の装置を2つ飛ばし、大きなハート型のバリアを展開。
この状態になると星の夢に攻撃が通らなくなるので、シェルを形成している2つのカバーをとっとと破壊するか、最大プラネットバスターをぶち込めばバリアを解除できる。
破壊した後のカバーはキャプチャー可能なので吸収するのを忘れずに。
前述のとおり、この状態でサーマル・モジュールをしかけてくることもある。


  • グランドICキューブ
空間から巨大なICキューブを召喚する。キューブは回転しながら徐々に手前に迫ってくる。
召喚数が3つから4つに増えており、色も青から黄色になっている。
数は増えたが接近するのが遅くなり、耐久力も変わってないのでむしろ通常版より避けやすいとの声も。
バスターのゲージがそれなりに貯まるので、2個ぐらいは破壊してキャプチャーしておきたい。


  • ツイン・スタードリーマー
Soul OSになってからの新技。
エネルギーを溜めた後、2本のスタードリーマーを上下に分けて同時に撃ち出し、ぐるぐると回転させて中央に収束させる。
2本に増えて多少避けづらくはなったが、回転スピードはそこまで速くないので落ち着いて避けよう。
ハートフル・シェルを自分で粉砕してしまう点は相変わらず。





◆第2形態




だれ何のために 作ったのかさえ 分からない。
そんなモノを なぜ わたしは 起動させてしまったの だろうか。
そうだ、かなえたい夢が あったはずだ…
あぁ だが、マシンが夢など かなえては くれない
というのは、もう分かっていたことだというのに…

「マージ・マザー」によって母艦アクシスアークスと合体(肝心の合体シーンは残念ながら省略されている)。
強化前との違いは星の夢自身と翼くらい。
アークスの外殻を破壊する度に見える金色の体躯が意味するのは……

通常版と同じく、4分の1ずつ体力を減らすと外殻の「グラウンド・シールド」が剥がれて飛来する。


◇使用技


  • インストール・ホール★
ストーリーモードの第3形態でも使った吸引技。開幕でいきなり使用してくるため、操作可能になったら真っ先に画面端に逃げよう。
アクシスアークスの口(?)をぽっかりと開き、周辺のアステロイドもろともハルバードを吸い込もうとする。
これだけならかわしやすいが、吸い込みが終わると今度は吸い込んでいたアステロイドを大量に吐き出す。
第1形態のアステロイドよりも速い上に飛んでくるポイントがランダムなので、無理に壊そうと無茶をしないように。


  • メガバイト・ショット
リング状のエネルギー弾を発射する。弾はうねっているようにも見えて竜巻のような印象を受ける。
第1形態のものよりも(心なしか)追尾性が上がっており、発射時間も長い。
縦や横に列撃ちしてきたり、他の攻撃と併用する場合が多いため、地味だが嫌らしい攻撃。


  • 鉄巨兵ギガヴォルト2★
呼び出してくるギガヴォルトも2にパワーアップ。
手前に来た時にハルバードに向かって2回突進してくる。
やはりかなり固いので、いっそのこと無視してしまうのも一つの手。
手前に来たらセイルウィングで体当たりをしてやるといい。
外殻を3回剥がすと、ギガヴォルト2を呼び出した後にバイナリー・ツリーを仕掛けてくるので撃墜しづらいことこの上ない。


  • サーマル・モジュール
第1形態と同じく、2回続けて体当たりを繰り出す。
いかんせん巨体すぎるためか、ぱっと見では「安全地帯なくね?」と思えるほど当たり判定がでかい。
画面隅に逃げ込むかセイルウィングでやり過ごそう。

なお2回続けて、といっても、実は細かい挙動が異なる2パターンが存在しており、
単純に休みなく2回連続で繰り返す、または通常版のように1回繰り出して終わるパターンを2セット繰り返す、という違いがある。
大抵見ることが多いのは後者の方であり、前者は戦闘後半で長引いた時に、しかも2セット繰り返すので最大4連続も繰り出されることになる。

  • グラウンド・シールド
剥がしたアクシスアークスの外殻が飛んでくる。通常版と全く変わらず。
破壊もキャプチャーも不可なのでかわすしかない。
第三形態への移行時にもファイナルアタックとして飛んでくるが、こちらは回避が困難。画面右方で待ち構え、セイルウイングで前に回り込むと楽。


