戦場ヶ原ひたぎ

登録日:2009/06/08(月) 23:45:31
更新日:2024/01/07 Sun 22:27:08
所要時間:約 6 分で読めます




戦場ヶ原(せんじょうがはら) ひたぎとは、物語シリーズのメインヒロインである。


“蟹に行き遭った少女”

私立直江津高校の3年生。誕生日は7月7日。

体重が殆ど無くなる怪異に憑かれていたが、阿良々木暦に助けられ、後に付き合うようになる。

クラスでは病弱な女の子という立ち位置を与えられており、病院に行くことを理由に遅刻や早退、あるいは欠席を繰り返している。
ただ、試験では常に学年上位に入るなど、学業において優秀な成績をおさめている。
友達はおらず、滅多に口も開かない。見た目はとても儚げで、男子の一部では深窓の令嬢などと呼ばれている。

しかし本性は儚げとは真逆であり、それを知った暦からの第一印象は「悪魔のような女」。あまり感情を表に出さないが、異常に嫉妬深く独占欲が強いという一面も持つ。
怪異から解放され大分改善したものの根本的な部分はあまり変わらず、日々暦を虐待している。
  • 口内にカッターを突っ込んで脅す
  • 眼球にシャープペンシルを突き立てる(もちろん寸止め)
  • 気絶するまで殴り続ける
  • 廃塾に拉致監禁する(一応ちゃんとした理由はある)
等かなりやりたい放題。
また言動が極端で怖い事をさらりと言うが本人は常に本気であり、言った事は基本的に実行する。
さらに暴言も凄まじく、相手を貶めるためなら自分が傷を負うことも厭わない。
とはいえ、暴言の多くは人との付き合い方がよく分からないひたぎの不器用さの表れであり、暦のことは本気で愛しているため別れるつもりはないらしい。

暦曰く、「こいつの愛情は、すでに相当、歪んでいる」。

変なところで羽川翼に対抗意識を持っており、翼本人が知らないところで色々勝負を仕掛けているようだが、現在100戦1勝99敗。
どこで1勝したかは言わずもがな。
同時に、翼に対してはある種の苦手意識のようなものもある様子。

また、理数選択のため暦とは3年間同じクラス。
3年に進級するまで一度も会話したことはなかったが、ひたぎは密かに彼に注目しており、暦が段々落ちこぼれていく様や友達のいない寂しい学校生活を腹の中で爆笑しながら見ていたらしい。

過去5人もの詐欺師に騙された経験があり、非常に警戒心が強い。また、とある事情から高い貞操観念を持つ。
そのため護身用兼重し代わりとして身体中にコンパス、分度器、はさみなど多種多様な文房具を隠し持っている。暦的にはアロンアルファが一番デンジャラス。

どうでもいいことだが、使用している携帯電話はauのMEDIA SKIN。
ハガレンではグリードが好き。
エヴァンゲリオン零号機のカラーリングはオレンジ時代の方が好きらしい。


  • 戦場ヶ原ひたぎの暴言その他一覧

「うるさいわねえ。いい加減にしないとあなたのニックネームを生理痛にするわよ」

「そうね。ゴミの役にもたたなかったわ」

「あらあらこれはこれは。公園のベンチの上に犬の死体があるかと思えば。なんだ、阿良々木くんじゃない」

「I love you」

「噛みま死ね」

「あなたを虐待してあげる」

「そういえばゴミ…いえ阿良々木くん」

「誰とどんな風に遊ぼうと、それは阿良々木くんの自由だけれど――その浮気が少しでも本気になったら、殺すわよ」

「言い逃れはやめなさい。切り落とすわよ」

「ショーツとブラは、柄物しか持っていないの」

「阿良々木くん。まさかあなた、私のヌードを見て欲情したのではないでしょうね」

「そんなことだからあなたは一生童貞なのよ」

「今度生まれ変わるなら、私は、クルル曹長になりたいわ」

「わたしのこと、きっと、守ってね」

「私ならいいの……阿良々木くんにだったら、どんなことされても、我慢できるもん……」

「つまり!阿良々木くんみたいないかさない童貞野郎と話してくれる女の子なんて、精々私のような行き遅れのメンヘル処女しかいないということよ!」

「今夜は私に、優しくしなさい」

「勘違いしないでよね、別に阿良々木くんのことが心配なわけじゃないんだから――でも、帰ってこなかったら、許さないんだからね」

「危うく文科省に駆け込むところだったわよ」

「阿良々木くんが落ちぶれていく様を、楽しく観察させてもらっていたわ」

「私にとって黒板は、書くものではなく引っかくものなのよね」

「舐めなさいな」

「はいはい、そうねそうねそうですね、阿良々木くんはなーんにも悪くないわよ。悪いのはいつも私ですよーだ」


ちなみに、彼女の暴言は銅四十グラム、亜鉛ニ十五グラム、ニッケル十五グラム、照れ隠し五グラムに悪意九十七キロで錬成されているらしい。
しかし照れ隠しはウソ。


高校入学前に怪異に行き逢い、体重を根こそぎ奪われた(正確には差し出した)。本来、彼女の体重は40キロ後半強(本人談)なのだが、怪異に取り憑かれていた当時は5キロしかなかった。

怪異の名は『おもし蟹』。

中学時代のひたぎは現在と違い、明るく人当たりの良い、学校の人気者だった。
それは昔、身体が病弱だった彼女のため悪徳宗教にはまってしまった母親に対し、自分はもう大丈夫だと証明しようとした結果だった。
しかし、結局努力は報われず、その悪徳宗教が原因で一家は破産、さらに貝木ら詐欺師に騙されたことで両親は離婚することになる。
そして、心の拠り所を求めたひたぎは『おもし蟹』に行き逢い、母親との思い出や想いを預けて、代わりに重さを失った。

自身を騙し両親を離婚に追い込んだ詐欺師、貝木泥舟との対決後は、過去の自分にけじめをつけ、暦に対し過剰にデレ始めた。
その後性格はかなり丸くなったらしいが、次巻でまさかの出番ナシとなる。

中学同級生一同『中学時代でも、あそこまでじゃなかった』

八九寺真宵が幽霊じゃない世界でも告白を成功させて阿良々木と付き合っている。


翼の更生プログラムを受けて更生したひたぎが登場する。
長かった髪をばっさりと切ったらしい。
性格もだいぶ丸くなり、表情も豊かになったが相変わらず極端な言動なのは感情表現が不器用だからと思われる。
ファザコンで百合な面をのぞかせている。

  • 恋物語
自分と暦の命を守るため、かつての宿敵貝木泥舟に千石撫子を騙す」依頼を暦に秘密で申し込む。

あと、多分、暦とヤってr…

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私の項目は追記四十グラム、修正二十五グラム、編集十五グラム、wiki籠り五グラムに悪意九十七キロで錬成されているのよ。

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最終更新:2024年01月07日 22:27