ヤマガラ(野鳥)

登録日:2012/01/04(水) 21:26:16
更新日:2021/01/04 Mon 09:54:21
所要時間:約 3 分で読めます






\ツツピー/




ヤマガラ


Parus varius

ヤマガラ(山雀)はスズメ目シジュウカラ科に属する日本の野鳥。全長は14~16cmほどの小鳥。

平地から低山の森林などに生息している。

普段は低く『ジィ~ジィ~』と鳴きながら木々の間を移動し、繁殖期になるとオスは『ツツピー』と高い音でさえずる。


【特徴】
翼は淡いブルー。頬はクリーム色で全身のオレンジ色が印象的なシジュウカラの仲間。
クリッとした目と禿げ上がったように白いおでこが可愛らしい。


\可愛いのだ/





【分布】
日本では小笠原諸島を除き全国で一年を通して見ることができる留鳥。
平地から低山の森林に生息しており、主に広葉樹林に多い。
ちょっとした緑地があれば公園や市街地でも見ることができる。




【性格】

性格は人なつっこく、スズメや他の野鳥のように過度に人を恐れたりはしない。

餌を使って芸などの訓練も可能で、定期的に給餌されている場所では手に乗ることもある。
手を差し出すと愛らしい野鳥が飛んでくる。なんとも癒される光景ではないか。


\怖くないのだ/





【行動】

シジュウカラ類(カラ類)の特徴に漏れず、繁殖期以外は何羽かの群れで行動する。
餌場ではシジュウカラやコゲラなど他の鳥と混ざって行動することも多い。


また手先(?)も器用で、硬いドングリやヒマワリの種も両足に挟んで割って綺麗に食べてしまう。

冬になるとドングリを樹皮の隙間や土の中に埋めて食料として貯えたりもする。頭のいい鳥なのだ。
(こういった行動はカラスにも見られる)




【餌】

昆虫類やドングリなど木の実やヒマワリの種を好む。
ナッツや牛脂といった脂ぶんの多いものも好むので、庭やベランダに招きたいときはネットに入れて吊り下げたりするといい。


【おみくじ】

上述のようにヤマガラは人に慣れやすい。そのため昔は色々な芸を仕込まれ、お祭りの際には見せ物とされていた。
特に有名なのはおみくじ引きで、昭和30年代頃までは見ることができたそうだ。

以下はその内容


机の片方には小さなお宮、反対側にはヤマガラの入ったカゴがある。カゴからだしてお賽銭をくわえさせると、ヤマガラはお賽銭を賽銭箱に入れて鈴を鳴らす。
そしてお宮の扉を開けると中にある"おみくじ"をくわえ、封をきってもって来る。

あら可愛い/////


こういった芸が昔はよく見られたようだ。芸が衰退した原因としては、鳥獣保護法の制定と浸透が直接的な原因としてあげられている。
また間接的にも高度経済成長後の人の自然への接し方、考え方の変化などがあげられている。

なんとも悲しいことである。








\ジィー/




え?なになに?最後にヤマガラちゃんがおみくじを引いてくれるって?







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大 中 小 吉 末 凶 ス
吉 吉 吉   吉   カ







ちょっと待ったー!





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最終更新:2021年01月04日 09:54