ブル・ボーグナイン

登録日:2011/12/11 Sun 12:30:21
更新日:2022/09/21 Wed 22:16:09
所要時間:約 6 分で読めます






「あはは~、アニヲタWikiの皆、はじめまして~。

僕の名前はブル。ブルちんって呼んでね~」


『B-伝説!バトルビーダマン』の登場人物。
原作とアニメ版で設定および活躍が大いに異なるキャラクターである。

CV:間宮くるみ

誕生日:1月29日
年齢:12歳
使用マシン:ヘリオダッカー→ヘリオブレイカー


【共通の設定】

主人公・大輪ヤマトのライバルの一人。
普段は朗らかで能天気な性格で、いつの間にか眠ってしまうこともある。
だが、マシンを持ったりバトルで興奮したりすると強気で熱い人格に変わる。

一人称も、
通常→僕
裏人格→オレ
に分かれる。

ついでに髪の色と髪型も変わり、
通常→黒/短めでストレート
裏人格→赤/逆立っている

…髪の毛が傷まないかどうか不安である。

作者曰く「恐怖の二重人格野郎」で、昔やっていたドラマのキャラクターがモデルだそうな。

戦闘スタイルはパワー系で、力押しの勝負を好む。
爆全集でのヘリオブレイカーのページでも「男だったらパワーだろ!」と豪語している。



【原作での活躍】

初登場シーンではトレーニングセンターで相手を(裏人格で)圧倒していた。
そこでグレイを探していたヤマトと出会い、疾風の谷に連れ出す。
グレイとヤマトのバトルを見届けた後、人格交代して2人のエムブレムを強奪した。
キャットカフェに戻った後、ヤマトとバトルすることになるが、一度は心に迷いを抱えていた彼を撃破。
だが再戦では、迷いを吹っ切ったヤマトに圧倒された。

聖なる山でエムブレム探しに行った際、襲撃してきたユンファ兄弟に対しては、ヤマトと抜群のコンビネーションを見せる。
ウェンとヤマトのケンカを止めようとした時に「犬と猫のケンカだ」と思ったことも。

その後ウィナーズで再会するも、シャドウのボス・アババに洗脳されてしまう。
そのままヤマトと戦うことになるが、彼の必死の説得と一撃もあり、敗れてしまったものの洗脳が解かれた。


…が、その後はかなり不遇である。


目立った活躍をしたのはスーパー5大フィールド編のヘリオブレイカーお披露目回のみ。
しかも裏人格はとんでもない顔芸になっていた。
…どうしてこうなった。

その後はアニメ版(後述)に合わせてか、ビーダマン職人の道を進むことになる。
と同時に空気化した。
裏人格に至ってはそのままフェードアウト
…本当にどうしてこうなった。

5年後には立派な職人として働いているようだ。




アニメ版での活躍】

ぶっちゃけここからが本題
何とアニメ化の際、通常時と裏人格の間にもう一つ人格が追加された。
流石に二重人格だけじゃきつかったのだろう。

追加されたのは冷静かつ強気な人格で、一人称は「俺」。
髪型は少しウェーブ掛かっており、左目を前髪で隠している。
鬼太郎言うな。
人格達の中ではリーダー的ポジション。
ファンからは「B(ブラック)ブル」「黒ブル」「ブル2」と呼ばれている。

ちなみに他の人格はというと、
通常→ブルちん、ブル1
裏人格→F(ファイト)ブル、赤ブル、ブル3
である。

時々脳内にて、人格同士で「オレ会議」することもあり、見ていて微笑ましい。
間宮くるみ氏の演じ分けにも神懸っているので必聴である。


[無印]

原作とは違い、ビーダマンコレクターという設定。
機体も最初からヘリオブレイカーである。

初登場時にはカウトゥーン町内へお使いに来ていたヤマトと出会い、それが縁で仲良くなる。
その夜、ブル2でコバルトブレードを狙って介入するも失敗。
翌日にヤマトの元へ現れグレイの情報を提供し、疾風の谷で不意打ちしようとするが、逆に2人に助けられてしまう。
聖なる山編でもちゃんと活躍し、「マントの裏にはパーツがある」という設定も披露された。

