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更新日:2024/04/06 Sat 02:37:16
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「あなたとともに 100万人の仲間とともに」
日本大学とは、日本の私立大学である。
略称は「日大」。
概要
法学部本館前に立つ山田顕義胸像日本大学は、1889年皇典講究所内に設置された日本法律学校を前身とする大学で、
日本の初期に設立された私立大学の一つである。
初代司法大臣・山田顕義は、日本の国情に合った法学の樹立を目指して、
後の大日本帝国憲法起草者など当時の帝大などの法学者である創立者11名とともに日本法律学校の創設に尽力。日本大学の学祖と位置付けられている。
1903年に校名を日本大学と改称し、1920年には大学令によって大学となった。
学生数、学部数、学科数、キャンパス数ともに国内最多を誇り、卒業生は100万人といわれる。
兄弟校に
國學院大学がある。また附属として
近畿大学の前身である大阪専門学校を派生させている。
中堅私立大学群とされる
日東駒専(日本大学・東洋大学・駒澤大学・
専修大学)と呼ばれる大学群に属する。
しかし、近年では日大は
日東駒専から脱退したという噂も……詳しくは後述。
とにかく規模が大きく、学生数は約7万人・卒業生数は約100万人とマンモス大学。
創立以来、日本国内のあらゆる方面に夥しい数の人材を輩出している。
学部学科数、研究所や関連施設、付属学校なども日本最大クラスの規模を誇る。
14学部(うち4学部が通信教育課程を併設し通信教育部として通信教育を実施)、
20研究科、29研究所、7付属病院等を設置している。
現在、宗教系の学部を有してはいないが、
新学制による大学設置時に開設されていた文学部宗教学科、同学部倫理学科、同学部哲学科を起源とする文理学部哲学科において、
宗教科の中学校・高等学校教諭1種免許状を取得することも可能だ。
キャンパスの数も関東全域に20箇所以上(基本的に一学部一キャンパス)と、
他大学とは桁違いの校舎規模(というか、むしろ最早それぞれが単科大学と化している)。
…が、そのためかキャンパス同士の交流は少なく、むしろ全くないと言って良いほどである。仕方ないが。
ちなみに国際関係学部は
静岡県三島市に、工学部は
福島県郡山市にあるため注意が必要。
学園祭の規模も数も半端でないが、殆どは学部毎の限定の学部祭で、7万人が一斉に動くものはない。
そのため、日本大学体育大会(オール日大)といったイベントを大学主催で実施している。
内部進学と外部入学(外様とも呼ぶところもある)で、お互いに違和感を感じる人間もいるとか。
でも仲良くなればそんなの関係ねぇ!
……まあ、学力の差はあるかもしれないが。
国立・マーチ落ちの日大生も、付属上がりのエスカレーター進学な日大生も、同じ「日大生」なのだから……
大学の特色・雰囲気
藝術学部は通称「日藝」と呼ばれ、国内の芸術系大学・学部の中では押しも押されもしない名門…とは言い難い。
何故なら、予備校では東京五美大といわれる中でも一番下というか、美大扱いされてるかどうか怪しい(現に2chの美大スレに日藝のスレは一つあるかどうか)。
女子美や芸大が抜けた穴埋めに五美大枠に入れてやろう感が強いのが現状。
とはいえ、芸能・文化においても多くの人材を輩出しており、結局は個人の努力や才能がものを言う。
(もっとも、
富野由悠季や
爆笑問題の太田光など出身者でありながらカリュキュラムを批判している卒業生も)
千葉にある某学部が、鳥人間コンテストで好成績を収めている。
出身大学別で社長の数が日本一。
経営母体の大きさから様々な研究が出来るのが強みである。
だが、作ったきりで全く力を入れていない学部・学科・専攻もあり、
それらにはスポーツ推薦や内部進学生の枠を割り当てる為大手予備校の偏差値ランキングでFランに指定されてしまう学部もあり、
