リュウセイ・ダテ

登録日:2010/06/13(日) 01:41:55
更新日:2023/02/14 Tue 18:37:46
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天下無敵のスーパーロボットォッ!ここに、見参!!


声優:三木眞一郎

プロフィール

年齢:18歳
身長:177cm
体重:68kg
主な搭乗機:量産型ゲシュペンストMk-Ⅱ・タイプTT、ビルトラプター、R-1、SRX、バンプレイオス
戦闘曲:EVERYWHERE YOU GO/鋼の魂/鋼の戦神


概要

R-1を駆る若きパイロット。名前から分かるように日本人。漢字で書くと「伊達隆聖」となる。
独特の前髪が特徴。

元々は一民間人であり、対戦格闘ゲーム「バーニングPT」が得意な普通の(?)青年。
しかしバーニングPTはゲーム機の体を借りて「念動力」を持つ特別な人間を発掘する為に軍で生み出されたプロジェクトであり、その全国大会で非常に優秀な成績を修めた事で軍の目に止まった。
尚、『OG1』ではテンザン・ナカジマが辞退した為優勝したが、『OGs』ではテンザンに敗れて準優勝となっている。

本人はその事が原因でスカウトを受けたと説明されているが、実は彼の母・ユキコはかつて特脳研という研究所で被験者として扱われていた念動力者で、リュウセイを出産すると同時に力を失った過去を持っていた。
そしてユキコの力がリュウセイに受け継がれたと考えたイングラム・プリスケンは、バーニングPTに関わらずリュウセイをスカウトするつもりであった。
リュウセイが母の過去を知るのはかなり後の事である。

家族構成は母一人子一人の母子家庭。父は警察官だったが、銀行強盗事件の際に人質をかばって殉職している。
母のユキコが入院生活を営んでいる為、リュウセイはバイトやゲーム大会の賞金等を母の入院費に充てている。
彼が軍に入る事を決意したのも、軍が母の面倒を見るという交換条件を提示した為。

性格は基本的に直情型の熱血漢。
恋愛に関してはかなり鈍感で、ラトゥーニ・スゥボータやマイ・コバヤシからの好意に全く気付かない。
念動力者ではあるが、恐らく念を発する方向に長けているのだろう。
とはいえ他人の恋愛に関しては人並みに鼻が利くので、恋愛に興味がない訳ではないらしい。

彼を語る際に欠かせないのが、その極度のロボヲタっぷりである。
とにかくロボットが好きで、自身がロボットのパイロットとなってからは往年のスーパーロボットのノリで技名を叫ぶ。
ややセンスを疑うが、彼曰く「ちょっと格好悪いくらいがいい」らしい。
風の魔装機神サイバスターを初めて見た際は「か……カッコいい……!」と一目で心を奪われ、ヴァルシオーネアンジュルグを初めて見た際は「か……可愛い……!」と心を奪われた*1
そのテのグッズを集めてはいるが、金欠で泣く泣く購入を諦めたり、訓練や任務で買いに行けない事も多々ある。
ちなみにコン・バトラーVやボルテスⅤの超合金は金欠でバラ売りの一・二号機しか買えず、三・四・五号機は敵にやられたという設定でブンドドしているらしい。
また、買いに行けなかったダイモスの完全変形DXモデルの購入をライディース・F・ブランシュタインに頼んだが、彼が間違えて変形しない廉価モデルを買ってきた事もあった。

初出は『新』。
しかし、この時のリュウセイは今とかなりキャラクター造形が異なる為、ミスト・レックスとタメを張るアンチの数を持つ。
スーパーヒーロー作戦』から『α』にかけて現在の熱血主人公としての形が完成し、比較的愛されるキャラクターとなった。
そしてOGシリーズにおいて暗黒面を背負うために生まれたのがテンザンである。
αシリーズでのエコヒイキの酷さなどが原因でまだまだアンチも多い。

