ブラスタ(スパロボ)

登録日:2011/05/16(月) 23:52:36
更新日:2021/10/11 Mon 09:58:14
所要時間:約 7 分で読めます




【Blasta】

第2次スーパーロボット大戦Zのオリジナル機体にして本作の主人公機。
そして我らが苦労さんことクロウ・ブルーストの借金返済のかt(ry…もとい相棒。

全高 18.3 m
重量 62.6 t
搭乗者 クロウ・ブルースト

各地で猛威を奮う謎の生命体『次元獣』(正式名称「ディメンション・モンスター」通称『DM』)に対抗するためにアクシオン財団第13防衛研究所「スコート・ラボ」で造られた、対次元獣用機動兵器「DMバスター」試作1号機。開発コードは「ナンバー0」。

対次元獣用に開発されただけあり、ベースとなったアクシオ等のアクシオン社製の機動兵器とは比べ物にならないスペックを持たされており、極めて高い機動性 の他、状況に応じてカートリッジを交換して様々な用途に使用出来るアクシオン製の最新火器「AX-55EAGLE(電磁加速式ガンランチャー)」、左腕に 装備された斬撃武器やアンカーとしても使用可能なシールド「バンカー」等の武装により火力にも優れている。

しかしその高過ぎる性能から常人には扱い切れないじゃじゃ馬で、クロウが乗るまでは起動テストすらままならなかった。

上記の性能に加え、索敵能力・情報分析能力に長けた情報戦用型としての側面も持っており、あらゆる状況下において単独で強大な敵と戦ったり、あるいはデータ収集を行い生還することも目的としている。
クロウさんはこの能力で得た戦闘データを売る事により借金の返済に当てている。

動力源はベースとなったアクシオ等に用いられているプラズマバッテリーではなく、スットコドッコイがどこからかもたらした謎の機関「VX(クインティプル・エックス)」により活動している。
出力は極めて高いものの詳しい事はほとんど分かっておらず、その特異性はヴェーダも警戒していた。

実戦を重ねるにつれて徐々に解析が進み、後にVXが生み出すエネルギーにより稼働する専用の随伴兵器「SPIGOT(物体の移動と変換のための空間確率干渉器)」も武装に追加される。
これは宙に舞う4つのリング状の物体で、これ自体が射撃や斬撃等の攻撃を行えるだけでなく物体やエネルギーの加速や収束、増幅制御といった機能も持つ装備で、VXの研究が進むにつれさらなる活用も見込まれている。


ちなみに採算度外視で開発されたため量産の予定は無かったが、作中での活躍が認められ近いうちに量産化される事が決定したらしい。恐らく再世編で活躍するのであろう。

※ストーリーでの活躍
クロウ・ブルーストの項目参照


※ゲームでの性能
高い運動性を持つリアル系の機体。
飛行可能で移動力が高く、EN制と弾数制の武器が程よく分かれており燃費が良い、火力もそこそこ高め、パイロットのクロウのスキルにより資金稼ぎや援護攻撃も大得意と主人公機だけあり性能は優遇されておりかなり扱いやすい。

主人公らしくどのルートにも一緒にいるうえ強制出撃も多いため優先して育てる価値がある機体。(二回ほどイベントで撃墜されるけど)

第一話の選択肢で射撃型か格闘型か選べ、武器の性能や演出が変わるのが特徴。(機体そのものの見た目に変化は無し)
射撃型は射程に優れるがP武器に乏しいスナイパー役に、格闘型はP武器が豊富だが射程に乏しい切り込み役な性能となる。

射撃は得意の援護攻撃の活かしやすく、格闘は長所である移動力を活かしやすい。
どちらも一長一短なので好みで選んでも構わないだろう。

しかし何故か再世編では射撃・格闘の区別が無くなり両方の良いとこ取りのような性能となっている。

再世篇にて後継機である、リ・ブラスタが登場した。
詳細は項目参照。


※武装
  • バンカー・ブレイク
バンカーをワイヤーで射出して刺突する。
破界篇でのみ、トドメ演出は、バンカーを手元に戻した後に再び斬り捨てる。

  • EAGLEショット
マシンガン式のAX-55EAGLEを連射する。
トドメ演出は再び至近距離で連射する。

  • ベイオネット・スパイカー
対次元獣捕獲用の特殊装備を使った攻撃。
EMネットで相手を捕獲後、腰部から雷撃を発するスタンロッドを発射して敵の動きを止め、最後にベイオネット・スパイカーをセット、ビーム刃を構えて突撃する。
トドメ演出は相手に風穴を空けて機体ポーズ&背後で爆散。
運動性ダウンの効果あり。