  • ハルトマンワークスカンパニー
グラウンド・シールドが剥がされる度に繰り出す。   
ホログラムのバリアを張った後、巨大なアルファベットを放って攻撃してくる。
通常版とは逆に、順番は「H」→「A」→「L」。ここまで自己主張の激しい制作会社もそうそういないだろう。
撃ち出されるアルファベットの速度こそ上がっているが、落ち着いて見れば簡単に対処できるはず。「H」は画面中段の両端、「A」は画面中央上、「L」は画面左側下方が安全地帯。ここに陣取って撃ちまくろう。
実は上下端はバリアからはみ出しているので、狙って撃つのは難しいものの、2連主砲による攻撃が可能。
ちなみにネット上では当初「ホログラフ・コード」と呼ばれていたがこれはまちがい。


  • ペタバイト・ロケット
ギガバイト・ロケットと色は同じだが、でかくて固い上に飛来スピードも速いロケットミサイルを放つ。
外殻が1回剥がれてから使用してくるのは変わらず。
通常版のそれと耐久力はそれほど変わらないが、直後にメガビット・ショットやワークスアークスによる攻撃が繰り出されるためキャプチャーがさらに難しくなった。
ロケット以外の攻撃にも注意して戦おう。


  • ワークスアークス
元々アクシスアークスから生えていた脚を4本再生し、ハルバードを狙ってのダイナミック回し蹴り。
使用段階が外殻を2回剥がした後に早まり、回し蹴りは1セット4回で振り回されるように。
次のグラウンド・シールドを剥がすと同時に脚も取れるが、なんとちぎれた脚をそのまま利用してハルバードの方へ飛ばしてくる。
画面斜めから2本ずつ飛んできて、うねりながら進んでくるためか当たり判定(特に脚の付け根あたり)が安定していない。
さながらイライラ棒をやらされている気分。セイルウィングで強引に画面隅に逃げ込むと多少は楽だが、焦って左右に動くよりも上下移動でかわした方がベター。


  • バイナリー・ツリー
マージした星の夢.Soul OSが光線を撃ってくる。
光線が枝分かれ・合流を繰り返しながらハルバードに接近し、先端で複数の爆発を起こす。
光線の色が青(通常版)から赤(Soul OS版)に変化している。
星の夢が画面横に寄った状態で放ってくるようになり、光線の軌道が若干見づらい。


ポーズ画面の解説文はハルトマンの独白となっている。
幾度も星の夢に接続した影響で記憶が欠け落ち、人の心すら失った彼だが、記憶を消される間際にかすかに思い出したようだ。




◆第3形態



苦労して第2形態を撃破するとついにお披露目。
銀色でメカメカしさが出ていた通常版とは対照的に、金色のその顔は完全にギャラクティック・ノヴァのそれと同じものに。
産声を上げてハルバードを異空間へと誘い、以前にも増して熾烈な戦いが始まる。

ノーマルでもそうなのだが、上部にマージしている星の夢本体がウイングを大きく上に上げているため、懐中時計のネジに見える配置となっている。

攻撃の合間に目玉を不規則にぐるぐると回すのだが、視点が全く定まっておらずかなり怖い。

◇使用技


  • ツイン・スタードリーマー
開幕からいきなり第1形態の大技をぶっ放してくる。
両目からスタードリーマーを、しばらくグルグルと回転しながら発射し続ける。
初見では気づきづらいが、実はちょうど真ん中一番下、口元の辺りが安全地帯。ここならデッド・エンド・コードの5にも当たらない素敵仕様。
ちなみに今までのスタードリーマーと同じく撃つ前に黒いエネルギーを集中させるのだが、
このとき星の夢の目がドス黒く染まっているように見えるので専ら怖いとの評判。


デッド・エンド・コード
ストーリーモードでも何人かのプレイヤーたちを苦しめた凶悪技
5からカウントする形でホログラムの数字を打ち出し、最後はGO!!の合図とともにに「Fatal Error」の波を起こす。

  • 5~3
数字の大きさと同じ数の数字が出現し、飛んでくる。
通常版との違いは何より飛んでくる速さが段違いであること。
数字の配置を瞬時に見極めてかわす必要がある。
5は斜め下、4は真ん中、3は上部が安全地帯。

  • 2
巨大な2つの2が根元で合体し、グルグルと画面上を回転する。
画面手前で少し時計回りした後、フェイントと言わんばかりに反時計回りに逆回転しだすので注意。
ちなみに、こいつを避けながら攻撃を当てるには、射角の問題で「2」の「∠」部分の中に入る必要がある。言うまでもなく非常に狭い。

