チリーン

登録日:2011/07/08(金) 23:29:20
更新日:2023/12/21 Thu 13:04:50
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チリーン!
     (⌒)
     _||_
    / 冥 殿丶
    <丶丶フ ノ>
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  (  \レ~"/
   \  \/
     ̄ ̄



■データ


全国図鑑No.358
ふうりんポケモン
英語名:Chimecho
高さ:0.6m
重さ:1.0kg
タマゴグループ:ふていけい
性別比率:♂50♀50

タイプ:エスパー
特性:ふゆう(じめんタイプの技と「まきびし」「どくびし」「ねばねばネット」「特性:ありじごく」「各種フィールド」が無効)

種族値
HP:65→75(SM以降)
攻撃:50
防御:70→80(SM以降)
特攻:95
特防:80→90(SM以降)
素早さ:65
合計:455

努力値:特攻+1、特防+1

進化:リーシャンが十分懐いた状態で夜にレベルアップさせる。

弱点:むし/ゴースト/あく
半減:かくとう/エスパー
無効:じめん(特性の為)


■概要


見た目通り、風鈴をモチーフにしたポケモン。
体は空洞であり、鳴き声はそこから反響して発する。
鳴き声は7種類あり、使い分けて仲間とのコミュニケーションを取る。
怒ると衝撃波を発生させ、敵をふっ飛ばす。
夏の時期になると活発になり元気に飛び回る。

頭は吸盤になっており、風が強い日は木の枝や軒下にぶら下がっている。
時には風に乗りながら長い距離を旅をする。
好物は木の実で、長い尻尾を利用して器用に食べる。

名前の由来は風鈴が鳴る擬音「チリ~ン」から。


■ゲームでのチリーン


人があまり来ないような山岳地帯や場所に生息するためか遭遇可能なのが中盤以降だったり、出会う事自体が難しい作品もある。

初出作品のルビー・サファイアでは、おくりびやま頂上の草むらでのみ、超低確率(2%、1/50)で出現。
そもそも双方のバージョンで、おくりびやま頂上のくさむらでしか捕獲できないポケモンというのがチリーン以外存在せず、
他に出現するポケモンはカゲボウズ(ルビー版)かヨマワル(サファイア版)の出現率が比較的高いという程度。実際に探す場合はカゲボウズとヨマワルに嫌気が差す事うけあい。

それでいて頂上は草むらの面積が狭いため、走り回って探すのが地味にキツく面倒さに拍車をかけている。
かといってダート自転車でダニエル(ぴょんぴょん跳ねる行為)しながら探そうものならフリーズするバグ*1が発生しやすいため厳禁。
(このバグ自体は発売当時から報告されており、そこそこ有名)
…何よりこの頂上へ行くのが絶妙に面倒だということもあり、ストーリーイベント以外に改めて来るような場所でもなかった。

しかもストーリーにおけるトレーナーだけでなく、バトルタワーでも使用するトレーナーが誰もいないので、チリーンの存在に自力で気づくのはほぼ不可能。
ホウエン図鑑番号が151番*2だったこともあり、様々な憶測やガセネタが流れた。
「色違いのチリーンを持って白い岩に話しかけるとジラーチが出現します!」

ホウエン地方のポケモンのため、ファイアレッド・リーフグリーンでは野生出現しないし、当然トレーナーも使ってこない。
さすがにエメラルドではからくりやしき(7回目)で登場するサイキッカーが使ってくるが、こちらも時期限定かつ終盤。見れるようになるのが遅すぎる…
第三世代においては凄まじいレアポケモンであり、アニメでコジロウが捕獲しなければとことん影の薄いポケモンだっただろう。
フウとランや、その取り巻きあたりが使ってきてもいいような気はするんだが、何故使わせなかったのか…?

