オープニングテーマ

登録日:2011/08/26(金) 16:03:47
更新日:2023/11/26 Sun 20:59:45
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オープニングテーマとは、アニメなどで一話ごとの開始時に流れ出す楽曲を指す。
正式には“主題歌”として表示され、ネット上では”OP”と省略される場合が圧倒的に多い。

クセの強い作画スタッフもしくは演出家が手がけたOPには独自の特徴が色濃く反映されるもので、
携わったかどうか一目でわかるほどの個性を発揮するアニメーターは”オープニング職人”と呼ばれ注目される。
代表格としては大張正巳、金田伊功、都留稔幸など。


OPとは、いわばその作品を象徴する看板となる歌に他ならない。
だからこそ、原則的にどんな作品でも製作側はOPには力を尽くすものである。
国際映画社のロボットアニメは作画の質があまりよくないといわれるが、OPには注力しておりいずれも有名なアニメーターと音楽家を起用した気合の入ったものであった。

原案を務めた子安武人氏が気の毒になるくらい作画レベルが劣悪だったWeiβ Kreuzでさえ、OPだけは心血を注いだらしく中々のものに仕上がっていた。
(それでも後期は止め絵や影絵が多いが)
もっとも、途中でOPが変更される場合は多少前期OPや本編からの使い回しがあってもやむを得ないかも知れない。勿論、無いに越したことはないが。



逆に言うと初期OPさえボロボロの作品は、切羽詰まってにっちもさっちもいかない過酷な製作状況が窺い知れる。
ひいては総集編の連発など何らかの形で内容に支障がでることも覚悟しなければならない。
新機動戦記ガンダムWはしばらくの間前期OPが未完成で、本編のカットが流用されたものが使われていた。後期OPも切り替わるのがかなり遅く、そちらの完成版もわずか2話しか使われないなど、制作環境の逼迫が感じられた。
現に、ヤシガニで伝説を築いたロストユニバースは堂々と「制作中」の文字が放送版で躍っていた。


近年のアニメ作品ではプロモーション目的で一定期間ごとにOPが変更されることが多く、新しいOPは視聴者の楽しみの一つである。名探偵コナンONE PIECEなど、放送期間が長い作品は使用された曲の数も膨大になっている。

一方、「サザエさん」「アンパンマンのマーチ」などのように何年経っても変わらないまま古今東西愛されている歌も数ある。「ゲゲゲの鬼太郎」や「キューティーハニー」など、曲自体はそのままでシリーズが変わるたびに歌手とアレンジが一新される、というパターンもある。

変わり続けるものにも変わらないものにもそれぞれの良さがあるのはいうまでもない。下手なタイアップ戦略のせいで作品に全く似合わないOPになってしまうことも数え切れないのだから。

通常、OPが変更されるタイミングはクールごとの節目(14話・27話・39話など)である。
これが本編の進行速度と少しでも食い違うと、とんでもないフライングなネタバレになりかねない。

「わーい、今日から新OPだー」と期待に胸を膨らませていたものの、いざ見てみると一番好きなキャラがまだピンピンしている筈なのに姿がなかったり、
敵サイドの全員集合カットにいたりして、愕然とした視聴者も少なくない筈だ。
酷い時には仮面キャラの素顔や正体がバラされている時もある。

某ガンダムではタイトルバックを変えてまで復帰させた主人公(?)の新機体がOPで堂々とお披露目されてから、実際に劇中に登場するまで1クールはかかり、
その間にまたOPが変更されるという、いくら何でも先走りしすぎた事例があった。
また、ある面白カッコいいロボットアニメのシリーズ第二作目の後期OPでも、第一作目の最初からずっと一緒に旅してきた仲間が消え、
代わりに前作で死亡した宿命のライバルが復活し新機体と共に味方に加わっているという壮絶なネタバレがされた事もある。
しかし、実際にそのライバルが合流したのは終盤8話だけという短期間で、OPが変更されてからこれまた1クールほど後のことだった。

これらはシリーズ構成的に落ち度があったのか、それとも何らかの意図があってやむをなかったのかは定かでない。

余談だが、あってはならない例として製作側が消すキャラを間違えてしまった非常に稀なケースも存在する。
勿論、数週間後にそのキャラは元に戻ったが、結果として多くの視聴者にいらないミスリードを巻き起こさせた。


