トランクス(ドラゴンボール)

登録日:2011/07/01 Fri 02:43:55
更新日:2024/03/31 Sun 15:37:09
所要時間:約 14 分で読めます




トランクスは『ドラゴンボール』の登場人物。
立ち位置がやや複雑なキャラで、ここでは登場した時代別に紹介する。


【概要】

CV:草尾毅(少年期・青年期)/鶴ひろみ(幼児期)

エイジ766年生まれ。
サイヤ人の王子ベジータとカプセルコーポレーションの令嬢ブルマの間に生まれた息子で、地球人とサイヤ人のハーフ。
ドラゴンボールにしては珍しく、正統派のイケメンキャラである。
セル編で初登場し、以降アニメのGTまでメインキャラを務めた。
作者の鳥山明曰く「女性ファンを意識して美形にデザインした」とのこと。
モデルはターミネーター2のジョン・コナー。
サイヤ人らしく高い戦闘力と母や祖父と同様に機械の扱いが上手い。
何気に戦歴がかなり優秀。
名称は下着のトランクスから。

【使用する技】

  • バーニングアタック
メカフリーザに使用した技。
両手を高速で動かして構えを取り、エネルギー弾を放つ。フリーザには躱されたが、これは後述のバーニングスラッシュを使用するためのフェイントだった。
この謎の手の動きをマネしたのはDBを見た少年であれば誰もが通る道
漫画版の『超』ではバビディとダーブラを消滅させた。
なお、バーニングアタックの最終的な構えは魔閃光と同じであることと、トランクスは魔閃光を使える(後述)ことから魔閃光の派生技なのかもしれない。
実際、未来悟飯がバーニングアタックを使うゲーム作品もあるため、未来悟飯から教わった技である可能性もある。
ということはバーニングアタックの命名者は悟飯になるのだが…この時だけグレートサイヤなセンスが炸裂しちゃったのだろうか

  • バーニングスラッシュ
相手を剣で連続で切りつけ、左手から放つエネルギー波で消滅させる。
この技でメカフリーザを殺害し、あれだけ強かったフリーザを容易く始末したこの技はトランクスの代名詞とも呼べる技となった。
一部ゲーム作品では「バーニングヘルズスラッシャー」とも呼ばれている。また、スパーキングシリーズ、レイジングブラストシリーズでは「シャイニングソードアタック」と呼ばれている。

  • ヒートドームアタック
相手を掴んで上空へ放り投げ、特大のエネルギー波で消滅させる技。
未来世界でタイムマシンを奪おうと現れたセルに対し使用。この技でセルを完全に消滅させた。

  • ギャリック砲
「俺の力よ!この世界の…人間の盾になれ!」
「皆の願いをこの一撃に込める!」
父であるベジータの技。未来世界のベジータはトランクスが物心つく前に死亡したため、精神と時の部屋で現代ベジータと修行中に盗んだものと思われる。この時期のベジータが教えるとは思えないし
ゴクウブラックに対し放ったが大して効果はなかった。
合体ザマスとの戦いではベジータと共に親子ギャリック砲を見せ、ザマスのエネルギー弾を押し返した。

  • ファイナルフラッシュ
こちらも父ベジータの技。
未来世界のザマスに対して放ったが不死身の肉体を持つ故、効果はなかった。

  • 魔閃光
師である悟飯の技。彼から教わったものと思われる。
原作では使用しなかったが、ブロリーとの戦いで現代の悟飯と共にダブル魔閃光を披露した。
『超』ではゴクウブラックとの戦いでも使用。

  • ファイナルホープスラッシュ
折れた剣に人々の気を集め、気で生成された青い大剣で斬りつける。原理は元気玉と似たようなものと思われる。
半身が崩壊した合体ザマスと斬り結んだ。



【作中での活躍】

人造人間編

身長170cm 体重60kg
好きな食べ物はコンビニ弁当
好きな乗り物はタイムマシン

孫悟空への復讐のために地球に襲来したフリーザ親子の目の前に降り立ったのが初登場。
当時は悟空以外なれないと思われていた超サイヤ人に変身して瞬く間にフリーザ一味を殲滅してみせ、クリリン達を驚愕させた。

