イノベイター(機動戦士ガンダム00)

登録日:2010/09/27 Mon 04:32:29
更新日:2024/02/22 Thu 07:24:27
所要時間:約 11 分で読めます





僕はイオリア・シュヘンベルグの計画を忠実に実行している。それは人には出来ない。

出来るのは僕達、イノベイターだけさ……。


「イノベイター」とは、『機動戦士ガンダム00』に登場する勢力。


【概要】

私設武装組織 ソレスタルビーイング(CB)創設者、イオリア・シュヘンベルグが計画実行の為に生み出した人造人間。

特定の塩基配列パターンに従って肉体を合成細胞から組み上げている為に、容姿が酷似した個体が多く存在する。
(例:ティエリア・アーデリジェネ・レジェッタ等)

合成細胞で肉体を構成しているので、自力での新陳代謝が出来ない。
しかし、有機ナノマシンを投与されており、それらが新陳代謝の役割を担う。
結果として、通常の人間と違い、老化現象が起きない。
常人なら血反吐を吐くGに平然と耐える、高所から平然と飛び降りる、壁蹴りジャンプ等も軽々と熟す等、身体能力も極めて高い。
余談だがこの有機ナノマシン、通常の人間が摂取してもある程度老化を防止できるトンデモ性能である。

劇中では、口調や声色、仕草などの点で男性的・女性的なイノベイターが登場しているが、
イノベイターの肉体は性別がある状態が基本なのだそうだが、作中に登場する者は特殊任務を遂行する役割が課せられており
生殖器等の性差が設定されておらず性別の無い中性の身体で活動する者が多い。
また、性格・言動共に女性的なヒリング・ケアは、劇中では胸にパッドを仕込んだりして身体も女性的に見えるよう細工していたが、
これはリボンズの指示ではなくヒリングが好きでやっているらしく、どちらの性別として振る舞うかは個々の自由裁量による様子。

また、「脳量子波」という特殊な脳波を操る事で、本来知覚出来ない周辺の物体の位置を把握する空間認識能力と、
それに基づく超人的な反射速度を発揮できる他、テレパシーのようにイノベイター間での意志疎通が可能。
テレパシー範囲は極めて広く、地上と宇宙空間の間でも一瞬で伝達される。
この脳量子波を使用する事で、CBの根幹を為す量子演算型処理システム「ヴェーダ」にアクセスする事や、対応した機械を操る事も出来る。
ちなみに、リンクしている間はヴェーダからもバックアップが受けられるが、その分急にアクセスを断ち切られたりすると動きが鈍ってしまう他、
劇中ではダブルオーライザーの「TRANS-AM BURST」で発生した爆発的な量のGN粒子によって脳量子波を乱され、頭痛を起こしたかのように苦しむ場面があった。
なお、通常はヴェーダを介して意志疎通を図る必要があるが、塩基配列パターンが同型の者同士であれば、ヴェーダを介さずダイレクトに脳量子波で交信・会話が可能になる。

人類革新連盟(人革連)の生み出した「超兵」も脳量子波を持ち、それを使用する事で異常に高い反射能力を獲得している。
しかし、技術的に劣る超兵では特定の相手以外には脳量子波を意志疎通に使う事は出来ず、
精々「脳量子波が使用されている」事や、自身に迫る危機や物体の位置等は多少は知覚出来る、といった程度でしかない。


2307年、「黄金大使」ことアレハンドロ・コーナーはこの能力を利用し、イノベイターであるリボンズ・アルマークによってヴェーダの掌握に成功。

リボンズは「人間よりも優れ、寿命という制約が無い自分達こそが人類を導くべき」という思想を持ち、
2312年には他のイノベイターを率い、ヴェーダによって連邦政府を利用して暗躍する事となる。

しかしシーズン2の終盤で、刹那が人類初のイノベイターに変革しつつあることがイノベイター陣営より語られる。
その事実はイノベイターという概念に矛盾しているように見えるが……?



僕は項目の追記・修正を忠実に実行している。それは冥殿には出来ない。

出来るのは僕達、Wiki篭りだけさ……。




















   *   *
 *   + うそです(CV:蒼月昇)
  n ∧_∧ n
+ (ヨ(*´∀`)E)
  YボンズリY  *




ティエリア・アーデ…。君はイノベイターの分際で―――

違う!僕達はイノベイターではない!