例外的に、第1話もしくは最終話限定でOPがエンディングテーマとして流され、本来のOPはカットされて簡単にタイトルだけ表示される作品がある。
前者はこれから始まる物語を期待させ、後者は長い物語の終焉を寂しくも爽やかに締めくくる。
この演出方法をわざわざ使うということはOPの時間すらも削らないと物語を描き切れない事情の表れであり、製作スタッフの気合いや気心を証明している。
またボス級キャラとの決着など、物語上重要な回でもOPがカットされる(ただしこちらはEDは通常通りの場合が多い)こともある。
OPカットと言う手法が用いられたアニメの当該エピソードは得てして良作が多い。



【代表的なOP】

OP詐欺については、そちらの項目を参照されたし。

◆残酷な天使のテーゼ(新世紀エヴァンゲリオン
数あるアニメのOPでも特に有名であろう。
その知名度から、作品を見たことなくても曲は知っているという一般人も数知れず。
カラオケでの人気も絶大であり、J-POPなど他のジャンルを含めたありとあらゆる曲の中でもトップクラスである。

特に特徴的なサビの映像はフラッシュカットと呼ばれるごく短いカットを繋ぎ合わせる手法で作られている。
様々な登場人物たちに加え、牙を剥き、鋭い眼光を覗かせるエヴァ初号機の姿はわずか数秒ながらも強く印象に残る。
さらにセフィロトの樹や天使文字など宗教・哲学的なカット、重要な設定を暗示させる意味深なカットが非常に多く、伏線の塊とでもいうべきもの。
録画したOPをコマ送りして1つ1つ確認するのは誰もが経験したことだろう。


◆JustiΦ's(仮面ライダー555
網の向こう側の巧とファイズが意味するものは…

◆Reckless fire(スクライド)
ダブル主人公に合わせて歌詞を変えたり、キャラの退場や勢力図の変更などで毎回と言っていいほど映像が変わっていった。
数え切れない多彩なバリエーションのOPは多くの視聴者を驚かせ、そして興奮させた。

このようにOPを少しずつ変化させる手法は谷口悟朗氏の持ち味ともいえ、「無限のリヴァイアス」「ガン×ソード GUN SWORD」など氏が監督を務めた他の作品でも見られる

◆科学戦隊ダイナマン(科学戦隊ダイナマン
ダイダイダイの連呼に加え、爆発しまくりで熱すぎるOP。
和風な効果音に骨太なベースなど、戦隊の曲の中でも特に耳に残る。
火薬戦隊の異名は伊達じゃない。

◆(銀河旋風ブライガー)銀河旋風ブライガー
OP職人として名を馳せた金田伊功氏の代表作の1つ。
キャラがガニマタでジャンプする「金田跳び」、独特のポーズである「金田ポーズ」、ブライガーの中のメカが一瞬だけ表示される、数枚の絵の繰り返しでの激しい閃光やスピード感の表現、敵を斬ったところからブライガーの顔が現れるなど、とにかく金田氏ならではの創意工夫と見所に溢れている。

よくよく見ると曲とカットの切れ目は絶妙な間隔でズラされており、特有の心地よさを生み出している。この塩梅は同業者ですら言語化できないと語るほど。
金田氏の技術の粋を結集したようなOPであり、金田氏を特集したBSの特番でも紹介された。
そのクォリティたるや島本和彦氏の「アオイホノオ」の作中で、主人公から「このOPとEDを見たいがためにTVの前に30分拘束される」という旨の発言が飛び出した。

作詞作曲はタイムボカンシリーズで有名な山本正之氏。この他にも国際映画社の作品の楽曲をいくつも手掛けている。 

ちなみに歌詞テロップは漢字がすべてひらがなになっているが、「銀河旋風」の部分が「ぎんがせんぷー ぎんがせんぷー」となっているのはよく突っ込まれる。


◆そばかす(るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-)
90年代の一般歌手やバンドとのタイアップの中で特に有名なOP。

失恋した若い女性の心情を描いた歌詞*1は時代劇であるるろ剣とはまったく合っていない。特に「思い出はいつもキレイだけど」の部分は、人斬り抜刀斎としての過去を忌まわしく思っている剣心とは真逆である。

しかし、曲単体で見ればアップテンポでキャッチーな曲調であり、ミリオンヒットを達成したのも頷ける。そしてカットは曲の盛り上がりとキャラの動きが完全にシンクロしており、非常に見ごたえがある。

映像の方は剣心の仲間たちの紹介の後、剣心が刺客と遭遇。険しい表情で斬り伏せた後で仲間のもとに帰るという内容。るろ剣の設定を端的に表しており、特に剣心の殺陣の芝居は今見ても素晴らしい。