この時期、特にルビー・サファイア時代に妙にレアなポケモンだったことには様々な憶測があるのだが、その中でもマニアの間でまことしやかにささやかれているのが
元々幻のポケモンにする予定だった
なんらかの事情があって最後の最後に突っ込んだ
というもの。実は第三世代内ではチリーンの格納されている場所(もとい内部番号)が内部データ上だとデオキシスより後ろ*3となっているのである。

これなら確かにルビー・サファイア内でトレーナーが一切使用してこないということにも説明がつく。
前者であれば当然のことだし、後者なら急遽追加されたからトレーナーの使用ポケモン調整が間に合わなかったのだろう、というわけである。
…奇しくも激レアポケモン扱いになった事で第三世代だと存在感が幻(に近い感じ)のポケモンみたくなったのは偶然なのか意図的なのか…(通常プレイで普通に入手可能なので実際の幻枠とは全く異なるが)

第三世代内における外伝作品のポケモンコロシアムポケモンXD 闇の旋風ダーク・ルギアでは意外にもチリーンを使うトレーナーはそれなりにおり、
ポケモンXDだと普通のチリーンを使ってくるシャドー戦闘員が何と5人もいる。いくらなんでも多すぎだろう。
そこまでしてチリーンの存在をアピールしたいならダークポケモンとして出せば良かったのに…と思えてならない。

ダイヤモンド・パールからは進化前のリーシャンが登場。
「きよめのおこう」を持たせた状態でチリーンのタマゴを作ると、リーシャンが生まれるタマゴを作れる。
野生だとリーシャンがテンガンざんやその周辺の道路に出現し、チリーンもテンガンざん最上部エリアに現れるため入手性が良くなり、チリーンのレアポケモン伝説はやっと終わりを告げたのだった…
「おくり」繋がりという事でか、おくりのいずみにも出現。プラチナではそちらに出現しなくなったが、もどりのどうくつに出現するように。
ちなみにリーシャンがレベル22で覚える「とっておき」はチリーンは覚えられない。物理攻撃だからチリーンには不要だと思うが育てる際には一応注意。

ブラック・ホワイトではクリア後に行けるほうじょうの社に野生で出現する。

第六世代ではX・Yではチリーンが野生で出現せず、リーシャンから育てて進化させて入手する事になる。
オメガルビー・アルファサファイアでは原作と同じく送り火山頂上にチリーンが出現するが、
出現率が僅かに上がった事に加えて、一度出会ってさえいれば「ずかんナビ」のサーチ機能で直接探す事も可能になったので入手難度は下がっている。
ちなみに本作では使用トレーナーが2人おり、トクサネシティジムのオカルトマニアと、捨てられ船のフシギ姉妹がチリーンを使ってくる。

第七世代ではリーシャン共々野生出現しない。暖かな土地には必ずチリーンがいるわけではないらしい。
…というか種族値が30もアップしたのにチリーンは出さないのかよ。

第八世代ではソード・シールドに内定できなかったため、ガラル地方には入国できず。
その代わりなのかPokémon LEGENDS アルセウスと、ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパールに登場。
Pokémon LEGENDS アルセウスではエイチ湖に固定シンボルのオヤブンチリーンがいたり、コトブキ村では村人とチリーンに関わる依頼も用意されている。

第九世代ではキタカミの里で登場。
オモテ祭り会場であるキタカミセンターでは祭りの開催前からチリーンが何匹かおり、開催後ではモブ住民がチリーンを連れている姿が見れる。

■対戦でのチリーン


特攻・特防は高めだが他の能力は低め。
「サイコキネシス」「サイコショック」の他に「なきごえ」「さわぐ」「あくび」「いやしのすず」と、音や声に関する技を中心に覚える。

初登場時の第三世代では「サイコキネシス」以外に特殊技をろくに覚えない*4ため不遇ポケモンだった。
強いて言うなら当時非常に珍しい技だった「いやしのすず」を使うことで差別化を狙う程度だろうか。
といってもこの時代の対戦なんて「一線級とそれ以外」でバッサリ分けられるような時代で、ぶっちゃけチリーンに限った話ではない。むしろチリーンはタイプ一致サイコキネシスが使える分マシな方である。
第四世代で「シャドーボール」が特殊化し、「いやしのねがい」を習得。さらにプラチナ版の教え技に「シグナルビーム」が追加され、第五世代以降は「ハイパーボイス」を習得できるようになるなど着実に技のバリエーションが増加していく。