大学内での偏差値の開きが拡大している。
が、最近は入試問題に工夫を凝らした結果大学全体で偏差値向上が見受けられる。
野球やさまざまなスポーツにも力を入れていて、陸上部では特に外国人留学生が箱根駅伝で活躍している。
大手ゼネコンにも多くの人材を輩出。
その他多くの企業、業界では卒業生による派閥を形成している。
本学OBに企業の社長などが多いのは、早い話は膨大な学生数による物量作戦だが、それでも学閥の影響力が強いことには変わりない。
特に世界建築受注額No.1のK島建設では、国公立、私立名門大卒(東大、
京大、名古屋大、
東京理科大などが殆ど)の上司が、
日大出身の新卒生に対して、
「卒業証書(学位)ちゃんと買ってきた?」
…と嫌味を言うのが恒例。このときの屈辱が巨大な派閥を作っている理由のひとつであるとか。
屈辱感を跳ね返す為、誰もが嫌がるような深夜道路工事でも積極的に仕事をする為、出世も早い。
日大の建築関係の教育は、全国的に建築の教育が出来る大学の絶対数が少ない為に、日大理工系学部の建築学科は他学部と比べブランド的人気&評価がある。
学部紹介
学部
- 法学部
- 文理学部
- 経済学部
- 商学部
- 藝術学部
- 国際関係学部
- 理工学部
- 生産工学部
- 工学部
- 医学部
- 歯学部
- 松戸歯学部
- 生物資源科学部
- 薬学部
- 通信教育部
- 大学院法務研究科(ロースクール)
大学院(研究所)
- 法学研究科
- 文学研究科
- 総合基礎科学研究科
- 経済学研究科
- 商学研究科
- 芸術学研究科
- 国際関係研究科
- 理工学研究科
- 生産工学研究
- 工学研究科
- 医学研究科
- 歯学研究科
- 松戸歯学研究科
- 生物資源科学研究科
- 獣医学研究科
- 薬学研究科
- 総合科学研究科
- 総合社会情報研究科
- 法務研究科
短期大学部
- 商経学科
- 食物栄養学科
- 建設学科
- 基礎工学科
- 応用化学科
- 農学科(募集停止)
- 生活環境学科(募集停止)
- 生物資源学科(2007年4月1日開講)
キャンパス紹介
市ヶ谷キャンパス
東京都千代田区九段南にある。大学本部(会館)が置かれている。
日大本部は元々は三崎町にあったのだが、1982年(昭和57年)に移転してきた。
また、通信教育部(通信制)もここを拠点としている。
桜門会館
所在地は千代田区五番町。校友会(同窓会)の拠点。
神田三崎町キャンパス
法学部のキャンパス。所在地は日大創業地である千代田区神田三崎町。
昔は2年生以降がこのキャンパスを使用することになっていた(教養課程の1年生は大宮キャンパスだった)が、今では教養課程からこちらで学ぶことになっている。(ただし体育の授業は従来通り、後述の大宮グラウンドで行われる。)
東京都心に近く、非常に立地が良い。
最寄り駅はJR
中央線各駅停車の水道橋駅。
経済学部キャンパス
経済学部のキャンパス。法学部のキャンパス(神田三崎町)にも近い。
駿河台キャンパス
理工学部のキャンパス。所在地は千代田区神田駿河台。
日大理工学部は実は
東京理科大学に次いで長い歴史と伝統を有する私立の理工系大学であり、特に建築学科は名門と名高い。
一部の学科の専門課程(2年生以降)がこちらで行われる。建築学科もこっち。
教養課程は全学科が後述の船橋キャンパスで行われ、大部分の学科は駿河台じゃなくてそのまま船橋で専門課程に進む。
駿河台キャンパスの近くには日大病院もある。
歯学部キャンパス
駿河台キャンパス(理工学部)の近くにある。
私立歯学部の例に漏れず入試難易度(偏差値)は低い。しかし学費は超高い。
附属の歯科技工士の専門学校や歯科衛生士の専門学校もある。
文理学部キャンパス
所在地は世田谷区桜上水。
文学部と
理学部が融合したような学部で、人文科学、社会科学、自然科学を網羅している。また、体育学科もある。
学校の先生(教員)の養成課程もあり、教育学部的な要素も持っている。小学校(初等教育)の教員免許が取れるのも魅力。
