仮面ライダーデルタ

登録日:2010/03/27 Sat 18:08:17
更新日:2024/03/01 Fri 21:35:49
所要時間:約 9 分で読めます





やってみるさ…

俺に…何ができるかわからないけど


仮面ライダー555』に登場する3人目のライダー。
主なスーツアクター:押川善文


スペック

身長:190cm
体重:96kg
パンチ力:3.5t
キック力:8t
ジャンプ力:ひと跳び38m
走力:100mを5.7秒で走る


概要

スマートブレイン社が開発した3本のベルトの1本「デルタギア」で変身する強化戦士。
ファイズやカイザの例に漏れず、ギリシャ文字のΔ(デルタ)をモチーフとしている。
数字表記は「333」。ただし他と違って変身コードとしては使われない。
後述するが、「変身」と音声で発信することが変身プロセス上必須という珍しい仮面ライダー。

初登場は第26話と正式登場は3本ベルトの中でも最後だが、開発自体は最初期。
それ故に試作型としての色合いが強く、様々な課題を残す代物となっている。

しかし、試作型故に単純なスペック自体はスマートブレイン製ライダーの内で最も高い。
草加雅人はデルタに変身した途端、仮面ライダーカイザでは歯が立たなかったライノセラスビートルオルフェノクを軽く撃破してのけた。
その上、北崎が変身した際には仮面ライダーファイズ、カイザを同時に相手にして渡り合える程。デルタ≧(ファイズ+カイザ)×連携

555系ライダーには「フォトンブラッド」というエネルギーが使用されており、それを全身に流動させるラインの「フォトンストリーム」を走ることで変身の原型となる。
また、フォトンブラッドには出力の上下によって色が変化するという特徴があり、
赤(ファイズ)黄(カイザ)青(サイガ)<白(デルタ≦銀(ファイズアクセル)金(オーガ)
の順でより強力なものとなる反面、制御しにくくなっていく。

デルタのフォトンブラッド【ブライトカラー】はファイズ、アクセルフォームと同等の出力とされる*1ことからその強さの程が窺える。

弱点があるとすれば、拡張性が低いこととそれ故に技のバリエーションに乏しい点。
ファイズやカイザが新アイテムで拡張していったのに対し、デルタは設定上2か所装備を追加する余地が残されていたものの、最後まで追加アイテムは用意されなかった。
また、歴代装着者を比較する限り、この拡張性の無さ故か、単純なパワーでは最強でありながら3つのベルトの中でも特に使用者の戦闘センスがモロに反映される感がある。
例を挙げると、三原が変身した際は一般オルフェノクに手も足も出なかったのに対し、巧が変身した途端圧倒して見せた。

他のライダーと比べ、胸部アーマーの有無、配色の少なさ等、若干意匠が異なるのも特徴。

ちなみにファイズ・カイザと異なり「COMPLETE」の音声とフォトンストリーム展開に合わせるように謎の電子音声が流れるが、これは「変身」を逆再生したものである。


武装

  • デルタドライバー
ベルト型トランスジェネレーター。
側面に装着されたデルタムーバーにデルタフォンを装填することで、装着者をデルタに変身させる。
他のギアと違いミッションメモリーは直接ここのバックル部にセットされている。

  • デルタフォン
ファイズやカイザのファイズフォンにあたる携帯電話型ツール……なのだが全くそうは見えない。
どちらかといえばトランシーバーに近いような形をしている。
他のベルトのフォンとは根本的に形状が異なり、銃のトリガーからグリップにあたるパーツだけで構成されており、
トリガーを引きながらの音声入力により各種機能を使用する。その他の入力装置(スイッチやテンキーなど)は一切存在しない。
戦闘中、片手で目を向けずに操作が可能と言うのはボタン式にないメリット……かもしれない。
携帯電話として使うときも英語で番号を入力することになるのだが、どう考えても使い辛い。*2実際、劇中ではこの用途では一度も使用されなかった。

ちなみに他のギアはベルトとフォンが一体となって初めて変身能力を有するが、デルタギアはベルト単体で備えており、デルタフォンは命令を伝えるだけである。

  • デルタムーバー
デジタルビデオカメラ型マルチウエポン。デルタフォンに「変身」と音声入力後、これにセットして変身する。
単体ではX線撮影、サーモグラフィ、暗視モードなど、さまざまな機能を備えたデジタルビデオカメラである「ビデオモード」のみの運用が可能。
デルタフォンをセットした状態でデルタドライバーから引き抜いて「Fire」の音声入力により「Burst Mode」の音声と共に「ブラスターモード」が起動、フォトンブラッド光線銃として使用できる。
エネルギーのリロードは「Charge」の音声入力でできる。


