バサルモス

登録日: 2009/06/16(火) 23:49:15
更新日:2023/12/26 Tue 22:34:04
所要時間:約 5 分で読めます






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夜泣く岩石
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モンスターハンター』シリーズに登場するモンスターの一種。


 種族:飛竜種
 別名:岩竜
    桃岩竜(亜種)
危険度:★3


    凸凸
  凸凸凸凹
  凸凸( ゚Д゚) <もくじ
∠凸∪(≡≡)



◆概要

グラビモスの幼体。
普段は背中の甲殻を岩に見立て、擬態しながら地中で暮らしている。

体中から毒ガスを出し、身を守ると共に餌となるランゴスタ等の甲虫を弱らせ、捕食する。その際、餌を周りの岩ごと食べ、その岩も体内のバクテリアで分解してエネルギーを摂取する。
成長するに従い鉱物から摂取するエネルギー比率が増えていくため、グラビモスになる頃には殆ど鉱物しか食べなくなる。
既にグラビームこと熱線を吐くこともできるが、まだ体内の熱量が足りずに不発になることもある。

MHFでは背中から小枝が生えた変わった特異個体も発見された。
が、和んではいけない。ヤツは成体以上に熱線を駆使するバケモノである。

◆MH4


MH4では未知の樹海で擬態するために苔むした姿になった。
また、背中から桃色の結晶が生えた亜種が登場。
こちらが成長すると普通のグラビモスになるのか、はたまたグラビモス希少種になるのかは謎。

◆MHXX


MHXXでは先にグラビモスの復活が発表されていたが、幼体が出ないのもそれはそれで説明しにくいことになるためしっかり復活した。
モデリングはMH4/MH4Gでの苔むした姿のままであり、その姿でMHP2Gの火山や沼地に登場するというなんともミスマッチな通常種が見られる。

◆MHRise



小夜 慈母の馥郁

賊の喧騒に (どよ)む声

石の夜泣きと 下目に見れば

幼竜目覚めて 癇癪おこす

下手打ちゃ(たちま)ち ぺっちゃんこ

MHRiseでは背中の岩が従来のような鋭角的な段々岩ではなくなり、やや丸っこくなった。
新技を引っ提げて復活したものの、グラビモスは登場せず。
…にも関わらず、ハンターノートには「グラビモスの幼体」と堂々と書かれてしまっている。

◆ストーリーズ

MHSTでは通常種、亜種共々オトモンに出来る。
その見た目の通り能力傾向は防御型であり、種固有の絆遺伝子は通常種が防御↑属性耐性↓の「カチコチボディ」、亜種がその逆で防御↓属性耐性↑の「キラキラボディ」のスキルが付随する。
MH4/MH4Gのバサルモスは亜種は勿論通常種もイベントクエストを除き未知の樹海でしか遭遇しないが、MHSTではバサルモス亜種に魅せられた登場人物もおり、地味ながらも待遇はまずまずといったところか。

MHST2でもオトモンに出来る種として続投だが、能力値の仕様の違いから、防御力アップ≒属性耐性アップとなったため、バフスキルは「カチコチボディ」に統一となり、通常種と亜種の差別化要素は初期所持スキルと弱点属性の違いという形に変わっている。

◆主な攻撃

〈バインドボイス〉
通常時、遭遇時に【大】怒り時に【小】を使う。
前者は吠えている時間が長く、ハンターの硬直時間が短いため、殆ど反撃をくらわないが、後者は吠えている時間が短く、ハンターの硬直時間が長いため、次の攻撃をくらう可能性大。
耳栓系スキルをつけておくか、ガードすること。


〈突進〉
少しホーミング性能があるが、予備動作もあり、スピードもないため避けやすい。
さらに走り出しの左足一歩にダメージ判定はない。


〈火炎弾〉
山なりの軌道を描き、着弾範囲が広い。


〈熱線〉
グラビモスのように熱線を放つが、失敗することもある。
昔は失敗の方が多かったが、上位やG級へ行くと成功の方が多い。
さらに上位以降は左から右へなぎ払いもする。
MHRiseでは成功時のみハンター達(盟勇含む)が周囲に警告するので、事前にわかりやすい。
と言うか彼らはどうやって判別しているのだろうか。


〈尻尾回転〉
他の飛竜のように回転する。
意外に範囲が広く、当たっても転ぶだけ。


〈尻尾振り回し〉
突進後にバサルの後ろにいるとよく使ってくる。
初め右に振り、左右に4回振ってくる。
これも範囲が広く、転ぶだけ。


〈ホバリング〉
主にフィールド外に行った時に行う。
着陸地点にいると吹っ飛ばし+若干ダメージ。


〈噛みつき〉
リオレウスリオレイアと同じ。尻尾に吹っ飛ばし判定あり。


〈ガス〉
主に毒ガスを出す。使用頻度は低いが、睡眠ガスや火炎ガスも出す。
上位以降になると腹破壊をした後は、毒ガスが猛毒ガスに変わる。
また、毒耐性スキルをつけていてもガスに当たった時の吹っ飛びは避けられない。
睡眠ガスは当たった後に毒ガスを使ってくるパターンが多い。