東京都の中学校教師は、国立の東京学芸大学の卒業生が最も多く、次点で日大文理の卒業生が多いらしい。
ちなみに現在、文理学部という名前の学部を有する大学は日大しかない。(昔はたくさんあったのだが、ほとんどは教育学部や文学部、理学部などに分割された。)
OB、OGに著名人が非常に多いことで有名。
近くには日大櫻丘高校があり、ときどき、ここの学生が文理学部の図書館や運動場を使用することもある。
最寄り駅は京王線の桜上水駅。
商学部キャンパス
ウルトラマンの街として知られる世田谷区砧にある。
元々は経済学部と同じ三崎町にあったが、1963年(昭和38年)に独立してこちらに移転している。
最寄り駅は小田急線の祖師ヶ谷大蔵駅。
三軒茶屋キャンパス
2016年(平成28年)に新しくできたキャンパス。所在地は世田谷区下馬。
危機管理学部とスポーツ科学部を置く。
危機管理学部では自然災害やテロリズム、事故などへの対処法や、情報セキュリティについて学ぶ。
就職先としては
警察官や自衛隊などが想定されている。
スポーツ科学部ではトップアスリートの養成が行われている。
元々、文理学部に体育学科は存在したが、こちらは中学校や高校の体育教師を養成するための学科である。
最寄り駅は東急田園都市線の三軒茶屋駅。
江古田キャンパス
所在地は練馬区。芸術学部のキャンパス。
通称
日藝と呼ばれ、自分たちは日大とは違うと考える学生や卒業生(OB、OG)が多い。
もともと他の学部との交流が薄いと言われる日大ではあるが、その中でも特に独立性の高い学部、キャンパスとして有名。しかしその分、学生や卒業生の学部に対する愛校心は強い。
ホグワーツで言えば
スリザリンみたいなポジションなのかな…?
また、
日本芸術大学と誤って表記されることも…。
多摩美術大学、武蔵野美術大学、東京造形大学、女子美術大学と共に東京私立5美大の一角とされている。
日藝は美大の中では写真、映画、マスコミ関係に強いと言われている。
最寄り駅は西武池袋線の江古田駅。
一時期、教養課程と一部の学科は後述の所沢キャンパスで授業が行われていたが、2019年(平成31年)をもって江古田に戻された。
板橋キャンパス
医学部医学科のキャンパス。所在地は板橋区。
附属板橋病院と附属の看護専門学校もここにある。
日大医学部は私立の医科大学としては御三家(
慶應医学部、東京慈恵会医科大学、日本医科大学)に次ぐ名門である。
私立医大の例に漏れず、入試難易度(偏差値)は
早稲田や慶應の理工学部よりも高い。日大の中では間違いなく最難関の学部である。歯学部や松戸歯学部とは対照的である。
また、私立医大の中では学費も比較的安いほうである。(しかしそれでも6年間で3000万円以上はかかるので十分高いが…。)
ときどき日医と呼ぶ人がいるが、一般的には日医は日本医科大学(日本医大)の略称であるため、間違って使わないように注意すること。
湘南キャンパス
生物資源科学部のキャンパス。所在地は
神奈川県藤沢市。
日大
農学部と東京獣医畜産大学が合併して生まれた学部。
獣医学科は日大の中では医学部医学科に次いで入試難易度(偏差値)が高い。
日大藤沢高校が併設している。
最寄り駅は小田急江ノ島線の六会日大前駅。
ちなみに藤沢駅(
JR東海道線、小田急江ノ島線)から六会日大前駅までは7分程度かかる。
船橋キャンパス
理工学部のキャンパス。
ふなっしーで有名な
千葉県船橋市にある。
教養課程は全員こちらで学び、大部分の学科は専門課程でもこちらで授業を受ける。ただし建築など一部の学科は先述の駿河台で専門の授業を受ける。
日大習志野高校が隣接している。附属の短期大学も併設されている。
最寄り駅は
東葉高速鉄道(
地下鉄東西線直通)の船橋日大前駅。
なお東西線の大手町駅まで行って、そこで丸ノ内線に乗り換えることで、1時間程度で駿河台キャンパスまで行くことが可能となっている。
ちなみに西船橋駅(JR総武線各駅停車、東葉高速鉄道)から船橋日大前駅までは12分ほどかかる。
