ナイトオブラウンズ

登録日:2009/07/21 Tue 18:34:56
更新日:2023/08/06 Sun 00:44:38
所要時間:約 10 分で読めます




Knight of Rounds

コードギアスシリーズに登場する集団。
主に『R2』から登場する。



【概要】


神聖ブリタニア帝国の騎士の中でも、皇帝によって任命される最強の騎士団。
「ナイトオブワン」から「ナイトオブトゥエルブ」までの12人で構成される。
ただしあくまで「12人分の枠がある」というだけで、劇中のラウンズには欠番も存在する。


弱肉強食を謳う帝国が誇る最強騎士団だけに、その選定基準は実力のみ。
人格、出自、年齢、性別などは一切関係なく、皇帝の任命を受ければその資格を得る。
そのためメンバーの中には名門貴族から占領地出身のナンバーズまでおり、人格的に一癖も二癖もある人物も。

帝国内での序列は大公爵以上と皇族に次いで高く、平常の軍組織内では事実上最高位にある。
敬称も貴族と同様に『卿』となっている。
一方、数字による序列とは裏腹に基本的にラウンズの中に地位の優劣はなく、同格として扱われる。
しかし、ナイトオブワンのみは別格としてラウンズの中でも最強の騎士が選ばれ、帝国騎士の頂点に立つ存在となる。
また、ナイトオブワンにはブリタニアの植民エリアを1つ統治できるという特権が与えられている。


ラウンズには通常の軍服とは異なるグレーの上着と黒のインナーから成る制服が用意されている。
一応基本デザインは共通だが、グレーと黒の基調を守ってさえいれば自由にデザインは変えていいようで、女性陣はかなり大胆なアレンジを行っている者もいる。
正装として長いマントも用意されているが、これらはデザインは共通な代わりに生地を各人のイメージカラーで塗り分けられている。


ラウンズは就任するとそれぞれが専用ナイトメアや専属のメカニック、KMF研究・開発チームを付けることが出来る。
更に直属の親衛隊の構築も許されるなど、一軍人としては破格とも云える待遇を許される。
帝国騎士の最終目標ともいえ、一騎士としてこの地位に昇り詰めることを目標とする者も少なくない。


先代ラウンズ達は、神聖ブリタニア帝国第98代皇帝シャルル・ジ・ブリタニアが即位した際に仲間割れを起こし、
ナイトオブワンのビスマルクを残してみんな死んでしまったらしい。というかマリアンヌがそのほとんどを殺している。


元ネタは英国の円卓の12騎士。
また、搭乗する専用機にも円卓の騎士の名を冠するのが通例となっている。



【ラウンズ一覧】


ナイトオブワン


左目を緑のピアス(の様な物)で縫いつけているアゴ髭のすごい人。

実はギアス能力者であり、相手の未来の動きを読むギアスを持つ。
左目を縫いつけているのはその力を封印するため。

皇帝シャルルがマリアンヌと共にCの世界に消えた後はシュナイゼル側についてルルーシュとスザクの前に立ち塞がる。

星刻の神虎を圧倒し、左目の封印を解いてスザクのランスロット・アルビオンに戦いを挑むが、
『生きろ』と言う絶対遵守のギアスを逆手に取ったスザクに圧倒され撃破された。
噛ませその1。

専用KMF、ギャラハッドはかなりの大型機であり、背中に皇帝が名付けられた剛剣エクスカリバーを装備している。

最期はエクスカリバーもろとも機体を真っ二つにされた。
その後真っ二つのエクスカリバーは双剣に改造されトリスタン・ディバイダーに引き継がれる。

足や腕などにガウェインと共通するデザインとなっていて、そのおかげで雑誌限定の通販ながら、ROBOT魂になった。



ナイトオブツー

■ベアトリス・ファランクス
専用KMF:不明

コーネリアの乳母の娘。先輩にあたるコーネリアと共に士官学校に入っており、剣術やナイトメアフレームの操縦技術は一流。

ベアトリスの妹と弟はマリアンヌ達の行った実験の後遺症で死に、彼女もその実験を受けていたので身体がボロボロになりラウンズを引退。
引退後は帝国特務局の総監を務めており、同時に皇帝の主席秘書でもある。