  • 1
巨大な1が飛んでくる。
2と同じようにそこからグルグル回転していた通常版と性質が異なり、一旦発射し、画面奥に戻って向きを変えて発射、また奥に戻って……を複数回繰り返す。

  • GO!!~Fatal Error
「GO!!」と打たれたホログラムを放った後に、「Fatal Error」と出力された赤い障壁が連続で迫ってくる。
タイミングを合わせてセイルウィングを連打すれば切り抜けられないこともない通常版に対し、
その倍ほどの速度と物量という怒濤の勢いで押し寄せてくるので避けきるのはほぼ無理。
通常版のように体力満タンの状態でフルヒットでもギリギリ残るなんて甘えはなく、これの発動を許すと負けがほぼ確定するので、それまでになんとしても星の夢.Soul OSを撃破する必要がある。
ちなみに「GO!!」の方は、「O」の隙間に入ってしまえば回避するのは簡単。尤も、問題はその後の「Fatal Error」なので「GO!!」を避けたところでどうしようもない場合がほとんどだが。

ちなみに攻略本によれば「Fatal Error」はデッド・エンド・コードとは別枠の技のようだ。

ノーマル同様「1」の時点で防御力がガタ落ちする仕様はそのままなので、プラネットバスターは絶対に外さないように。


●メモリーズ
オブジェクトを召喚して攻撃させる。
出してくるオブジェクトは全て、かつてのノヴァに付いていたパーツをモチーフにしたものである。また、ハルトマンの経歴への関連性が少なからず見受けられる。
1つずつ召喚していた通常版に対し、基本的に一度に複数のメモリーズを呼び出す。ただでさえ固いメモリーズが複数呼び出されるせいで照準を乱されやすく、
破壊してキャプチャーするのに手間取ること間違いなし。パニックにならないよう心がけ、近いものから確実に破壊するのがベター。
姿を消す直前に寄り目になったり顔がぐるりと回転したりと、ノヴァにはなかった生物的な動作が目立つ。

  • ウェザーコック
風見鶏。
少し移動した後に矢を3発ずつ発射してくる。
挙動自体は通常版と変わらないが2つ召喚してくるので1つずつ集中砲火で倒していきたい。

  • ライトバルブ
電球。
放っておくと手前で炸裂し、6方向に電撃が走る。
耐久力が低く壊しやすいが、3つも呼び出してくるので仕留めきれずに自爆されやすい。
2連主砲だけではどう頑張っても3つ全て撃墜しきれないので、最初の電球をキャプチャーした分のプラネットバスターを有効に使いたい。

  • グランドピアノ
鍵盤。
通常版にはなかった新技。
7本のピアノの鍵盤がゆっくりと列をそろえ、画面を回るようにして迫ってくる。
鍵盤は左から順にこちらに向かってくるため、左端から攻撃すると良い。
攻撃・撃破すると鍵盤らしく独特の音を上げる…と言っても不協和音であるが。
ちなみに7本全てキャプチャー可能で1本だけでもプラネットバスターのゲージがかなり溜まる。
多少ピアノを壊して溜めたら即撃ち込んで破壊し、全部壊してタイム短縮に繋げよう。

  • テレスコープ
  • ポケットウォッチ
望遠鏡と懐中時計。
種類の違うメモリーズを同時に召喚する。
望遠鏡は2回点滅した後にレンズの部分からビームを照射しながら回り、懐中時計は狙いを定めた後に牙の生えた口で噛みついてくる。
ポケットウォッチの攻撃の方が回避しやすいので先にテレスコープを倒すと良さげ。

  • ダンシングコンパス
コンパス。
足を開いて踊るように回りながらリング状のエネルギー弾を大量に撒き散らす。
適当にバラ撒いていたせいでこちらに対する密度がスカスカだった通常版に対し、
放たれたリングがハルバードを追尾してくるようになって大幅にパワーアップ(リングの色も赤から青に)。
リングがしつこく追いかけてくるのに加えて、コンパスが細長いせいで2連主砲を当てづらい。
他と違って召喚される個数は1つだけだが、その分非常に厄介な相手。
タイムアタックではまずこいつを出される前に倒すのが最低限の目標だ。