僕達は…イノベイターの出現を促す為に、
人造的に生み出された存在……“イノベイド”だ!



【イノベイターとイノベイド】

「イノベイター」とは本来、イオリアが提唱した「進化した人類」を指す。

リボンズ達はイノベイターに似て非なる存在「イノベイド」であり、ヴェーダが計画を遂行する為の道具として製造した人造人間である。

彼らイノベイドはイオリアが予想した「イノベイター(変革を果たした人類)が備えるであろう能力」を、ナノマシンや遺伝子操作、ヴェーダとの連携などによって人為的に再現しており、「イノベイド」という名称の由来も
innovator + oid = innovaid
…即ち、イノベイター擬き、バッタモン
という意味。こんな名前で生み出されたらそりゃグレるわ。
まあアンドロイドという語も「人間もどき」という意味なのでそれ由来なんだろうが…。

どのイノベイドであろうと製造段階で「イオリア計画を絶対に遂行する事」を刷り込まれている。
その為、「自分なりに計画を“改良”する」者は現れても、「計画自体を妨害、阻止する」という意志は持つ事すら無い。
とはいえヴェーダは振り幅のある計画遂行を旨としており、意思統一したと見做せる条件を満たした一応の恒久和平さえ実現出来れば「最低水準を満たしたから問題無い」と判断するので、
「“改良”された計画」でディストピアに成り果てようがヴェーダがストップをかける事は殆ど無く、現にリボンズ等はそこそこ自由に動き回れている。

イノベイドにはマイスター(戦闘)型と端末(情報収集)型がおり、前者は高い戦闘能力のみが求められ、基本的には生殖器を含む戦闘を主とする任務に不要な機能は排除されている*1
劇中登場したイノベイドの大半が中性(無性)だったのも、彼らがマイスター型だったからである。
無性として製造されたイノベイドも、ナノマシンを活用して声帯を変化させる等の手段で後天的に肉体を変化させることは出来るようで、ティエリアは作中でこの方法を用いて女装したこともあった。
さらに、各イノベイドの任務に応じて、トライアルシステム等の特殊能力(厳密には権限)が付与される。

端末型は人類社会に溶け込む必要がある為、マイスター型とは違って性別が与えられ、人間から違和感を持たれないようにされており、
さらに子供も必要とあれば、子供型のイノベイドがヴェーダから派遣される。
生殖器などが本当に機能するのか、見せかけだけなのかは不明だが、例として女性の性別が与えられたアニュー・リターナーの場合、
恋人となったロックオン・ストラトス(ライル・ディランディ)と肉体関係も持っていたと思われるが、少なくとも彼女の肉体に違和感を抱く様子はなかった。
また、イノベイドとしての自覚を持っていたマイスター型と異なり、端末型は自分がイノベイドである自覚がなく、本人も自分を人間だと思っているが、
性別があっても彼らの肉体は成長・老化をしないため、長期間投入すると周囲の人間から見れば「何時までも成長も老化もしないご近所さん」という不審者を通り越して謎の生命体Xになるため、
そんな違和感を周囲の人間に抱かれる前に、彼ら無自覚の端末型は定期的にエージェントに回収される。その都合上、回収のサイクルは年若い見た目のイノベイドほど短い。
回収されたイノベイドは、人格を真っ新に消去された上で別の人格がダウンロードされ、また別の場所で情報収集等の任務に当たる事となる。
見た目は人間とほぼ同一でも、やはり「生体端末」ということで道具と同じ扱いであり、リボンズほどに強い自我を獲得した者であれば、その扱いに不満を覚えてもおかしくはないといえる。


リボンズもその事を知っていたが、常々ヴェーダの端末としての自身に疑問を持ち、少しずつ自分なりの活動を始めていた彼は、
クルジス共和国におけるオーガンダムによる武力介入試験時に刹那・F・セイエイが自分(ガンダム)を神のように見詰める眼差しにより、自身の存在意義を確信。
自らを「イノベイドを超え、真のイノベイターすら凌ぐ存在」と自称するようになる。
後の刹那などの「普通の人間からイノベイターに変革した者」をリボンズたちは「純粋種」と呼んでいるが
これは「人工的に」作られた自分たちイノベイド達イノベイターなのだ、と思っているからこその呼称である。

