ブレスオブファイア

登録日:2011/01/20 Thu 00:32:05
更新日:2024/04/23 Tue 17:01:06
所要時間:約 3 分で読めます




ブレスオブファイア、および、同シリーズはカプコンから発売されたRPGである

プラットフォームは
Ⅰ、ⅡはSFC、GBA
ⅢはPS、PSP
ⅣはPS、PC
ⅤはPS2で発売されている

後者は移植で、追加要素があったとしてもおまけ程度なので、基本は移植の方をプレイしても問題無い

シリーズ共通のテーマとして、大いなる力を持つ「竜」が物語のキーパーソンとなっている
世界感として、人間の他に動物と人間が合わさったような獣人が全作共通で出て来る
また、主人公の名前はリュウ、ヒロインの名前はニーナで固定されている(すべて別人)

また、王道RPGに見えながらも重いストーリーが用意されているのも特徴。
特に後期シリーズ(4・5)では顕著。


【以下、シリーズを簡単に紹介】

その旅で、君は君を超える

  • ブレスオブファイア~竜の戦士~
※CMソング:Toshi with ナイトホークス「Breath of fire」(Running Wildのサビ差し替え)
記念すべき一作目
主人公のリュウは平和を望む白竜族の少年で、故郷ドラグニールで平和に暮らしていたが、ある日不思議な夢を見て目が覚めると、村が黒竜族に襲われていた
竜の力を封印していた白竜族は抵抗できずに壊滅してしまう

リュウは、失われた竜の力を取り戻し、仇を取るために旅立つ


どうか私に、力をください・・・

※CMソング:渡辺未央「終らない愛」
二作目、Ⅰの頃から数百年経った時代の物語
リュウは小さな村で父親と妹と教会で暮らしていたが、ある日、父と妹が居なくなり、村の人達は誰も自分を覚えていなかった
意味が分からず自分の家に戻ると、みなしごとして扱われた
その夜、同じく教会に泊めてもらっていた犬族のボッシュと真実を見つけるために旅立つことを決める。
しかし、村を出た直ぐの洞窟で巨大な化け物に襲われる
だが化け物は不思議な言葉を残し、リュウとボッシュを殺さなかった

そして、それから10年の月日が経った時より物語は始まる


この物語を、竜に捧ぐ

CMソング:SOPHIA「街」 EDテーマ;海田明里・青木佳乃「Pure Again」
Ⅱから更に数百年後~千年後。前作と繋がりはあるが、文明は一度滅んでいる為、直接な繋がりは少ない。
とある鉱山から見つけだされた鉱石
その中には、絶滅したと思われていた小さな竜が入っていた
竜は自由を取り戻したが、直ぐに捕まり、檻の中に閉じ込められてしまう
しかし、その檻は途中で崖に落ちてしまう
そして、檻から出て来たのは小さな少年だった
自分が何物なのかすら分からない少年は、レイという虎人の青年に拾われた


逃げては、いけない

  • ブレスオブファイアⅣ~うつろわざるもの~
※CM・EDテーマ:青木佳乃「ゆめのすこしあと」
四作目、Ⅲまでは同じ世界を舞台にしていたが、今までとは時代背景が異なる
シリーズ中群を抜いて鬱なことで有名。
終盤のダンジョンで起きるとあるイベントがトラウマになったプレイヤーも多い。

竜とは神と同義でありこの世界を見守るものである
その竜の化身がリュウ、フォウルという二人の人物になり、地上に現れた
フォウルは明確に自身の目的を把握しており、ヒトが存在するに相応しいかを見極めようとする
しかし、リュウは自分が何者か分からず、自分を探す旅に出る
物語は、この二人を交互に追っていくことになる


世界に従うか、自分に従うか

※CM・EDテーマ:鬼束ちひろ「Castle・imitation」(オリジナルバージョン)
五作目、今までと雰囲気を一新したせいで、あまり人気が出ずにシリーズ最終作となった

遥か昔、地上は劣悪な環境に置かれ、人々は逃げるように地下で暮らすようになった
そこでは人は潜在的な能力を測定され、D値と呼ばれる数値で人種分けされていた
D値落ちこぼれのリュウ1/8192は、相棒のボッシュ1/64とともに資材移動の仕事を引き受ける
その仕事は、簡単な仕事のはずだった…

このゲームでの竜は人を管理する「プログラム」である。
ゲーム自体は(Ⅴを除き)シンプルなRPGだが、その世界感を好むファンはかなり多かった
しかし、Ⅴの舞台が地下、しかも今までのファンタジー感の低下、リュウの相棒として人気の高かったボッシュのDQN化、人気のミニゲーム釣りの廃止等が重なり、人気が低迷してしまう
これらのこともあってか海外版はナンバリングを外されており、事実上外伝という扱いになっている。
反面、独特の世界観やシナリオ、ストイックなゲーム性から肯定派に絶賛されており、恐ろしく評価の別れる作品とも言える
中には「ワンコインで買える神ゲー」と呼ぶ人も

システム等がかなり複雑で面倒だが、空を目指すという目的を達成したときの充実感はひとしおである

未だ最新作は作られてない(携帯アプリにはあるが)
最新作は作られていない
大事なことなので二回言いました


注:4までのシリーズ皆勤のザコキャラとして、かの”G”が登場し続けるのは有名な話。
しかもグラフィックがやたらにリアル。昆虫図鑑を片手に書いていたのかはさだかでないが、明らかに力の入れどころを間違っている。


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最終更新:2024年04月23日 17:01