春寺由梨亜

登録日:2012/02/02 (木) 22:01:19
更新日:2023/01/11 Wed 20:32:26
所要時間:約 5 分で読めます




アンタってばいつもそう! 麻子もそうだった!


フロントウィングより発売された18禁アダルトゲームグリザイアの果実』の登場人物の一人。
続編『グリザイアの迷宮』以降にも登場する。


原画担当:フミオ
CV:楠鈴音/鳴海エリカ PC版/CS版

主人公、風見雄二のバイト先「会社」こと有限会社アサヒクリーンにおける雄二の上司。肩書きは広報二課分室、室長。
春寺由梨亜(はるでら ゆりあ)は帰化名で本名はJulia=Bardera(ジュリア=バルデラ)。雄二を始め親しい人物はJBと呼ぶ。
れっきとした外国人でドイツ人とイタリア人のハーフ。どこぞのアホの子のようなウソ金髪でなければウソツンデレでもない。
因みに父がドイツで母がイタリア、帰化前の籍はアメリカだった。

両親を始め、家族類系がことごとく鬼籍に入っている雄二の親代わりであり、雄二が美浜学園に編入出来るように身元保証人になったのもこの人。
書類上では一応、雄二の母方の親類で現在は養母、ということになっている。

登場時は、派手な黄色のスポーツカーに乗って現れる。



□外見

身長172cm
スリーサイズB96/W58/H92

ボリュームのある金髪とグラマラスなボディ、そして左の目元にある泣き黒子が特徴的な美女。乳がデカけりゃ尻もデカい。
作中最巨乳ヒロインである周防天音を乳周りで5cm上回り、作中最巨乳キャラに君臨する。
曰く、アメリカの古いポルノ映画に出てくる、テニスウェアでファックされる頭の悪いお姉さんのような容姿。その容姿から通称「モッサリ金髪女」。

未確定情報ではあるが、とあるルートで語られる内容から察するに体重は恐らく57kg。
雄二曰く少し太ったらしく、これも未確定情報ではあるが太る前のスリーサイズは恐らくB96/W56/H90で体重は55kg。

ちなみにスタイルがボンキュッボンになったのは成人してからと思われる。
麻子が生きていた時は胸はそんなになかった様子。

仕事中は常に黒のスーツにタイトスカート。私服はへそ出しにミニスカート。年を考えr(ry



□特徴、人物
容姿に関してはイタリア人の母の血が濃く受け継がれているが、性格に関してはドイツ人の父に似て生真面目。
あまりに生真面目過ぎて、たまにといわずかなり貧乏くじを引く。
しかし生真面目ではあっても「堅い」訳ではなく、ジョークも理解するし融通も効く。
とはいえやっぱり被害者気質であるため、雄二とその師匠である日下部麻子にはたびたびおちょくられている。

男受けするような容姿ではあるが、男遊びは無い。天音に対する言を信用するならば、雄二とも関係は持っておらず、純粋に保護者というだけらしい。
ただし、まだ麻子が生きていた頃は麻子、雄二と3人で同居していた。
私生活はそこまでキッチリしている訳ではないのか、同居していた時、下着を自分で洗っていたのは最初の2週間だけで、それからはずっと雄二に任せていた。

雄二には保護者的な視点で接することが多いが、雄二からは例の頭が悪そうな色のスポーツカーで毎回現れる度に嫌そうな顔をされている。
仕事では問題児である雄二に振り回されて心労が耐えない。
しかし雄二には怒ったところでスルーされたり、イイ声で名前を呼ばれて照れさせられてごまかされたりしている。チョロい…