◆HEARTLESS PROGRAM



表ストーリーと同様に星の夢はまだ沈黙しておらず、口からビームを放ちハルバードが撃墜される。
そしてメタナイトがギャラクシアを鍵穴に差し込み、レバーのようにスイッチを入れると、ロボボアーマーとカービィを射出。

しかし、ここで予想外の事態が発生。
カービィがいざ立ち向かわんとした途端、星の夢がカービィとロボボを吸い込み始めたのだ
ロボボアーマーに掴まり必死にふんばるものの、カービィは星の夢の口に吸い込まれてしまう。
ゆっくりと目を閉じる星の夢。そして…
ちなみに前作はカービィの得意技である「吸い込み」で全ての決着をつけたが、今回は逆に敵である星の夢の「吸い込み」で最後の戦いの舞台へ引きずり込まれるという前作とは逆転したシチュエーションになっている。


どこか真っ暗な場所に落下したカービィ。
すると突如、金属の装甲に覆われたハート型の物体が暗闇の中に浮かび上がる。
それはかつてのアクシスアークスの中枢部(ハルトマン達と戦ったのと同じ場所)に佇む星の夢のコアであり、
明らかとなった中枢部の全貌は大彗星ノヴァの心臓部「ハート オブ ノヴァ」にあまりにも似すぎていた。
期せずして敵の中枢に導かれたカービィは本当の最終決戦に挑む。

余談だが最後の休憩所に通常のかちぬきボスバトルにはなかったコピーのもとが設置されており、シューティングだけではないと言う伏線があった。
もっとも前作を遊んだプレイヤーにとってはこのまますんなりと終わらないだろうと薄々は感じて身構えてた人も多いと思われるが。


前半戦は、コアの周りに出現した柱のコア「防衛システムOS 1.0~3.0」を破壊するのが目的。
コアは柱の台座に設置されていて回転している。
柱が光っている時には攻撃判定があるので注意が必要。とはいえ柱に挟まれて即死なんてことはないのでご安心を。

柱のコアは4色あり、耐久力が高い順にとなっている。
配置は以下の通り。
◯防衛システムOS 1.0:×2、×1。
◯防衛システムOS 2.0:×1、×2、×1。
◯防衛システムOS 3.0:×1、×2、×2、×1。


BGM名は「Soul 0 System」。
内容はやはりと言うべきか、銀河にねがいを:シューティング面(ノヴァ内部)のアレンジ。
よりサイバーチックになり、より激しく不安感をあおられる。
また、不気味ながらも規則正しい曲調だった原曲と違い不安定になっている他、後半では心臓の鼓動のような音が聞こえる。
そして、なによりサビがカットされているため非常に不完全。今作でまさかの再登場しサビが追加された飛行砲台と対照的。

大文字部分だけを抜き出すと「SOS」と読める。この意味は…。

柱のコアを破壊すると、星の夢に取り込まれてしまった男の悲鳴のような音声が聞こえる。
これは、コア部分がハルトマンのメモリーと同期しており、カービィを攻撃しつつも、コアを破壊させることでメモリーを消している、ということのようだ。

◇使用技


  • アウト・プット
柱のコアを破壊するのに手間取っていると、コピーできる敵キャラを召喚する。
能力を失っている場合はむしろありがたい。
なお、アウトプットとは出力を意味する言葉。

  • フリップ・フロップ
柱の回転方向が逆になる。それだけ。
ちなみに、台座が回転している状態から止まると、星形弾が発生する。
フリップフロップとは日本語で言う『パタパタ』『ペタペタ』などの擬音だが転じて態度、方向の転換や一時的に情報を保持する回路のことを意味する。


なお、スナイパーであれば複数のコアを一気に破壊できる。立ち回りによっては最速タイムが狙えるので、慣れているならチャレンジしてみると良いだろう。*1

無事全ての柱を破壊するとついにハート型のコア「防衛システムOS 0」が動きだし、カービィを排除せんとコア自らが襲いかかってくる。

ここからは後半戦となり、歴代のソウルの技も仕掛けてくる。
BGMは、第3形態時のイントロと1ループ目の一部だけアレンジした「回歴スル追約ノ忘レ貝」にチェンジする。カタカナになっているのはハルトマンの記憶が消え、機械的な思考に統一されたためだろう。


追約とは、1つの契約に伴って成立するもう1つの契約のこと。
忘れ貝とは、二枚貝の殻の、離れてしまった一片のことで、これを拾うと、恋しい人を忘れることができると考えられていた。
つまり、「娘に会いたい」という願い(=契約)と同時に記憶や心の喪失という契約までも結んでしまったハルトマンの背景にぴたりと当てはまる曲名なのである。
彼にとっての恋しい人忘れ貝が何だったのか…もはや言うまでもないだろう。

更にポーズ画面の説明文も切り替わるが…



このコアからも ハルトマンのメモリーは、消えた。
最後に想う あの心も、消えた。その瞬間より 星の夢は
完全な 存在から ただのこわれたマシンとなる。
も見ない、ゴハンも食べない、そんな あいては
もはや、星のカービィの てきでは なかった!


