オルドレイク・セルボルト

登録日:2012/11/15(木) 22:11:46
更新日:2017/08/10 Thu 21:39:26
所要時間:約 7 分で読めます




オルドレイク・セルボルトとはサモンナイトシリーズの登場人物である。
直接登場するのは1と3。両作における黒幕的存在である。


CV.徳丸完/山崎たくみ




【人物】
無色の派閥の大幹部、セルボルト家の当主。
無色の召喚師らしい狂気的な欲望と好奇心を持った人物で、それらを満たすためなら何でも利用するし非道も平然と行う。
その悪辣さはアヤに「人を憎いと思ったのは初めてです」とまで言わしめる。
正妻はツェリーヌ・セルボルトだが、彼女以外にも世界各地で様々な女性と子を生し、その遺伝子を持ったものはあちこちに存在する。通称「盛んの王」。誰がうまいこと言えと言った。

やや小心で神経質な面も強く、作中での振る舞いはかなり小者っぽい。
他人に裏切られて手痛い目を見ることも多く、しかも執念深いせいで正直プレイヤーからの評価は「小者」、「小悪党」、「ヘタレ」とロクなもんではない。
3で傀儡として召喚すると更に小者っぽさが際立つ。


が、召喚師としては間違いなく高位な存在。
というか下手をすれば召喚師としてはシリーズ最強の域。

  • 1度は失敗したもののサプレスの魔王を召喚する
  • 固有召喚獣、『砂棺の王』の圧倒的な強さ
  • 特別な存在でもないのに二属性が使用可能で、しかもどちらも極めている
  • 生身で暴走召喚が使用可能
  • 戦うことを躊躇っていたとはいえ、先生を一方的に追い詰める
  • かつては名声しか持っていなかったセルボルト家を一代で無色の最大勢力にまで上り詰めさせる

など、作中で語られただけでもとんでもない存在であることがわかる。
作中で登場している召喚師の中で、主人公勢を除くと彼に比肩し得るのはエクスとファミィくらいなものだろう。
レイム?あれは人じゃないし…


またPSP版3では初期クラスが『知りすぎた者』で、戦闘会話でも意味深な発言も多い。
世界そのものに関わるような“何か”を知ってしまい、そのため世界を変えようと活動している…っぽいが詳細不明。この辺が明かされる日は来るのだろうか…



サモンナイトでの活躍】
ストーリー終盤、領主の城を制圧したバノッサを倒した一行の前に姿を現す。
そこで
  • パートナーが自分の子であり、かつて魔王召喚をしようとしたこと
  • 主人公はその失敗で呼ばれた存在であること
  • 主人公に宿る力は魔王のものであること
を明かし、主人公たちを自身の力で消し去ろうとする。

その後はしばらく出番は無かったが、正規ルート最終決戦時に再び相対。初めて彼とバトルすることになる。
ラスボスの前座的立ち位置で、強力な召喚術で襲ってくる…のだが、マップが狭く、しかもオルドレイクを倒せばクリアなのでダメージ覚悟で全員で取り囲んでフルボッコにしてしまえる。ぶっちゃけあんま強くない。


戦いの後、バノッサに対して 

「父は嬉しいぞ」

とさりげなく衝撃的な発言。
が、彼はバノッサに眠る「自分と母親を捨てた父親への憎悪」という感情を知らなかった。
しかも、その少し前にバノッサと兄弟のように連れ添ってきたカノンを殺害したこともあり、当然バノッサは激怒、オルドレイクは魔王の力を得た彼にあっけなく殺害される。
やっぱり小者である。

魔王ルートでは更にその小者っぷりがいかんなく発揮される。
魔王化した主人公にビビり、魔王の「力のみ」得たバノッサ共々フルボッコにされる(その後の展開はバノッサにとってどのルートより幸福なものだが)。
ここでは魔王戦がないためラスボスに繰り上がり昇格。が、魔王がパーティメンバーの存在意義を奪うレベルで強いのでやっぱりあんま強くない。



サモンナイト2での活躍】
死亡しているので直接は登場しない。
だが、本作のラスボスであるメルギトスは本来もっと後の時代で復活するはずが、オルドレイクの行おうとした魔王召喚により溢れたサプレスの魔力によって予定より早く復活している。
つまり、出ていないにも関わらず物語の深い部分に悪影響をもたらしている。長い目で見れば超律者達のいるこの時代に蘇ったことで倒すことが出来たので良かったのかもしれないが…。