薬学部キャンパス
船橋キャンパス(理工学部)の近くにある。
元々は理工学部薬学科だったらしい。
医学部から独立した
薬学部はそれほど珍しくないが、日大薬学部は理工系を前身としており、とても珍しい事例である。
津田沼キャンパス
生産工学部の専門課程(2年生以降)が使用する。千葉県習志野市にある。
すぐ隣には東邦大学の習志野キャンパス(薬学部、理学部)もある。
最寄り駅は京成本線の京成大久保駅。
ちなみにJR
総武線の津田沼駅からはバスで15分ほどかかる。
実籾キャンパス
みもみと読む。
生産工学部の教養課程(1年生)が使用するキャンパス。
グラウンド等の運動施設もこちらにある。
津田沼と同じく習志野市内にある。
最寄り駅は京成本線の実籾駅。
松戸キャンパス
松戸歯学部のキャンパス。所在地は千葉県松戸市。
歯学部を2つ有するのは日大だけである。(薬学部を2つ有する大学は国際医療福祉大学と徳島文理大学がある。)
大宮グラウンド
埼玉県さいたま市見沼区(旧・大宮市)にある。
かつては大宮キャンパスと呼ばれ、法学部の教養課程で使用されていた。今でも体育の授業はこちらで行われる。
所沢キャンパス
かつて埼玉県所沢市にあったキャンパス。1989年(平成元年)から2019年(平成31年)まで、芸術学部の教養課程と一部学科の専門課程で使われていた。
現在は全て江古田に戻されている。
最寄り駅は西武新宿線の航空公園駅またはJR
武蔵野線の東所沢駅。だがどちらもバスで15分ほどかかるため結構遠い。
三島キャンパス
国際関係学部のキャンパス。
静岡県三島市にある。ギリギリ関東圏内か?
本校舎と三島駅北口校舎があり、校舎は
東海道新幹線・
東海道線の三島駅から徒歩1分であり立地が良い。本校舎は三島駅から徒歩15分。
ちなみに新幹線の三島駅にはのぞみ号は停まらないが、東京駅からだとひかり号で42分、各駅停車のこだま号でも53分程度で行けちゃうのであまり問題ない。
敷地内には日大三島高校もある。附属の短期大学も併設されている。
郡山キャンパス
工学部のキャンパス。ここだけ
福島県郡山市にある。
健康や環境に重点を置いたロハス工学に力を入れているらしい。
一部の学科では医療資格の臨床工学技士も取れる課程がある。
東京から離れているためか、日大の中では入試難易度(偏差値)があまり高くない部類に属する。少なくとも理工学部よりはずっと合格しやすいはず。普通科進学校のみならず工業高校からの進学者も多い。
また、
東海大学工学部(神奈川県平塚市)や
帝京大学理工学部(栃木県宇都宮市)よりも偏差値が低かったりする。
しかしやはり工学部なので授業は厳しいから要注意。
英語は習熟度別にクラス分けしてくれる(一番下のクラスだと中学校レベルの授業となる。)ため苦手でも特に問題ないが、
数学や理科(物理、
化学)は他の大学同様に高度なことをやるので苦手だとマジで留年するから気をつけて…。
日大東北高校が隣接しており、プールや武道館(柔道場、剣道場)などは共用となっている。
JR
東北・
山形新幹線の郡山駅からはバスで20分ほどかかり、立地はあまり良いとは言えない。
最寄り駅は
東北本線・
水郡線の安積永盛駅で、こちらからは徒歩15分である。
ちなみに東京駅から郡山駅までは、新幹線やまびこ号・つばさ号だと1時間20分(80分)くらい、各駅停車のなすの号だと1時間40分(100分)くらいかかる。
附属高校
国内最大規模を誇る大学だけあって、附属高校も関東地方を中心に全国各地にある。
当然ながら日大へ推薦入学する枠もあって、高校3年生のときに各附属高校のみで行われる統一テストを受験し、これの成績によって、希望する学部に進学できるかどうか決まる。当然ながら人気の高い
医学部や獣医学科へ行きたければかなり上位の成績じゃないとダメ。
推薦は高校3年間の成績が一定基準以上であることが条件となっている。赤点を連発しているような落ちこぼれは残念ながらエスカレーターで日大に行くことができない。
