上条恭介

登録日:2012/04/09(月) 21:09:43
更新日:2023/09/19 Tue 01:57:26
所要時間:約 7 分で読めます




アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』のキャラクター。
CVは吉田聖子。


まどかたちのクラスメイトであり、さやかの幼なじみ。髪と瞳は共に銀色である。
さやかに想いを寄せられているが近すぎる関係故それには気づいていない。


【本編】
中学生という若さながら将来有望なバイオリニスト。しかし物語開始以前に遭った交通事故で手足を負傷してしまう。
以降バイオリンは弾けなくなり、さやかがお見舞いに持ってきてくれるCDを聴きつつ必死にリハビリに励んでいた。

しかしそんな彼を待っていたのは「もう二度と手は動かない」という医者からの宣告だった。
さやかの持ってきてくれたCDさえ二度と弾けもしない曲を聴くことで苦痛になってしまい自暴自棄になったが、
さやかが「恭介の手を治したい」という願いを対価に魔法少女となったため再びバイオリンを弾ける体になる。

やがて退院し学校に再び通うようになる。しかし忙しさもあってさやかとは疎遠になってしまった。
その後恭介に想いを寄せていた仁美から告白され、さやかの想いに気づかぬまま受け入れる。

この出来事はさやかに大きなダメージを与え、結果的に彼女の魔女化の要因となってしまった。

※最終回のネタバレ注意











まどかによって宇宙全体が書き換えられた後の世界でも登場。こちらでも仁美と交際している様子である。

舞台に立ち審査員の前でバイオリンを演奏する制服姿の恭介。舞台袖では仁美が、後ろの方の席ではそれぞれ概念と魂のみとなったまどかとさやかが見守っている。

演奏終了後、気づくとそこは審査会場ではなくコンサートの舞台だった。
タキシードを着た恭介青年は大勢の拍手を浴びながらふと幼なじみの少女を探すも見つからない。

彼女はもう、この宇宙の住人ではなくなってしまったから……。

※ゲームのネタバレ注意











魔法少女まどか☆マギカ ポータブル
主な登場の機会はさやかルートと番外編ルート。

◆さやかルート
前述の苦悩からまさかの自殺未遂をやってしまう。
また話の展開上仕方ないが、3つの分岐のうち2つの分岐でさやかを上条からはさやかとは思えない状態だった為に偽物と思い「化け物」呼ばわりしてしまい、
魔女化の引き金を作ってしまう。
余談だが原作脚本の虚淵が「ポータブルのライターは俺よりSかも」と発言している。
(ポータブルのシナリオライターは虚淵ではない)

◆ほむらルート
選択肢次第ではリア充にさせる事もできる。仁美の紹介で天才外科医に手術をしてもらえる事に。

この天才外科医の展開に関しては非常に賛否が多く、特にさやかファンからは「さやかの願いはその程度で済むことなのかよ」と批判が多い。
まあこれはどちらかというと恭介というより、外科医をあっさりと紹介した仁美、ひいてはシナリオライターへの批判が主だが。

◆番外編ルート
ようやくさやかとくっつく。
また魔法少女好きであることが発覚し、さやかの変身を見て感激し、べた褒め。彼女が学校を休んで魔女狩りするきっかけを作ってしまう。
サブキャラながらメインキャラ以上にキャラ崩壊が激しいかもしれない。
因みに軽いハーレム状態になる。上条爆発しろ。


【余談】
虚淵氏は「恋愛より音楽を優先するような人間だから、たとえ彼と付き合ってもさやかはあまり幸せになれなかったのではないか」と述べている。
実際、本編中でも傷が治った途端、何度も見舞いに来てもらっているさやかに連絡すらせずさっさと帰宅してしまっている。
さやかに限った話ではないが、仁美との仲も先行き不安かもしれない。

ただ彼に関しては中学二年の男子であるという点で概ねの事が擁護できてしまう。
「サッカー大好きな中二男子が足を骨折して再起不能だったが、奇跡的に完治した」
こう考えればそりゃあ、恋愛なんかよりサッカーに突っ走るだろう。

中学二年の男子学生がどれだけ馬鹿かというのは、男子なら想像できるはずだ。
それに加えて元々あまり周囲に気が回らないような性格であるような描写もかいま見られ、入院中は看護師達に「難しい患者さん」と影で呼ばれているくらいである。
ましてTV本編では魔法のことは何も知らないままのため、さやかが命まで削って自身を助けたことも気づいていない。



アニメ初期では名字は「上條」と表記されていた。なぜ「上条」に変更されたかは不明。


作中で布団の上にあるCDプレイヤーを素手のチョップで壊している。


なお『かずみ☆マギカ』単行本4巻の読者コーナーで中の人が「男の子でも魔法少女の契約はできますか?」と、
そこはかとなくカオスな質問をして『かずみ』のシナリオライターがその可能性に言及している。(かなり骨董無形なifに基づくカオスな返答ではあるが)
やはり中の人的にはなりたかったらしい。




【叛逆の物語】
以下ネタバレ












仁美と交際を続けているが、バイオリン馬鹿なのは変わっておらず、なかなか仁美と時間が合わない状態になっている。
一応彼なりに誘いを断る際も気遣いの台詞は言っているのだが、いかんせん恋する年頃の女の子相手には当然不十分なレベルなため、
仁美がナイトメアを生み出すきっかけを結果的に作ってしまう。
実は魔女化しかかった暁美ほむらに結界内の偽りの街に仁美達とともに引きずりこまれているのだがその事には最後まで当然気づいていない。
悪魔となったほむらが作り直した世界でも、仁美と交際している模様。


追記・修正は恭介にレアなCDを貢いでからお願いします。

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最終更新:2023年09月19日 01:57