ライディース・F・ブランシュタイン

登録日:2010/08/12(木) 03:05:01
更新日:2023/11/11 Sat 23:56:51
所要時間:約 6 分で読めます




トロニウムエンジン、フルドライブ!





□ライディース・F・ブランシュタイン

年齢:19歳
身長:181cm
体重:69kg
主な搭乗機:
シュッツバルト
R-2/R-2パワード
ヒュッケバイン
ヒュッケバインMk-Ⅲトロンベ
量産型ゲシュペンストMk-Ⅱ
声優:置鮎龍太郎
戦闘曲:ICE MAN


□概要

コロニーの名門、ブランシュタイン家の次男坊。
金髪碧眼を持つ、ドイツ系の美男子。
エルザム・V・ブランシュタインの実の弟でもある。
愛称はライ。

ブランシュタイン家の次男として幼い頃から期待をかけられていた男だが、常日頃から「本物の天才」である兄に羨望と対抗心を抱いており、それは兄エルザムの妻であるカトライアへの恋慕と共に増大していった。
やがてコロニー・エルピスにおけるテロ事件の際、エルザムが妻を犠牲にするという苦汁の決断を行った事でその感情は爆発。
家を出奔すると共に、本来の「V(フォン)」ではなく、カトライアの「F(フジワラ)」というミドルネームを名乗る事になる。


周囲からは兄同様に「天才」と称される凄腕のパイロット。
その腕を買われて次世代型パーソナルトルーパーヒュッケバインのテストパイロットに行った事がある。
EOT(異星人の超技術)を投入したヒュッケバインは、マオ社の新たなる旗印になるはずであった。

……が、結果はヒュッケバインの動力であるブラックホール・エンジンが暴走、テストを行った月面基地を丸ごと消失させるという大惨事になった。
この事件の生存者はパイロットのライ、関係者のカーク博士、そして付き添いのイルムガルト・カザハラの三名のみ。
ライ自身はこの事件で左手を失い、以降は機械製の義手を付けて生活している。

左手が義手とはいえその技量は衰えておらず、以降はイングラム・プリスケンに見出だされてSRX計画に従事する事になる。


性格は冷静沈着で、常に物静か。
チームを組むリュウセイ・ダテとは正反対の理論派である。
が、実は本質的に熱血漢で、リュウセイとは似た部分も存在する。
当初こそ素人で考えなしのリュウセイを「非常識」「何故パイロットをやっているか分からない」と扱きおろしていたが、徐々に彼の事や、自身の未熟さを認めていく。

ちなみに、SRXチームで唯一念動力を持っていない。
リュウセイやアヤ・コバヤシが念動力ゆえに苦しむ姿を見る度にその事を気にしていたりもしたが、現在では「各々の役割がある」と納得している様子。
実際、SRXのエンジン調整やダメージコントロール、火器管制にメディカルチェックetc.……等々、彼が負担する部分は非常に多い。
彼無しではSRXは成り行かないと言っても過言ではない。というか一番替えが効かない
漫画「Record of ATX」ではこの辺りをフォローする台詞として、正気に戻ったイングラムが「己の能力を疑うな」と言い残している。
また、他の漫画作品でもリュウセイから「お前がいなくなったらこのチームはもたないから無茶するな」と言われており、間違いなくSRXチームに必要な人材。


リュウセイのオタク趣味に関しては全く興味がなく、リュウセイ曰く「ノリが悪い」。
……が、段々と毒されてきたのか(毒されるなという方が無理だが)、リュウセイ仕込みのにわか知識を披露したり、リュウセイ好みの必殺技名を考えついたりしていた。
けど頼まれた玩具は限定版と通常版を間違えて買ってきたり。