2ndシーズンの序盤から、極めて濃密なGN粒子を生み出すダブルオーガンダムに乗って戦ってきた刹那は、終盤に於いて遂にイオリアの提唱した「イノベイター」へと変革。

刹那の空間認識能力・反射能力が上昇したり、超兵ではないにも拘らず脳量子波を感知するようになったのは、イノベイターへの変革の予兆だった。


【TV本編に登場した主なイノベイド】


チームプトレマイオスに所属するガンダムマイスター。
当初はイオリア計画の根幹を成す量子型演算処理システム「ヴェーダ」を絶対視していたが、幾多の戦いや仲間達との関わりを経て、「人類と共に未来を創る道」を選ぶ。
第二期では、自らが「イノベイター」ではなく「イノベイド」…つまり人間ではないという事実を知らされて衝撃を受けるが、
それでも「ソレスタルビーイング」の一員として活動することを選択し、自分の想う人類の未来のためにリボンズたちと敵対した。
詳細は該当項目参照。



最初期に造り出されたイノベイドの1人。
当初はイノベイドとして忠実に計画を遂行していたようだが、その中で自らの存在意義に疑問を抱くようになり、
クルジス共和国にてソラン・イブラヒムを「気紛れ」で助けた事を1つの切っ掛けとして、イオリア計画を自らの考えるものに徐々に変更し、「人類を導く救世主」になろうと暗躍していく。
詳細は該当項目参照。



ティエリアと同じ塩基配列パターン0988タイプのイノベイド。
リボンズが作った(ヴェーダに発注して作って貰った)うちの一体だが、同類のイノベイド(特に自分)すら見下す彼を快く思っておらず、
彼に成り代わって自分がリーダーとしてイオリア計画を遂行する事を目標としている。
詳細は該当項目参照。



リボンズの差し金で最初にアロウズに送り込まれたマイスタータイプのイノベイド。
理知的な性格で人類を見下してはいるが、人間でも能力の高い者は素直に評価し、若干上から目線とはいえ助言や気遣いを行う等感性や柔軟性はそれなりに高い方。
詳細は該当項目参照。



リボンズと同じ塩基配列パターン0026タイプのイノベイド。
マイスタータイプのイノベイドの中でも際立って好戦的な気質を持ち、人間を露骨に見下しているが、同型のリボンズを強く信頼している。
容姿だけでなく性格も女性寄りであり、アロウズに潜入する際にはノリノリで胸パッドの着用等を進言し、女性士官として入隊している。
詳細は該当項目参照。



リヴァイヴと同じ塩基配列パターンを持つイノベイドだが、彼等とは異なり情報収集を目的とした端末タイプとして生み出された。
リボンズの差し金でCBに送り込まれ、(無自覚のうちに)スパイ活動を行う中でライル・ディランディと恋仲になっていくが……。
詳細は該当項目参照。


◆ブリング・スタビティ

同類を討つのはしのびないが…やらねばならぬ使命がある!

CV:置鮎龍太郎
性別:-
誕生日:?
年齢:?
身長:193㎝
体重:71㎏
血液型:?
所属:独立治安維持部隊アロウズ
階級:不明(ライセンサー)

搭乗機

塩基配列パターン0666タイプのイノベイドで、赤い長髪が特徴。
寡黙な性格で自分から何かを話す事は殆どないが、イノベイター(イノベイド)としての使命感や誇りを胸に秘めている。

リヴァイヴに続いてアロウズに配属され、ガラッゾを駆ってCBを度々追い詰める等、実力は高い方。
しかし、メメントモリ攻略戦後の地上戦に於いてセラヴィーガンダムに拘束されたところを分離したセラフィムガンダムに撃墜され、本編に登場したイノベイド達の中で最初の戦死者となってしまった。


◆デヴァイン・ノヴァ

私は怒りに震えている。ブリング・スタビティの不甲斐無さにだ。

CV:置鮎龍太郎
性別:-
誕生日:?
年齢:?
身長:194㎝
体重:71㎏
血液型:?
所属:独立治安維持部隊アロウズ
階級:不明(ライセンサー)

搭乗機

ブリングと同じ塩基配列パターン0666タイプのイノベイドで、赤髪を短髪にしている事以外は彼と瓜二つの容姿をしている。
ブリング同様、寡黙な性格でイノベイド達の中で最初の戦死者となった彼を「不甲斐無い」と評していたが、
本心では彼の仇討ちを目論んでおり、(塩基配列パターンが同型である事もあってか)同族意識はあった模様。