殲滅後は自分を観察しているクリリン達に気さくに話しかけ、共に地球に戻ってくる悟空を出迎えようと誘う。
そして戻ってきた悟空に
  • 自分が未来人かつベジータとブルマの間に出来た子供であること
  • 悟空があと数年でウィルス性の心臓病を発症して亡くなってしまうこと
  • 悟空の死後に人造人間が現れ、彼らによってベジータを始めとするZ戦士が皆殺しにされ、未来が地獄と化してしまうこと
を伝え、未来を変えるべく悟空に未来から特効薬を持ってきたことを告げた。
特効薬を手渡した後は再会を約束し、タイムマシンで未来に帰っていった。

作中で二人目に登場した超サイヤ人で、フリーザ親子を圧倒して瞬殺するなど、初っぱなから読者に大きなインパクトを与えた。


基本的に悟空たちには礼儀正しく接する*1ことや、その見た目もあってクールで落ち着いた印象を受けるトランクスだが、
敵には容赦がなく、セルの完全体への阻止を妨害した父べジータに攻撃したり、草尾さん曰くべジータ譲りのひねくれたところもあったり、
ムキンクスこと超サイヤ人第3段階で『オレTUEEEE!!』と勘違いしたりとなんだかんだべジータ似である。
トランクスを自分の将来の息子とは分からなくても、べジータと雰囲気が似ていると初見で見抜いたブルマは何気にすごい。

最終的に強さはセルの第二形態を圧倒し、セルジュニアと互角に戦える強さに。

また、自分の家族に対して何の感情も見せないベジータを最初は嫌っていたが、
18号にボコられるベジータを助けるために突撃したり、共に精神と時の部屋で修行したりと、次第に距離は縮んでいった模様。

ベジータもベジータで、トランクスが完全体セルに殺された時には、戦略も何もなくただ怒りのままに突撃しており、
一見どうでもよさそうに振舞っていても、息子を想う親心が芽生えていた様子だった。
その後、セルが倒されたことで目的を果たしたトランクスが未来に帰る際には、小さく指を立てて別れの挨拶を送っている。
地味だが隠れた名シーンと言えるだろう。

登場当初は剣を使っていたが、17号18号(現代)と戦って以降は一切使われなかった。
精神と時の部屋での修行以降はブルマが作った戦闘ジャケットを着るように。
近年のゲームは同じ未来のトランクスでも、剣を使うトランクスと戦闘ジャケットのトランクスを分ける傾向がある。
もちろん後者の方が使い勝手はよいが、ムキンクスというロマンがある。

未来に帰った後は、精神と時の部屋での修行で過去へ行く前より遥かにパワーアップした実力で、
殺戮の限りを尽くす17号と18号、そして過去に向かおうとするセルを難なく倒し、未来の地球に平和をもたらした*2
…はずだった。

余談だが、本編世界に登場したセルがいた次元のトランクスは17号と18号は緊急停止コントローラで止めて倒したと推測されている。
また、その際はセルに殺害され、タイムマシンを奪われるという悲劇が起こっている。
人造人間が倒され、セルも過去に行った以上、地球の平和を脅かすものはいなくなっただろうが…


劇場版(未来)

「極限バトル!!三大超サイヤ人」で初登場して以降「銀河ギリギリ!!ぶっちぎりの凄い奴」まで登場。
未来トランクス故に活躍の場が限られているのは仕方ないが。映画のドラゴンボールは主役以外活躍があまりできないのが多く、
トランクスもその1人で14号やゴクアは倒したがボスは倒せず。
剣は13号に折られたが、ボージャック戦では修復されていた。


ドラゴンボール超

人造人間編から20数年の時を経て、再び登場。
髪の色や服装などが若干変化しているが、人造人間編に登場した青年トランクスと同一人物である。

セルを倒した後未来においても魔人ブウ復活を目論んで魔導師バビディダーブラが襲来したが、
未来世界の界王神の指示で苦戦しつつも単身で撃破し野望を阻止することに成功。
この一件もあってか人造人間編よりも大幅に戦闘力を上げており、セル編以降の十年以上の独学修行によって、自力で超サイヤ人2までの変身が可能になっている。
また剣も再び使用しており、従来通り手に持って振るう他、敵に向かって投げつける等の使い方もしている。

