みがわり(ポケモン)

登録日:2010/04/29(木) 17:38:43
更新日:2023/12/31 Sun 09:51:02
所要時間:約 5 分で読めます





バリヤードの みがわり こうげき!

バリヤードの ぶんしんが あらわれた


出典:ポケットモンスター めざせポケモンマスター、8話『ジュペッタのさがしもの!』、
2023年1月13日~2023年3月24日まで放送。
OLM、テレビ東京、MEDIANET、ShoPro、
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon

みがわりとは、ポケットモンスターシリーズのわざ。
最大値の1/4のHPを消費して、緑色のデフォルメされた怪獣のような「身代わり」を作り出し、自分の代わりに攻撃を受けさせる。


覚える方法

序盤虫アンノーンといったマシンに対応しない種族以外のポケモンが覚えるが、自力で覚えるのはバリヤード系、カクレオンロトムケロマツ系だけ。
殆どのポケモンは人や科学の力を借りて習得する。
意外なことにレジギガスも覚えるが、遅さ故に「スロースタート」解除の補助として使うのは難しい。

わざマシン50として登場。
ゲームコーナーでコイン7700枚と交換できる。

  • 第ニ世代
わざマシンから外され、初代ロムに送れるポケモンしか習得できない。

  • 第三世代
技教えでのみ覚えさせられるレア技。

  • 第四世代
大幅に数を増やしたわざマシンのラインナップに復活。
ゲームコーナーの景品で入手できる。
以降は第七世代まで、みがわりは「わざマシン90」として続投していた。

  • 第五世代
冬のネジ山でわざマシンが手に入る。冬以外では手に入らないので注意。

  • 第六世代
XY:ヒャッコクシティでオカルトマニアから譲ってもらえる。
ORASマボロシじまを探し出してそこで拾わなくてはならない。

  • 第七世代
殿堂入り後にククイ博士からわざマシンを貰える。

  • 第八世代
わざレコード20として登場。ワットショップで買える。
ノーマルタイプのマックスレイドバトルやウッウロボでの合成でも手に入る。

  • 第九世代
わざマシン103として登場。
必要な素材はミミッキュルリリタイレーツから手に入る。なかなか納得のラインナップ。

【対戦でのみがわり】

分身を作って防御をするため「まもる」とはまた違った防御手段となり、様々なコンボに使用される便利技。
分身は攻撃を食らってHPを0にされるか交代するまで常に残る。
本体がわざを受けないため
  1. 「でんじは」「あやしいひかり」等の状態異常系の技は無効
  2. 「あまえる」等の能力変化技も無効
といった性質を持つ。
つまりそういった変化技に対する読みとして有効であり、上手く決まればこちらの行動のチャンスを増やす事が可能。
ただし相手に先手で変化技を使われると普通に状態異常の効果が適用される。なのでこの用途で使用する際は素早い方が使いやすい。

分身は「バトンタッチ」、で引き継がせられる。
この場合、分身のステータスやタイプ相性は場にいるポケモン、体力は発動したポケモンの数値が適用される。

他にも
  • 「まきつく」などのバインド技は「みがわり」を使用すると解除される
  • 「いやなおと」「ハイパーボイス」などの音系の技は「みがわり」を貫通する
といったフレーバー的な要素をシステム化したような副次効果もある。

また交換や積み技読み等で使用し動く機会を増やす等の用途もある。

第九世代ではモトトカゲミミズズ用の技「しっぽきり」でもみがわりが関わっている。
その効果はコスト2倍でいつもの身代わりを作り、交代先に引き継ぐというもの。

主な活用法

  • 耐久型
「どくどく」「やどりぎのタネ」等をかけた後に「みがわり」で粘り回復技や「たべのこし」で減った体力を補う型。
「まもる」とも併用でき、なかなかに鬼畜。

  • 「いばみが」型
いばる」で自傷ダメージを増加させながら、自分は「みがわり」で安全を保持する戦法。

  • 「みがきあ」
攻撃を食らうと中断してしまう「きあいパンチ」を、読み次第で確実に出すこともできる。

  • 積み型
交代や変化技などを読んだ状態で「みがわり」を使い、分身に対処している間に「つるぎのまい」などを積んで殴り勝つ。
この状態からさらに「バトンタッチ」することで積みと分身をバトンして超強化かつある程度の安全を確保したエースで全抜きする型もあり、この型は「みがわりバトン」と言われる。
特性「かそく」持ちが「みがわり」を使っては壊されるを4回繰り返すことで安全に素早さを4段階上昇させることができる。よしんば相手がクソ外しをすれば身代わり人形が残るという美味しい展開に。


他には「みがわり」の体力を削る効果を利用し、体力が減った時に発動するきのみや技、特性の効果を組み合わせるコンボがある。

ちなみに使用ポケモンのHPが4n+1~3の場合、4回使用できる。逆に4nちょうどなら、きのみなどを3回ですぐに発動することができる。努力値などで調整しよう。



欠点

変化技を持たないフルアタのポケモンで普通に殴りまくってくる相手に対してはリスクの大きい様子見にしかならない。つまり小学生や論者には効果は薄い。
そのせいか、殴る事しか頭に無い対戦初心者には軽視されがちな技でもある。

また、「ちょうはつ」、「アンコール」や「ふきとばし」、「ほえる」は貫通してしまうのも注意。特にバトン要員には鬼門である。
ゴーストタイプの使う「のろい」も貫通する。能動的にHPを削るみがわりの上から呪いを掛けられてしまうと居座りは極めて難しくなる。
さらに、「ロックブラスト」などの複数回攻撃する技は、破壊されるとその後の攻撃を食らってしまうので注意。
そしてXYからは「ハイパーボイス」などの音技や、特性「すりぬけ」で貫通してしまうようになった。

Zワザとして使った時の追加効果は「自分の能力変化をリセット」と地味。
と言うか上昇した能力もリセットなので型によってはむしろ邪魔

なお、残念ながらダイマックスする際は「みがわり」は残らない。
また、ダイマックス技に対しても防げるのはダメージのみで、追加効果は直撃してしまう。



有用な技ではあるものの、使い方の難しい技である事は間違いない。早い話が玄人向け。


ちなみにこの「みがわり」に使われている人形、非常に可愛らしくなんとぬいぐるみとして商品化されている。気になる人は買ってみてはいかがだろう。

またスマブラfor3DS/WiiUではゲッコウガの下必殺技として使用可能。スマブラではカウンター技にアレンジされている。
使用者のモチーフが忍者であるため、変わり身の術のような動作になっている。

アニメ

アニポケでは本物がすぐそこにいるのに人形に攻撃する不自然さをなくすためか、本物そっくりの分身を生み出す技に変わっている。
……が、本物そっくりなうえ複数体の分身が作れて、さらに動けて技まで出せる、完全上位互換技「かげぶんしん」があるため滅多に使われない。

主要キャラではアララギ博士アギルダーコルサウソッキーが使用した。

みがわり人形は技としてではなく、本物の人形として作中に登場する事が多い。
めざポケ編8話『ジュペッタのさがしもの!』ではみがわり人形がジュペッタに変化するシーンが描かれた。


追記・修正はみがわり人形を出してからお願いします。

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最終更新:2023年12月31日 09:51
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