サブウェポンも「マジカルシャイン」「シャドーボール」「こごえるかぜ」「エナジーボール」「くさむすび」「めざめるパワー」と豊富。
物理攻撃のため火力には期待できないが、「はたきおとす」も覚える。

種族値は他のエスパータイプのポケモンと比べると特攻以外は全体的に低めで、ガチで使うには愛が必要。
ただ、「さいみんじゅつ」「ひかりのかべ」「いやしのすず」「いやしのはどう」とサポート技が豊富で、特性のおかげで「じしん」等も無効。
唯一「スキルスワップ」と「なかまづくり」を同時に習得できる点を活かし、ダブルバトルでのサポート役に撤するのが良いだろう。
ただしこの手のマイナーポケモン全般に言えることだが、下手に差別化ばかり狙うと逆に何の役割も持てない半端ものになってしまうことにも注意すること。
そもそもチリーンのライバルになるポケモンは同タイプ・同特性に絞ってすらクレセリアだのユクシーだのというとんでもない顔ぶれになるので……。

SMでは耐久系種族値が10ずつ上昇し、USMではタマゴ技で「ほろびのうた」「トリックガード」を習得した。
滅びカウントが進む間に相手を「まきつく」で拘束できるほか、「いたずらごころ」+「ちょうはつ」等も含めた変化技対策もできるようになった。

SVでは、久しぶりの本編登場という事でかアンコールやバトンタッチといった有用な技を覚えるようになったが、どういうわけかほろびのうたが没収返せ
耐久型にはかなりの痛手となったように見えるが、テラスタルのおかげで場持ちは向上し、「コスモパワー」+「アシストパワー」のコンボが以前よりは安定するようになった。
テラスタイプは弱点のじめん技をふゆうで打ち消せる「はがね」や「でんき」が主流。


■ポケモン不思議のダンジョンでのチリーン


ポケモン不思議のダンジョン 時・闇・空の探検隊にて、プクリン率いるギルドの一員として登場。
キマワリのルームメイトでメス。物腰丁寧な敬語で話す。
ギルドの食事係である他、ストーリー途中からチリーンへんせいじょを運営するようにもなり、ダンジョンに赴く際のパーティ編成も担当。
この仕事は主にギルド内で請け負っているが、交差点やシェイミのさとに置かれたベルをチリーンと鳴らすことで呼び出す事も可能。用もないのに何十回と呼びだそうが嫌な顔一つしない。
空の探検隊ではゲームシステムに関するメタ発言をしていたりもする。
「『ダメ』って言ったらどうなるんだろうと思ってなんとなく答えてみただけですよね!?」

クリア後に戦うことになるあくのだいまおうの一味にもチリーンが混じっている。
チリーン自体は攻撃力も防御力も大したことはないが、出現時の配置の都合上、背後にグレッグルがつくことがある。そうなると、チリーンが前にいる間に後ろのグレッグルがふいうちを食らわせてくるのが厄介。

アニメ版「ポケモン不思議のダンジョン 空の探検隊~時と闇をめぐる最後の冒険~」にも登場。
キマワリと手を繋ごうとしたが、手が届かないので短冊を掴んでもらっている。エンドロールの紹介ではCV:佐々木日菜子となっているが、台詞は……?


