法月将臣

登録日:2009/06/27(土) 20:56:54
更新日:2023/11/08 Wed 21:20:07
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車輪の国、向日葵の少女』の特別高等人(必要悪)森田賢一の指導者兼試験官。『車輪の国、悠久の少年少女』の実質的な主人公。

ファン投票では断トツの一位だったが多くが悪戯で取り消された*1強い信念を持つ真の漢にしてエロゲ三大親父の一人。

  • CV:さとう雅義(決して閣下ではない)
  • 通称:とっつぁん










名言


「よく覚えておけ……管理とは、成長させることだ。現状を維持することではない。」

「万物は流転する。そこに多少の善悪があろうとも、今日も太陽は東から昇ってくる。」
「それはまるで…車輪のように。」

「人はすぐに忘れる。自分の損得に関係ない話を覚えようとしない。」
「ならば、話を忘れると損をすることを教えなければならない。」
「そうして、社会に罰則というものができた。」

「謝るな、指導者は謝るな。誰かに責任を押し付けられない人間の謝罪が許される社会は――堕落の一途をたどる。」

「言われたことしかできない人間を三流、言われたことを上手にできる人間でようやく二流。」
「森田は、いつになったら一流になるんだ。」

「一時的なものとはいえ、暴力ほど効率のいい指導は他にはないぞ。森田ぁ。」

「豚のひがみというのだ。」

「固定概念だな、森田。」

「リルァーックスしていいぞ。」

「母に、会わせてやろう。必ずな。」


以下、ネタバレ





















本名は「阿久津将臣」。賢一と同じように特別高等人を目指し、数々の試験を過去最高の成績で突破しており、自らの後継者として見初められていた指導教官であるアリィ・ルルリアント・法月からは婿に来るよう要請されているが、彼はこれを断っていた。

最終試験で樋口三郎と出会い、監査対象となった雑賀みぃなと一つ屋根の下で暮らして徐々に親睦を深めていく。

ある日、どこからか三郎が拾ってきた幼子が樋口健であり、後の森田賢一である。

三人は健の親になることを誓い、健を新たな家族として受け入れた。安穏とした生活の中で、次第に将臣とみぃなは惹かれ合っていくが、それはみぃなには許されない罪科であった。

アリィに捕らえられ、監禁生活を強いられることとなった四人。
脱出を試みるが、数々の体罰を受けたみぃなは既に虫の息。
封鎖された町の出口を前に僅かな可能性に賭けて山越えを提案する三郎だったが、みぃなの命がいつ絶えてもおかしくない道だった。
苦悩の末、みぃなの命を救うために将臣はその提案を断り、最愛の人を守るために自らを泥へ投げ込む。

――すなわち、阿久津の姓を捨て、法月となることを。


結果的にみぃなは一命を取り留めたものの、絶望の末に再び罪を犯し、内乱を起こした三郎は将臣自身の手で射殺した。

そして自らの息子であり、最愛の人の息子であり、親友だった者の息子である樋口健を森田賢一として育て上げた。

後に彼に自らを重ね合わせ、彼が璃々子を背負って岩肌を登ってきたことを、後に「賢一は進み、自らは退いた」と評する彼はある罪人の処分書を目にする。

それは自らが誰よりも愛した、みぃなのもの。

最愛の人を救うため、賢一を母に会わせるため。
単身収容所に乗り込む。自らの妻にみぃなを救うことの無意味さを突きつけられてなお、彼は銃口を彼女に向ける。



「…そこをどけ豚共。私はこれから最愛の人に、会いに行かねばぁならんのだ…!!」








「追記しかできない人間を三流、修正を上手にできる人間でようやく二流」

「アニヲタは、いつになったら一流になるんだ」

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最終更新:2023年11月08日 21:20

*1 ユーザーだけのファン投票では一位を奪われる