  • ルシファーズハンマー
デルタ唯一の必殺技。破壊力は24t。
ブラスターモード状態のデルタムーバーにミッションメモリーをセットすることで銃身が伸び、「Check」の音声入力によりポイントマーカーを装填。
ポイントマーカーにより敵の動きを封じ、飛び蹴りによりポイント弾と一体となってドリルの如く貫く。
この技を受けたオルフェノクは赤い炎に包まれ、その場に青紫のΔが浮かぶ。


専用マシン「ジェットスライガー」

全長:4300mm
重量:1525kg
全幅:1640mm
全高:2150mm
最高速度:時速1300km
最高出力:1900PS

とある下水道に隠されている大型バイク。
デルタフォンに「3821(three-eight-two-one)」と音声入力すると自動操縦で何処にでもやって来る。

ホイールの駆動機構は前進、左右90度回転するものであり、スライド旋回や局地旋回が可能で、スピードを緩めずに車体の向きを変えることができ、車体回転で敵を弾き飛ばすという荒業も披露できる。
更にカウル部にはフォトンミサイルが装填されたミサイルランチャーが収納されており、計32発のミサイルを一斉に発射することもできる。 

極めつけにこのバイク、「飛ぶ」のである。比喩ではなくジェットエンジンとホバー走行で縦横無尽に空を駆け回る。
しかも登場の際に水中から浮上してきたことからおそらく防水も完備、水中での運用もある程度可能であると考えられる。
ジェットスライガーマジやべえ…

デルタギアにはオートバジンやサイドバッシャーのような通常型のバイクが無いため、デルタにとっては唯一の専用マシン。
……だが、実は複数台製造されており、ファイズやカイザも各々のフォンに「3821」を打ち込むことで召喚することが可能。
我らがたっくんは戦いの最中北崎の英語発音を聞き取って入力するというネイティブもびっくりの離れ業を見せた。流石に人間離れしすぎてないかって?さあ何のことやら*3
更に劇場版の回想シーンではバッシャー同様ライオトルーパー用に量産化されていた。
要するにデルタ固有の専用マシンというわけではない。

弱点は運転……というより「操縦」の感覚が一般のバイクと違いすぎて異なるテクニックが要求されるのと、色々機能を詰め込んでるからか、他のマシンより耐久性が低いこと。

ファイズとのスライガー合戦はデルタのブラスターによる銃撃でファイズ機が操縦系統にダメージを受けてコントロール不能に陥り、コンテナに突っ込んで前輪がポロリ、登場から僅か数分で中破・走行不能に。
そのままデルタ機からミサイルの雨を浴びせられ、しめやかに爆発四散。ファイズ自身はアクセル使って逃げ延びました。

その後、しばらく出番が無かったが、終盤に薔薇社長に苦戦する三原修二の手により呼び出される。
しかし呼んだ直後にベルトを奪われちゃったものだから呼んだその超性能バイクで暴れられた上に、その戦闘で草カイザとバッシャーによってデルタのスライガーも破壊されてしまった。
三原くん、スライガー乗った事無かったのに…まあ三原にスライガーを乗りこなせたかどうかは不明だが。

なお、PS2ゲーム版ではちゃんと乗せてもらってる(しっかり使いこなしてる)。よかったね三原くん。

ちなみに実車改造ではなく(当たり前か)、運転席のアップ用セットとミニチュアが造られただけで、他は全てCG。


■劇中における活躍

やがて生まれ来るオルフェノクの王を守護するために開発された3本のベルト、そのうちのひとつデルタギアにより変身する強化戦士……
となるはずだったが、ファイズギア、カイザギア同様に花形に奪取され、流星塾出身の木村沙耶に託される。

沙耶を初めとした流星塾生はデルタギアを交代交代で使いながらオルフェノクを倒していった。
沙耶はデルタギアを使いこなせる人間を探し、乾巧に託そうとしたが、沙耶は同じ流星塾生の澤田亜希の手にかかって亡くなり、
残されたデルタギアはラッキークローバーの北崎に奪われてしまう。
その後、北崎さんの圧倒的な力と相まって、デルタは恐るべき敵として巧たちの前に立ち塞がる。

しかし、555のお約束として、ベルトはその後も持ち主を転々とすることになり、北崎は「飽きた」という理由から澤田に譲るが、澤田は余裕からか、草加雅人にデルタギアを譲った。
同じ頃、巧が園田真理重傷の件でファイズギアを放棄していたため、草加はカイザギアと合わせ、3本のベルト全てを手中に収めた。*4
草加は戦力の増強を狙い、デルタギアを同じ塾生の三原修二に譲り渡し(というか半ば強引に押し付け)、彼を戦いへと駆り立てる。

