東急東横線

登録日:2009/11/12(木) 01:54:30
更新日:2024/03/04 Mon 20:01:41
所要時間:約 16 分で読めます




東急東横線とは、東京都の副都心である渋谷と神奈川県第1の都心横浜を結ぶ、東急電鉄の路線である。
路線記号はTY


概要

東急電鉄の名実ともに主力路線で、住宅地を通っており、渋谷~横浜という二つの大ターミナル駅を結んでいることもあり、長さの割に利用者がやたらと多く、通勤時間帯はもちろん日中も客足は絶えない。
その利用者数はJR九州とJR四国の全路線がまとめて束でかかっても全長わずか25kmの東横線1路線に勝てない、と言えばその凄さがお分かり頂けるだろうか。

しかし、これだけ利用客が多いにもかかわらず、早くに全列車が10両編成で統一された田園都市線とは異なり、長らく8両編成での運転だった。
これは地上時代の渋谷駅の容量の関係が大きかったとされる。
現在は優等列車については10両編成化が進んでいるほか、各駅停車のみが停車する駅に関しても、非常時に備えてホームが拡張されている駅がある。

2004年2月のみなとみらい線直通運転開始に伴い、横浜駅~桜木町駅の廃止、反町駅~横浜駅の地下化が行われた。事情が事情とはいえ大都市圏に立地する大手私鉄の本線が廃線になるのは極めて異例。

2013年からは東京メトロ副都心線との直通運転を開始し、これに伴い副都心線経由で西武池袋線東武東上線への乗り入れを開始した。これに伴い永らく実施していた日比谷線との直通運転が廃止された。

2023年からは東急新横浜線経由で相鉄線への乗り入れも開始した。

通勤時間帯の乗車率が半端でなく、朝の急行や通勤特急だったりすると編成や1両あたりの定員が少ないという補正があるがJR東海道線を上回ることも。
筆者としては日吉~武蔵小杉の辺りが一番辛い。
混雑対策のために旧目蒲線の輸送力強化を目的に目黒線の複々線化や編成増結が行われたが、それでもなお非常に混雑している。

また、東急新横浜線開業と同時に全線でワンマン運転を開始した。当面は車掌乗務列車と混在となる。

運行形態

日中は特急は毎時4本。東武東上線直通森林公園行きが毎時2本、西武池袋線直通飯能行きと小手指行きが毎時1本ずつとなっている。
急行は渋谷〜日吉が毎時6本、日吉〜元町・中華街が毎時4本。2本は日吉から東急新横浜線・相鉄新横浜線に直通する。
内訳は渋谷〜元町・中華街が毎時2本、和光市〜元町・中華街が毎時2本、和光市(一部池袋)〜相鉄線直通湘南台が毎時1本、東武東上線直通川越市(一部志木)~相鉄線直通湘南台が毎時1本となっている。
各駅停車は毎時8本。
内訳は渋谷〜元町・中華街、池袋〜元町・中華街、和光市〜元町・中華街、石神井公園〜元町・中華街が全て毎時2本ずつである。

列車種別

特急

主要駅停車の東横線・みなとみらい線における最上位種別。東横特急という愛称及び商標がある。
西武池袋線or東武東上線内は快速急行、副都心線内は急行となる列車は「Fライナー」(表記はF特急)と呼ばれ、日中はこの形態での運用が中心となる。
FライナーのFはFast(速い)、Fukutoshin(副都心)、Five(西武・東武・メトロ・東急・横浜高速鉄道の5社)に由来しており、各線ごとで種別が変わる速達列車を分かりやすくするために名付けられた。

通勤特急

その名の通り平日朝と夕方~夜に運転される。
最大の特徴は、同じ運転時間帯で上下線両方共運転される点である。東京都心や横浜都心双方で需要がある、東横線特有の路線事情が垣間見える。

急行

終日にわたり運転される優等種別。特急が登場するまで長らく東横線唯一の優等種別だった。
停車駅はかなり多く、2駅以上連続で通過する区間が菊名~横浜間(4駅通過)しかないことから、「隔駅停車」と揶揄されることもある。
渋谷まで特急から逃げ切る。ただし、日中は副都心線内各駅停車となるので、東新宿で後続の特急(副都心線内急行)に抜かれるので注意。それでも日中は特急と急行が交互に運転される為、使い勝手は非常に良好である。
2023年3月18日からは東急新横浜線・相鉄新横浜線直通列車としても運行され、自由が丘で後述のS-TRAINに抜かれる列車も登場した。
また、同年8月10日からは平日夕ラッシュ時の下りで座席指定車両の「Q SEAT」の運用を開始。すべての途中停車駅が乗車・降車のどちらも可能で*1、みなとみらい線内は乗車券のみで利用可能。
なのだが、先行した大井町線に比べて利用客がかなり低迷しており、半額やドリンクプレゼント等あの手この手のキャンペーンを実施している。せめて副都心線始発であれば…