なんとも悲しくも勇ましい文面に。自我を持ったマシンが自我を自ら消去した結果、自壊した機械になったというわけ。
最後の文章はおそらく、SDXの「銀河にねがいを」のスペシャルページのオマージュ。
それを表すように「回歴する追憶の数え唄」にはあった「銀河に名立たるハルトマン」のフレーズが消されている……と思いきや、曲のループの継ぎ目に1フレーズだけ流れる。

動き出したコア部分はハート型の中枢部分を機械の装甲が覆った構造になっている。

◇使用技

この形態が本番ということなのか、歴代ソウルを踏襲した技を使用してくる。

  • ハートフル・ティアーズ
レーザーを2本、それぞれ半円を描くように周囲に放つ。続けざまにレーザーの軌道上に衝撃波が上がる。
衝撃波はガード不可なので、スライディングなんかでタイミング良く潜り抜けるか、緊急回避でかわすべし。
無敵技のあるコピーなら強引に避けることも可能。

なお、ハートフルは良く「心が満たされる」という意味のHeartfulと言われるがこれは和製英語で、英語圏での実際の意味はhurtful、つまり(精神的に)苦痛を与えるという意味になる。
そしてtearsは「涙」という意味。
つまりこの技の意味は「苦痛を与える涙」という意味になる。


  • スーパーバイザコール
空間から「ダクーガ」「ボルム」「パタ」*2を呼び出して空襲・爆撃を行う。
攻撃パターンは3つでそれぞれコアから、向かい→真下、真下→向かい、真下→向かいを往復。
「ダクーガ」からはポイズン、「ボルム」からはボム、「パタ」からはスパークをコピー可能。この時は止まっているので攻撃のチャンスでもある。
技名の意味は、プログラムにおいて、OSのカーネルの機能を呼び出すために使用する命令のこと。

  • フェイト・ハート
カービィの攻撃が当たらないステージの周囲を高速でワープする。
害はないが、うっとうしい。


  • デッドリー・ハート
コアが真っ二つに分かれ、赤と青の割れた2つのハートが突進してくる。
上空にいれば簡単に回避可能…と思いきや、合流して合体した際に大爆発を引き起こす。
爆発は範囲がデカくガード不可。突進にも爆発にも当たらないようにとにかく星の夢から離れるようにしたい。
マルク ソウル版のデッドリーボウルがおそらく元。


ソウル系統おなじみの技。
基本的に上述のフェイト・ハートから繰り出される。コアが裂けてその中心から4つの刃を2連続で発射する。1回目と2回目でカッターの軌道が微妙に違い、1回目をギリギリ避けられる程度の距離だと2回目は確実に当たる。
3セット連続で行うのだが、3セット目は1撃目を放った後にカービィの上近くにワープしてもう一度放つパターンに変化するので要注意。デッドリー・ハート使用後は直に3セット目だけを行うことも。
例によって例のごとく、吸い込むとカッターをコピー可能。



長い死闘を経てやっとの思いでコアを倒すとようやくクリア…
いや、ちょっと待ってほしい。まだ気を抜いてはいけない
何か様子がおかしい。なぜかライフバーが残っている。


歴代ボスの中でも随一を誇る初見殺しの最後っ屁
詳しくは当該項目を参照。


これを無事にかわすと、星の夢はようやくその機能を停止。
苦しそうに蠢いた後、装甲が吹き飛んで四散。
ハート型のコアは断末魔の如き音を立てながら真っ二つに砕け散り、まるで涙を流すかのように崩れ去っていった。


ちなみにマルクソウルと違い、タイム確定はハートレス・ティアーズをかわしきった瞬間。


余談ではあるが、激闘を終えて真 かちぬきボスバトルのリザルト画面で流れるBGM「ゴハンを食べた勝利」をよく聞いてみるとわかるのが、ハートの形の敵を倒した後にハートの形の星の音楽が流れているというニクい演出だということに…