しかし、その後現れた悟空と瓜二つの容姿を持つ謎の敵「ゴクウブラック」が地球の都市を壊滅状態に追い込む。
トランクスは約1年間ゴクウブラックに挑むも手も足も出ず敗北を繰り返し、
その間にブルマや本当は60歳ぐらい超えてるであろうマイなど多くの人を失いながらも命からがら再びタイムマシンで現代に現れる。

悟空とベジータが破壊神とも渡り合えるSSブルーになれる事を知り、「自分が強くなる必要はない」と自嘲するも、
ベジータのサイヤ人流の叱咤激励を受け、「ブラックだけでなく、いつかベジータをも超える」と決意を新たにし、
現代の悟飯一家やクリリン一家との語らいで「皆が笑って過ごせる未来を取り戻す」という明確な目標を持つ事となった。

実力としては、あのダーブラ相手に勝利できた為、少なくともプッツン状態のSS2少年悟飯とパーフェクトセル以上の戦闘力を誇ると思われ、
腕試しレベルとはいえゴッドになれるSS2悟空と互角に打ち合える程だが、流石にSS3悟空には劣る様子。

当然、SSブルーベジータにも及ばないが、ムキンクス形態で油断を誘ったり、
要所要所で頭脳プレーが光っており、実質悟空やベジータに次ぐ戦闘力を誇っている。

しかし『神と神』のベジータ同様、感情の爆発で戦闘力を上げている描写もあり、
悟空やベジータさえ圧倒するSSロゼ状態のブラックやザマスとも互角に打ち合える等、神のレベルについていける余地を見せている。
今後に期待か。



そして超61話にて、ブラックとザマスのあまりにも身勝手且つ、非道な行いと計画を前に激怒した際に、ムキンクスのような筋骨隆々とした姿に加え、
SSの金色のオーラとSSブルーの粒子状のオーラがミックスした炎の揺らめきのようなオーラと、どこぞのブロッコリーのような白目を剥いた特殊な超サイヤ人形態に変身。
SSブルーの悟空とベジータさえ敵わない二柱の悪神にたった一人で挑む事に。

その力は凄まじく、この形態になった時点で、ブチ切れSSブルー悟空を相手に快勝するレベルに至ったSSロゼブラックを相手に互角以上に打ち合い、
更に悟空とベジータの二人がかりでなんとか凌いだブラックとザマスの合体気弾をも単独で逸らしてみせるなど、
ブラックも素直に賞賛する程の力を発揮して見せた。

二人が対抗策を講じるため過去に帰還してる間も仲間達と共に善戦し、
重傷を負いつつも更なる強さを身につけたべジータと魔封波を習得した悟空が戻るまでに凌いで見せた。

その後ピッコロの実演映像を元に魔封波を習得。
ザマスを封印しかけるが、悟空が封印に使用する札を忘れてしまった為失敗。
さらに「人間を侮ってはならない」とザマスに危機感を持たせ、二人に合体を決意させる。

合体ザマスの強大な力に愛剣も折れ、追い詰められるも、奮起し合体ザマスの『聖なる逆鱗』に対し父から受け継いだ『ギャリック砲』を放つ。
さすがに打ち負けそうになるがべジータもギャリック砲を放ち『親子ギャリック砲』により聖なる逆鱗を打ち破る。

その後、悟空のかめはめ波やブルー界王拳を受け、合体ザマスの不死身でないゴクウブラックの部分がダメージの蓄積に耐え切れず、
更に人間に追い詰められる自身に雷を放ち、半身がドロドロに溶けた異形の邪神へと変貌したザマスに対抗するため、
悟空とべジータが合体した究極戦士「ベジット」を見送るも、トランクスの勝利を願う兄妹から刃折れの剣を受け取り、折れた刀身から光の刃を作り出し、その後を追った。

ベジットブルーは合体ザマスに対し優勢であったが不死の力を超えて追い詰める事が出来ず、合体しているエネルギーが切れてしまい逆に窮地に陥る。
紫の刃が二人に迫る瞬間、トランクスが乱入。邪神ザマスと対峙する。

「さあ、次は誰に助けを求める?過去か?未来か?そうやって神の正義に背き続けるからぁ!貴様らニンゲンはその弱さ故にぃ!!」
「俺は、自分の弱さを、恥も悔いもしない!!俺は皆を助ける為に戦い、みんなに助けられて生き延びて来た!それが俺だ!!助け合って生きる、それが…俺たち人間だぁっ!!!」

