ダークバルタン

登録日:2013/04/20 Sat 00:01:39
更新日:2024/02/04 Sun 11:16:34
所要時間:約 3 分で読めます






ウルトラマンマックス』第33話「ようこそ!地球へ 前編 バルタン星の科学」第34話「ようこそ!地球へ 後編 さらば! バルタン星人」 に登場。

別名:超科学星人
身長:ミクロ - 51メートル(超巨大化で357メートルになることも可能)
体重:0.1グラム - 3万9千トン(超巨大化で27万3千トンになることも可能)
人間体・声:尾崎右宗
スーツアクター:下川真矢

バルタン星人の中でも過激派であり、人間の事を「月や火星にまで侵略の手を伸ばそうとしている全宇宙共通の敵」として認識している。
姿は初代バルタン星人とほぼ同じである。

が、そのスペックは初代バルタン星人を遥かに凌駕するものだった。





――――以下ネタバレを含みます――――




バルタン星人はご存じ「ウルトラマン」シリーズにおけるおなじみの敵異星人。
だが、そのバルタン星人の中で
ウルトラマンを相手に唯一、そして史上初の完封勝利&勝ち逃げを収めたのがこのダークバルタンである。

最強最速のウルトラマンマックスを苦しめた最強最悪の怪獣・異星人達の中でも
ここまでマックスを相手に終始優勢だった相手は全話通してコイツぐらいのものだろう。

下記の恐るべき能力も合わさって、ファンの間では歴代最強のバルタン星人との呼び声が高い。

そのマックスとの初戦は

  • 半径数キロメートルの範囲に反重力フィールドを発生させる(いたずらでこのレベルである)
  • 空間を固定する光線を放つ
  • マックスの数倍のサイズに巨大化してマックスを何度も踏み潰す
  • 勝ちBGM(主題歌)が流れても勝てない
  • 両腕の鋏を切断されてもすぐに再生・接着する
  • 更にその鋏は敵の攻撃を貯めて逆に撃ち返す事が可能
  • 高速移動で必殺技をよけてカウンター攻撃

など圧倒的な能力をもって完全勝利。
変身するエネルギーが尽きたカイトに追い打ちをかけるほどに徹底した勝利だった。

その後、マックスはタイニーバルタンの謎パワーによってエネルギー回復とブーストがかかっている状態で戦いを挑むが

  • ギャラクシーカノン+重力破壊光線+スパークシールド→五体が爆砕→即復活→空を覆い尽くすほどの数に増殖
  • 大量増殖したクローンは全員オリジナルと同じ能力が使える
  • ゼットンシャッターを力づくでブチ抜くギャラクシーカノンをスペルゲン反射鏡で反射しつつ自分の光線を上乗せして攻撃
  • マクシウムソードの制御を乗っ取りマックスを攻撃させる

と、チートの大盤振る舞いでマックスを終始圧倒する。

なお、復活前には頭のみでぴょこぴょこと動いており、なかなか気持ち悪い。

マックスもあの手この手のチートを駆使してこれらチート技に対応しており、
視聴者目線だとリアルに地球が終わりそうな最大規模の戦闘になってしまっている。

地球「宇宙でやれ」


そんな最強のダークバルタンだが、バルタン星人の常か単純な接近戦は苦手な様である。


本人曰く、「バルタンの科学はウルトラの星の科学を超える」とのこと。
バルタン星人は、元々は地球人と同じ姿をしていたが、度重なる核戦争によって今の姿に進化したと言われている。
バルタン星の科学には相当なまでの自信を持っているようで、やたらと自分の能力を自慢する。

しかし、タイニーバルタンがバルタン星から持ち帰った古代バルタンの銅鐸の音色を聴いて優しい心を取り戻し戦意を喪失。
更にDASHの新兵器「メタモルフォーザー」によって、元の姿に戻り、平和を愛する心を取り戻してタイニーと共にバルタン星へ帰る。

ちなみに元の姿は半裸のイケメンである。


再登場


台湾のロックバンド「Mayday」の楽曲『少年他的奇幻漂流』のMVにおいて、ウルトラマンネオスと共に映像作品に再登場。

台湾に出現し、ネオスと戦闘を繰り広げながら市街地を破壊しまくる。
ネオスもネオマグニウム光線やネオ・スラッシュなどの必殺技で倒していくものの再生能力かクローンか、
何度も出現してネオスを追いつめていき、一度はネオスを戦闘不能状態に追い込んでいる。

最後はネオマグニウム光線をスペルゲン反射鏡で反射し、一進一退の力勝負となるが、最終的には撃破された。

MVの公開当時は、見た目から初代と同様のバルタン星人だと見る声もあった。
しかし、声が初代とは違うことやスペルゲン反射鏡を装備していたことから、一部からダークバルタンではないかと推察する意見があった。
そして公式でもこのMVにおけるバルタン星人がダークバルタンであることが公言されている。

なお、何故MVにおけるバルタン星人にダークバルタンが選ばれたかについては、ウルトラシリーズの海外版権の都合が原因とされる。
ウルトラ兄弟シリーズはチャイヨーとの騒動などが原因で、2020年まで長らく海外での版権事情が複雑な状況が続いていた。
初代バルタン星人は初代ウルトラマン出典の怪人であり、海外における映像作品で使うと引っかかってしまうため、
初代と酷似した姿を持つダークバルタンが初代の代役としての登場を求められたと考えられる。

ちなみに今回因縁が出来たネオスも、海外展開では同様の理由でウルトラ兄弟の代役を多く勤めているとされる。
しかしよくこんなチートと呼ぶのも生温い相手にネオスは勝てたな…


君たちがいつも宇宙に呼びかけている言葉を私にもどうだ

ようこそ 地球へ!!

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最終更新:2024年02月04日 11:16