紅麗

登録日:2010/12/22(水) 02:29:00
更新日:2023/01/14 Sat 06:29:27
所要時間:約 3 分で読めます






馬鹿は単純でいいな、烈火・・・




Kurei

age:20
(CV:置鮎龍太郎)

【経歴】

烈火の炎の登場人物。
謎の戦闘集団「麗」をまとめあげ、森光蘭 の意のもと暗躍する男。

花菱烈火の異母兄にあたる。戦闘スタイルは炎術士としての炎、及び体術。戦闘能力は作中でもかなり高く、最強レベル。
どの位最強かって作中全体通して見て、最強レベルと思しきキャラが出ると「紅麗に迫るかも知れない」とか高い水準の物差しとして話題に挙がる。
ぶっちゃけ何故烈火が正面ガチで勝てたのか疑問を覚えるレベル。

煉華に炎で体を貫かれた直後、海水に全身ダイブしてもショック死しない感じに最強。
その後、音遠に介抱されたものの恐らくはロクな治療も受けられなかったろうに、自然回復して目を覚ましてしまう位には最強。その戦闘力は初期だったとは言え水鏡風子土門各三名を一瞬で戦闘不能に追い込む程である。


火影忍軍党首・桜火と側室・麗奈の間に生まれたが、後に烈火が誕生したため『呪いの子』とされ殺されかける。

正室・陽炎の計らいにより一命をとりとめるものの、呪いの子の烙印を押された事から母親と共に村八分にあってしまい、その為烈火の事を恨んでおり、殺そうとした事もある。

炎の型は死者の魂を取り込むとされる不死鳥で後に紅を取り込んだ為現在不死鳥としての形は失われている。

作中では何かと非情な性格として描かれているが、根は優しく、情も深い。
そしてイケメン

織田信長と火影忍軍の合戦の際、陽炎が烈火を逃がす為に使用した時空流離に巻き込まれてしまう。

流れ着いた平成の世で森光蘭の妻、月乃に拾われ後に彼女の事を『第二の母』と呼ぶほど慕うようになるがそこにつけこんだ森の手により月乃を人質にとられ以後戦う事を余儀なくされる。

仮面を着けている事が多いのは、感情を表に出さないためで殺しを行う際は必ず着けていた。


【戦闘能力】

紅麗の館編・裏武闘殺陣編のラスボスであり、麗の首領なので当然だがその戦闘能力は麗最強。
どれくらい強いかと言うと炎なしの体術だけで紅単体よりも強い*1とかいう意味不明な強さ。
ジョジョ3部アヴドゥルが使役する「赤の魔術師」より強い戦闘力を持っているようなもの……と例えれば、どれくらい異常かおわかり頂けるだろうか?
作中では土門水鏡風子が同時攻撃を仕掛けるも、炎を使うことさえないまま容赦なく瞬殺を喰らっている。

しかもこれは紅麗の館編における未だ発展途上の強さであり、裏武闘殺陣編では紅を体内から一部だけ出して使役できるほどの修練を積んだらしいことが語られている。
一部だけ出すというのは、鉄板をも簡単に溶解させる紅の灼熱を体内に留めているということであり、それにさえ平然と耐える程の精神力・耐久力・炎耐性を紅麗が得ていることを意味する。
この段階まで来るともはや死四天はおろか、不完全体とはいえ天堂地獄の分身すら圧倒するレベルであり、格が違うとしか形容できない。

真面目に考えると、まず紅麗と戦闘を成立させるには紅の炎で即死しない炎耐性があること、
紅と磁生のパワーに負けない程度の炎を扱えること、
そして素手のガチンコで紅麗とまともに殴り合えること、
この三要素が揃ってようやくスタートラインにつけるレベル。
作中でこの条件を満たしたのは烈火と天堂地獄完全体だけで、他は対策が片手落ちだったりするケースが全てである。

