タンバリン(ドラゴンボール)

登録日:2016/05/09 Mon 17:24:59
更新日:2024/03/10 Sun 21:46:38
所要時間:約 3 分で読めます





タンバリンとは、漫画ドラゴンボールの登場人物。



人物

魔族の長であるピッコロ大魔王が生み出した戦士で、ピッコロ大魔王の忠実な手下。
身長は188cmで体重は74kg。
平均的な体格の半魚人のような魔族。背中の翼を使って空を飛ぶ事が可能。
人間を殺す事に快感を覚えるという生粋の悪である。
戦士タイプの魔族なだけあってかなりの戦闘力を持っており、作中でも何人もの腕に覚えのある格闘家をその手で葬り去っていった。
ちなみに同じ魔族のシンバルよりは数倍強いが、ピッコロ大魔王が若返り全盛期の力を取り戻してから生み出された魔族のドラムよりは力は劣る模様。
生みの親であるピッコロ大魔王とは、テレパシーを使って遠距離でも会話する事ができる。
作中で初めて悟空明確な殺意を持って戦った相手でもある。その理由は後述。



活躍

ピッコロ大魔王が封印から解かれた後で生み出される。
魔封波対策の為、全ての格闘家を抹殺すべく、ピッコロ大魔王の命令で天下一武闘会の歴代出場者名簿の強奪を決行。
難なく会場で名簿を見つけるが、そこで武道会アナウンサークリリンに遭遇。
クリリンに抵抗されるも逆に蹴りで首の骨を折って、死に至らしめた(死因が描写されたのは、アニメ版にて)上、
ピッコロ大魔王の願いを叶えるためのドラゴンボール(四星球)もあったことから、それも入手して、会場を跡にする。
すぐにクリリンの仇をとりに来た悟空に追いつかれると、クリリンの死をあざ笑う発言をした事で悟空が激怒。
今まで、どれ程悪い相手にも決して言わなかった「オラがぶっ殺してやる!!」と吐き捨てられ、勝負を挑まれる。
しかし、武道会の試合で力を使い果たしてしまっていた悟空など敵ではあらず、彼の乗っていた筋斗雲を消し去って彼を地上へと叩き落す。

その後は奪った武道会の名簿を元に武道家の抹殺を開始。ナムを皮切りに、6人もの武道家を殺害していった。
なお、原作では殺害された人物はナムとギランのみ判明していたが、アニメ版では彼らの他に
バクテリアン、パンプット、男狼、チャパ王と彼の弟子たちもタンバリンの手にかかり殺されていた。
(と言うことはランファンさんはこれから殺される予定だったか、登場させるまでもないくらいよっぽど弱かったのか)
ちなみに彼はクリリン同様鼻が存在せず、バクテリアン対策ではないかとたまに話題に上がる事がある。

7人目の標的として今度はヤムチャに狙いを定めるが、その途中でピッコロ大魔王のテレパシーが入り「シンバルを殺したヤツを始末しろ」との命令を受け、シンバルが倒された地へと向かった。
アニメ版では、実際にヤムチャと交戦。ヤムチャの足のハンデもあって追い詰めていくが、止めを刺す寸前にピッコロ大魔王から新たな命令が下る展開となった。

シンバルが倒された地において、シンバルを倒した張本人のヤジロベーと悟空と顔を合わせる。悟空が生きていた事に驚きつつも最初に悟空と交戦。
一度は倒した相手だった為、最初は悟空になめてかかっていたが、第1戦目と違い、全快状態の悟空の猛攻に手も足も出ず、
口から気功波を発射してもあっさりと避けられてしまう。
分が悪いと判断し、空へと逃走を試みるが、悟空に如意棒で追走され、怒りのかめはめ波で跡形もなく消滅してしまった。

よく考えてみれば、このシーンが「サイヤ人は死に瀕し甦るたびに強くなる」という伏線だったのかもしれないが、
タンバリンとの初戦の時点で悟空は絶不調状態だったので、第22回天下一武道会時点の悟空とどれほど実力差があったのかは不明である。

クリリンと筋斗雲の仇を討った悟空だが、シンバルに続いて、タンバリンも倒されたことで、ピッコロ大魔王自らが赴くことになった。

ちなみに木っ端微塵になっていなければ、シンバルと同様にヤジロベーが食す予定だった。


ゲーム版に出演する際は単なる敵キャラとして登場する事が多いが、『ドラゴンボールZ Sparking! METEOR』ではプレイアブルキャラとして登場している。IFストーリーではまさかの生存により、悟空との再戦になるが、さらに他のキャラも出たり…。

原作の追体験ゲームでもある、SFCのドラゴンボールZ 超悟空伝 -突激編-でも当然登場。(Zって付いてるのに無印のピッコロ大魔王編のストーリーまでしか入ってないことにツッコんではいけない)
最初の戦闘では原作通り必ず負けてしまうが、戦う直前に選択肢が発生し「後をつける」を選択すると戦闘せずにピッコロ大魔王の元に辿り着き、原作よりも早い段階でピッコロ大魔王(まだ老いている姿)と戦うことになる。この時点ではタンバリンにも負けるレベルなので当然これも負けイベントなのだが…なんと普通にゲームオーバーになってしまう。ADVではよくある選択肢を間違えるとバッドエンド、デッドエンド直行の典型例のようなものなので、原作通りすぐに戦いを挑もう。
2回目の戦闘ではちゃんと勝たないとゲームオーバーになってしまうので注意。まあ、それまでのイベントで悟空も回復しているので強さ事態はそれほどでもなく、このゲームの基本通りにやれば普通に勝てる。
問題は倒した後、空に逃げるタンバリンに対しトドメを刺そうとする際、「かめはめ波を使う」「如意棒を使う」という選択肢が出る。如意棒を使うと原作通りに仕留めることが出来るが、かめはめ波を使うと避けられてしまい、結果逃げられてしまってなんとも締まらない形で終わってしまう。どっちにしてもヤジロベーに怒られてしまうのは変わらないのだが。
逃げられた場合、ピッコロ大魔王と少し会話するくらいで話の大筋に大きな変化は無い。最終的に、天津飯がキングキャッスルに到着した際ドラムの前の「前座の前座」という形で彼と戦うが、この時点の天津飯にとって敵ではなくあっさりと倒されてしまった。

余談

アニメ版で彼を演じた中尾氏は当時『ドラゴンボール』に出演する事を息子に話したが反応は微妙だったらしく、「あいつはすぐに死ぬよ」とネタバレまでされたとのこと。その後、皆さんご存知のあの宇宙の帝王の役をやる事となり、そこでも自分に歯向かったクリリンを今回以上の残虐な手口で殺害している。
勿論クリリンの仇として悟空の怒りを買う事となるのだが、対峙した際にタンバリンの時と同様にクリリンの死を愚弄するような発言をした事で
悟空をブチ切れさせ、結果彼に敗北する事となった。
と言うか再放送時「あれこいつの声フリーザと同じ…」と声優を意識させる役割もあった。


「ケケケケケッ…!!追記・修正というのはまったくいい気分だぜ」

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • ドラゴンボール
  • ドラゴンボール登場人物項目
  • ドラゴンボール悪役リンク
  • タンバリン
  • 中尾隆聖
  • 魔族
  • 戦士
  • クリリンの仇
  • 殺人鬼
  • 手下
  • みんなのトラウマ
  • 強敵……のふりをした雑魚
  • たらこ唇
  • ドS
  • 悪役
  • 筋斗雲の仇
  • かませ犬
  • 初登場が第22回天下一武道会~無印編終了まで

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2024年03月10日 21:46