スヌーピー

登録日:2010/01/13 Wed 20:52:12
更新日:2023/06/26 Mon 17:42:32
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スヌーピーとは、チャールズ・モンロー・シュルツの漫画『ピーナッツ』に登場するキャラクター。

【概要】


主人公であるチャーリー・ブラウンの飼い。犬種はビーグル。
ビーグルは白、茶、黒の三色の柄なので白黒のみはまずないため、カラーリングからいってあまりそうは見えないが……ただし作者はビーグルを飼った経験あり。

悪戯好きな性格で、飼い主のチャーリー・ブラウン始め周囲の人間にちょっかいを出してはチャーリー・ブラウンやその妹のサリー・ブラウンに怒られている。
というか原作での「心の声」では飼い主を「餌をくれる丸顔の男の子」扱いしたり、彼に愛され過ぎて食べ過ぎでダウンしたりしたことがある。本犬は大体反省しないがたまにすることもある。

スヌーピーを語る上で外せないものは、なんと言ってもその器用さだろう。
まずサングラスをかける。その時の名はジョー・クール。
犬なのに二足歩行(ただし60'sの初期では四足歩行だった)。どんな骨格なんだ。

野球もできるし競技用自転車にも乗る。更には戦闘機を乗りこなす(自称レッドバロン)著作活動をするなどすばらしいハイスペックを誇る。
その時にはフライングエースと名乗る。ちなみに一冊だけ本を出版したがほとんど売れずに初版で絶版になった。
後期の作品では原作者のWW2従軍経験から、「DーDay」(ノルマンディー上陸作戦)に参戦する作品・カットが複数制作されていた。

【トリビア】


実はスヌーピーは一度返品されている。性格が問題だったのではなく、最初の飼い主が引っ越さざるを得なくなったのが原因。
そして返品されて一匹だけ残っていたのを買ったのがチャーリー・ブラウンなのだ。以来彼に悪戯をしながらも確かな友情を築いていくことになる。

スパイクとマーブルス、オラフ、アンディという兄弟、ベルという妹がいる。
スパイクは砂漠で一人静かに暮らしている。さらに頭に帽子をかぶっている。
しかも一度スヌーピーの婚約者を寝とったことがある(更にその後近所のハイエナにも寝とられたが)。

友達(?)には小鳥のウッドストック(名を知ったときには不思議がっていた)がいて、他の小鳥たちも率いて「ビーグル・スカウト」を結成していた。 

作中で何度か他の犬と恋に落ちており、結婚寸前までこぎ着けたこともある*1が、破談に終わったりスパイクにNTRれた挙句コヨーテと駆け落ちされるなど、恋愛運の悪さは飼い主と全く変わらない。
たまに「スヌーピーとセットで描かれるまつ毛パッチリの女の子が恋人じゃないの?」と言われるが、これは前述のベルであって恋人ではない。
『I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』ではフィフィというプードルの女の子といい仲になっている。

60年代・70年代・80年代で絵が異なる。
現在のものは80年代のものをアレンジして使用。
60年代はどうみても子犬である。

アニメ版では鳴き声と身振りのみで意志があらわされ、アニメ版制作者の故ビル・メレンデスが担当した。
これは作者の「スヌーピーの吹き出しは心の声であり人には聞こえない」という設定から来ている。
ミュージカル版『YOU'RE A GOOD MAN, CHARLIE BROWN(きみはいい人、チャーリー・ブラウン)』では普通に俳優が演じており(衣装はシンプルな白いものが定番)、日本では2000年に市村正親、2017年に中川晃教(犬耳付き)、2020年に佐山陽規/福麻むつ美(Wキャスト)と鶴岡政希(英語台詞版)が担当した。


追記・修正するっきゃないのさ……それがどういう意味であれ

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最終更新:2023年06月26日 17:42

*1 いつもどおり相手の犬は作中には登場しない