以降は三原が使用するが、所謂銃ライダー*5であることや、彼が押しの強い人間ではないのも相まって活躍を見せることは少なくなった。
女子である上記の沙耶が使った時ですらラッキークローバーの琢磨がトラウマになる程の威圧感と戦闘力を発揮したのだが……。
巧も一度変身しているが、戦闘経験のおかげか上手く使いこなしていた。

※決して三原が弱い訳ではありません、他が強すぎるだけです。……だよね?
実際、覚悟を決めて変身した時はスタッグビートルオルフェノクを一人で撃破している他、終盤にはファイズ、カイザとの連携を見せるようにもなり、最終決戦ではラッキークローバー2人を相手に巧たちが到着するまで持ちこたえていた。
というより、戦闘シーンの立ち回りを見る限り三原の適正は射撃とそれによるサポートであるため、高出力での近接ゴリ押しが最適解となるデルタギア自体が三原に適していないと考えられる。

アークオルフェノクとの最終決戦後にデルタギアがどうなったかは語られていないが、相変わらず三原の手にあるのだろう。多分。


以下、ネタバレかもしれない



デルタの力は体内に残留するため、その一部として赤い電撃を放出できるようになる。
だが、その力を使用したのは、徳本恭輔と新井賢の2人のみだったので、適性があるのかもしれない。

デルタギアには変身者の精神に異常をきたすという副作用も存在する。
これは胸部に装備された闘争本能活性化装置「デモンズスレート」が生み出す特殊電気信号「デモンズ・イデア」が額内部から伸びる極細の毛細ケーブルを経由して脳にダイレクトに送り込まれる事が原因。
人によっては好戦的で凶暴な人格に変貌し、力に溺れデルタギアへの異常な執着心も抱くようになる。
その結果、徳本と新井、河内勇樹の3人はデルタギアを巡って仲間割れを起こし、同じ流星塾生の伊藤麻美をも殺害した。
ちなみにデルタ中毒者と化した3人ともオルフェノクの手にかかって最期を迎えている。
一応フォローするならばデモンズスレートは欠陥ではなく、プラスの方向に向けば有効的なシステムとなりえるが、マイナス方向に向けば精神崩壊し自滅する可能性がある。
そのため当初予定されていた、ファイズとカイザへの採用は見送られた。

不適合者が変身すれば死ぬカイザと、変身すれば性格が豹変し凶暴した挙句廃人化する可能性があるデルタ…どっちを装着したいだろうか?
ファイズ?そもそも適合しなきゃ変身出来ないし…

ちなみに木村沙耶、三原修二、阿部里奈らは大丈夫だった。
単純に適応したとも受け取れるが、木村沙耶は芯の強さ故、三原修二は元々消極的でヘタレ気味のメンタル故にそれぞれ大丈夫だったのではないかとも。
なお、阿部里奈は「デルタの力に溺れない強い心の持ち主」とされながらも「能力を完全に引き出すことはできなかった」と評されており、デルタの力を引き出せるか否かと暴走は関係がないと考えられる*6

なおネットでは「一般人にも使用できる」といわれているが超全集下巻では
  • 「装着を試みた流星塾生(スマートブレインによって殺害⇒オルフェノクの記号を埋め込み再生済み)全員が適応することができた。」*7
といった内容は書かれているものの、
  • 「デルタに変身した流星塾生たちの体内に埋め込まれたオルフェノクの記号は、雅人のようにやがて消えてしまうだろう。」*8
  • 「オルフェノクの記号を埋め込まれ、蘇生した塾生たち。しかし、その中でオルフェノクとして覚醒したのは、澤田だけだった。~(中略)~ただし、この体内に埋め込まれたオルフェノクの記号によって、カイザやデルタのベルトに適応することができたのだ。」*9
という記載があるため、オルフェノクかオルフェノクの記号を埋め込まれた人間でないと変身できないと思われていたが、公式の仮面ライダー図鑑にて誰でも変身できる事が判明した。しかし適合者で無ければ、上述の通り最悪精神崩壊を引き起こすため、結局のところ安全性は皆無に等しい。
カイザも似たような設計になっているが、そもそもライダーズギアは本来オルフェノクの使用を前提にしているため、「安全性を考慮していなかった」と言うよりは「人間が使う際のリスクは考慮する必要がなかった」と言った方が正しいだろう。むしろ人間の手に渡った際の安全装置として見るなら、カイザで順当に改良されているとも言える。

東映太秦映画村で行われたショーで魔界転生させた宮本武蔵(剣豪)佐々木小次郎(剣豪)の戦いからデータを収集して 誰でも変身できる『デルタギアNEW』 なるものを作っていた目的については、突っ込んだら負けである