コーネリアからの信頼も厚く、ギアス嚮団を探るために国を出たコーネリアを陰ながら支えた。

小説版にのみ登場。


■ミケーレ・マンフレディ
専用KMF:サグラモール

ナイトオブツーに選出されていたが、ユーロ・ブリタニアへ異動し聖ミカエル騎士団団長を務めていた人物。

亡国のアキト』に登場。
気さくな性格の男性でシンのことをイレブンとして差別したりもせず、弟のように思っていた。
最後はそのシンのギアスにより自殺させられ、団長の地位を奪われてしまったが、ギアスがかかったことからシンにも同様に慕われていた模様。



ナイトオブスリー


名門貴族の出身だがそれを鼻にかけない明るい性格でスザクと打ち解け、アーニャとも仲良くしていた。
さんざん豆電球と言われ続けた愛機トリスタンは、四聖剣の仙波を倒すなど終始微妙な活躍。
終盤にてランスロット・アルビオンに敗北し中破。黒の騎士団に回収されラクシャータの手によってトリスタン・ディバイダーへと改造される。
豆電球ではなくなった新たなる機体でルルーシュの駆る蜃気楼へ奇襲をかけ撃破、その後スザクに再戦を挑むも圧倒されて機体は中破。
ろくすっぽ活躍しないまま終わりかと思いきや、ブレイズルミナスを破壊してカレンの役に立った。
でも微妙。



ナイトオブフォー

■ドロテア・エルンスト
専用KMF:パロミデス

褐色のお姉さん。
コードギアス双貌のオズO2で専用KMFが登場したが、活躍もなく瞬殺された噛ませその2。
実は本来瞬殺されるハズだったノネットさんの代わりに生み出されたクッソ哀れなラウンズ。



ナイトオブファイブ

■不明(欠番?)



ナイトオブシックス


ピンク髪のクールキャラ。
地味にストーリーの根底に関わる重要人物で、皇帝のギアスで昔の記憶が無い。そのため記憶を信用せず、日常の出来事を“記録”している。

ジノと一緒にR2初期から登場。
乗機モルドレッドは大火力の砲撃と堅固な防御がウリの重量型。まぁ活躍したかというとやっぱりアレだが…。

最終的にはシュナイゼル陣営に付きオレンジと対決、ギアスキャンセラーにより記憶を取り戻す。
後日談ではオレンジとオレンジを作っている。



ナイトオブセブン


神聖ブリタニア帝国を変えるために軍に入り、友を裏切ったりとあの手この手でここまで出世したスザク。

名目上はゼロ討伐の功によってラウンズの一員となった。そのため、日本人からは『裏切り者』として憎悪を向けられる。
一方で、名誉ブリタニア人初のラウンズとして、他のエリアでは『ナンバーズの英雄』と称される。
また、EUでは『ブリタニアの白き死神』と恐れられている。

野望はナイトオブワンとなり、日本を自分の統治するエリアにする事。

ランスロット・コンクエスターは愛機のランスロットが更にパワーアップした機体。
飛行ユニットを取りつけたエアキャヴァルリーからさらにハドロンブラスターを追加装備して火力をアップした。
胸部のパーツと肩のデザインがランスロットと異なる。
さらにブレイズルミナスを全身にフィールド展開することが可能になった。


最後は禁断の兵器、フレイヤを装備して出撃し、トウキョウにやって来たルルーシュ、藤堂達を迎え打つ。

しかし、カレンの駆る新型KMF、紅蓮聖天八極式との性能差は覆すことができずにフルボッコにされ、ランスロットは大破してしまう。
生命の危機が迫ったスザクに『生きろ』というギアスが発動。スザクは自らの意思に反してフレイヤを発射してしまった…。



ナイトオブエイト

■不明(欠番?)