各駅停車

全列車8両編成。
自由が丘と菊名で各停と急行、通勤特急、特急の待ち合わせがある他、特急と通勤特急は渋谷でも各停との接続(多くは渋谷発着)がある。一部の各停は元住吉や祐天寺で通過待ちをすることもある。目黒線延伸前には日吉での待ち合わせもあった。

ちなみに特急が無かった頃は、優等は急行一本だったため、終着まで先行する各駅停車もあった。

S-TRAIN

2017年3月から運行を開始した座席指定有料列車。
同線内では土休日限定運用で、運転区間は最長でみなとみらい線元町・中華街~西武秩父間の運行となる。
列車の性質上、東横線内のみでの利用は不可能。
また通過駅のうち特急停車駅は客扱いを行わない運転停車をする。


車両

自社車両

●5050系
8両編成。
東横線生え抜きの車両で、上部ラインカラーはピンク。
田園都市線の5000系・目黒線の5080系とは同じデザインをもつ兄弟。
上記2種と異なり、新製時から行先・種別表示器がフルカラーLEDとなっている。
車内は暖色系。
5169F以降は新製時からメトロ・東武・西武への直通に対応しているが、中間車の一部は後述の5000系と同様、5000系2次車から抜き出して組み込んだため、当初は種別表示が幕式で行先表示が3色LEDになっていた。
2013年製造分のサハ5576はサスティナ試作車として車体構造と内装も一部異なっており、誰が呼んだか平成版デハ8400。
元住吉追突事故代替の5177Fからは内装デザインが変更され、5000系の6ドア車代替の中間車と同様になった。
2020年からは一部の編成が10両編成化され、次述の5050系4000番台に編入された。

●5050系4000番台
10両編成。
車両には4000番台の数字しか書かれていないが、4000系ではなく5050系の中の4000番台である。
5050系が増備され、5080系と番号が重複する可能性があるとしてこの番号となった*2
外見は5050系と変わらないが、内装の網棚が板型に変更され、車内LCDも15インチから17インチに変更されており、8両編成にも5175Fから反映された。
また、1編成のみ渋谷ヒカリエ1周年記念特別列車の「Shibuya Hikarie号」となっている。
車体や内装のデザインが従来車とかなり異なっているが、運用自体は他の車両と区別されていない。

●5000系
8両編成。
田園都市線の5000系に6ドア車があった頃、6ドア車を抜かれた編成が東横線に転属した姿。
上部ラインカラーも緑からピンクにしたため外からだとほとんどわからないが、車内が寒色系のままである。あと座席がちょっと固い
こちらも中間車の一部は5000系2次車が組み込まれている。

乗り入れ車両

●横浜高速鉄道Y500系
8両編成。
東急5000系2次車がベース。
見た目は東急とほぼ同じだが、塗装が青基調となっており、内外装には横浜を代表するスカーフ・操舵輪の意匠が入っている。
Y517Fのみ元東急5050系のため、外見は同じでも他の車両と行先表示器等が異なる。(内装は譲渡後に他のY500系と同様に変更)
2013年から1編成が毎年プロ野球シーズン中に「横浜DeNAベイスターズトレイン」として運行される。
運用上も東急の車両と共通扱いで、所属も東急元住吉検車区となっている。

●東京メトロ10000系・17000系
東京メトロ副都心線の車両。
10000系は10両編成だが、8両編成が不足した時に中間車2両を抜いて代走することがある。
17000系は8両編成と10両編成が存在し、8両編成は80番台に区分されている。

●西武6000系・40000系
西武池袋線の車両。
40000系はデュアルシートが採用され、座席指定列車のS-TRAINで運用されている。
6000系と40000系50番台はロングシート車で、一般直通列車に用いられる。
40000系は10号車の座席が少ないため、その旨がアナウンスされることも。

●東武9000系・9050系・50070系
東武東上線の車両。
どれも10両編成。
9000系は東急線で運用される唯一のチョッパ制御車となっている。

●相鉄20000系
相模鉄道の車両。
10両編成。
ネイビーブルー一色の塗装が特徴。
ダイヤ乱れ等には元町・中華街駅までの運用に入ることもあり、相鉄の電車が東急、東急の電車が相鉄の横浜駅にそれぞれ顔を出すというカオスな事態に。

