ダークドリーム

登録日:2012/05/07(月) 22:54:47
更新日:2023/10/13 Fri 23:01:57
所要時間:約 4 分で読めます




そう……私は貴女……


映画『Yes!プリキュア5 鏡の国のミラクル大冒険!』の登場人物。



本作の敵、シャドウにより鏡の国のクリスタルの力で作りだされた闇のプリキュア、ダークプリキュア5の一角。
他のダークプリキュア5がプリキュアをコピーしたのに対し、彼女だけは変身前の夢原のぞみのコピーである。


変身前はゴスロリドレスに濃い目の化粧でコピー元よりどこかエロチックに仕上がっている。

変身後はエロチックに磨きがかかる。化粧もなくなりマジビューティ


他のダークプリキュア5より先に生み出され、ミギリンとヒダリンをプリキュア5に噛ませるなど暗躍する。


性格は天真爛漫であるのぞみとは対照的にどこか陰があり、攻撃的。
愉しそうにドリームをボコるあたり恐らくドS。

プリキュアを監視していた際に、のぞみがいつも笑っていることに疑問を抱いており、ドリームと対峙した時にはその疑問をぶつけていた。


戦闘では打撃とエネルギー弾を主に使用。特殊な出生故に疲れを知らない肉体と、倒せてないフラグとして名高い連続エネルギー弾でドリームを圧倒。
だが、一分一秒と成長していくドリームにより徐々に圧されていく。



私はシャドウ様にお前を倒せと言われたんだ!


私はそれしか知らない……楽しくて笑っちゃうとか…独りが淋しいとか…大好きな人が大切だとか…


そんなのまだ習ってないよぉっ!


と、涙ながらに訴え、ドリームに最大の技を仕掛けるもあっけなく弾かれてしまう。観覧車は犠牲になったのだ…


大丈夫だよ。きっと分かるよ。だって、あなたにもちゃんと心があるんだから

ドリームさんのこの言葉で完全に戦意喪失、無理矢理友達けってーい!
他のプリキュアたちが自分のコピーをクリスタルに戻したのに、ドリームさんだけは友達として連れて帰るあたり流石ドリームさんと言わざるを得ない。
…どこぞの月光に冴える一輪の花さんバーローな妹も見習って欲しいものである。




終盤ではシャドウによるドリームへのトドメの一撃に身代わりで受けたことで、力の源たるクリスタルを砕けてしまい……


私達、違う形で出会ってたら良かったのに……駄目かな……私、偽物だし


本物とか偽物とか関係ない!あなたはあなたで、私の友達だもん!


私……どうしたら笑うことが出来るのか分からなかったけど……



そして最期に彼女は自らが望んだ顔で逝った。
自身に、その自覚はあったろうか。
ドリームのくれた笑顔を浮かべる事ができていた自覚は……。

天使なドリームさんは悪堕ちしても天使でした。
ダクドリさんマジヒロイン!



悲劇的結末なせいか、公開後の二次創作の盛り上がりは半端ではなく大抵が「のぞみの姉妹として仲良く暮らしていたら」というのが多く、
しっかり者に見えて世間知らずで、のぞみにベッタリの甘えん坊な妹というポジが基本。
映画本編を見てみるとよりわかりやすいが、それだけ何らかの形で救われて欲しかったと思わせる子だったのだ。

そして5年の月日を経てキュアビューティとして中の人が再登場。当然のように二人を並べるファンアートや転生設定の二次創作が誕生した。
ちなみに彼女のキャラソンは「あなたの」という。狙った訳ではないと思うがやたら親和性が高い。


その人気は数多のキャラが登場し、もはや当時の小さいお友達が成人する位時間が経ってもでも衰えることなく、
2019年に行われた人気投票ではキャラクター部門4位にランクイン。映画1作(しかも「5」時代)のみの登場かつ敵役として登場したのにここにランクインするのは極めて異例と言える。
一方ののぞみ/ドリームはというとプリキュア部門の方で同じ4位にランクインしている。


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最終更新:2023年10月13日 23:01