ナイトオブナイン

ノネット・エニアグラム
専用KMF:不明

コードギアス 反逆のルルーシュ LOST COLORSから初登場した人物。
ゲーム内では、ライ(PSP版主人公)・スザクのコンビと、ナリタ攻防戦前に模擬戦をすることになる。
そして二人はサザーランド、自分はグロースターに搭乗しているとはいえ、二人を同時に相手して圧倒する。
補足すると、ライは四聖剣やギルフォードを圧倒し、藤堂すら選択肢によっては上回る操縦技術を有する。
そんな二人を圧倒できることから、1期時点ではトップクラスのKMF操縦技術を有すると言えよう。
なおランスロットに乗ったスザクには敗北したものの、スザク曰くかなり追い詰められたとのこと。

R2では最初こそいたが、特に出番も無くいつの間にかいなくなる。
双貌のオズO2によれば、ルルーシュの即位後、ナナリーの警護のために叛乱には参加していなかったが、咲世子の脱走とコーネリアの負傷をきっかけにシュナイゼルとカノンを見限り、グリンダ騎士団と共にルルーシュ暗殺に伴うダモクレスの無力化の計画を練り、グランベリーで強襲作戦に参加し、生き延びた事でスザク達三人と同じくゼロレクイエム完遂まで生き残った。

本編の扱いこそ悪いが中の人のおかげで命拾いした人。

ランスロット・クラブに乗っているが、専用KMFではないようだ。

ゼロレクイエムの後もグリンダ騎士団の指揮官として所属し続けている。
復活のルルーシュでも少しではあるが登場している。


ナイトオブテン


ブリタニアの吸血鬼の異名を持つ男。
いやらしいパイロットスーツに身を包んだ可愛いおにゃのこで構成されるグラウサム・ヴァルキリエ隊を部下に従えている変態騎士。

専用KMFのパージヴァルはとんがったトゲトゲしたデザイン。
ドリルにもなる右腕のクロー、トゲ型ミサイルを発射する実体盾を装備しており、頭の角はスラッシュハーケンとして使用できる。

劇中ではカレンにいやらしい事を言いながら近寄ったり、日本側のKMFを次々と血祭りにしたりと活躍する。
自身の部下と共にゼロの蜃気楼を一時は追い詰めるが、基地から脱出したカレンの紅蓮聖天八極式に邪魔をされる。
直属部下のグラウサム・ヴァルキリエ隊も紅蓮に一瞬のうちに全滅させられてしまい、いつの間にか今までなぶり殺してきた敵の兵士達と同じ状況に追い込まれた。
そして更に強化された紅蓮の幅射波動でチン☆されてヴァルハラへ…。
さよならテンさん。

ちなみに、ヴァルキュリエ隊の搭乗KMFはピンク色に塗装されたヴィンセント。メンバーの中にはあのキューエルさんの妹がいる。

噛ませその3。
だが噛ませ過ぎてACE:Rへの敵NPC枠での出演を果たす。死ぬ敵枠だけど。



ナイトオブイレブン

■不明(欠番?)



ナイトオブトゥエルブ


R2本編での専用KMFが不詳のままヴァルハラに旅だっていった可哀想なお方。中の人はアーニャと同じだと言うのにこの差は一体…。
神根島に向かったシャルルの警護をしていたが、見せ場はそれっきり。
最期にはビスマルクと共にKMFに乗り出撃するがあっという間に撃破された。
『双貌のオズ』では専用のKMF「フローレンス」が登場しているが、登場した回で破壊された。
このフローレンスがR2で使用していたKMFと同型なのがコードギアス双貌のオズO2で判明。というかこの回のモニカ自体の扱いもかなり悲惨。




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ナイトオブゼロ

第99代神聖ブリタニア帝国皇帝ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアによって新設された称号。
「ゼロ」は「ナイトオブワンを含む既存のラウンズを超えた存在」といった意味を持つ。
前ナイトオブセブンの枢木スザクに与えられた。



ラウンズを超える現最強の騎士であり、おそらくゼロ(ルルーシュ)の騎士という意味にも掛かっていると思われる。

搭乗するKMF、ランスロット・アルビオンは最新型のKMFであり、紅蓮聖天八極式と同じエナジーウイングを装備している。
主な武装はスーパーヴァリスとMVS。

ビスマルクを始め、大半のラウンズをこの機体で撃破し、最後は紅蓮聖天八極式とダモクレス内部で一騎打ちの末に大破した。

この度、ROBOT魂にもラインナップされ発売になったが、まさかの品切れが続出。現在入手困難な状態である。





追記・修正はラウンズを無双してからお願いします。

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最終更新:2023年08月06日 00:44