沙織・バジーナ

登録日:2010/11/07(日) 02:53:12
更新日:2022/10/19 Wed 20:18:08
所要時間:約 7 分で読めます




拙者は〝沙織・バジーナ〟と名乗っておるものでござる。〝沙織〟とお呼びくだされ。ニン




沙織(さおり)・バジーナは『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』の登場人物。
「沙織・バジーナ」はハンドルネームであり、本名ではない。




声優:生天目仁美
性別:女
年齢:15歳
身長:180cm
体重:61kg
3サイズ:88/60/89

高坂桐乃が共通の趣味を持つ友達を作る為に入会したオタク系SNS内のコミュニティ「オタクっ娘あつまれー」の管理人。
オフ会への参加を希望した桐乃に対し、丁寧な対応で了承し、高坂京介に深窓の令嬢然とした少女を想像させた。

だが、オフ会に現われて沙織と名乗ったのは、180cmの長身に、ぐるぐる眼鏡とバンダナを付け、チェックのシャツをジーンズにinし、
背負ったリュックから丸めたポスターが覗く、数年前のキモオタのイメージをそのまま具現したかのようなヘンテコな格好で、
自分を「拙者」、語尾に「ござる」「ニン」などとつけるおかしな口調の女であった。

せっかくオフ会にやってきたのに周囲に打ち解けられず、孤立してしまった桐乃と黒猫、桐乃の付き添いとして付いてきた京介を誘い、二次会を開く。

周囲を憚らず口論を始めた桐乃と黒猫を見て「仲良くなった」と満足そうな笑みを浮かべるなど、少しずれたところはあるものの、
他人の心情を斟酌し、的確に配慮することができるなど、中学生とは思えぬほど人付き合いに長けている。

オフ会以降は桐乃、黒猫の二人とちょくちょく遊ぶようになり、後に京介も交えた四人で友人関係を築いていく。

恐らくは作中で最も安定した人格を有し、桐乃と黒猫の毒舌を「そよ風のようなもの」と笑顔で受け流すなど、懐が広い。
おまけに漫画家や出版社などにも及ぶ様々な人脈を持つなど、顔も広い。

企画好きで、何かとイベントを計画することが多い。

藤原紀香と同じスリーサイズが自慢。…
よく口をω(こんなふう)にして笑い、時折やたらとかわいい仕草をする。

眼鏡フェチの京介だが、彼女はそういう対象で見られていない。
が、京介からはある意味最も信頼され、感謝されている。

しかし、そのダサい格好はオタクのリーダーとして相応しい服装を精一杯考えた結果であるらしく、本来はもっと大人しい女の子らしい。

千葉県に住む高坂兄妹や黒猫と違って家が少し離れた場所にある。(原作では県外にある海沿いの高級住宅街、アニメでは横浜市に在住となっている)

姉がいるが、現在は海外にいるらしい。




















メインとなるエピソードがなかった彼女だが、六巻でやっとメインに。
それに伴って「槙島(まきしま) 沙織(さおり)」という本名が判明した。




用事があって桐乃や黒猫たちとの約束に遅れ、それを気にした沙織を励ます為、京介が何も言わずに彼女の家に遊びに行くというサプライズを企画する、というお話。

かける眼鏡によって性格を切り替えられる、眼鏡を外すと宇宙規模の超絶美人という漫画のような事実と、沙織が友情を大切にする理由が語られた。

正真正銘のお嬢様であり、住んでいるマンションは父親が保有する物件であるとのこと。
マンション一棟を丸々貸し切ってそれぞれテーマに合わせた趣味の部屋を作っており、膨大な量のコレクションが収められている。
全てが自分の物ではないそうで、様々な理由から脱オタし離れていった友人たちの物も預かっているらしい。

桐乃や黒猫と違ってどういう傾向のオタクなのか明確な描写はないが、
ハンドルネームの元ネタや、ガンプラを組み立てていたり、プラモデルを飾り付けた部屋を作っていたり、ガンプラのことになると熱くなる一面があるなど、
ロボットモノが好きなモデラーのようである。

ちなみにぐるぐる眼鏡をかけているのは、オタクのリーダーに相応しい服装を自分なりに選んだというのも勿論あるが、一番の理由は恥ずかしいから。
彼女は黒猫以上の恥ずかしがりやで、素顔を知っている京介の前でさえ、眼鏡を外すと赤面してしまうのである。