一応他の私立大学の受験も認められているが、その場合は(仮に不合格だったとしても)日大への推薦枠を辞退しなければならない。ただし、国公立大学との併願の場合は日大への推薦枠を保持することが可能な高校もある。
また、大学へ進学せずに、高校卒業と同時に公務員(自治体職員、警察官、自衛隊員など)や民間企業に就職する卒業生もいる。
中にはプロサッカー選手やプロ野球選手などもいる。
附属高校のタイプとしては、
- 学校法人日本大学が直接運営する正付属高校
- 日本大学から分離独立した学校法人が運営する特別付属高校
- 日本大学とフランチャイズ契約を結んだ学校法人が運営する準付属高校
の3タイプがある。
偉い順番に並べると、
正付属≧特別付属>準付属
である。
準付属高校では推薦枠が比較的少なく、正付属や特別付属のように日大への進学が必ずしも約束されていないため、その分、国公立大学や他の私立大学への進学指導に力を入れている。
中には
東大合格者を輩出した高校もあり、地方では県立(公立)の普通科進学校を凌ぐ大学合格実績を誇るところもある。
昔は
男子校または
女子校だったところや、共学でも男子と女子がクラスが別だったというところが少なくなかったが、今はほとんどの高校が男子女子ともに同じクラスで授業を受けており、男女別学の高校は豊山高校(
男子校)と豊山女子高校(
女子校)のみである。
また、昔は工業や商業など職業系の学科があるところも多かったが、今はほとんどが普通科である。
日大への推薦入学を狙う生徒が多いためか、どの高校もスポーツ系の部活動が強かったりする。
なお附属高校は数がとても多いため、一部のみ詳細を書くことにする。
正付属
神奈川県横浜市港北区にある。日大附属高校の代表格。
他の附属高校と区別するために
日大日吉高校と呼ばれることもある。
よほどの落ちこぼれでもない限り、最低でも日大への進学は保証されていることから、高校入試の偏差値は65を超えている難関校である。
卒業生の半分以上は日大へそのまま進学する。
附属中学校もある。昔は商業科があった。
男子ゴルフ部とラクロス部は全国大会で優勝したこともある強豪校である。
所在地は
東京都文京区大塚。附属中学校もある。
校名は真言宗豊山派に由来しており、設立の経緯から仏教色の強い高校となっている。過去にはダライ・ラマ14世も来校している。
現在では日大の系列高校としては唯一の男子校となっている。
最寄り駅は地下鉄有楽町線の護国寺駅。
所在地は板橋区。豊山高校から分離独立してできた女子校。
女子校としては珍しく理科や数学に力を入れており、
薬学部への進学者が多い。
豊山高校のグラウンドはこちらにあり、体育の授業もここで行われる。(移動は専属のバスを使う。)
所在地は杉並区。
昔は東京獣医畜産大学附属高校という名前だったため、生物資源科学部の附属高校という扱いである。
アメリカンフットボール部の強豪校。
所在地は世田谷区桜上水。文理学部の附属高校。
文理学部の講義を受けて高校の単位とすることが可能。
神奈川県藤沢市にある。生物資源科学部に併設している。
野球部やサッカー部は全国大会に出場したこともある。
附属中学校あり。
千葉県船橋市にある。理工学部の附属高校で、船橋キャンパスに隣接している。
日大の正付属でありながら国公立大学の合格実績も高く、
京大や
千葉大学、
筑波大学などの合格者もいる。
昔は工業高校だったが、今は普通科のみ。
山梨県上野原市にある。
山梨県にある高校でありながら県内出身の生徒は少なく、隣接する神奈川県や東京都から通学してくる生徒が多い。
静岡県三島市にある。国際関係学部の附属高校。附属中学校もある。
静岡県出身者のみならず神奈川県出身の生徒も多い。
日大の正付属でありながら国公立大学への進学指導も充実しており、
東大合格者もいる。
福島県郡山市にある。工学部に隣接している。
昔は普通科を設置する工業高校という感じだったが、今は普通科のみとなっている。
体育関連の施設は工学部と共同使用となっている。