ある種のOP詐欺ともいえるが、1つの曲としての出来と非常に良質な作画は、歌詞の無関係さをある程度打ち消すほどであった。アニメ本編と無関係な安易なタイアップは批判されやすいが、その中でもどういう訳か評価されている珍しい例の1つであろう。


◆ゆずれない願い(魔法騎士レイアース
OP職人として頭角を現していた大張正己氏がオープニングディレクターを務めた。
1人ずつ現れて最後に集合する敵キャラ、瞳にフォーカスしていくカット、目の前に立ちはだかる巨大な敵3機のロボットの内2機が横向きに並び、3機目が正面を向いているなど、氏がOPで好んで用いる構図がふんだんに使われている。代表作の1つともいえる躍動感にあふれたOPに仕上がっている。

曲の方は田村直美氏の代表作でもあり、なんとアニソンとしては異例のミリオンヒットを飛ばして1995年の紅白歌合戦に出場した。
レイアースのTVシリーズではOPとEDが計6曲存在し、この曲をはじめとしてそのいずれにも主役キャラの名前である「光」「海」「風」の文字が歌詞に使われている

◆光と影を抱きしめたまま(魔法騎士レイアース
なんと原作者CLAMPが絵コンテを手がけた。
1つのOPにかけるには破格ともいえる異常な動画枚数が使われており、美麗にして華麗なOP。
花びらが舞い散るカットの滑らかさなどによく現れている。
それだけに全49話中わずか7話しか使われなかったのが惜しまれる。

◆御旗のもとに(サクラ大戦3)
発売から10年以上経っても、今なお語り継がれるゲームOPの最高峰。
曲は同じでもOVAは作画や演出が段違いなので注意。

◆君さえいれば(中華一番)
OPが変わるごとに作画も上昇していったが、これは名実共に最終完成形。
マオのイケメン度もさることながら、「大地の水は~」部分のアングル移動が素晴らしい。
因みに、バトル系アニメじゃなくて料理アニメである。そこをお忘れないきよう。

◆MASSIVE WONDERS(魔法少女リリカルなのはStrikerS
アップテンポで非常にカッコいいOP。
さらにヴィヴィオダンスというネタ要素も備えている。

◆奇跡の海(ロードス島戦記英雄騎士伝)
恐るべきクオリティを誇る作画は劇場版級。
本編の評判はよろしくないようだが、アニメ好きならこのOPは是非一度は見て頂きたい。

◆メロスのように(蒼き流星SPTレイズナー)
◆Identity Crisis(新世紀GPXサイバーフォーミュラSAGA)
OPの中にその回のシーンの一部を挟むという特殊なパターン。
前者はサビの直前、後者は1回目と2回目のサビの間に本編のカットを10秒ほど流している。
毎回特徴的なセリフを集めているので、否応なしに気になってきて本編が見たくなること請け合い。
OPで使われたカットがどこのシーンなのか探す楽しみも与えてくれる。
特に「レイズナー」については個性的な敵キャラクターであるゴステロやル・カインが非常に印象に残る。

◆魂のエヴォリューション、千年のソルジャー(超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズメタルスのリミックス回)
反戦を歌うラップであった無印から一転、2曲とも影山ヒロノブ氏が歌うロボットアニメとしては正統派ともいえる燃える曲になっている。

普段はキャラが冒頭で語りを入れるくらいだが、リミックス回では本作に出演する声優陣が揃って大合唱するという特別なバーションとなった。
しかも大半がおふざけ全開。真面目に歌うものもいれば好き勝手にしゃべる者もおり、収拾がつかない。飲み会のカラオケのノリとも評される滅茶苦茶なものであった。
おい、オレのエビチャーハンどこ行ったんだよ〜!?