ウィナーズ編で再登場し、ツバメにバトルを挑まれるが圧勝。
翌日、焼きそばの匂いに誘われたことでアババに洗脳され、ヤマトと戦うが、敗れて洗脳が解かれた。


スーパー5大フィールド編では、ブルちん史上最大の活躍を見せる。

ウィナーズ開催中に無一文になり、ホテルを追い出されたヤマト達はネオンシティにたどり着く。
そこで開催される「スーパー5大フィールド」で勝てば、賞金が貰えるとのこと。

一同は生活費を稼ぐためアルバイトが、次々と失敗。
ブルだけが成功し、バイト代を貰って帰る途中、困っていたある少女と出会う。
彼女の名前はキャラット(CV:平野綾)。ネオンシティの令嬢であった。

背中の電池が切れ、暗闇に怯えていたキャラットを助けたブルだったが、この一件で貴重なバイト代を使い果たしてしまう。
一方キャラットも、命(?)の恩人であるブルに一目惚れし、お弁当を作ってきたり、彼のために食事を用意したりした。
そんなひたむきな彼女に、ブル本人も惹かれていった。

…だが、彼女には一つ欠点があった。
それは、ブル2(ブル3)に惚れていたことだった。
ブル本来の人格は「なめくじみたい」とのこと。

恋と友情の板挟みに悩むブルだったが、バトラー(原作名ジョシュア)戦で自分の想いを告白。
一度はキャラットにフラれてしまったものの、その後は父親のワット卿の妨害(?)のおかげで、二人は改めて結ばれるのだった。
リア充爆発し…いや何でもない


…しかし。
アニメ版でも、やはり不遇の宿命からは逃れられなかった。

ウィナーズ戦の後、二人組のビーダーとの戦いでヘリオブレイカーを破壊されてしまう。
 (この回のサブタイも「さらばヘリオブレイカー」で、死亡フラグ臭満載だった)
その後はビーダマン職人の道に進み、ヤマト達をバックアップ。メンテナンス時にブル2が良く出てきて、ブル3は出番が激減した。
ネオシャドウとの決戦ではビーダー達を率いて戦うも、マーダビィの攻撃でにされてしまった。
ヤマト達の活躍で元に戻ったんだけどね!


[炎魂]

服装も一新し、通常時は前髪で顔を隠すようになった。
どこのキョウジュだ。
ウィナーズに出るためストライクショット探しの旅をしていたが、その途中でアキュラスと出会う。
彼との出会いで自分の役目を見つけ、サポートに回ることを決意する。

それは、ブルがビーダーの道を諦めることと同じだった。
TVの前の子供達(および大きなお姉さん)は、ブル2&ブル3の出番激減フラグにショックを受けたそうな…。

リボルバーハデスの調整もこなし、そのおかげでウィナーズ決勝ではアキュラスを勝利に導いた。
ちなみに相手はヤマト。いいのかそれで。

アキュラスとはいつも一緒で、その夫婦っぷりにTVの前の大きなお姉さんは歓喜したそうな。
しかも温泉に入っている途中でビーデウスに囚われることもあり、アキュラスが助けに行った。
これ何てヒロイン?

その後はさらわれたアキュラス達を救うためにヤマト達に同行。
途中でブル3が噛ませ犬になったりしたが、精神的に不安定になったアキュラスを支えた。
エピローグでは「アキュラス杯」に参加している様子も見られる。

アニメでは不遇を通り越して、ヒロインの座を射止めたブル。
そのため、「炎魂の真ヒロインはブルちん」という声も少なくないとか…。





「皆~、追記・修正よろしくね~」
「うおおおおお!オレ様にやらせろおおお!」
「いや、お前じゃダメだ。ここは俺がやる」


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最終更新:2022年09月21日 22:16