  • クラッチ・スナイパー
狙撃用の砲身による長距離射撃。
最初の二発は牽制で三発目にワンショットキルを行う。
律儀なことに戦艦に対しても二発外してから当てる。
再世篇では2発とも命中させ、トドメに三発目を打ち込むという形に修正されている。

  • ACPファイズ
「アサルトコンバットパターン・ファイズ」の略称。
グレネード弾を撃ち込んで怯ませた後、バンカー射出し拘束。その後、円の軌道を描きながらマシンガン掃射し、再びグレネード弾発射。


最後は格闘型か射撃型によって異なり、射撃ならマシンガンで蜂の巣に、格闘ならバンカーのブレードで横一文字に切り裂く。
トドメ演出は射撃なら決めポーズ、格闘なら相手が真っ二つになる。
再世篇ではマシンガンを撃ちながら接近し、バンカーブレードで真っ二つ、と前作の格闘型・射撃型を組み合わせた技になっている。
また、最初のグレネード→バンカー射出の流れが少し速くなっている。

クロウ曰わく
「呆れるほど有効な戦術」で「こいつは俺の十八番なのさ」

ちなみにこれはクロウがファイヤバグ時代にマリリンから教わった戦法で本来は単独ではなく五機編成で行う技らしい。

  • SPIGOT-VX
30話より追加されるSPIGOTとの連携攻撃。
射撃型と格闘型で演出が大きく異なる。
射撃なら4基のSPIGOTによる連続射撃を行い、最後はブラスタの胸部から高出力のビームを発射。縦一列に並んだSPIGOTのリングの中にビーム通過させて凝縮・収束させて相手を貫く。
格闘ならSPIGOTによる斬撃で敵を切り裂き三つで相手を拘束後、ビーム刃を構えながら残り一つのSPIGOTにより巨大なビーム刃を形成して突撃、直撃後に他SPIGOTからもビーム刃を放ち相手を木っ端微塵にする。
トドメ演出はどちらもクロウのカットイン。




何気にクラッチ・スナイパー以外の全ての武器にトドメ演出があり演出面でも優遇されている。
が、一部武器はトドメ演出前にダメージが表示されたり、そうでなくても演出が長くてテンポが悪いという意見もある。

それを受けてか再世編では全体的に技のテンポが良くなっている。

VXの正体はクロウ・ブルーストのスフィアである「揺れる天秤のスフィア」。
名前の由来もLibra(ラテン語でてんびん座の意味)からである。
このスフィアはスットコドッコイがエルガンから預かったもの。



派生機

ブラスタEs

パイロット エスター・エルハス

再世篇に登場したブラスタの量産試作機。
DMバスターとなったエスターが搭乗する。
クロウが破界事変にて収集した戦闘データが様々な所で使われている。
Esは、『Escort(護衛)』や『Easy(簡単な)』の略など様々な意味を持つのだが、エスターは自分の名前の略称と誤解している。
コンバット・フォローイング・システム(CFS)により、技量の低いパイロットでも戦えるようになっている。

武装
FALCONショット
主兵装であるAX-66FALCON(在来弾薬対応型自由加速銃)を連射する。

バンカー・ストライク
ブラスタ同様左手に装備されたシールド バンカーを敵を切り裂く。

フルアクセル・シュート
FALCONをロングレンジモードで放つ。
ブラスタのクラッチ・スナイパーのデータが使われている。

ACPイオタ
アサルト・コンバット・パターン・イオタの略。
ACPファイズを使いこなせなかったエスターのために新たに考案された直線型のアサルト・コンバット・パターン。
FALCONを連射しながら目標に突撃し、バンカーで目標を貫く。


ネタバレ





エスターとブラスタEsが中盤次元獣化し、リ・ブラスタと聖王機ジ・インサーのスフィアによって元に戻ると、謎の機能向上が起こっており、原因は現状不明であり、第3次Zの伏線となっている。



とっておきの追記・修正パターンだ!

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • スパロボ
  • 第二次Z
  • 第2次スパロボZ
  • バンプレストオリジナル
  • クロウ・ブルースト
  • 借金返済の糧
  • 天秤座
  • つよい輪
  • イカリング
  • チャームポイント
  • ええい!ままよ!
  • 祝プラモ化

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2021年10月11日 09:58