男の影は皆無だが、言い寄られないという意味ではなく、当人が仕事最優先でそれらのアプローチを流しているために結果的に男と縁がなくなっている。




以下ネタバレ注意





















雄二の言う「バイト先」彼女の言う「会社」あるいは「市ヶ谷」その正体は、有限会社アサヒクリーンを隠れ簑に持つ、本来日本にあってはならない筈の諜報機関。
日米合同対テロ組織、中央調査部諜報2課分室――Central Intelligence and Research Second、通称CIRS(サーズ)
要は合法非合法問わず、あらゆる手段で日本国内の敵を排除するための内閣直属の秘密警察。言うまでもなく憲法9条ぶっちぎり。
一応、ここに所属するものは階級を持っており、彼女の階級は3佐。CIRSにおいては不明だが、現実の自衛隊内に当てはめるなら十分エリートと呼べるクラス。


彼女は「デスク組」と呼ばれ本部でどっしり構えてるタイプの構成員であるため、現場に出る事は無く、危険も少ない。
様々な国や立場の人間とのパイプを持つ情報関係のスペシャリストであり、「極めて有能な国防装置」と称される構成員として「特別な番号」である『I-9029号』の担当者である。
作中、9029号として名前が明かされる人物は3名だが、由梨亜はこのうち2名を担当している。
(無論、3名の9029号は同時期には存在せず、当代の者が何らかの事情で退役あるいは死亡した場合に、次代へとその名が受け継がれる)
9029号のナンバーを持つ工作員で名前が明かされているのは、
当代の風見雄二とその師匠である先代、日下部麻子、そして蒔菜ルートにおいて雄二の後継となる入巣蒔菜。この内、由梨亜の担当は日下部麻子と風見雄二の2名。

雄二の法律ギリギリどころか普通にアウトな行為の後始末はほぼ彼女がやっている。先代9029号の麻子にも相当振り回されたらしい。
また、蒔菜ルートED後の蒔菜も当然のように命令違反を犯す問題児となっており、担当官のキアラを困らせている。


麻子とは同じ児童養護施設に引き取られた、いわゆる幼なじみの関係。その頃から暴走しがちな麻子を止めるのは彼女の役目だったとか。
その後も麻子とは同じ進路を歩み続け、CIRS時代まで続いたそれはもはや腐れ縁のようになっている(デスク組と現場組の違いこそあるが)。
この関係もあり、過去にとある経緯で麻子に拾われた雄二とも親しくなっていった。
麻子の死後、彼女に代わって雄二の後見人を務めているのはこうしたつながりがあってのこと。


やっぱりというか雄二とは肉体関係がある。麻子の指示と酒の勢いによる悪ノリがあったとは言え、半ばレイプの様な形で処女を奪われた。
その際の絶倫雄二に引きずられる彼女の姿は実にシュール。
ちなみに、レイプに近かったとはいえ雄二はきちんと愛撫などで何度もイカせており、処女を散らされた際もそこまで痛がっていなかった。それが彼女にとって良かったかどうかは判らないが。
雄二に名前を呼ばれて照れてしまったり、母性本能を刺激されて愛撫を受け入れたりと、雄二の言動にときめいてもいた。それってショタコ(ry

雄二との行為中には、彼の無神経な言動も原因だが「行為中に他の女の話をしないでと怒る」「挿入されそうになって怖気づいて渋る」など、(雄二視点で)非常にめんどくさい女になっていた。
また、雄二との初体験の後は雄二と同居してまた抱かれるまで他の男と性行為をしておらず、雄二が学園に通いだしてからも男の影がないため、おそらく性行為の経験は雄二だけである。





楽園編でも登場。

雄二の影響を受けてしまった美浜の学生達に勝手な行動をしないよう釘を刺すが勿論そんなのを聞く人達ではないため結果的に雄二並かそれ以上に振り回される事になる。

そのせいで余計なことをしないように軟禁される始末。
なお軟禁中の彼女はソファに寝そべってテレビを見ながら「暇だわ…」と呟いていた。シュール。

タナトスの計画に乗って脱出した後は学生達と合流。そのまま「グリザイア島」まで同行した。

その後CIRSを正式に退職し美浜学園の養護教諭になった模様。



追記、修正頼みます

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最終更新:2023年01月11日 20:32