山形県山形市にある。山形県内で最も生徒数が多い高校である。
昔は附属中学校もあったが廃校となった。
野球部はときどき甲子園に出場することもあるほどの強豪校。
大学進学率が低い山形県の中では比較的大学進学率が高い高校として知られ、
東北大学や山形大学、新潟大学など国公立大学の合格者もいる。
特別付属
日大の最初の付属高校。附属中学校もある。
初期は日大本部と同じ神田三崎町にあったが、のちに現在の墨田区横網に移転してきている。
両国という土地柄から、かつては相撲の関係者の子弟の在学生も多かったらしい。
最寄り駅はJR総武線各駅停車の両国駅。
千葉県船橋市にある。附属中学校もある。
日大一高とは姉妹校の関係。
船橋キャンパス(理工学部)からも比較的近い。
杉並区にある。附属中学校もある。
進学校として知られ、国公立大学や
早稲田、
慶應の合格者も多い。
東京都町田市にある。昔は港区赤坂にあったが移転してきた。
野球部は何度か甲子園大会で優勝したこともある名門。
附属中学校あり。
立地はあまり良いとは言えず、JR
横浜線の町田駅からはバスで20分ほどかかる。スクールバスはない。
準付属
北海道北広島市にある。日大の系列高校としては最北端。附属中学校もある。
札幌日大という校名ではあるが札幌市内ではなくベッドタウンの北広島市にある。
広大な北海道にある高校であるため、石狩地方(札幌市や北広島市などがある北海道の中央地域)以外の出身者のために寮を用意してある。
最寄り駅のJR
千歳線上野幌駅は普通列車しか停車せず、本数も少ないため、立地はあまり良いとは言えない。
国公立大学合格を目指す特別進学コース、日大への推薦入学を目指す進学コース、帰国子女向けのグローバルスタディーコースがある。
特別進学コースは
東大や国公立
医学部の合格者もいる。ただし特別進学コースでは日大への推薦枠が使えないため要注意。
茨城県桜川市にある。元々は土浦日大の弟分(分校)という位置付けだった。
茨城県内出身者のみならず
栃木県から通学してくる生徒も多い。
栃木県佐野市にある。
群馬県や
埼玉県からの通学者も多い。
国公立大学への進学指導に力を入れている。東大や国公立医学部の合格者もいる。
サッカー部は強豪校である。
ちなみに学校法人佐野日本大学学園は佐野日本大学短期大学も運営している。
長野県長野市にある。附属中学校もある。
野球部は甲子園に出場したこともある。
岐阜県大垣市にある。野球部は甲子園に出場したこともある。
東海3県で日大への進学者数が最も多い高校である。
長崎県諫早市にある。長崎県内で一番生徒数が多い高校。附属中学校もある。
野球部は甲子園に出場したこともある。
デザイン美術科がある。
宮崎県宮崎市にある。附属中学校もある。
東大を含む国公立大学の合格者が多く、進学校としての側面も持つ。
主な出身者
青山剛昌 ー 漫画家「
名探偵コナン」原作者
石田彰 - 声優
小野大輔 - 声優
太田光 - 作家、お笑い芸人(
爆笑問題)
春日俊彰 - お笑い芸人(オードリー)
鴨下一郎 - 衆議院議員、第9・10代環境大臣
菊池俊輔 - 作曲家
佐藤隆太 - 俳優
高見盛 - 大相撲力士 、現振分親方
琴光喜-元大関
輪島-元横綱
普天王-元小結、現稲川親方
肥後ノ海-元幕内、現木瀬親方
濱ノ嶋-元小結、現尾上親方
遠藤-現役力士
常幸龍-同上
里山-同上
豊真将-同上、一年中退
田中裕二 - お笑い芸人(爆笑問題)
手塚眞 - ヴィジュアリスト、映画監督
富野由悠季 - アニメーション監督
浜田幸一 - 元衆議院議員、現タレント
内藤剛志 - 俳優
二代目中村獅童 - 歌舞伎俳優
那須野巧 - プロ野球選手
村田修一 - プロ野球選手
柳家喬太郎 - 落語家
ネット上での評価
某巨大掲示板の学歴板や大学受験板では、
「ポン大」という呼称でとりあげられる事がある。日本→ニホン→ニッポン→ポン→ポン大という派生による呼称ととれるが、
「ポン大生は頭がポンwww」という揶揄した意味もあるとされる。