■本編での装着者

  • 木村沙耶(オルフェノクのように青い炎を上げて死亡しているが、上記のようにオルフェノクに覚醒したのは澤田だけとされており詳細は不明)
  • 徳本恭輔(暴走)
  • 新井賢(暴走)
  • 河内勇樹(暴走)
  • 北崎(オルフェノク)
  • 草加雅人(適合者)
  • 三原修二(適合者)
  • 乾巧(オルフェノク)
  • 阿部里奈(変身後、敵の攻撃を受けてすぐに変身解除)
  • 村上峡児(オルフェノク)

澤田亜希も北崎からデルタギアを受け取ってはいるが、使用していない。


劇場版

唯一登場しなかったライダー。他のライダーは出たのに…。

S.I.C.を用いたジオラマ小説『HERO SAGA -ロスト・ワールド-』では、劇場版の前日談が描かれ、デルタギアを基にサイガオーガを開発したという設定になっている。
三原くんは可哀想な運命を辿ることに…


■『仮面ライダーディケイド』での活躍

第3話:『クウガの世界』でディケイドクウガと戦った地獄兄弟が撤退する時に現れたオーロラに、
仮面ライダータイガと共にシルエットが登場。
タイガとの共通項は、3繋がりだろうか?(デルタ=三角形と3号ライダー、タイガ=複製を含めた3つのベントホルダー)

第12・13話:『アギトの世界』で、ディエンドが召喚した個体が登場。
彼と、同じく召喚されたドレイクと共にグロンギを蜂の巣にした。

さらにエクシードギルスにバックルを奪われて変身が解けてしまった生身のに、必殺技『ルシファーズハンマー』を繰り出そうとする暴挙をしでかした。
さすがにこれはユウスケによって未遂に終わったが、もしルシファーズハンマーが決まっていたら、今ごろ士は灰になっていたかもしれない…


■『仮面ライダーアウトサイダーズ』での活躍

ep.0において、園田真理の遺伝子から生み出されたスマートクイーンが変身。
幻夢無双コーポレーションの買収後、檀黎斗の持つ幻夢無双ガシャットを回収すべく襲い掛かり、純粋な白兵戦では上を行く力を見せつけた。

しかし、いかなオルフェノクと言えども時間に干渉する能力には対処法がなかったらしく、トドメにルシファーズハンマーを叩き込もうとしたところで仮面ライダーゲンム 無双ゲーマーのポーズを喰らってしまい停止。
そのまま「ゲンムクリティカルフィナーレ」で袋叩きにされて変身解除、スマートクイーンもそのまま力尽きて灰化してしまった。


■余談

実は、ファイズよりたっくんと相性が良い疑惑がある。*10

放送当時に発売されたDXデルタドライバーは「トリガーを引きながら何か発声する」という操作方法であったため、言った言葉に関係なく(息を吹きかけるだけでも)変身音声が鳴る仕組みだった。
しかし、2019年のCSM版では、技術の向上で「変身」という音声に反応するようになっており、「Fire」「Charge」「Check」「3821」という音声を入力した場合はまた別のエフェクトとなる。
また、三原や北崎のボイスでこれらの音声を再生させることで入力したり、うまく音声入力できないときのための「疑似音声認識モード」も用意されている。
ついでに、「Justiφ’s –Accel Mix-」が収録されているため、ファイズ・カイザとの同時変身シーンの再現までできる。


結局怖いのは、オルフェノクの力なんかじゃなくて、この項目が追記・修正されないことなんじゃないかな。

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最終更新:2024年03月01日 21:35

*1 『仮面ライダー555超全集下巻』P75 ⓫ブライトストリーム より

*2 CSM版では日本語にも対応している。

*3 オルフェノクが異常聴覚を持つことは劇中で描写されているため、巧がオルフェノクである伏線の一つでは?という意見もある。現に人間である草加には北崎の声は聞こえていなかった。

*4 ただし、上述したフォトンブラッドの出力の安定性や、拡張性の広さもあってか草加は「使いやすい」という理由でカイザギアを使い続けた。

*5 ただし厳密にはサブウェポンとして銃を持っているだけであり、本来の性質は純粋な近接格闘タイプである。

*6 『仮面ライダー555超全集下巻』P83 ▶塾生たちの団結を打ち砕いたデルタのベルト より

*7 『仮面ライダー555超全集下巻』P19

*8 『仮面ライダー555超全集下巻』P81

*9 『仮面ライダー555超全集下巻』P83 ▶記憶を書き替えられ、蘇った塾生たち より

*10 元々巧はオリジナルオルフェノクで搦め手よりステゴロを得意とするため、デルタの2大弱点である「拡張性の乏しさ」「暴走のリスク」の影響を受けにくく、基本形態に限って言えばほぼ上位互換になりうる。実際、疲労困憊の状態でも三原が手も足も出なかったバーナクルオルフェノクを圧倒して見せた。