ハクメン

登録日:2009/07/23(木) 23:48:46
更新日:2024/03/06 Wed 06:45:27
所要時間:約 6 分で読めます





我は(クウ)、我は(コウ)、我は(ジン)

我は一振りの剣にて全ての『罪』を刈り取り『悪』を滅する!!


我が名は『ハクメン』、推して参る!



BLAZBLUE』の登場人物。
ジャスティスって言った奴ちょっと表出ろ。

CV:???

身長:208cm
体重:155kg
血液型:不明
出身地:不明
誕生日:不明
趣味:不明
大切なもの:秩序
嫌いなもの:黒い獣
ドライブ名:斬神
エンブレム(紋章):九尾の狐がモチーフ


2110年代に発生した暗黒大戦で『黒き獣』を討伐した六英雄のリーダー格。
縁あって「BLAZBLUE」本編の2199年に現れ、カグツチ最下層にて目的を達すために時期を待つ。

名の通りの白い面のような顔にポニーテール状の長く白い髪、モノトーンで纏められた衣服とも生身ともつかぬ肉体、右肩甲骨あたりに取り付けられた長刀など、かなり特徴的かつ異様な外見の持ち主。
何の飾りも無い仮面のような顔故ラグナからは「お面野郎」と呼ばれている。
「BLAZBLUE」の世界の裏事情に精通しているようであり、何者にも冷静で、厳格な態度を崩さない。

キャラクターの多くを見知っているようであるが、その因果関係は不明(家庭用のストーリーモードでこの点について明らかにされている)。




☆操作知識
  • ヒートゲージ
他のキャラと違い時間経過などで玉が溜まり、それを消費する事によって必殺技を使える。


  • リボルバーアクション
ハクメンは他のキャラと違って、ガトリングルートに乏しく、技の後半から特定の通常技(AB系統)に派生可能になる仕様となっている。他キャラのように繋げる技は6A>6Bぐらいしかなく、5A>5Bや5B>5A、2A>2Aや2B>2Aなどが目押しで繋がる程度である。
しかしCSⅡver1.10(CSEX)からはJB→J2Aがつながるようになった。
やったねメンちゃん!

  • ラピッドキャンセル
技とゲージが兼用なので滅多に使わないだろう。
他のキャラならバースト読みで攻撃を中断する事もあるが、ハクメンでそれをすると残りの玉によっては逆に不利になる。


☆立ち回り
何はともあれ玉がないと必殺技を使えないので溜まるまではじっくり待つ。
この時いかに上手く相手を牽制して攻め気を削いでいくかがハクメンの醍醐味。
斬神(当て身)関係

D→7~19F対上中段当て身
6D→1~7F対上中段当て身
2D→1~7F対上下段当て身
JD→1~9F対対上中段当て身

Dは発生Fが遅い。
6D、2Dは発生1Fと非常に早く直ガからの割り込みに使える半面、持続が短い。
JDは、対上中段だがJ中は下段をくらわないので実際は全段扱いと考えていい(しかし着地まで被カウンター判定なので読み違えると大変な事になる)。
C系統の通常攻撃

C、4C、6C、2C、3C、JC、J2Cの攻撃持続中刀部分に対弾属性ガードポイントが発生。
CS以降は剣で弾属性の攻撃を斬ると弾属性バリアである封魔陣が発生する。

5Cは縦に判定が強く、置いておくように使う。また、補正が良いのでここからは高火力のコンボが決められる。
4Cは判定自体は強くないが、ハクメンの技ではリーチがもっとも長く、刺すように使っていく。
3Cはリーチと発生に優れた下段攻撃で、相手のダッシュを止める時に使う。
6Cは判定が強く、プライマー削り効果がある。先端を引っ掛けるようにして振り、ヒット後は疾風に繋ぐのが定石。ガードされるとわりと不利だが。
飛び込みに対しては5Dや6A、2Cを使う。
6Aは空中ガード不能(バリア可)で頭無敵があるため対空に有用。
カウンターヒットすれば紅蓮が繋がる。


ハクメンのダッシュはステップで、ステップ中(バックステップ中にも)に火蛍、椿折を出す事が出来、椿折は素早い中段技になる。
火蛍は1~14F無敵なので、直ガ低空火蛍で切り返しが出来る。
蓮華はステップの着地の隙をキャンセル出来るので2Bを出すより早い下段に出来る。

なお、ステップからの火蛍や椿折は強烈な択となる。 
☆コンボ
C>鬼蹴>閻魔(jc)>下りJC>2C(前hjc)>(J2A>)J2A(空中ダッシュ)>J2A(>J2A)