「大学行くなら最低限日大」
「日大以下のレベルの大学は行っても意味ないよね」
…など、大学進学において滑り止め大学と評価されており、高学歴として扱われる事は残念ながら少ない。
ニッコマwwwとバカにする輩もいるが、学生数約7万人・卒業生数約100万人という数字は偏差値では評価できないほどの力を秘めており、
企業内での日大出身同士の絆(いわゆる学閥)の力は侮れない。
また、海外からは上記の
NMARCHの6大学は「PopularCollege」として高い評価を受けているとか。
追記修正お願いします。
- 休学費用高過ぎ -- 名無しさん (2014-02-17 07:40:01)
- まぁ少なくとも高学歴ではないよな -- 名無しさん (2014-05-21 14:57:49)
- 知名度は高い -- 名無しさん (2014-06-20 19:59:42)
- 中堅大学の中では上のイメージ -- 名無しさん (2014-08-12 21:38:39)
- 学長が、ヤクザの親分と仲良しって本当? -- 名無しさん (2018-05-23 18:55:24)
- ここまでブランド力低下させる理事と広報がいるのは笑えるな。 -- 名無しさん (2018-05-24 23:20:44)
- ↑笑えません! -- 名無しさん (2018-05-24 23:28:30)
- 学歴板や受験サロン板をネットの総意みたいに言うのはNG -- 名無しさん (2018-05-24 23:29:31)
- ↑4 学長じゃなくて理事長。 -- 名無しさん (2018-05-29 21:11:16)
- 来年のここへの入学者数は言うまでもなく減ってしまうだろうなぁ -- 名無しさん (2018-05-29 23:09:51)
- 入学者数は変わらないんじゃないか?志願者数は減るだろうが -- 名無しさん (2018-06-19 20:19:00)
- 受験料だけでも結構な収入だからな。 -- 名無しさん (2018-10-04 12:02:17)
- 福島の工学部は入試難易度で言えば完全にFランク大学なんだけど、日大ブランドのおかげでギリギリEランクに食い込めてるイメージ。三島の国際関係も偏差値的には大東亜帝国レベル。 -- 名無しさん (2020-07-19 09:59:02)
- 最下層の国公立大学(秋田、島根、琉球など)が日東駒専と同じくらいの難易度というイメージ。逆に言えば下位の駅弁を志望校とする場合は日東駒専は滑り止めにならない。 -- 名無しさん (2020-07-20 20:07:09)
- 言い方は悪いが、地方の聞いたこともないような公立(県立、市立)大学に行くくらいなら、日大のほうがマシ。学閥が強いし、何より東京にあるってのはそれだけで強み(豊富な社会体験を味わえる)。 -- 名無しさん (2020-07-26 18:26:42)
- 正直、「日大」と一括りにされてもピンとこない。大きいぶん、学部が違うと完全に余所という印象。 -- 名無しさん (2020-07-26 18:42:15)
- NMARCHって言葉が今はあるんだ・・・ -- 名無しさん (2020-07-27 19:52:57)
- 学生運動全盛期にはキナ臭い話が沢山聞こえたなあ。合格に足りない点数×1万円で落第回避とか -- 名無しさん (2020-07-28 14:23:55)
- 昔は三流私大とか「行く価値のある最低ラインの大学」とか言われることが多かったけど、今じゃ二流(中堅)どころか、準一流(準難関)大学と言われるまで急成長してる。学部、学科によってはMARCHと難易度変わらないし、下手な国公立大学より難しい可能性すらある。ただ国際(静岡)と工学部(福島)はFラン一歩手前で地方の三流私大と変わらんけど。 -- 名無しさん (2020-08-01 11:14:09)
- カリビアン大塚の母校 -- 名無しさん (2024-04-06 02:37:16)
最終更新:2024年04月06日 02:37