メジャーWii 投げろ!ジャイロボール!!

登録日:2011/10/14(金) 05:31:28
更新日:2023/03/21 Tue 14:08:52
所要時間:約 4 分で読めます





『メジャーWii 投げろ!ジャイロボール!!』とは、2008年2月7日に発売されたWii専用ソフトのこと。発売元はタカラトミー、開発元は六面堂。


【概要】
原作は満田拓也著の漫画『MAJOR』。子供から大人まで楽しめる有名野球漫画であり、連載が終了した今でも根強い人気を誇る。当然ファンも多い。
本作はその『MAJOR』のゲーム版先発ピッチャー…もとい第一弾。*1


……が、この作品は クソゲーオブザイヤー2008次点入賞作品である。

他に多くが話題となった2008年クソゲーオブザイヤーの先発投手を務めた。

ストーリーはだいぶ端折っており、グラフィックも粗いが、なによりテンポが悪い
テンポが悪すぎてゲームに支障が出るレベル。



【問題点】

<テンポ関連>
投球時の主な流れ:
投げるコースを十字ボタンで選択→投球デモがやたらスローで流れる→画面右上のメーターにタイミングを合わせてリモコンを振るミニゲーム→
流れてくるボールのアイコンにタイミングを合わせてリモコンを振るミニゲーム→ストライクorボールの判定。

  • 1球投げるのに30秒ほどかかる。
  • 守備時、高確率でミニゲームが発生する。
  • いずれも単純なミニゲームなのだが(イレギュラーキャッチ、フライキャッチなど)、ミスするとエラーになるので無視できない。
    しかも何故かCPUが操作時にも発生する。操作説明も飛ばせない。
  • 打球もやたらスローで飛んで行く。
  • 9回までプレイすると2時間以上かかることも。下手したら実際の野球より長い。


<ストーリー>
  • ストーリーを圧縮しすぎている。原作を読んだことがない人は流れがサッパリ理解出来ないと思われる。
  • (例)海堂に入学→監督「茂野(主人公)、お前はピッチャーに向いていないから外野へ行け」→少し練習→
    あっという間に進級認定紅白戦→コーチ「監督、茂野をマウンドに上げてください」


<その他>
  • キャラのポリゴンも(大賞ほどではないが)粗い。吾朗や泉は特に酷い。
  • 観客の歓声も使いまわし。無人島である夢島で観客の声がする。近くに住宅もある。
  • ホームランをショートやセカンドが必死に追いかける、三振したシーンをリプレイする等の無駄な演出が多く、なおさらテンポが悪くなる。
  • BGMの質は良い。




ファミ通レビューでの点数は21点。そのうちの1人は7点をつけている。


価格は7140円とフルプライス。




追記、修正ッ!


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最終更新:2023年03月21日 14:08

*1 中継ぎもとい第二弾はDSソフトのドリームベースボール