アテナ・グローリィ

登録日:2009/12/24(木) 00:13:12
更新日:2021/12/07 Tue 03:01:16
所要時間:約 3 分で読めます




ARIAの登場人物の1人

Athena Glory

CV:川上とも子佐藤利奈(THE CREPUSCOLO以降)、舟謳は河井英里



オレンジぷらねっとに勤める一人前(プリマ)ウンディーネ



【PROFILE】

出身:火星
年齢:21歳
身長:170cm
誕生日:12月24日
血液型:AB型
オールNo.:「36」



アリシア・フローレンス晃・E・フェラーリと同じく、火星(アクア)の水先案内人(ウンディーネ)を代表する「水の3大妖精」の1人で、2人とはシングル時代からの親友

通り名は「天上の謳声(セイレーン)」

その名が表すように彼女の舟謳(カンツォーネ)の実力は火星のウンディーネ随一

アリシア達とは、舟の自主練習をしていた時に舟が衝突したのをきっかけに知り合い、以後一緒に練習するようになった


シングル時代から舟謳が優れているという噂が立つほどの腕前であったが、アテナ自身は自分のカンツォーネに対する評判には無頓着で、シングル時代に晃から「オレンジぷらねっとにいる歌の上手いシングル」の事を聞かれても、自分の事を聞かれていると気付かなかった



彼女が初心を忘れないためにペアの時から使用し続けているオールのナンバー「36」は、現在ではオレンジぷらねっとのエースナンバーとなっている


アリス・キャロルの先輩にあたり、会社の寮で同室
その飛び抜けた才能故、同僚から敬遠されがちなアリスのことを気にかけており、彼女の心情を察して歌を歌って安心させようとするなど、かなりの気づかい上手

灯里や藍華とは打ち解けていても、中々会社の同僚と上手くいかないアリスにアドバイスしたりと、いつもアリスの事を気に掛けており、ウンディーネの技術的な面だけではなく精神的な面もサポートしている

舟謳が優れている事が前面に押し出されがちだが、勿論水の3大妖精の名に恥じない操舵技術、接客術は持ち合わせている
泣きやまない子供を変顔で和ませたりするのは気配り達人の彼女ならではの配慮


気配りの達人ではあるが、普段はぼーっとしている事が多く、バナナの皮に滑って転んだり、普通に何も無い所で転んだり、コーヒーにシロップ全部入れたりと、かなりのドジっ娘
後輩であるアリスも完全に呆れている
何かに浮かれている時ほどおっちょこちょい度は増し、その浮かれている原因の多くはアリス絡みの事だったりする

一応、意識して行動するとてきぱきと動けるようになり、ドジをしなくなるが、すごく疲れるので普段はやらない

稀に突拍子もない行動(記憶喪失)や的外れな言葉で周囲を驚かせることがある


低血圧なので朝は苦手
暇な時や夜寝る前には、読書している事が多い



The NATURAL版PERFECT GUIDE BOOK掲載のキャラクター分析では操舵は星4つ、接客は星4つ、舟謳は星5つに評価されている


以下ネタバレあり





















原作Navigation 55『黄昏時』にて、アリスの昇格試験を実施する

アリスは元々備わっていた天才的な操舵術に加え、接客技術や、発声、笑顔なども灯里達と出会う前と比べて格段に向上していたため、試験は何も問題なく進んでいった

唯一、未だにアリスは舟謳に苦手意識を持っていたが、アテナは、舟謳に「何より大切なのは歌うことが大好きだという気持ち」ということを伝えて、アリスは試験の最後の舟謳を見事に謳いきった

そしてアリスの片方の手袋を取ってシングルへ昇格させ…たと思いきやもう片方の手袋も取ってまさかの飛び級でアリスをプリマウンディーネへと昇格させた

この話は、灯里がシングルに昇格したAQUA Navigation 5『希望の丘』と同じコースを辿ったため、「アリスもようやくシングル昇格かー」と思っていた読者の予想を大きく上回った
この『黄昏時』はアニメ完結後に行われた原作エピソード人気投票でTOP3に入る程の人気がある
ちなみに1位は最終回の『水の妖精』、2位はその前の『未来』


最終回では、周囲の声に押されて歌劇で舞台デビューを果たした



  • OVA『ARIA The AVVENIRE』 2015年12月~2016年6月 全3話
原作完結から年月を経て、Blu-rayBOXの特典として作られた新作アニメーション。

残念ながらTV版で声を担当した川上氏と歌唱パート担当の河井氏が両氏とも既に亡くなられており、
当時からの原作ファンを尊重したためか代役を立てずにアテナの出番を絞る形で制作された。基本的に不在か映っても台詞無しである。
しかしそれでも数場面だけ、ライブラリ音声や回想シーンを使う形で川上氏や河井氏によるアテナの台詞や歌声が流れた。


  • 映画『ARIA The CREPUSCOLO』 2021年3月公開
アテナ役の後任として佐藤利奈氏が選ばれ、オレンジぷらねっとの新たな物語が描かれた。

時系列としては最終回とAVVENIREから続いているが、TVアニメ制作当時に尺の都合で断念された原作の「あるエピソード」が映像化された他、
回想の形で過去シーンの再現や補足が新規作画と佐藤氏の声によって行われている。

なおアテナの台詞担当は佐藤氏に引き継がれたが、歌唱パートはTVアニメで担当していた故河井英里氏の過去録音音声が使われている。
ちなみにcrepuscoloはイタリア語で「黄昏」の意。オレンジぷらねっとにピッタリであろう。







おめでとう、アリスちゃん。

…いいえ、黄昏の姫君(オレンジプリンセス)―――。



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最終更新:2021年12月07日 03:01