蓮華(一段目)→残鉄→紅蓮→6C

投げ→紅蓮→6C→疾風

夢幻中画面端限定
残鉄>蓮華(一段)>紅蓮>鬼蹴{>C>残鉄(一段)>蓮華(一段)>紅蓮>鬼蹴}×3>C>残鉄(一段)>蓮華(一段)>疾風






(◇)以下ストーリーネタバレ







   ( ◇)<ズェア!!
――lv-v
   ノ  >




彼の正体はジン=キサラギ。CVも柿原徹也
ただし、ハクメンとなったジンは「ノエルが存在しない(ジンがノエルを知らない)」時間軸のジンであり、本編ストーリーのジンと完全に同一ではない。
※成り行きはジンの項目に記載


アマテラス、ツクヨミに並ぶ三輝神、オリジナルユニットの一つ「スサノオユニット」の所持者。
というか現在「ハクメン」と呼ばれている彼の肉体自体がスサノオユニットそのもの。
これは生身で窯を抜けタイムスリップした影響で肉体がボロボロになってしまったジンの新たな躯として、クラヴィス=アルカードが保管していたスサノオユニットを提供しジン自ら融合したため。
神・スサノオとしての絶大な力を秘め、本編時では後述の理由で全盛期の力を出せないにも関わらず圧倒的な戦闘能力を誇る。

肩や腕、足にある赤い部分は眼。
一応仮面部分は外すことができるようだが、その素顔については明確に描写されていない。

また、スサノオユニットは昔テルミが使っていたもので、ハクメンはそのことに対し(◇#)ビキビキしていた。


本編のジンに輪をかけて人の話を聞かない性格で、一部キャラを除き、会話が全くかみ合っていない。
その癖一旦キレると地鳴りがするほどの凄まじい威圧感を放つため手が付けられなくなってしまう、中々困った人。
しかし、暗黒大戦を共に戦った仲間たちに対する信頼は(約一名を除いて)厚く、性格上反りが合わないレイチェルに対しても一定の信用は見せている。

一方で、暗黒大戦を通じ黒き獣を倒し世界の秩序を守ることを第一に考えるようになっているため、本編のジンに比べると人格に関してはもはや別物といえる程に差異がある。
だが、ラグナへの関心(無論「黒き者」としての危険視込みだが)や、かつて目の前で命を散らした大切なヒトに対する思い入れなど「ジン」としての根幹に関しては未だその胸中に残っており、彼らに関することではジン時代の口調を見せることがある。
また、自分自身であるジンに対してはその未熟さに歯がゆさを覚えているが、自分とは違った可能性を見せる彼に助言をすることもある。

攻撃時に発する「ZEA!」や顔文字(◇)などでネタにはされているが基本的にはシリアス一辺倒であり、メインシナリオ中でのコメディ要素は皆無と言って良い。
……その分ギャグシナリオでは他のキャラ以上のキャラ崩壊を起こしてしまっているが。


使用する大刀はアークエネミーの一つ『斬魔・鳴神(ざんま・おおかみ)』。
刀身が異様に長く、切先のない形状をしており、特性として斬ったモノの「刻(とき)」を殺すことができる。
この力の影響で、ラグナはハクメンとの戦いで負った傷を完治できない。



暗黒大戦期には他の六英雄を率いて戦い、苦戦を強いられながらもスサノオの力の一端を振るい奮戦。
黒き獣の討伐後、かねてより暗躍を続けていたテルミの工作で獣兵衛共々窯の中に落とされそうになり、ギリギリでテルミを道連れに自ら窯に落ち封印された。

その後、長期間次元平面(虚数空間)をさまよっていたところを、ココノエに発見され、サルベージ。
ココノエに調査されたが、その後第七機関を脱走している。
しかし長く虚数空間にいた影響で自分以外の観測者がいなければ力を振るえぬほどに存在が不安定化してしまっており、本編開始時点では暗黒大戦期ほどの力は出せなくなっている。
全盛期に比べると概ね「2割程度」とか。

ライチシナリオで、ライチに「境界」から何かを取り入れたことを指摘しており、その事に対して怒りを露わにしている。
正義感と快男児さを受け入れる事が出来た為、バングに対してだけは好意的である。
またCSではジンとして生きていた頃の経験から、ツバキに対してもかなり好意的な対応をしていた。



(◇)各作品ストーリー(ネタバレ含む)








  • フェイズシフト
ジンとしてカグツチの窯の前でラグナとν-13の戦いに介入しようとするが、νの刃から自分を庇ったツバキを目の前で死なせてしまう。
そしてラグナとνを追って落ちた窯を通じ約百年前の、暗黒大戦期の世界にタイムスリップし、クラヴィスの勧めでスサノオユニットと融合しハクメンとなる。
その後、黒き獣出現直後の日本でラグナたちとニアミス。

