エムリット

登録日:2011/06/28 Tue 19:44:05
更新日:2024/01/01 Mon 00:58:49
所要時間:約 4 分で読めます





■データ


全国図鑑No.481
分類:かんじょうポケモン
英語名:Mesprit
高さ:0.3m
重さ:3.0kg
タマゴグループ:未発見(性別不明)

タイプ:エスパー
特性:ふゆう(じめんタイプの技と「まきびし」「どくびし」「ねばねばネット」「特性:ありじごく」「各種フィールド」が無効)

HP:80
攻撃:105
防御:105
特攻:105
特防:105
素早さ:80
合計:580

努力値:攻撃+1、特攻+1、特防+1


■概要


大昔にアルセウスの手により作られたタマゴからユクシーアグノムと共に産まれたとされる伝説のポケモン

ピンク色の妖精のような姿をしており他の2匹同様額には赤い結晶が付いている。

「感情」を司る神であり、人々に「生きる喜び」や「死の悲しみ」といった「感情」という概念を与えた存在とされる。


エムリットに触れた者は3日にして感情が無くなってしまうという。アカギディアパルよりもこいつを利用するべきだったんじゃ…


余談だがユクシー・エムリット・アグノムの英語の頭文字を並べると、
「UMA(未確認生物を意味する和製英語「Unidentified Mysterious Animal」の略称)」となりそのまま3匹の通称となっている。
ポケモン開発スタッフの増田順一もこの呼び方を使っており公式的に認められた通称と言える。


性別はないが、『不思議のダンジョン』シリーズでは女の子のような人格を持っている。


■ゲームでのエムリット


「シンジこ」の中央の空洞で眠りについていたが、ディアルガパルキアの復活の鍵となる「あかいくさり」を作る為にギンガ団に捕獲されてしまう。
「あかいくさり」を作った後は用済みとして解放され「やりのはしら」でのイベント終了後に再び「シンジこ」で登場し捕獲が可能。レベルは50。

ただし他のUMAと違って最初に出会った直後に逃げてしまい、以降はシンオウ地方の各地を逃げ回る徘徊系の方式となっている。
その為捕獲は難しい。

因みに逃げる直後にポケモン図鑑へ姿だけは登録される為全国図鑑の入手が目当てなら態々追いかける必要は無い。


ORASでは「おおぞらをとぶ」で行くことができる「未知の洞窟」に出現する。
出現時間は日中(4時~19時59分)の10時間。


USMではウルトラスペースゼロの滝ステージでUMA全てを捕獲できる。


■対戦でのエムリット


攻撃・防御・特攻・特防が全て同値の105と全体的にかなりバランスの良い能力を持つ準伝説。
ただし素早さは80とUMAの中では最鈍。

技も一通り揃っており、その能力と合わせてオールマイティーな活躍が可能。


…と思いきや、むしろそのバランスの良さが仇となり、
基本的に何をやらせてもアグノム、ユクシー、クレセリアランクルスといった他の単エスパーの劣化になりがち…

所謂典型的な「器用貧乏」で、一般的に伝説のポケモンの中でもかなり不遇な部類と認識されている…
伝説版カメックスとでも言うべきか…


だが腐っても伝説のポケモン。
なんだかんだ言っても高種族値には変わりなく、基礎スペックもそんじょそこらのポケモンより高い為、
この手の劣化ポケモンにありがちなように劣化を気にしなければ普通に強い。


他の器用貧乏組同様に型が多く、物理アタッカー、特殊アタッカー、物理受け、特殊受け、スカーフアタッカー、サポーターと、
一通り何でも出来る為型がかなり読み辛いのも利点。
このおかげでいざ出てこられると意外に対処に困るポケモンでもある。

他のエスパーには使えない「あまえる」や、BWから強化された「いやしのねがい」、UMA唯一の使い手「れいとうビーム」辺りも差別化として備えており、油断はならない。

不遇呼ばわりされてるからと舐めてかかると痛い目を見るだろう。

…ただ根本的な問題として前述の通り徘徊系の為厳選が異様に大変という欠点が…
確かに意外と出来る娘なのは事実だが、厳選難易度の割に合っているかと言われると…
そう考えるとやっぱり不遇で、結局のところ本気で使うには「愛」が必要なポケモンだろう…

しかし、BW2にてシンボルエンカウントが可能となり、これにより、厳選難易度が下がった。

とあるイベントの進行と被るとエンカウント場所が場所なせいでラスボスにしか見えないが……。

Pokemon GOでのエムリット


期間限定の伝説レイドに出現するのは他の伝説のポケモンと同じだが、エムリット含む3匹には決定的に異なる点が存在する。
それは地域によって出現するポケモンが異なるという点。エムリットの担当はヨーロッパ、中東、アフリカ、インド。

リモートレイドパスの登場により、日本にいてもエムリットやアグノムに挑戦できるようにはなったとはいえ、現地からレイドに招待してくれるフレンドがいなくては挑戦できないという点、そして日本と現地の間の時差という2つの高いハードルが今なお存在する。
ちなみに例としてイギリス・ロンドン(GMT、グリニッジ標準時)と日本(JST、日本標準時)の時差は9時間。つまりロンドンでの水曜日の午後6時は日本では午前3時。普通の日本人は夢の中な時間帯である。
さらにややこしいことに場所によってはサマータイムが存在するため、ロンドンの場合夏期にはもう1時間ずれて時差は8時間に。

これらの障害を乗り越えてレイドに挑戦し、レイドバトルに勝利し、さらにゲットチャレンジを成功させてようやく手に入るというのが現状となっている。


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最終更新:2024年01月01日 00:58