CBとの地上戦ではエンプラスのエグナーウィップを巧みに操り、ガンダム達を追い詰めるも、
アフリカタワー占拠事件にてメメントモリ2号機を破壊しようとしたトランザムライザーのライザーソードで乗機ごと両断され、戦死した。

ブリングもそうだが、実力はあるにも拘らず無口である事もあってか、彼共々イノベイド達の中ではイマイチ影が薄い*2
だが量産するには打ってつけだったのか、2ndシーズン終盤では彼と同型のイノベイド兵が大量生産され、ガガと共に最終決戦に投入される事となった。
無表情のまま、異口同音に「トランザム」とだけ口にしてプトレマイオスなどに特攻していく姿は、ガガの異様なシルエットも相俟ってまさしく不気味としか言いようがない。


【脳量子波】

超兵やイノベイド、イノベイターが操る事が出来る特殊な脳波。
これが発生する事で、上記の通り空間認識能力や反射能力が増大する。

作中で超兵はこれを「付加」されたと言われているが、実は人間は皆微弱ながら持っている。
超兵はほんの少し強力になっただけに過ぎない。

GN粒子と密接な関係があり、粒子密度が高い空間内ではその空間内にいる全員の脳量子波が強化され、伝播される。
これが作中の「裸☆空☆間」(ロックオン・ストラトス役の三木眞一郎氏曰く「ぽんぽんすー空間」)の正体。

恐らく元ネタは量子脳理論。

理屈は不明だが、この脳量子波使用時には虹彩が金色のパターンに変わり、微弱に発光する。
なお、イノベイターとイノベイドでは輝きが異なる。


劇場版以降】

劇場版では新たな純粋種のイノベイター、デカルト・シャーマンが登場。

刹那は公的に「存在しない人間」なので、実質彼が歴史上初のイノベイター。*3
地球連邦にとっては、劇場版開始時点で唯一のイノベイターだったため、その能力を調べるべく様々な検証や実験を行われている上に、
一応階級上は士官ではあるが、軟禁状態で24時間監視下に置かれるなどその扱いはほとんどモルモットであり、小説版では当人も「オ〇ニーだって出来やしない」と不満を漏らしている。

TVシリーズではイノベイターの詳細な能力は語られなかったが、
今作では勉強しないパトリック・コーラサワー兄貴と我々の為にイノベイド技術者(CV:置鮎龍太郎)が分かり易く説明してくれた。
  • 細胞変化による肉体や身体能力の強化。それに伴う老化の抑制(常人の倍以上の寿命を持つ)。
  • 脳量子波の制御能力や有効範囲が桁違いに増大。人の意識や思考も表層程度なら読み取る事が出来る。(恐らく人が無意識に発している脳量子波を読み取っていると考えられるが、全イノベイターがこの能力を持っているかは不明)
  • GN粒子を媒介とした量子脳(量子ネットワーク空間とでもいった外部記憶、知覚装置)の形成。これによって脳の情報収集や処理、修復能力が拡張されており、地球規模やそれ以上の範囲に渡る知覚や記憶が可能。

精神面は人間と差異は無いのだが、肉体や脳の反応・処理能力の面では最早人間とは一線を画す存在である。
それ故、社会的にインフラ整備として体制を立て直してやらないと旧人類との間に確実に生じるであろう、強烈な軋轢が懸念されていた。

三番目は資料集において言及されており、作中で刹那が地球圏の様々な場所に意識を飛ばして仲間達の様子を垣間見れた事や、損傷した脳を修復出来た原因はこの量子脳にある。
因みに、ヴェーダは組織の運営システムとしての役割だけでなく、イノベイターの模倣を試みたイノベイドでこの量子脳を再現する為の代替品の意味も担っている。

脳量子波の数値が高いと純粋種に覚醒し易いらしく、連邦政府は密かにその人物をリストアップし、極秘資料として保管していた。


劇場版に登場する異星体「ELS」も、相互コミュニケーションに脳量子波と同質のものを使用しており、
ワープホールを通って木星に辿り着いた際に、人類の放る脳量子波に魅かれて地球を目指した。
彼らが脳量子波の高い人物に近付いたのは脳量子波によってコミュニケーションを取ろうとした為。


彼らはその脳量子波によってSOSコールを出しており、そのあまりに強い脳量子波は(ELSが兎に角多くを伝えようと焦って支離滅裂状態になっていた所為もあり)、
イノベイターの素養を持つ人々の精神に強い負担を掛け、中にはルイスのように恐慌状態に陥る者もいた。
その為、既にイノベイターに覚醒していた刹那とデカルトでさえそれを「叫び」(=何かを訴えている)としか認識出来なかった。