■ポケモンGOでのチリーン


2018年2月10日よりレアポケモン枠として登場するようになった。
これだけなら特筆すべきことはないのだが、捕獲時に貰えるほしのすな*5がなんと1000
未進化ポケモンで100、1進化ポケモンで300、2進化ポケモンで500であることを考えるとまさに破格の数字。
さらに天候ブースト込みなら1250、ほしのかけらも込みだと1875も貰える。
通常より多くの砂(250)を貰えるという触れ込みだったデリバードサンタピカチュウとは一体何だったのかというレベルである。
あちらは期間限定とはいえ、どこにでも出現したという違いはあるが。


■ポケモンカードでのチリーン

ほとんどの非伝説たねポケモンの例にもれず空気。
……だったのだが最近ちょっとした話題になった。
ポケモンカードはバイヤーや転売ヤーによる値段のつりあげが非常に活発であり*6、プレイヤー間でも非常に問題になっているゲームであるという点を念頭に置いてほしい。

きっかけは「月刊コロコロイチバン!」という雑誌の、2021年11月号付録であるオドリドリのカード。

「無 自分の山札からポケモンとサポートを1枚ずつ選び、相手に見せて、手札に加える。そして山札を切る。」

というワザ「ミックスコール」がシステム的にかなり強力であり、そもそもこの雑誌が税込1200円と割と高額だったこともあり、いつものように多くのバイヤーがこの雑誌を確保して転売しようともくろむことになる。

しかしまったく同エネルギー・同文のテキストのワザ「ときめくねいろ」を持つチリーンのカードが、実は2020年に発売された「仰天のボルテッカー」に収録されていた。
弱点、抵抗力、にげるエネルギーすべて同じ。違う点は最大HP(チリーンの方が20低い)と2つ目のワザ、そして「フュージョン」スタイル*7くらいのもの。しかもチリーンは単なるコモンカードなのでどれだけ値段をつり上げようとしても1枚100円程度が関の山となってしまう。
「別にサーチ側のワザ使うだけだし、HPが20高いだけのこいつのために1000円以上出すの?
という問に有意な答えを出せないデッキは、こぞってチリーンを用いることになったのだった。
ただしオドリドリには「フュージョン」というスタイルを参照するカードとのシナジーがあるのでチリーンによる代用が効かないのでオドリドリを採用せざるを得ない。
そして何につけてもHPなんて高い方がいいに決まっていると言われてしまえばそれまでであり、そういうプレイヤーにはオドリドリが採用されるんだそうな。


■アニメでのチリーン一族


AG編にコジロウの手持ちとして登場。(CV:吉原ナツキ)
コジロウの憧れ…もとい初恋のポケモンであり、彼に友情ゲットされた後はかなり溺愛されていた。
チリーン自身も仲間になった頃からコジロウにかなり懐いており、愛情表現として顔に巻き付いていた。
戦う事は殆どなく、「いやしのすず」で皆を癒したり、名乗りの際にトリを務めるのが主。チョイ役程度の出番しかない事や、そもそも名乗りの際に出ない事もあるのが玉に瑕。
一度ムサシポケモンコンテストでバトルに使われた際は、コジロウはかなり取り乱していた。

元々体が弱かったのか、ロケット団の貧乏生活に耐えられず、BF編の途中(AG147話)で体調を崩してしまった。
現在はコジロウのじいやとばあやの管理する別荘で療養中。
ここでの別れはハンカチ必須。

その後もコジロウはチリーンの為にリーシャンを盗もうとしたりと(詳しくは後述)、チリーンが大事なポケモンであるという点は変わっていない。

進化前のリーシャンは、DP編70話に登場するポケモンマジシャン・シズエの個体×3体が有名か。
青のリボン、緑のリボン、オレンジのリボンで区別され、3匹揃って鳴き声をハモらせるのが得意。
その内、緑の個体は甘えん坊であり、例によってリーシャン達がロケット団に奪われてもその個体はコジロウに甘えていた。
上記のエピソードを思い出したコジロウはムサシニャースを差し置いて、緑の個体に仲間になるよう交渉しようとするが、その個体は拒否。
シズエがやってきた後、リーシャンのめざめるパワーによってコジロウは吹っ飛ばされ「や~な感じ~」にされてしまった。
なお、上記の交渉の際、彼はチリーンに関わったことのあるマネネを繰り出し、無理やり連れ去ろうとする際も「フラフラダンス」や「くすぐる」といった直接ダメージを与えない技を出していた。
彼はそれ程までにリーシャンを可愛がろうとしていたのかもしれない。