過去の車両

○9000系
1986年に登場。
関東の大手私鉄では初めて本格導入されたVVVFインバータ車でもある。
内装は車端部のクロスシートや次駅案内表示器など当時としては画期的な装備を付けていた。
田園都市線に走っていた2000系(現:9020系)は兄弟車両。
5000系列の導入に伴い、副都心線直通直前の2013年に撤退。全車大井町線に転属した。

○8000系
1969年に登場した東急初の20m4ドア車で、日本で初めてワンハンドルマスコンを採用した量産車両。
一部の編成は更新工事が実施され、赤と黒の前面塗装から「歌舞伎」の通称で親しまれた。
東横線と大井町線で長く活躍していたが、2008年1月に東横線でさよなら運転を行い、大井町線からもその1ヶ月後に引退した。
一部の車両は伊豆急行やインドネシアに譲渡され、JR伊東線と伊豆急行線、およびジャカルタで第2の人生を送っている。

○8090系/8590系
1980年に登場した日本初の軽量ステンレスカー。
コンピューターを使った有限要素法を使った設計で*3、従来車よりも8%の軽量化に成功した。
1988年からみなとみらい線の開業準備として、先頭車を貫通扉付きとした8590系が登場し大井町線の転属を筆頭とした組み替えも行われた。
5050系の導入に伴い2006年に撤退し、田園都市線へ転属した。
ちなみに前面デザインは当初、丸みのある2枚窓のものも提案されてたが例によって却下となり、ボツとなった案の一つは伊豆箱根鉄道の5000系に流用されている。
一部の車両は秩父鉄道と富山地方鉄道に譲渡されている。

○8500系
ミスター田園都市線こと8500系もかつて運用されていたのをご存じだろうか。
旧新玉川線区間開業時の暫定運用として投入されたのが始まりで、8000系を中間に組み込んで運用されたこともある。
この導入経緯から東横線の側面方向幕が用意されておらず、種別のみを出して運用されていた。
9000系の導入に伴い1989年までに撤退。

○1000系
日比谷線直通用の初代7000系置き換えのために導入された。
基本設計は9000系と共通しているが、初代7000系と同じく日比谷線の車両限界に合わせて18m3ドアとなっていた。
中目黒~菊名間・日比谷線の中目黒~北千住間で運用されていた。
日比谷線直通撤退後は一部編成が改造を受け、池上線東急多摩川線に転属している。
これ以外の車両は過去の東急車同様、全国各地の中小私鉄に譲渡されている。

○3000系
目黒線の顔としてお馴染みの形式だが、1次車のみ製造当初は一時的に東横線で8両編成を組み運用されていた。
その後営業開始から1年を経たずに東横線から撤退し、6両編成に組み替えられた上で目黒線へと転属したが、その後も一度だけ臨時列車として東横線に乗り入れている。

○東京メトロ03系
日比谷線の車両で、菊名まで乗り入れていた。
なお、日比谷線用の車両が鷺沼検車区へ検査で入線する際は当路線経由*4となっている。
そのため、相互直通終了後に導入された東京メトロ13000系が東横線を回送で走行することがある。

○東京メトロ7000系
副都心線開業とともに8連・10連共に乗り入れを開始。
10000系に似たカラーリングに変更されていた。
17000系の導入に伴い2022年4月で全車引退。


駅解説

  • 渋谷(TY01)
東横線の始発にして東京メトロ副都心線との境界駅。
田園都市線、JR山手線埼京線湘南新宿ライン東京メトロ銀座線半蔵門線京王井の頭線乗り換え。
副都心線直通に伴い、ホームの位置が地上2階から地下5階へと変更された。
地上時代は田園都市線・半蔵門線との改札内乗り換えが出来なかったが、地下化により改札内での乗り換えが出来るようになった*5
因みにガメラ3ではギャオス・ハイパーがガメラに撃墜され駅に墜落した上にトドメの一撃を放たれ駅は壊滅した…

  • 代官山(TY02)
渋谷駅に向かう坂の途中にある駅。地下化前は上り坂だったが、副都心線直通開始時に途中から下り坂に一晩で付け替えられた。
ホームは8両分しかなかったが、2016年ごろに10両編成分に延伸。
この延伸部分は非常時に10両編成の電車が停車する為のもので、各駅停車しか停車しない駅全てに設置された。その為ホームドアは設置されず、普段は閉鎖されている。
周辺は中目黒と並ぶオシャレタウン。つまりヲタには用がない駅