新スーパーロボット大戦

初出作品。
戦闘中の台詞が、戦争を舐めてるかのようなおちゃらけたノリの物が多く、地上編では
これまたキャラがおかしいライとシリアスブレイクなコントを繰り広げるため、後のリュウセイファンから黒歴史扱い。
ただ、眉をしかめるレベルで空気の読めない言動をするという事ではガイキングのヤマガタケの方が上だったり。
ロボバカが過ぎたり、軍人とは思えないノリの軽さで小ばかにされる事も多いが、
それでもライディーンの洸や、ガイキングのサンシロー、トライダーのワッ太とは距離が近く、学校の友達付き合いのノリを形成した。
リュウセイに○モ疑惑を広められたとはいえ、リュウセイが特に何もして無い段階から
ライの方が難癖つけたり、馬鹿にしかかってくる等の面もある。
しかし、本作での彼の教官はあの原作漫画版神隼人である。
あの隼人を前にこのキャラを維持できるリュウセイはある意味大物なのかもしれない。
一応地上編のラストで、DG騒動に一区切りつけたドモンを気遣う言動をしてアヤに成長を認められたりもする。
当時発売された新のアンソロジーコミックでは、後のαやOGのリュウセイに近いキャラ付けが成されており
本編にも取り入れたらよかったのに…というエピソードや描写も多い。
(ライの義手エピに関する物は後のシリーズで改変されたようなシチュが表現された何故か4コマのライディーンの足に飛びついて火傷する*2ネタまで逆輸入された
何気に版権の女性キャラとデートを取り付ける事に成功している…この世界ではお盛んなようだ。

ちなみにキョウスケらの生みの親である森住惣一郎氏にはこの時のリュウセイのキャラがバカ受けしており、寺田貴信氏からも「森住が書いたら面白いキャラになるだろう」と太鼓判を押されている。
その結果……

スーパーヒーロー作戦

優等生化の第一歩。
当初から英雄としての肩書きを持つが、危険分子として投獄されていた。
ちなみに、投獄中にスパロボシリーズを全クリアしたらしい。
最後にユーゼスにトドメを刺して見せ場を奪ったことは未だに叩かれている。

αシリーズ

今で知られるリュウセイ像。
半ば主人公の扱いで、イングラムとの対決等を経て一人前に成長した。
ノリコやミオとはかなり濃いヲタ話を展開する。
また、無限力に干渉できる強念者(サイコドライバー)という設定が明らかにされた。
R-1でアストラナガンに挑む無謀っぷりもあり。

OGシリーズ

主人公の一人。
彼の出自からの話が描かれており、より熱血主人公らしくなった。しかしラトゥーニとマイで両手に花だったり、実はクスハにもフラグを立てていた事から、
女性関係がよくファンに取り沙汰される。
しかし女性関係に進展が全くない。マサキですら曲がりなりにもLOE第二章で一応は女性関係に進展があったというのに、リュウセイは現状マジで進展がない。
まぁ、相手が子供にしか見えず、保護欲は刺激されても異性の対象としては見れないのも無理ないだろう。
とはいえアヤを美人と評する程度にまっとうな女性観を持ってはいるので安心だ。
OG2からは余程親しくない限り、上官にはある程度の敬語を使うようになった。
……マサキも少しは見習うべきである(一応、風の魔装機神操者は規律を嫌うという設定があるが)。
OG外伝辺りから彼の影響を受けたラトやマイが戦闘台詞で暴走し始めたり、バーンブレイドにはまったような描写があったり
ライもリュウセイの好みを把握する程度に汚染されており、アヤが遠い目をするのだった。

なお、数少ない母ユキコが体調を回復している*3シリーズでもあり、そういう意味でもリュウセイにとって幸せな世界である。

スーパーロボット大戦DD

OGキャラはシナリオには登場せず機体とパイロットだけが参戦するゲスト参戦枠として登場していたのだが、イングラム参戦時にショートシナリオが実装され、リュウセイもそのシナリオ内に登場した。
ビアンとの決戦時にとどめをキョウスケに譲った事で少々自信を失っており、その矯正もあってキョウスケとガチの戦闘訓練を行う事となった。
結果、ステークをTリンクシステムでギリギリ受け止めつつ反撃を行うという結果を出し、無事問題解決……と、思ったら意識を取り戻したらその戦闘のショックで新スパのリュウセイのような性格になっていた。
その性格のまま戦闘にも出撃し、わざわざ新録された「落ちちゃいなちゃ~い」等のボイスまで披露した。
戦闘後、クスハ汁を飲まされ、そのショックで復帰。
新スパリュウセイだった時の記憶は失っていた。

なお、このシナリオを書いたのは森住惣一郎氏

スーパーロボット大戦30

予約特典やエキスパンションパックで追加参戦。音声も新録されている。クスハ、マサキ共にOGではなく、αシリーズからの転移である。
DLC要員なので、そこまで本編に絡みはないが、ロボヲタクとしてエルの趣味やロボの誇りに共感したり、チームワークの関係強化をこちらの世界のゲッターやコンバトラーチームに聞いたりする。
また竜馬のアドバイスでSRXフルバースト(要は全弾発射)を取得しているので、これが後のバンプレイオスが使うアルタード・フルバーストに繋がるのだろう。