◆Tank!(COWBOY BEBOP)
カッコいいアニメのOPという話題では必ずと言っていい程名前が挙がるであろうOP。
様々なジャンルの音楽を手掛ける菅野よう子氏の代表曲の1つであり、BGMとしてTV番組でもよく使われる。
モノクロ調の映像は非常にキレがあり、痛快ともいえる心地よさと渋さを感じさせる。
このOPを別のアニメで再現したMADも多数制作された。

◆White Destiny(新白雪姫伝説プリーティア)
回が進むごとに効果音が追加されていき、終いにはとてもうるさくなって綺麗な歌声に集中できなくなってしまうという困ったケース。
何事もやり過ぎはよくないということだろう。

◆解読不能(コードギアス 反逆のルルーシュ
元々意図の分かりづらい歌詞であり、その歌詞も歌い方に問題があるのか聞き取りづらく、空耳ネタで有名となってしまった。
強姦だ 布団の中で 5+5? 簡単だ♪

◆LILIUM(エルフェンリート)
讃美歌という数あるアニソンの中でも極めて珍しい形に仕上がった曲。
歌詞は全てラテン語であり、実は映像の中に表記されている。

金を基調とし、無数の文様が描かれた宗教画に少女を埋め込んだようなあまりにも独特な映像は、オーストリアの画家であるグスタフ・クリムトの「抱擁」を基としたもの。いわゆる萌えとはかけ離れた1枚絵の数々は、神秘的ながらもある種の得体のしれない恐ろしさを感じさせる。

これを見ただけではどんな内容なのかまるで想像がつかないが、
冒頭の涙、苦悩と憂いを帯びた姿、そして安堵の表情で抱かれたヒロインの裸身からは、何か尋常ではないただならぬ愛と憎を感じるであろう。
普通の深夜アニメではまず味わえないような、俗世から隔絶された神聖で無垢な美を感じさせる非常に独創的・特徴的なOPである。

なんと海外では実際に讃美歌として教会で歌われている模様。

◆GUN×Sword(ガン×ソード)
インスト曲によるOP。
尺八と和太鼓と男性の掛け声による和風な雰囲気で盛り上がる。
未登場のキャラは濃紺で隠され、登場すると表示されるが、退場すると黒のシルエットとなる。
話の都合上、全員の姿が表示されたものは使用されず、DVDに特典映像として収録。

勇者王誕生!(勇者王ガオガイガー)
説明不要の勇者ソング。
タイアップが増えてきた時代に逆行するかのような熱い曲である。
監督である米たにヨシトモ氏が自ら作詞しており、ロボットの名前や使用する道具の名前を叫ぶという、まさしく作品と一体になった曲。遠藤正明氏の出世作であり、作曲した田中公平氏にとっても代表作となっている。

数々の名OPを世に送り出してきた勇者シリーズの最終作を飾るにふさわしいレベルであり、カットも物語の進行に合わせて少しずつ変更されていった。90年代のロボットアニメの中でも印象的なOPの1つ。

最終回ではあえて1番を使った最初期に近いバージョンとなり、最後のナレーションも最終回限定の特別仕様となるという極めて力の入った試みがなされた。

◆Wild Flowers(ZOIDS -ゾイド-)
青空の多いOP映像と相俟って、とても爽やかな曲。土6アニメとしては珍しく、第1話から最終話まで使われ続けた。

◆DYNAMITE EXPLOSION(マクロス ダイナマイト7)
オープニングアニメがそのままFIRE BOMBERのライブシーンになっており、OVAということもあってか非常に評価が高い。

◆空想ルンバ(【俗・】さよなら絶望先生)
白黒映像で回が進む毎にだんだん画質が劣化していくが、最終回でフルカラー映像となる。
OADでは更に、劇団イヌカレーによるデチューンがなされた。

むせる
歌詞、曲調、映像全てがむせ返る様な火薬と硝煙と炎の匂いが染み付いた独特な雰囲気を醸し出している。戦場に生き、孤独を好むキリコの生きざまを端的に描いたOP。詳細は当該項目参照。

TETSU氏の歌声、スラップベースやホーンセクションが印象に残る。
曲の終わりの方で激しい点滅があるので、大画面で視聴する際はご注意を。
ボトムズシリーズのOPテーマはこの曲を筆頭にそれぞれ雰囲気は異なれどいずれも評価が高い。

◆MESSAGE #9(ガサラキ)
話が進む度に細かく、時に大胆に絵が変わっていったアニメ。
平安編ではREMIXバージョンとして流れた。
能楽をテーマに取り入れるなど全体的に和のテイストだがOPの歌詞が聖句から引用されているのはエヴァに影響されていた可能性が高い、最終回の内容とか特にそれっぽいし。

◆IN MY DREAM(ブレンパワード)
全裸の女性キャラが次々に映し出されるという極めて刺激的なOP。
清々しいまでの脱ぎっぷりであり、人によってはむしろシュールに思えるかもしれない。
監督の富野由悠季氏は伝説巨神イデオン機動戦士Vガンダムでそのような演出を用いていた経歴はあったが、ここまでやるかと視聴者を驚かされた。