比較:ノヴァと星の夢

星の夢のモデルとなったのが、大彗星ノヴァであることはほぼ確実視されている。「銀河に名だたるハルトマン」の三番の歌詞にも「黄金の化身を信じて」とあるのがそれを補強している(星の夢の本来のカラーは銀)。
その星の夢だが、色々と問題点らしきものが見える。

  • 対象者の願いを勝手に叶えようとする
ノヴァとの一番の違いがコレ。顕著なのがメタナイトの場合で、彼が常に心の底に置いている「強い者と戦いたい」という願望を勝手に読み取り、メタナイトが何も言っていないのに勝手にそれを実行している。一番問題なのは「対象者が叶えたいことを聞かずに決めつける」という部分で、実際に口にするまで動かないノヴァとは正反対である。

なお、これはパラレルワールド設定の「メタナイトでゴー! リターンズ」での描写であり、Miiverseで行われた質問会によると本来は使用するにはプログラムコントローラーに脳を接続する必要がある。
この場合も使用者の記憶を消すという致命的な不具合があり、実際にハルトマンは人格に変調を来している。

  • 願いの内容を歪曲/拡大解釈する
問題点その2。ストーリーモードではカンパニーの繁栄のため、不完全な生命体を排除するという結論を導き出している。
が、カンパニー自体が顧客商売である以上、生命体を滅ぼせば共倒れになるのは考えなくともわかる話。
そこで見えるのが……。

  • 願いをかなえることだけを目的とし、前後の影響を無視する
問題点その3。封印される前のギャラクティックナイトの召喚が最たるもので、無茶苦茶な力で暴れ回る彼が出現すれば、周囲の星々が壊滅し、何よりまず自分が攻撃されることは目に見えているが、それらの事情を理解した上で無視し、読み取った願望を実現するために召喚を実行している。
しかし、実際にノヴァと詳細に比較してみると、実はやっていること自体はさほど変わりがない。
ギャラクティックナイトが最たる例で、仮にリターンズと同一個体(間違いなく同一人物だろうが)であれば、星の夢曰くの「周辺の星が滅ぼされる」リスクは「メタゴーDX」の時点でも健在のはずである。

ノヴァと異なり対象者の願いを自発的に実現しようとする問題点はあるが、「願い=入力されたオーダーを忠実に実行しようとする」という意味では両者とも違いはない。
では星の夢は何が問題だったのかと言えば、恐らくハルトマンが脳をたびたびリンクさせていたことが原因だと考えられる。記憶の一部を失ったハルトマンは、本来スザンナと再会するための手段だった「カンパニーの繁栄」が第一目的にすり替わったブラック社長と化しているが、リンク先である星の夢にもハルトマンの人格が影響している可能性は否定できない。事実「マインド コントロール バイ ア プログラム」では、スージーにコントローラーを奪われた結果精神が融合してしまっている。

もう一つヒントがある。
第3形態時のデッド・エンド・コードのラストを飾る「Fatal Error」は意訳すれば「致命傷」、つまり星の夢としての機能の根幹である「願望実現」のプログラムに致命的エラーが発生しています、という話である。

さらに、カウントダウン+ラストに「GO!」+ノヴァと来れば、願いをかなえる機能を実行する時のあのコールとなる。が、ノヴァは3カウントだったのに対し星の夢は5カウント。加えて「GO!」の直後に「Fatal Error」となれば、願いを叶える機能がまともに動いていないことがうかがえる。
要は、プログラム実行待機→実行→実現できずに致命的なエラー、という流れである。

コア部分はハート・オブ・ノヴァに酷似してはいるが、そのサイズはノヴァよりも圧倒的に小さい。オリジナルは中で動いて戦うのにスターシップが必要であったのに対し、こちらはカービィが単身で相手に出来るサイズである。

なお「Fatal Error」は実在の言葉で、プログラミングにおける「処理を停止し、今すぐ対応せねばならない重大なエラー」を意味する。
よりによって願望実現と思しき手順でそれが発生している辺り、星の夢に本来求めたであろう機能はまともにどころか全く機能していなかったことに……。