  • 中目黒(TY03)
2面4線式のホームで、中2線に日比谷線が乗り入れるため対面乗り換え可能。
東横線にはホームドアが設置された。
渋谷寄りには桜の名所である目黒川が下を流れており、ホーム上から桜が良く見えるが、ホームドアがあるとはいえ運行上の安全確保のため当該時期には警備員が常駐している*6

  • 祐天寺(TY04)
元は2面2線の相対式ホームだが、真ん中に上下共用の通過線を設けた駅。
通過線は基本上り列車が使用。
鉄ヲタ御用達の名物カレー屋「ナイアガラ」最寄り駅。以前はほんとに駅の高架下建物にありすぐ近くだったのだが、現在は移転して駅からちょっぴり歩くところに店を構えている。

  • 学芸大学(TY05)
学芸大学附属高校は当駅最寄であるが、東京学芸大学は移転済。
そのため間違って来る人もいるのでは?の意見もあり、東急も1999年に周辺住民に駅名変更の是非を問うが過半数以上が「変更反対」と結果が出たので2023年現在に至るまで存続している。
(1999年時点で)40年以上使われてきた駅名で地名としても定着しているので変えてほしくないとの事。

  • 都立大学(TY06)
都立大学は(ry
学芸大学と違って近くにあった都立大学附属高校が改称したため全く名と実が伴っていない駅名となっている。
尤も都立大は首都大に変わったので間違う人は少ない…はずだったが、再び都立大に名称を戻したので問題が再発した。
ここも学芸大学と同じ様に駅名変更の是非を問いているがこちらも同様の理由で変更されていない。
ミニにタコ騒動が誕生したのもこの駅である。

  • 自由が丘(TY07)
大井町線乗り換え。
前述の通り、各停が待ち合わせする。
周辺はおしゃれタウンで(ry

  • 田園調布(TY08)
目黒線(目黒方面)乗り換え。
ここから日吉まで東急目黒線と方向別複々線で併走する。
因みに目蒲線時代は線路別複々線だった。
トンネル駅であるが東急創業の地であり、当時の駅舎が復元されて設置されている。

  • 多摩川(TY09)
東急多摩川線乗り換え。
急カーブ上にホームがあるため、通過列車も結構速度を落とす。

  • 新丸子(TY10)
武蔵小杉に近いせいでそちらに流れがちな上、多摩川も近いことから駅勢圏も狭まってしまい東横線内では利用客が少ない…がそれでも対岸の多摩川駅より多い3万人近い乗降客なのが東横線の恐ろしい所。

JR南武線横須賀線・湘南新宿ライン乗り換え。
隣の新丸子駅と異様に近く、ホームの端から見える。
元住吉駅発着だった列車の大半は、高架化後は当駅発着に変更となった。元住吉検車区にはここから一度目黒線の線路に渡った上で入線する。
新横浜線開業後、JRに次いで当駅にも相鉄線直通電車が顔を出すようになった。

  • 元住吉(TY12)
菊名・自由が丘よりは少ないが、終日に渡り当駅で通過待ちを行う列車が存在する。
元住吉検車区の最寄り駅だが、構造上当駅からは入線できず、高架化後は当駅発着の列車が激減。しかし、現在でも初電と終電だけは当駅発着で残されている。

  • 日吉(TY13)
東急新横浜線横浜市営地下鉄グリーンライン乗り換え。
一部列車は東急新横浜線に直通する。
慶應義塾大学日吉・矢上キャンパス、高校、普通部の最寄駅でもあるので朝は通勤客と学生が入り混じって若干カオス。駅周辺は正に慶應の大学城下町となっている。
実は東急初となる二手に分かれる駅名標が設置された駅である。
特急の運行開始前は急行と各駅停車の接続が行われ、また引き上げ線は主に日比谷線直通列車の折り返しに使用されていた。
しかし東横特急の運行が開始されると、緩急接続は主に自由が丘駅と菊名駅で行われるようになり、かつての待避線と引き上げ線は目黒線の設備に転用された。

  • 綱島(TY14)
かつては温泉地であり、東京の奥座敷と呼ばれていたが今はすっかりベッドタウン。
綱島街道を挟んですぐの所に東急新横浜線新綱島駅がある。
綱島温泉でも有名だが、新綱島駅建設に際し閉鎖され建物も姿を消している。

  • 大倉山(TY15)
港北区役所最寄駅なので区の代表駅とも言えるが、優等列車は止まらない。しかも工期その他諸々の事情で東急新横浜線が駅の真下付近を通るもののこちらに駅は建設されなかった。
ちなみに神戸市営地下鉄西神・山手線にも同名の駅がある。