ロボアニメのOPなのに女の裸ばっかりでロボがほとんど出て来ない
色んな意味で強烈な映像に目が行きがちだが、よく聞いてみると歌詞の方もエロティック
様々な面から地上波では放送不可能だろう。
非常にキーが高いため、男性で歌うのは中々にキツい。最後は更に半音上がるし

◆euphoric field(ef - a tale of melodies.)
シャフトの本気。
最終回の日本語版と救われたヒロインたちという演出変更は特に素晴らしい。
続編では最終回版をベースにしたバージョンが挿入歌として登場したりもしている。

◆ebullient future(ef - a tale of melodies.)
上記作品の続編、シャフトの超本気。
数話ごとのマイナーチェンジと誰もいなくなった6話のトラウマ。
そしてEDとしても起用された最終回の日本語版とフルカラーの集大成。

◆Shangri-La(蒼穹のファフナー
作品の雰囲気を体現した良OP。実は死亡するキャラと生存するキャラをネタバレしている。
「ココア☆ソーダ☆クエン酸(ここはそう楽園さ)」のような空耳ネタもあり、ネタ方面でも隙がない。

◆DEAD OR ALIVE(蒼穹のファフナー EXODUS
蒼穹のファフナーシリーズでいなくなった者達の在りし日の記憶がここにある。
みんなここにいる
また、フルで聴くとこれまでの主題歌を思わせるメロディーと歌詞が散りばめられており、
まさに11年間の集大成にふさわしいオープニングテーマ。

INVOKE-インヴォーク-機動戦士ガンダムSEED
ガンダムSEEDシリーズの最初のOP。
SONY MUSIC系列の歌手とタイアップしていくという手法は話題を呼び、次々にヒットを飛ばした。

IN MY DREAMほどではないが、女性の裸体が描かれるカットがありこっちは土6枠で地上波で流れた。当然視聴者からの反応も賛否両論。
SEEDシリーズのOPの定番となる、見得を切るMSの映像とそのパイロットの止め絵のスライドという演出もここから盛り込まれている。

このガンダムSEEDをはじめとして、TBSの土6のアニメ作品は放映終了後にOPとEDをまとめたベスト盤アルバムを出すのが恒例となった。

DAYBREAK'S BELL(機動戦士ガンダム00)
L'Arc~en~Cielが手掛けたガンダム00の最初のOP。
歌詞に作品のキーワードや固有名詞こそ入っていないが、反戦歌となっており、ガンダムマイスターたちが戦争根絶のために戦うという本作の設定と合致している。
このような姿勢は理想的なタイアップといえるだろう。

現在は00を象徴するOPとして扱われているが、放映開始直後にはなぜか曲調が合っていないとされており、映像はそのままに曲だけを別のものに差し替えたMADが大量に製作された。

◆ようこそジャパリパークへ(けものフレンズ)
どうぶつビスケッツ×PPPによる楽曲。1話のエンディングで初披露された後、2話以降のOPに流れるようになった。
作詞・作曲・編曲はお歌をつくるのが上手なフレンズことシンガーソングライターの大石昌良が担当。
歌詞は「高らかに笑い笑えばフレンズ」「けものはいても のけものはいない ただしつけものてめーはだめだ」などこの作品を分かりやすく表現している。
2017年2月8日にiTunesでデジタル配信され、その当日にシングル総合で3位を記録した。
登場人物(?)が歌うという深夜アニメでは珍しい手法だが、アニメのヒットもあり、こちらも爆発的に有名になった。
また、アニソンとしては異例の某音楽番組に2度も出演するなどした。その人気さながら公式が多種多様なアレンジをしたり、大量のMADなど他方面から話題になった。ちなみに、オーイシマサヨシが歌ってみた動画が存在する。

◆イこうぜ☆パラダイス(異種族レビュアーズ
本編が本編だけにOP曲も非常にお下品
明らかにパロディ曲である事から、またの名を汚いYMCA

◆とべとべおねいさん(クレヨンしんちゃん
当時のしんのすけ役の矢島晶子氏と、アクション仮面役の玄田哲章氏が歌うOP。
なのだが、よくよく聴くと勇者ライディーンのOPと替え歌レベルで酷似している
作品の性質上、おそらくメインターゲットの親世代向けのパロディネタであろう。






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最終更新:2023年11月26日 20:59

*1 内容をほとんど知らされないまま急にタイアップを依頼され、やむなくキャンディ・キャンディをイメージして作詞したとのこと