また今までは、ライがリュウセイの趣味に寛容になり理解を示したり、マイやラトがリュウセイの趣味に汚染されるのを遠い目で見ていたアヤだが、彼女の威勢の良い発声(T-LINKフルコンタクトとか)は必殺技を叫ぶ感じに似ていると、よりにもよってリュウセイ当人から指摘され、自身も感化されているのではと危惧を覚えたりする。

サイコドライバー

簡単に言えば超能力者。
念動力を含めた様々な特殊能力の持ち主の事を言う。
αシリーズでは無限力を引き出す事が可能な能力を持つ者であり、作中に登場こそしなかったがジャイアント・ロボのビッグ・ファイアはファースト・サイコドライバーの一人という設定であった。


搭乗機

ゲシュペンストMk-Ⅱ・タイプTT

OGでの序盤の愛機。
性能は微妙だが武器換装で対応可能。

ビルトラプター

OGでゲシュペンストから乗り換える。R-1に通じる機体。
後にラトゥーニに譲られる。

R-1

リュウセイの代名詞。
能力的に相性が良いが、改造値は何故かSRXに引き継がれない……
資金と相談して改造しよう。

SRX

天下無敵のスーパーロボット(リュウセイ談)。
好みの分かれるフォルムだが、その性能や攻撃力は申し分ない。

バンプレイオス

第3次αで登場した、完全なSRX。
かなりのチート機体


類縁

ライディース・F・ブランシュタイン

R-2のパイロットを務める天才。クールな性格で、当初はリュウセイとの衝突も多かったが、後に良き相棒となる。

アヤ・コバヤシ

R-3のパイロットを務める貧乏クジを引く人。
スパロボ界二人目の不幸を呼ぶ女。

イングラム・プリスケン

虚空からの使者。
αとOGでは対立するが、彼の死に際に真意を知る事で再び絆を結ぶ。

ヴィレッタ・バディム

イングラム亡き後に隊長を務める。
リュウセイには人一倍厳しいが、優しい時もある。

テンザン・ナカジマ

ホッ!リュウセイのライバルだっての!
新リュウセイの化身でもあるっての!
リュウセイより人気だっての!
まぁ厳密に言うと、リュウセイの戦争を真面目に捉えてないような、成長前の部分を凝縮し
そのままゲーム感覚で他者を攻撃する、というようなキャラであるため、
新のリュウセイ=テンザンという簡単な図式ではない事に注意。
というか、後に『新』を改めてプレイした寺田貴信氏は当時のリュウセイのぶっ飛んだ当時の言動に「テンザンなんてまだまだ」とツッコんでたり。えぇ…?

マサキ・アンドー

オリジナル主人公の先輩。
スパロボ界の鈍感王(そして方向音痴)。
意外にも、リュウセイはマサキより年上である。

台詞

「俺が見せるのはサイコドライバーの力なんかじゃねえ! 俺達とバンプレイオスの力だ!!」

「ケイサル・エフェス!わかるか、この宇宙を満たしていく皆の想いが!」

「十年早いんだよ!」

「テンザン…俺はお前とは違う。俺には仲間がいる。ライやアヤのような仲間たちが…」

「…確かに、俺も一時は念動力を人殺しの力だと憎んだこともあった…だが、この力も含めて俺は俺なんだ。だったら、少しでも俺の望む方向…みんなのため、正義のため、未来のためにこの力を使うだけだぜ」

「T-LINKナッコォ!!」

「今は…そうじゃねえ。俺達の仲間だ」

「隊長は…隊長だろ。それで充分だよ」

「許せねえ…!てめえみたいな人間は!人の記憶や感情を弄ぶてめえみたいな奴だけは!!」



リュウセイ「アニヲタWikiか……俺、Wikiを編集するのって苦手なんだよな……」
ライ「……なら、自分の項目を追記・修正すればいいだろう」
リュウセイ「な、なるほど……!」


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最終更新:2023年02月14日 18:37

*1 このため、英語圏のロボ界隈では女性体型ロボのことを Ryusei と俗称するとか

*2 ライディーンの足はブースター兼用のため。

*3 『α』では体調悪化して最終決戦を前にリュウセイと会話することすらできないというかなり悲惨な境遇だった。