  • 菊名(TY16)
JR横浜線乗り換え。かつては新幹線乗り換えのアナウンスもあった。
過去に走っていた日比谷線直通電車はここで折り返しており、その流れを引き継いで当駅で折り返す各駅停車が設定されている。
しかし、2023年3月18日ダイヤ改正で菊名折り返し列車が東急新横浜線直通列車に変更されたため、その数は当時に比べ激減している。
自由が丘と同じく、各停が待ち合わせする。
ホームの番号は横浜線との連番になっているため1番線と2番線がなく、3番線から6番線となっている。
かつては待避駅にも関わらずドアカットをしていた。
ホームの構造から、女性専用車両が横浜寄りの先頭車である8号車に設定された際は当駅で特に混乱が生じ、5号車に変更したという経緯がある。

  • 妙蓮寺(TY17)
命蓮寺と読みが同じ事で有名?
踏切を渡ってすぐの所に駅名の寺がある。

  • 白楽(TY18)
六角橋商店街の最寄駅。
「TULLY'S COFFEE KU」というタリーズコーヒー、神奈川大学、東急電鉄がコラボしたカフェが併設されている。

  • 東白楽(TY19)
当駅までが地上区間。神奈川大学横浜キャンパス最寄り駅。ごく近くに県立高校が2校ある。
南東約700mの位置にJR東神奈川駅・京急東神奈川駅があるため、乗り換えが出来ないこともなく、実際輸送障害発生時には振替を案内されることも。
白楽駅から横浜駅へ向かうなら「西白楽駅」じゃないのか?と思うかもしれないが、地図を見ると白楽駅から南「東」へ向かっていることがわかる。

  • 反町(TY20)
「そりまち」…ではなく「たんまち」。
元は高架駅だったがみなとみらい線直通に伴い当駅も地下化。
旧線跡は緑道として整備されており、高架橋も一部残されている。
神奈川区役所最寄駅だが、駅が地下にあるため東神奈川駅から歩いた方が便利である。

終着駅でみなとみらい線との境界駅。
JR東海道線(上野東京ライン)・京浜東北線・根岸線・横浜線・横須賀線・湘南新宿ライン、京急線、相鉄本線、横浜市営地下鉄ブルーライン乗り換え。
ホームもコンコースも地下深くにあり、横浜駅元々の複雑さも相まってかなり面倒。
桜木町駅終着時代は2面2線の高架駅で、横須賀線の隣にホームがあった。

  • 高島町
廃線区間その1。
横浜市営地下鉄ブルーライン乗り換え。
島式ホーム1面2線の高架駅で、各駅停車のみが停車していた。
現在も根岸線の車窓からホームを見ることが可能で、東横特急の案内が掲示されている。

  • 桜木町
廃線区間その2。
JR根岸線・横浜市営地下鉄ブルーライン乗り換え。
島式ホームの高架駅で、ホーム番号はJRとの連番で5・6番線が振られていた。
周辺は現在遊歩道として整備中である。


停車駅一覧

●…停車
┃…通過
◇…運転停車
○…下り列車は降車のみ、上り列車は乗車のみ可

駅番号 駅名










副都心線直通
TY01 渋谷
TY02 代官山
TY03 中目黒
TY04 祐天寺
TY05 学芸大学
TY06 都立大学
TY07 自由が丘
TY08 田園調布
TY09 多摩川
TY10 新丸子
TY11 武蔵小杉
TY12 元住吉
TY13 日吉
TY14 綱島
TY15 大倉山
TY16 菊名
TY17 妙蓮寺
TY18 白楽
TY19 東白楽
TY20 反町
TY21 横浜
みなとみらい線直通





追記・修正は飯能or森林公園まで乗り通してからお願いします。


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最終更新:2024年03月04日 20:01
添付ファイル

*1 先行して運用を開始した大井町線系統は、直通先の田園都市線内が降車専用駅。

*2 東急では似たような例として8500系の中間車に0700・0800~で始まる車両が存在した。

*3 先行試作車として中間車デハ8400形が製造され、8000系に組み込まれて運用されていた。

*4 中目黒から東横線~目黒線~大井町線~田園都市線というルート。

*5 逆に地上に駅がある銀座線とは乗り換え距離が大幅に遠くなったが、半蔵門線表参道駅で乗り換えをするほうが便利となった。

*6 ホーム上の撮影行為は注意されるだけでなく、SNS上にもアップしないように警告されることも…