ちなみに、魔王召喚は次善の策で、元々は召喚兵器を狙っていたらしい。



サモンナイト3での活躍】
やはりストーリー終盤に登場する黒幕的存在。
妻であるツェリーヌ、客分であるウィゼル・カリバーン、ヘイゼル率いる『紅き手袋』を引き連れ島に現れ、スパイであるイスラ・レヴィノスと帝国を裏切ったビジュを迎え入れる。
その後は無色の派閥らしく召喚獣の『採集』や剣を持つ先生への圧力を強めるなどしていた。
順風満帆にことが進んでいくが、途中イスラの裏切りに遭い負傷。ここまではボスらしい風格と余裕を見せていたが一気に小物化した。
イスラに裏切られながらも遺跡の力の習得という目的を達成するために島に残留、遺跡に手を出すが負傷も祟りこれも阻まれる。結局野望は潰え島から撤退する。

……と見せかけて、イスラが島の者たちに敗れたところで乱入、皮肉にもイスラの命を繋いでいた死ねない呪いを解き彼の命を奪った。まさに外道。

カルマルートでは剣に意識を委ねた先生により部下たち共々虐殺される。
ちなみに、彼が死亡すると1に繋がらないため、カルマルートが正史になることはあり得ない(なられても困るが)。

戦闘では1より(ボス級ユニットが3人で固まってることもあり)強敵。
上手くルートを選べば回避できるヘイゼルを、番外ルートを出すためには倒す必要がありしんどい戦いになる。
如何にウィゼルとツェリーヌをテンポよく撃破できるかがカギだが、本人の瀕死かツェリーヌ撃破で暴走召喚を使うので注意。

カルマルートでは更にボス級ユニットが増えるが、先生自身が強すぎるのであっさり倒せる。
あれ?なんかデジャヴ。

【サモンナイトU:X】
サモンナイト4からサモンナイト5までの空白の時間を描いた
1~4主人公全員登場の小説サモンナイトU:Xの
2巻、黄昏時の来訪者においてなんと復活を遂げた。
しかも全盛期の3の時の若い姿で。再誕の制錬者と呼ばれるものによって再誕させられ
彼の使徒として行動している。

【関係者】
◆1のパートナー
1の物語のきっかけと言える人物。彼の実子である。魔王召喚の元々の責任者だったが、寸でのところで躊躇い、代わりに主人公を呼んでしまう。
2では番外編にてセルボルトの名を以って召喚獣を召喚しているが、これは自分の生まれや過去に向き合った結果だと思われる。

◆バノッサ
サイジェントの不良チーム、オプテュスのリーダーにして彼の息子。
元々は母親共々捨てた存在だったが、魔王召喚に際し器として目を付け、彼に召喚術を与えて裏から操っていた。
オルドレイクに真実を知らされた際、激昂し彼を殺害した。

◆ツェリーヌ・セルボルト
妻。サプレスの高位召喚士で、高度な召喚治癒や、悪魔との契約による強力な術行使ができる。
アルディラの読みによると、セルボルト家がオルドレイクの才能を取り込もうとした…すなわち政略結婚であり入り婿。
作中では完全にオルドレイク上位だが、その実かかあ天下な面が大きい。政略結婚ながら夫婦仲は上々な模様で、外道行為を視野に入れなければ結構微笑ましい夫婦……かもしれない。
また「あの人を変えてしまったのは私だから…」と、何やら事情がありそうな発言も。
オルドレイクを裏切っていない貴重な人。

ヤード・グレナーゼ
オルドレイクがかつて滅ぼした村の生き残りにして彼の弟子。彼に無色としての教育を施していたが、偶然ヤードが真実を知ったため裏切られた。
オルドレイクは彼の才能を認めていたらしく、裏切ったヤードと再会した際は強く失望していた。
傀儡としてオルドレイクを召喚した際行われる戦闘会話では妙な仲の良さを発揮。意外と師弟間は良好な関係だったのかもしれない。

◆ウィゼル・カリバーン
オルドレイクの武器を作る客分にして用心棒。オルドレイクの狂気のこもった武器を作り出すが、その一方で彼の狂気を超える想いのこもった武器を打ちたがっていた。
本人は善悪に囚われておらず、自身の納得いく武器を作るためにオルドレイクに同行しているようだ。
が、1の時点ではその思想を改めたのかオルドレイクに肩入れしたことを後悔しており、魔剣から発想を得たと思われる『サモナイトソード』を打ち主人公に託す。


こうして見ると彼は関係者のほとんどから離反/裏切りに遭っている。





「ストレスが原因でしょうか?毛根が弱っています。このままでは近い将来、確実に…」
「言うなああぁァーーーーーッ!!」

追記・修正は魔王を召喚してから

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