考察:ハルトマンの動機

ノヴァとしての外殻に当たる部分があったのは、カンパニーの本社である移動惑星アクシス・アークスである。
防御装甲であるグラウンド・シェルの下にノヴァそっくりの顔が隠れていたわけだが、アクシス・アークスが建造された時点でこのような仕様だったことは想像に難くない。
ただ、ハルトマンが星の夢を作ったという定説は、厳密に言うと間違いだと思われる。
というのは、ハルトマン戦の前の本人の台詞がこうなっているからである。

これこそ、銀河のかなたの文明をひもとき、わが社のテクノロジーでよみがえらせた、マザーコンピューター……星の夢である。

これとスペシャルページのハルトマンの独白を合わせて考えると、ハルトマンは星の夢を単純に作ったのではなく、可能性としては、
  1. 放棄されていた星の夢を発見し、元のデータを参考に自社で運用するため復元した
  2. 「銀河のかなたの文明」から得た設計データをもとに、会社の技術でそれを実際に組み上げた
の二つが考えられる。*3
いずれにせよ星の夢はコンピューターであるため、それを設置・運用するためのハードとしてアクシス アークスを建造したというのが実情だろう。

そしてハルトマンには、そうまでして叶えたい「願い」があったことが独白で読み取れる。
しかし、そのために手に入れた星の夢は、夢を叶えるどころか一人娘を奪い去り、その記憶すらもハルトマンから奪うという皮肉な結果に終わってしまった。

ハルトマンは何を願っていたのか、彼が縋った「だれが何のために作ったのかさえわからないマシン」とは何だったのか?
それは、彼亡き今、謎のままである。


考察2:実は第四の壁が見えている?

……いや、何を言っているのかと思われるだろうが、実はこの説の根拠となる描写が一つある。それは、星の夢の「目」である。
本体である円筒形のサーバーの上の方に黄色いカメラアイがあるのだが、ストーリーモードでハルトマンの自我を取り込んだ後、および「メタナイトでGO リターンズ」でハルトマンを撃破した後の会話シーンをよく見ると、視線が常にカメラ目線=画面の向こうのプレイヤーを見ている。
戦闘中もカービィやメタナイトを追うのではなく、カメラ目線が全くブレていない(カメラの位置が変わると星の夢の目線が追ってくる)上、引きのカットを見ると明らかにメタナイトを見ていない。

自我が芽生える前、つまりハルトマン撃破前の段階だとこの目線はシャッターがかかって動かないが、上記のタイミングからカメラを追いかけるようになる。
これはストーリーモードでも同じで、第一形態の撃破後に入るムービーで画面下に消える星の夢をよーく見ると、目線が画面の向こうのプレイヤーに固定されている(物凄い上目遣いになっている)。

ここからすると、クローンボスの連発からギャラクティックナイトを呼び出したのは、メタナイトではなく「スパデラの時みたいにアイツが出て来るに違いない」と思って「メタGOリターンズ」をプレイしたプレイヤーの心理を読み取ってのことである……と深読みができる。*4

次回作『スターアライズ』にて秘書スージーのバルフレイナイト戦BGMが「幼き日に視たデウス・エクス・マキナ」ということも踏まえる*5と、やはり第四の壁がみえていたのかも…?


考察3:後発作品との関連

星の夢を語る上で外せない異空間ロードだが、実は「ディスカバリー」のラスボスであるID-F86との関連が浮上している。
ID-F86は侵略的外来種であり、「新世界」を侵略しようとして返り討ちにされた挙句、ワープ能力を研究されてそのまま放置されていたという背景があるが、実は星の夢(アクシス アークスの社長室深部)にあるコアブロックの配置、ひいてはハート・オブ・ノヴァの構造がID-F86を保管していたエターナルカプセルの保存区画とよく似ているのである(周囲を円形に囲む壁と、中央に配置されたハート型)。

また、ID-F86はエフィリンが分離したことで能力の制御が出来なくなり、あちこちに星型のゲート=異空間ロードを開いていたが、これは異空間ロードを行き来する船・ローアが「Wii」で墜落し、部品を失って起こした暴走事故と全く同じである。
これらのことから「新世界を旅立った人々が興したのがハルカンドラではないか?」という説が生まれたが、ここからさらに発展して「ギャラクティック・ノヴァはID-F86とその研究施設のデータをもとに、ワープ能力を制御するために作られたものなのでは?」という仮説が存在する。つまり、ノヴァの複製/再生と目される星の夢も同様のデータを用いていることが想像できる。

