鳥取県

登録日:2010/09/07(火) 05:23:34
更新日:2018/08/17 Fri 16:05:38
所要時間:約 7 分で読めます




中国地方北東部、山陰地方東部にある県。

県名の由来は、古事記に書かれている、ある口がきけない皇子が美しい白鳥を見つけて感動のあまり声を発したことに喜んだ天皇が、
その白鳥を捕まえた男に鳥取造(ととりのみやつこ)の名を与えた逸話から。


自他ともに認めるド田舎。
そして日本一人口の少ない県である。
逆に他の山陰の島根県と同じく、その人口の少なさから、貧富の差や治安の悪さといった都市特有の弊害は非常に少ない。

山あり海ありの豊富な自然が特徴。

鳥取県と言えば、日本一の規模を持つ観光砂丘である鳥取砂丘が有名だが、ほとんどの県民にはぶっちゃけただのデカい砂浜でガッカリ観光地扱いされている。
だからと言って砂丘に落書きする等しては絶対にいけない(うっかりそれをしてしまった某番組は、DVD化の際その部分をオールカットする羽目になった)。

また中国地方最高峰の大山も有名。
春はハイキングや山菜採り、夏は登山、秋は紅葉、冬はスキーと1年を通して県民県外民問わず親しまれている。


また災害にも強く、台風は中国山地に遮られてほとんど直撃せず、全体的に砂地が多いためか大雨による浸水等の水害もほとんどないし、火山もない。
(大山は地質的には火山だが噴火記録がない)
ただし地震は勘弁な。
また2011年正月は記録的な豪雪で半死半生になった。
主な名産品は梨、砂地を生かしたスイカや長芋やらっきょう、また魚やカニなど日本海の豊富

よく隣の島根県とごっちゃにされるが、

  • 出雲大社や石見銀山や安来節や鷹の爪団などあるのが島根県

  • 砂丘や、水木しげるロードがあるのが鳥取県

という感覚でいい。
ぶっちゃけ島根より地味。

交通網が未発達なため、県内のつながりが弱く、鳥取市を中心とする東部、米子市を中心とする西部は、お互いほとんど別の県のような意識を抱いている。
米子市にいたっては、県庁所在地の鳥取市より、すぐ近くの島根県の方に親しみを感じている節さえある。

地味な存在ゆえ、アニメの舞台になることなどまずない。(最近ノリにのってきた桜庭一樹の「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」がアニメ化すればあるいは…)
と思ってたら、2013年にFree!で岩美町が舞台として使われた。
また、わかりづらいがテレビ版「機動戦士ガンダム」第13話の舞台は鳥取県と言われている。
(この話はアムロ・レイが故郷の母に会いに行く話であり、テレビ版の彼は鳥取県出身ということになる)

一応映画では妖怪大戦争などがある。


●鳥取県のアニメ事情
NHK鳥取と日本海テレビ、BSS、山陰中央テレビの5チャンネル。
大抵の一般向けアニメは見れるが、田舎らしく局も時間帯もバラバラで1週遅れが普通。

例:土曜日の朝にBSSでプリキュア、金曜日の夕方に山陰中央でスーパー戦隊、火曜日の夕方にBSSで仮面ライダーなど

しかし最近では日5枠はリアルタイムで放送したりと努力は見られる。

深夜アニメに関してはBSSの月曜深夜のけいおん!!枠がせいぜい。ちなみにその前は都会ではとっくに終わってるマクロスFを放送してた。
なおけいおん!!終了後はしばらくNHK以外では無かったが、ハンタなど本当に少しずつだが復活しつつある。
ちなみにその裏の日本海テレビでは、
パッション屋良がアイドルとかAV女優とかといろんな企画に挑むローカル番組「おとなのびっくりハイスクール」が放送されていた。(現在は終了)


大手アニメショップの参入は遅れており、ホビーショップなどが代わりを果たしていたが、
最近ようやく米子市にアニメイトが来た。
サティの一角のささやかなものではあるが。



●鳥取県出身の有名人
水木しげる(妖怪)
石破茂(政治家)
青山剛昌(漫画家)
土山しげる(〃)
谷口ジロー(〃)
沢田研二(ミュージシャン)
宮川大助(漫才師:宮川大助・花子)
錦織敦史(アニメ監督)
近藤孝行(声優)
有本欽隆(〃)
下田麻美(〃)
吉田麻子(〃)
若林直美(〃)
イモトアヤコ(珍獣ハンター)
琴桜(前佐渡ケ嶽親方。故人)