チリーンは以降のアニメでもごく僅かな出番ではあるものの、ゲストキャラの所持ポケモンとしてのチョイ役や、モブトレーナーが引き連れている背景役として現れる事が稀にある。
しかしコジロウと(他者の)チリーンを引き合わせた際には掛け合いを考える必要があるからか、ロケット団が絡む話であってもコジロウは運悪くチリーンを見ていないか、
そもそもロケット団が一切登場しない話になっている等…彼とチリーンは極力絡ませたくないという製作者サイドの面倒臭さが透けて見えるような扱いであった。

■グッズでのチリーン


可愛らしい見た目や一時期コジロウの手持ちであった経歴から知名度がそこそこ高く、「Pokémon fit*8」以外でもぬいぐるみが発売されたことがある。
しかしチリーンの場合はそれだけではない。風鈴という実現しやすいモチーフであることから、本物の風鈴としてグッズ展開されたこともあるのだ。
本家チリーンの本体が不透明なホワイトであることから、陶器製の風鈴として再現されることが多い。

  • ポケモンセンターからチリーン型の風鈴が発売されたことが何度かある。最初に発売された「チリーンのちり~ん」は限定販売で、現在は製造が終了しているので入手困難。その後のリメイク商品と思われる「チリーンのちりーん風鈴」は何度か復刻版が販売されており、入手機会がある。
  • 上記とは別に、プライズ景品としての「チリーンの風鈴」も存在する。陶器製で音も鳴る。こちらはポケセン版よりもっとレア。
  • 2014年には「ポケットモンスター XY ピカチュウとチリーンの風鈴」が発売。4種のうち2種がチリーンで、通常版と笑顔版がある。チリーンの方がオマケのように扱われるのは大変に遺憾な話
  • 2018年夏に展開された百ポケ夜行の商品展開の一つとして「リンリンチリーン風鈴」が販売されている。宣伝キャラクターには任命されていない。なお、これと同時にドータクンも風鈴として販売されているがオマエは風鈴じゃなくて銅鐸でしょ……
  • 非公式でも、チリーンをモデルに風鈴を制作するアーティスティックなファンもいるようだ。



追記・修正は風鈴の音を聞きながらお願いします。

rニ、
() チリーンシャン
´ィ┴,`
ー^ノ
`~~

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最終更新:2023年12月21日 13:04

*1 山道途中と山頂は霧がかかるマップになっており、これがダニエル状態でのフリーズを引き起こす原因を作っているのではないかと言われている。

*2 ミュウの番号というのもさることながらX51という数字はセレビィも含め、当時「幻のポケモン」という印象を強く印象付けるものだった。

*3 基本的に各ポケモンの格納場所(内部番号)は図鑑ナンバー順になっているが、開発の経緯が複雑な第一世代(赤・緑・青・ピカチュウ版)では図鑑ナンバー順に並んでおらず、第三世代内だとルビー・サファイアから初登場したポケモンにも全国図鑑ナンバーと内部番号の順番が一致していない種類が少なからずいる。

*4 当時はハイパーボイスを習得できなかったし、シャドーボールともども物理技扱いである。

*5 ポケモンのレベル上げに必要なアイテム

*6 これ自体は他TCGでも問題となっているのだが、ポケモンカードの場合は「最新弾の」最高レアリティのカードに5桁や6桁のプレ値がつくという異常事態である。

*7 遊戯王でいえば種族や名称みたいなもんで、特定のスタイルのみを参照した能力を持つカードが存在する。

*8 ポケモングッズ公式ショップ『ポケモンセンター』で展開されているぬいぐるみシリーズで、全種のポケモンが用意されている