  • 不死鳥
紅麗の炎の型であり、その性質は「死者の魂を己の炎の型として取り込む」もの。
端的に述べてしまえば死人を炎に変えて使役可能になる。非常に業の深い力である。しかし紅麗がこの力を行使したことは作中わずか三度だけ。
またこの型を持つ関係上、紅麗には死者の魂が視認できているようである。

同じ屋敷に住んでいた森光蘭の養女の魂。全身が炎でできたハーピーのようなカタチを取って現れる。
呼び出すだけで建物全体の気温が急激に上がり、元一般人だったとは思えない程の力を有する。
ちなみに実体のない炎の塊であるため、一時的にかき消すぐらいがせいぜいで基本的にほぼ全ての攻撃が無効化される。

  • 翅炎
紅が持つ炎の翼。触れた人間を一瞬で灰に変える熱量を持つ。うかつに紅麗に近づけばこれでカウンターされ即時焼却であり、接近戦を挑むこともままならない。
さらに灼熱の羽根は一枚一枚を散弾のように飛ばすことも可能。そのすべてが鉄を溶かす超高熱であり、こっちも炎術師でなければ即死級の威力がある。

  • 熱線
紅が口から放つ収束炎レーザー。作中の描写を見る限りでは八竜・虚空の炎と同レベルの威力があるようだ。

麗(魔)戦で魔元紗に殺害された十神衆。不死鳥の型で炎に取り込まれた。
生前のパワーがそのまま引き継がれているのか、炎耐性がある炎術師相手でも殴り倒せる高い膂力を有する。

  • 別魅
幻獣朗から見取った技。簡単に言うと質量を持った分身を作る。
数の暴力に任せるだけでも相当にえげつないが、紅麗はさらに分身全てから紅を召喚して一斉攻撃するという所業まで披露している。
八竜・刹那の瞬炎で突破されて以降は磁生の存在もあったのか、一切使わなくなった。

  • 手裏剣
忘れがちだが忍者の末裔なのでこれもしっかり使う。
紅でだいたい事足りる以上、サブウェポンの域は出ないが水鏡の反応が追い付かない投擲速度と命中精度を持つ。





以下ネタバレ




かなり不幸

生まれたときから炎のせいで呪いの子扱い(親父も同じ炎なのに…)
飛ばされた平成の世で自分を愛してくれる義母に巡り会えたかと思えば人質にとられ
同じ屋敷に住んでいた少女、紅と恋に落ち、セクロスフラグがたちかけたところを森に殺され、(この際不死鳥を解放。紅を自らの炎として取り込む)


命令のままに戦っていたのに義母と自分自身を殺されかけ(雷覇、音遠により阻止)
部下に命を狙われ(幻獣郎)、信頼できる部下(磁生JOKER)は死んでいく
最後は時空流離を使用し仇である信長の首をとる為一人戦国の時代へとかえって行った(一人勝手について来たけど)。この際、天堂地獄の消滅に伴い火影の力も消えていた為不老不死の呪いにかかる事はなかった。


それでも小さな子供を利用し殺そうとしたり、部下を役立たずと言って平気で殺したりと外道な行いもしているのでやっぱり腐ってる部分もある。

その点を烈火からは
「いじめられっこがいじめ返しているようにしか見えない。」「格好悪い」
と言われていた。が、そんな彼にも心酔する部下はおり、「麗」が壊滅した後も
音遠と彼女を慕う姉妹、雷覇、ジョーカー、三羽鴉、それに彼の力と化した磁生と紅は最後まで彼に付き従った。


以下、オススメの紅麗

・コミックス16巻 裏武闘殺陣決勝戦、大将戦での『馬鹿は単純でいいな、烈火』
・コミックス最終巻 時空流離発動後、烈火の『あばよ、兄貴』への返答の意を込めた微笑み
・同巻、信長を討った後ついてきていた小金井の袴姿に対しての『その恰好、似合わんなー』

どれもそれまでのキャラが手伝い、紅麗の魅力を引き出している。





アニヲタは項目を完成させた。
それにどれほどの追記・修正をしたか貴様には理解できまい。
消去はさせん。

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最終更新:2023年01月14日 06:29

*1 一応、手裏剣も使っている