イオリア・シュヘンベルグにとって、イノベイターとは理論以上の「希望」だったと思われる。

知識と知恵を誤った方向に使う人類を嫌い、厭世的な生活を送っていた彼にとって、
「GN粒子」と「イノベイター」とは人類の誤ちを正し、分かり合える世界の為の「希望」だったのだ。

イノベイターというのは特殊な環境で強制的に覚醒させられるものではなく、
自然界に存在する原初粒子であるGN粒子の影響を受けて、かつて人類が猿人から進化したように1段階進んだ種に進化しただけである。
つまり、放置しても遅かれ早かれ人類は皆イノベイターへと進化する。
イオリア計画はそれに掛かるであろう長い年月を短縮させたに過ぎない。
劇場版以降の世界では、ELSの強力な影響を受けたのか、ELS来訪を契機にイノベイターの数は急激に増加していった。
また、アーミア・リーやレオ・ジーク=レナード・ファインズのようにELSに浸食されるも、イノベイターの因子を持っていたおかげで死を免れ、
刹那とELSの対話によって人類とELSが相互理解を得た結果、彼等と共生するに至った「ハイブリッド・イノベイター」と呼ばれる存在も確認されるようになった。

が、このタイミングの悪さ故に「来るべき進化ないし変化」ではなく、「宇宙人に汚染された病気」「バイオハザードの一種」と少なくない人々が誤解してしまい、
再び様々な軋轢を生む事になってしまう。
この軋轢は元々存在したタカ派等と共鳴し、世界大戦手前とも評されるかなりの規模の戦争へと発展する一幕もあった。ソレスタル・ビーイングもこの戦争に介入していたとされている。

劇場版の50年後には、そうした争いにもほぼ終止符が打たれ、人類の4割がイノベイターとして覚醒。外宇宙航行艦「スメラギ」にて旅立つ事が語られた。

人類はイオリアの願った通りに従来の様々な問題を解決し、遂に外宇宙に旅立つ時を迎えたのだった。


【ゲーム作品でのイノベイター / イノベイド】

第2次スパロボZでは「イノベイド」は技能化されなかった(その代り敵のイノベイドは天才をデフォルトで持っている)が、
「イノベイター」は刹那専用の技能として存在する。
但し、効果のわりに習得がかなり遅い残念な仕様となっている。
UXでは「イノベイター」に続き「イノベイド」も技能化(ついでに「超兵」も)。
が、何れも「気力上昇によって徐々に能力が補正されている」という仕様の為か、SEEDや聖戦士等のような発動演出が無い。
その為、いまいち地味な印象は否めない。攻撃力UPすら無いし。

GジェネではWORLDで「イノベイター」と「真のイノベイター」の双方が登場。
特に刹那(2nd及び劇場版)専用である「真のイノベイター」は非常に強力な効果を持っている。
OWではそれぞれ「イノベイド」と「イノベイター」に名前が変更され、後者は刹那の他にデカルトも習得している。
CROSSRAYSでは仕様が変更され、3種類が守備・回避・覚醒が上昇するアビリティに。
また「真のイノベイター」が「スーパーコーディネイター」と同様の効果に。
ステータス補正を1.5倍化するという強烈な効果を持ち、最終構成にも用いられる。
無料DLCで複数個集める事もできるので、いろんな人物を純粋種にして遊べるぞ。



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最終更新:2024年02月22日 07:24

*1 自分を極普通の人間だと認識させて人間社会に長年溶け込ませることで、一般社会人の価値観への理解とマイスター型としての戦闘力を両立出来る特別任務用のエージェントを育成する等と言った、特殊な運用を前提として製造する場合は、極一部の例外はある

*2 ただし、彼のエンプラスがライザーソードの軌道を逸らし、軸線上にあるメメントモリの破壊に時間がかかった事で衛星砲が発射され、ブレイク・ピラー事件に繋がってしまう。

*3 外伝『00N』では、ロベール・スペイシーが著書「ガンダムマイスター 刹那・F・セイエイ」で「刹那が人類初のイノベイターである」と記していることから、彼の本が世に出回った頃には、デカルトが人類初のイノベイターではなかったことが世間にも知られている可能性がある。