ナインたちが黒き獣と戦う体制を整え始めると協力者として参戦。
他の六英雄やセリカと協力し苦戦を強いられながらも、アークエネミーを用いて黒き獣を打倒する。

そして暗黒大戦終結後上記の通り虚数空間に封印され行方不明扱いとなった。


  • CALAMITY TRIGGER(CT)
☆ストーリー
虚数空間をさまよっていたところを、ココノエに発見され、一時的にその空間から脱する。

☆アーケード
ラグナとνを倒すため統制機構カグヅチ支部の最下層で彼等が現れるのを待っている。

☆エンディング
1.過去の自分を倒し、ココノエに力により現実世界に戻る事に成功する。
打倒テルミという条件で彼女の望みに付き合う。

2.レイチェルの干渉により、力を少し戻したハクメンは彼等(ラグナ達?)に戦意表明を表す。


  • CONTINUUM SHIFT(CS)
☆ストーリー
第七機関に捕えられ身動きがとれなくなってしまっていたが、レイチェルの助力で解放されると共に彼女の観測によってCT時より力取り戻す。
その後は再びカグツチに赴き確率事象の中、テルミの野望を阻止すべく覚醒したμ-12を狙う。
その道中偶然であったツバキに、かつて自分がいた時間で守れなかった彼女のことを想い出し「ジン」としての部分を覗かせた。

☆トゥルーエンド
マスターユニットを破壊するため窯に現れたμ-12を止めるため彼女に立ちはだかる。
しかしそこで覚醒したジンに割って入られ、そのあとに現れたラグナの戦いを見届けた。
って今回は結局何もしてないn……ちょ! やめろ森! コラ!

☆エンディング
滅日の阻止、そして帝に操られたツバキを救うべくイカルガへと向かう。


  • CHRONOPHANTASMA(CP)
☆ストーリー
到着したイカルガにおいてジンと接触し彼にツバキが持つ十六夜のことを教える。
その後、テルミたちの無限回廊に閉じ込められるが、マスターユニットの力を利用し脱出。

滅日の際には二重存在化したテルミと交戦しトリニティの助力を得て「虚空陣刻殺」によってこれを退ける。
そしてジンと共にモノリス基部を破壊し、一時的に滅日を止める手助けをした。


  • CENTRALFICTION(CF)
☆アーケードストーリー
【ACT1】:ナインの作り出した六英雄たちの虚像と戦い勝利するも、自身の罪を追及される。
【ACT2】:己が使命を全うするため冥王イザナミに挑むも倒すには至らず、ノエルに纏わる事実を知る。
【ACT3】:エンブリオの破壊のため、イザナミを倒すため、蒼の継承者を殺すため、零式・十六夜を持つツバキと戦う。

☆アーケードエンディング
神を殺し得る零式・十六夜を得る為ツバキを倒したハクメン。
しかしノエルを守らんと命すら投げ出すツバキを、かつて守ることができなかった自分自身の原罪を斬ることは出来ず、彼女と行動を共にすることとなる。



☆家庭用ストーリー
骸葬・レクイエムとイザナミを滅するため、ツバキと共にココノエの元でラグナやジン、ノエルたちと共闘することなる。
イザナミの策で分断されツバキと行動を共にするが、道中遭遇したν-13の攻撃からツバキを守ることでハクメンは遂に自分の罪を贖う。


……やっとか
やっと……此の者の刃から……御前を『護れた』……

……すまなかった……ツバキ


しかし、その一瞬の隙をテルミに突かれヒヒイロカネで精神を攻撃されたことで無力化。
肉体であるスサノオユニットをテルミに奪われ、最強の敵・武神スサノオとしてラグナたちの前に立ち塞がる。

だが、「門」の前での戦いでテルミはスサノオユニットから引きはがされ、続けてユニットに入ったジンもトリニティによって分離させられた結果、スサノオユニットは再びハクメンの肉体に戻った。


そして、ラグナによってすべてが終わらせられる直前、再び人類がマスターユニットの存在に触れ自分たちの可能性を閉じることが無いよう、スサノオユニットであるハクメンは自ら封印されることを決断。
戦友であるトリニティに見送られながらハクメンは窯の中へ、再び境界の奥深くへと消えていったのであった。



願わくば、二度と互いに巡り会わぬことを

…然らば




(◇)名言


「我は白、世界を白く染め、無に回帰させし者!
我が名はハクメン! 推して参る!」

「クッ、事象干渉か! 邪魔をするな化け猫めぇぇ!!」

「兄さん……」

「ありがとう……椿祈」



(◇)パクメン

主に『ぶるらじ』に登場するハクメンのようななにか。
白くて耳が生えたぬいぐるみか抱き枕のような物体で、腹?のあたりには「ZEA」と書かれている。
妙にゆるくちんちくりんで可愛らしい見た目をしている。

早い話が「超簡単に描かれたハクメン」であり、ギャグ要素のようなもの。
作中ではアマネのAHをハクメンが喰らうとこの姿になっている。




( ◇)「もうわるいことをしてはだめだぞ」


追記、修正お願いします。

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最終更新:2024年03月06日 06:45