全てのガスはガード不可能だが、「ガード強化」をつければガード出来る。

〈潜行攻撃〉
MHRiseで引っ提げてきた新技。
背中を地表に出して地中を泳ぐように突進してくるため、ウカムルバスを彷彿とさせる。バサムルバス


◆狩猟方針

◇MHP2G以前

弱点は龍と水だが、わずかに火も効く。
ただ正直他のモンスターほど属性が覿面というわけでもないため、あまり拘らなくてもいいかもしれない。
部位破壊は腹と尻尾。
腹を破壊した後は、可哀想な程に弱くなる。
ただしMH2以前、及びMHFでは肉質が一切変化しないため、斬れ味の悪い武器ではかなり時間がかかる。
意外に尻尾が切れるが、殆ど攻撃範囲は変わらず、大した物が出るわけではないので狙わなくていい。

他の飛竜に比べると愛らしい外見だが、それに似合わない攻撃力の高さ。
さらに吹っ飛ばし効果がない技が多いため、スーパーアーマーで余裕ですとかやっているといつの間にか体力がなくなっている。
腹以外は攻撃が殆ど弾かれるため、素直に腹を攻撃するか、ガンナーで行くといい。または属性で戦うといい。

あるいはそもそも体力が低いため、爆弾やガンランスの砲撃を駆使するのも手。
特に初代〜MHPまでの沼地*1に出現する個体は特定のエリアから一切移動しないため、
擬態中に爆弾を当てる→エリアチェンジ→擬態するまで待つ→また擬態中に爆弾を当てる……の繰り返しで容易に体力の大半を奪ってしまえる。

めまい状態にさせると、大きく転がった後に風圧【小】を出しながら暴れるので、風圧無効やスーパーアーマーがない限り近づけなくなる。

だが、世の中にはこの動作を見たいがためにめまい状態にさせる人もいるらしい。

弱ると足を引きずるが、頻繁に行わないため見逃しやすい。


◇MH4

肉質の変更や新モーションの追加、破壊可能部位に背中が追加。

弱点属性はこれまでと変わらないが、困ったことに腹が硬化してしまった。剣士で通りやすいのは脚だけ。

しかし、今作には「乗り状態」がある。これを駆使することで狩りを有利に進められるのだ。……ぶっちゃけ、バサルたんは鈍いため普通に攻撃せずに乗り状態を繰り返してるだけで倒せる。

◇MHRise

新モーションとして、ウカムルバスのような背中だけ地上に出した潜行突進を行うようになった。
戦闘中に唐突に潜り出したらコレが来るので、走って逃げるなり翔蟲で空中停止して避けるなりしよう。

他のモーションは過去作とほぼ変わらず、
そして熱を伴う攻撃を行うとその部位が赤熱化して肉質が軟化するようになった(ブレスなら頭、ガスなら背中と腹)ので、
過去作での交戦経験がある人にとっては更に戦いやすくなったであろうし、
今作で初めて戦う人でもよく観察していれば簡単に倒せるだろう。

百竜夜行でも勿論現れる。
しかもハンターや里守達には大して興味を示さず、ひたすら突き進んで奥の関門をぶち破ろうとするタイプ。
近接武器ではご存知の硬さな上に、赤熱化を待っていると関門の耐久力もモリモリ減っていく屈指の困ったちゃんである。
まだ子供な上に黒幕は苦手な龍属性だから必死に逃げるのは仕方ない…のか?

MHRiseの大型拡張コンテンツであるサンブレイクでは、マスターランクに上がってバサルモスが大幅に強化。ちなみにグラビモスは相変わらず未参戦
ゴロゴロと横向きに転がりながら行う突進攻撃のホーミング性能や移動距離が凄まじいことになっており、本作のハンターの優れた機動力をもってしても非常に避けづらい。
また、自慢のカチカチ肉質にも磨きがかかっており、赤熱時以外は生半可な攻撃ではまともにダメージが入らない。
低危険度のモンスターと油断していると思わぬ苦戦を強いられる難敵となっている。



「僕もいっぱい追記、編集してお父さんみたいなグラビモスになるんだ〜!」

むしゃむしゃむしゃ!

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最終更新:2023年12月26日 22:34

*1 及び2ndGの旧沼地。