●主な観光・レジャースポット
鳥取砂丘(鳥取市)
大山(大山町など)
大山滝(琴浦町)
浦富海岸(岩美町)
皆生温泉(米子市)
三朝温泉(三朝町)
三徳山三仏寺投入堂(三朝町)
水木しげるロード(境港市)
ジャスコ(鳥取市、日吉津村)


●主な民話

古事記にある伝承。
詳しくはリンク先で。

  • 湖山長者
ある田んぼをたくさん持っていた長者が、広すぎて田植えが終わらなかったために扇子を振って太陽を戻して終わらせるが、
翌朝、田んぼはすべて大きな池となっていた話。
この池が現在の湖山池。

  • 人形峠の化け物退治
ある峠に化け物(蜘蛛のものと蜂のものの2バージョンがあり)が現れ、旅人を襲っていた。
そこで勇敢な若者が藁で作った人形を囮にして化け物を退治した。
このことから以後この峠を人形峠と呼ぶようになった。

  • 投入堂伝説
役行者が神仏の導きにより三徳山に寺を建てることになった。
役行者はぽっかり空いた洞窟に目をつけるが、そこに建てさせるのは容易ではない。
そこで麓に寺を建てさせると神通力で寺を小さくし、洞窟に投げ入れて再び大きくした。
これが投入堂である。

  • 秀吉の鳥取城兵糧攻め
信長の命により中国地方を攻めていた秀吉だが、
鳥取城攻略の際に黒田官兵衛の進言で、鳥取城を包囲し兵糧の流入を全て断った。
餓死者が出始めた鳥取城内は粟、稗から木の実、草の根、馬、犬などありとあらゆる物を食い尽くした末に、死者の肉さえも奪い合う飢餓地獄と化し、
約3ヶ月後に遂に城主の吉川経家は開城して自刃した。




●余談

ちなみに鳥取県には上記の民話の他に、


~むかしむかし、

<ヽ`∀´>「ウリナラの山はとても立派ニダ。世界一ニダ」
と思っていた高麗の人(神の場合も有り)が、

<ヽ`∀´>「イルボンにはショボい山しかないニダ。この山を見せて自慢するニダ」

と船に山を乗せて、今の鳥取県西部の海岸に着いたところ、
おりしも曇っていた空が晴れ、伯耆富士の別名を持つ大山(だいせん)が姿を現した。
これに驚いた朝鮮人、

<ヽ`∀´>「イルボンにこんな山があるとは聞いてないニダ!笑われる前に帰るニダ!」

と慌てて帰るが、慌てすぎて山を置き忘れてしまった。
それで地元の人たちからこの山は高麗山と呼ばれるようになったとさ。~

と言う朝鮮人壮絶自爆伝説が残されている。


現在は地理上では孝霊山となっているが、
(第7代天皇、孝霊天皇が伯耆国の村から朝妻姫を娶るが、残してきた母親が心配で里帰りした朝妻姫が恋しくて天皇が訪れた際、
地元の人々が慌ててこの山の山頂に宮殿を建てた伝説がある)
年寄りは高麗山や唐山(からやま)と読んだり、かつてこの麓のあたりが高麗村と呼ばれていたり、電柱の識別票にも高麗山となっていたり、
朝鮮をにおわせるものが多い。

たわいもないおとぎ話ではあるが、昔から朝鮮人嫌いだったんだろうなあ……


また、かつて孝霊山は大山よりも背が高かったが、それを鼻にかけ、ことあるごとに大山をチビチビとバカにしていた。
ある日、とうとうブチ切れた大山が、孝霊山の頭をブッタ斬ってしまい、以来大山が山陰の最高峰になった…という伝説もある。


●交通

県庁所在地の鳥取市にある鳥取駅周辺の列車は、ディーゼル。

つまり、鳥取県の鉄道の殆どは非電化。(伯耆大山~米子は電化されている)
県民も「電車」と言わずに「汽車」と口にする。
もちろんSL的な見た目ではなく、外見は普通の(他県の)電車と同じである。

JRは山陰本線境線因美線
私鉄(第三セクター)の智頭急行と若桜鉄道がある。

智頭急行は早い話しが対鳥取の高速鉄道路線であり
京都~鳥取を結ぶ特急「スーパーはくと」や岡山〜鳥取を結ぶ特急「スーパーまつかぜ」が走っている。

一方若桜鉄道は完全なローカル線である。

バスは青い車体が特徴の「日ノ丸自動車」(東京の日の丸自動車とは別)と赤い車体が特徴の「日本交通」といずれも我が国を象徴した名前を冠している。


追記・修正お願いします

この項目が面白かったなら……\ポチッと/