リクセント公国のシャイン・ハウゼン公女に惚れられているが、ライ自身は恋愛対象には見ていない。
多分年上好き。

左手が義手なので、当然殴ると凶器。
ライが本気で怒った時は左手で殴るが、今の所被害者はリュウセイのみ。

余談だが、元々ミドルネームの「F」は「V」のスペルミスが発祥。
エルザムがOGで登場するにあたり、前述の設定が付加された。
が、祖母の姓という設定だった時期もある。

初出は「新」。
リュウセイ共々下積み時代はちょっと……という感じだが、ヤツ程キャラがぶれてはいなかったりする。


□登場作品

【新スーパーロボット大戦】

初出作品。
天才なのに能力値が悲しい天才?パイロット。
ナルシストでホモ疑惑という、まさに黒歴史である。
今でこそ知名度が低いが『新』自体が黒歴史もいい所だったりするのでコイツらだけが悪い訳ではない。
実は『ヒュッケバインのエンジントラブルで左手が義手になった』という設定はこの時点で存在していた
しかし、ユーザーが混乱する可能性を考慮(『新』はそれ以前の作品とは別世界という設定だったため)して裏設定となり、攻略本『新スーパーロボット大戦 パーフェクトガイド』で初めて明かされている。


スーパーヒーロー作戦

拘留されていたリュウセイを余所に、参謀次官という超エリートへの出世を果たしている。
ここら辺から割とまともになってきた。


【αシリーズ】

恐らく一番有名なライ像。
シナリオには割と絡むが、実はあまりいい目は見ていない。
特にα外伝は現代に居残りなので出番自体が少ない、自機が解体済で一切登場しないと悲惨。
第三次αのエキストラシナリオでは、トロンベを駆るという夢の演出が。
なお兄弟の確執はOGとは逆にエルザムがライに負い目を持っている形になっている


【OGシリーズ】

エルザムがとにかく出るので、当たり前ながら話に絡む。
念動力を持っていないので、イングラムが裏切った際には切り捨てられそうになった。
ぶっちゃけ単独でも十分戦える。というかAB込みだと念動力者以上の補正が入る
天才の面目躍如と言った所か。


□搭乗機

●シュッツバルト
マオ社が作ったガンキャノン。
正直、ただの繋ぎである。

●R-2/R-2パワード
ライと言えばやはりコレ。
デブの癖に意外と動く。

量産型ゲシュペンストMk-Ⅱ
α外伝ではR-2が解体されてしまっているためこれに乗る。
戦闘デモがとにかくかっこいいのだが、序盤のスポットはともかくハードモードの最終局面にこれで出てこられても…

ヒュッケバイン
バニシング・トルーパー。
ライのトラウマ。

ヒュッケバインMk-Ⅲトロンベ
エキストラシナリオで使用。
トラウマ?
これはヒュッケバインじゃなくてトロンベだから大丈夫。

●アルブレード
SH作戦にて搭乗。ぶっちゃけ弱い量産機。
「R2さえあれば…」←おまえはシルバか。
パンドンに敗れる。…パンドンじゃなぁ。


□類縁

リュウセイ・ダテ
SRXチームの熱血担当。
当初は衝突が多かったが、後に善き相棒に。

●アヤ・コバヤシ
SRXチームの不幸担当。
何かとフォローする場面が多い。

●マイ・コバヤシ
SRXチームの新入り担当。
当初は信用していなかったが、後に疑念を晴らした。

イングラム・プリスケン
SRXチームの裏切り担当。
兄であるエルザム同様、ライにとっては超えるべき存在。

エルザム・V・ブランシュタイン
兄貴。
何かと確執が多かったが、後に和解した。

●アーチボルド・グリムズ
テロリスト。
エルピス事件の実行犯。
ライとエルザムにとっての仇。
兄弟で討った

●ツワブキ・サンシロー
『新』でリュウセイにホモ疑惑をかけられたライから距離を取っていた。

●バルスキー
時間稼ぎのために一騎討ちを挑む。終わったら馬鹿にした。



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最終更新:2023年11月11日 23:56