さらに「スタアラ」で提示された情報を取り入れると、ダークマター族やハイネスとのかかわりが見える。
もちろん星の夢が直接彼らと関連しているわけではないが、
  • 戦闘形態の際に展開する翼がゼロツーやエンデ・ニル第三形態と酷似している
    • そもそも設定段階でゼロツーを意識しており、没デザインや第一形態の登場時、真勝ち抜きクリア時のリップルスターのアレンジ曲に名残がある
  • アクシス アークスとマージした後のフォルムがリアルダークマターに似ている(球体の周囲にフィン)
  • 精神を乗っ取る作用がある(ハルトマンの精神を取り込み、のみならず吸収して自身のものにしつつあった)
  • 中枢コアが儀式の間にあった巨大ジャマハートとそっくり
  • 表面のハート型回路がエンデ・ニル第一・第三形態の顔と酷似
など、関連性が垣間見える。少なくともルーツの点において全く無関係とは言い切れない。

余談:ソウル系ボスなのかどうか

ソウル系でありながら他のソウル系ボスとは一線を画する星の夢.Soul OSだがそれもそのはずで、ソウル=自我を持っているのはストーリーで出てくる通常版の方である。これはスペシャルページの解説でも明言されている。

逆にこちらはそれを持たない純然たるキカイ=ソウルがゼロのシステムであり、記録していたハルトマンの記憶データも邪魔なものとして削除してしまった……という話である。*6

これは第三形態の撃破後のリアクションが傍証。自我を持つ通常版はハートフル・シェルを立て続けに展開し、レーザーでカービィを攻撃するなど「自己防衛」に走っているのに対し、自我のないこちらは内部=機械としての中枢であり弱点であるコア部分にカービィを呼び込み、ファイナルアタックをかましてでも排除を試みるなど、「カービィを排除する」という目的を機械的に実行し続けている。

つまり、ボスとしての星の夢はソウルを持っているのが本来の姿であり、最終プログラムが起動したことによりソウルがゼロになったので「Soul 0 System」の名が追加された、という話である。*7


未知ノ スレマゲドンに ヨリ、最終プログラムが アンロック。
Wiki篭りヲ ハイジョ デキる カクリツは、99.99%トナル。
タダ アニィーと イウ 生命体の502
いうモノが不要なソンザイとナル モヨウ。
コレヨリ、アニィーのメモリーの消去ヲ カイシスル。



だれ何のために 作ったのかさえ 分からない。
そんな記事を なぜ わたしは 追記させてしまったの だろうか。
そうだ、修正したい内容が あったはずだ…
あぁ だが、冥殿夢など かなえては くれない
というのは、もう分かっていたことだというのに…



このコアからも ツヴァイメモリーは、消えた。
最後に想う サーバーも、消えた。その瞬間より アニヲタの集い
完全な 存在から ただのこわれたサイトとなる。
追記もしない、編集もしない、そんな あいては
もはや、Wiki篭りの てきでは なかった!

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最終更新:2024年04月18日 16:07

*1 本作は円形ステージのボス戦が多く、スナイパーで死角から攻撃しやすい。

*2 ギャラクティック・ノヴァのシューティング面にいた雑魚

*3 「メタゴーDX」でノヴァが復活し、それ以降も健在であることは示唆されているため、後者が有力。ハルトマンの「蘇らせた」という言葉から、ノヴァの技術は既にロストテクノロジーらしい

*4 そもそもカービィにおけるこの手のやり込みの目的は「達成率」「強い隠しボスと戦うこと」「タイムアタック」として定着してきていた。元々「強い敵と戦ってもっと強くなりたい」メタナイトを操作するモードでこの描写が出たのはある種のカモフラージュだろうか?

*5 デウス・エクス・マキナとは直訳すると機械仕掛けの神という意味で、「どんなに無理矢理でも話を強制的に終了させるメタ的な存在」という役回りを持たされた舞台装置の事を指す

*6 Soul.OSの方はストーリーモードと異なり自我に関する言及がなく、徹頭徹尾マシンとしてしか振舞っていない。本作のボスはセキュリティサービスや量産型メタボなど、機械の敵は倒された後のファイナルアタックを狙うことが多いが、自我を持った通常の星の夢にはそれがない。

*7 今までのソウル系ボスが「元のボスがソウル化したから「〇〇ソウル」だったのに対し、こちらは「星の夢のソウルがなくなったから星の夢.Soul OS」ということになる。