短編集の9巻収録の「カメレオンドーター」にて6巻よりも詳しく過去が語られた。そして最後に8巻でハブにされたことを喫茶店内でキレまくった。

以降、お嬢様姿で登場することが増えており、出番や人気を増やそうとメタ発言をしたりテンプレお嬢様っぽいセリフを言ったりしている。
京介いわく「沙織・バジーナは偉大だったよ!」




『俺の妹がこんなに可愛いわけがないポータブル』ではヒロインの一人として登場。

オタク趣味を良く思わない婚約者と結婚することになり、オタク趣味をやめようとする沙織を京介が止めようとするというストーリー。
普段飄々としているのが嘘のように、京介の優しさに乙女な反応をする沙織が非常に可愛いルートだが、バッドは結構後味が悪いので注意。

『続くわけがない』でもアフターストーリーがあり、バジーナモードがメインだった前作に対し、こちらではお嬢様モードの沙織がメインとなる。
恋人となってより親密になった京介とのリア充ライフが見られるルートかと思いきや、突然帰ってきた実姉との確執に巻き込まれた京介が奮闘するルート。
…しかし、『続くわけがない』の京介はつくづくシスコンと対決させられる運命にあるようだ。

ちなみに、沙織ルート以外では基本的にバジーナモード。桐乃のアフターで二人が付き合っていることを知って混乱する沙織はCG含めて必見。
「落ち着け沙織!正体!正体が出てる!」
「それどころじゃないでござるよ!」



「いやはは、お恥ずかしい。
 ――拙者、実はオフ会の幹事など務めるのは初めてだったもので――少しでも皆から好かれようと、気合を入れてリーダーに相応しいキャラを作ってみたのです。
 ……ですから拙者、普段はもう少し、大人しい女の子なのですよ?」

「……なんのことだか分かりませぬが――ふふ、拙者はそれほどできた人間ではござらんよ?
 拙者はいつも、自分がやりたいと思うことを自分勝手にやっているだけに過ぎませぬゆえ。
 ……それでもそう思われるのであれば、それはおそらく、京介氏自身が『いいやつ』であるからでしょう。他人は鏡というではありませんか?」

「拙者が思うに、夏コミというお祭りは、参加者一人一人が能動的に楽しむものなのですよ。
 ですから、たとえば遊園地のように『客を積極的に楽しませる何かが用意されている』というものではないのですな。
 極端なことを申し上げますと、漫画もアニメもゲームも好きでない人がこのイベント参加したとしても、
 きっと何一つ楽しいことなどありはしませんし――同様に、行けばそこに面白いものがあるだろうと軽い物見遊山の気分で参加しても、
 やはり楽しむことはできますまい」

 ――京介氏。あとは頼んだでおじゃる。
「…………マジでおじゃるか、沙織氏……」

「……そう言っていただけるのなら、沙織・バジーナをやっている甲斐がありました」

「この格好でお見合いに出席したら、相手が卒倒したでござるの巻」

「にょろーん」

「京介氏、たとえきりりん氏がいなくとも、我らの友情に変わりはござらん。違いますか?」

『友達というのは、永遠にそばにいてくれるものではありません。
 卒業、留学、喧嘩、事故、転校、病気、誤解、甘え、楽観……ちょっとしたきっかけで、いなくなってしまうものです。
 それを、わたしはよく知っています。だからなのでしょうね。こんなにも不安で、怖いのは』

「聞いてくだされ! 拙者にとっては、友達の方が大切なのです!」

「きゃあっ!」

「……エッチでかわいいあるちゃん……とてもけしからん格好ですわ」

「アホなお嬢さまだなあ」
「アホなお嬢さまだったんです」

「そのときは、責任を取ってもらいます。覚悟してくださいましね? 京介さんのこと、一生『サークルクラッシャー男』と呼んで蔑んで差し上げますわ」
間違ってもクワトロバジーナではない 




ところで「ここ間違ってる」とか「あれは書かないのか」などと他人行儀にBBSに書き込むのはやめて、遠慮なく追記・修正してくだされwiki篭り氏。
せっかくこの項目にやってきたのですから、無礼講で楽しくいきましょうぞ

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最終更新:2022年10月19日 20:18