直後、トランクスから眩い光が溢れる。そしてそれを見守る人々から、
トランクスとマイが助けた黒猫、カメハウスのウミガメや、雪山の人造人間8号/ハッチャン、マイとブルマ、地球中から同じ光が放たれる。
それはトランクスの頭上にまるで元気玉のように集まり、地球を包む闇を吹き飛ばす。そして残った悟空とべジータの気をも受けたトランクス。
「いくぞみんな!ザマスを倒す!!!」
擬似元気玉はトランクスの体を包み、碧き気と大剣へと変化。邪神ザマスを圧倒する。
「神も、人間も、ない!!自分以外を信じないお前に、俺は負けない!!!」

神の刃は粉々に砕かれ、体を貫かれる邪神ザマス。深々と刺さった碧き大剣からは幾つも気が混ざり合い、歪みきった体を抉っていく。
「自分独りの『正義』に浸るお前に、俺たちの『生きる思い』を潰させるものか!!! 貴様の正義など、知ったことかああああああああああああっ!!!!」
「馬鹿なっ!!?そんなああああ、うわあああああああああああああ」
股座から真っ二つに切り裂かれ、邪神は断末魔の叫びを上げる。

他人に頼り、それでも他人の為に戦い、希望を背負う青年だからこそ、たどり着いた強さのカタチだった。
ここで終わってりゃあ、大団円だったんだけどなぁ…






漫画版ではバビディとダーブラ襲来までに界王神とキビトの修行を受けた事により、更に腕を上げた様子で、あのZソードを抜くまでに至ったばかりか、
現代の悟飯でさえ振るうのに難儀した剣を普通の得物として使っているあたり、この時点でも相当なパワーアップを遂げているのがうかがえる。
しかしダーブラとバビディの強襲を受けてしまい、得物として使っていたZソードはダーブラの唾により早々に石化された挙句、粉々にされてしまった上(同時に老界王神も死亡している)、キビトも殺害されてしまう。
セルと同等以上に実力を持つダーブラにトランクスは圧倒されてしまい、割って入った界王神もジワジワと痛め付けられてしまう。
しかし、ダーブラのその仕打ちを前に怒りを爆発させSS2に開眼し、彼を圧倒。
ダーブラの方も反撃しようとするも、界王神が命を賭した念力で彼の動きを封じた隙を付き、渾身のバーニングアタックでダーブラを倒すも、界王神はそのまま死亡してしまう。
その事が後の惨劇に繋がる事に……。
このような事件があってか、SS2を独自に発展させ、オーラを強大化させSS2を遥かに上回るパワーとスピードを誇るフルパワーSS2(仮称)に開眼している。
また、界王神の付き人としての修行も受けていた為、キビトのような治療能力も身に着けていたことが後に判明する。

SS2状態でセルと同等以上の実力を持つダーブラを完全に圧倒する実力を見せ、その後修行を積んだ事で腕試しとはいえ
悟空とのSS2同士のバトルでは対等以上に渡り合っており、悟空曰く「当時の悟飯よりも上」と賞賛し、
ウイスの見立てだと「悟空と同格、或いはトランクスの方が少し上」とまで言わしめる程のレベルに至っていた。

フルパワーSS2(仮称)では、SS3悟空とのバトルでは悟空をも驚愕させ、拳を交える前にゴッドへの変身を決意する程までの戦いぶりを見せた。
流石にゴッドとなった悟空には一蹴されたものの、ウイスは悟空に対して「大人げない」と感想を述べ、前述のように拳を交える前にゴッドへの
変身を行使した為、SS3のままだと危うかった事がうかがえる。
尚、このフルパワーSS2(仮称)はベジータによると「変身していないのに、SS3のカカロットと同じくらいのパワーアップをしている」とのこと。

この時期の悟空がゴッドの力を取り込んだ事により、神域のレベルに到達し、ビルスやフリーザ、第6宇宙の猛者たちとの激戦を潜り抜け、
更にウイスとの修行によって経験、実力、能力共に円熟の域に至っている事を考えると、界王神やキビトが師として鍛えてくれたとはいえ、悟空が変身した超3以上のレベルに達したトランクスは相当凄い。
流石、天才の息子か。

ただそれだけに、このレベルに達したトランクスでさえ全く太刀打ちできない漫画版のゴクウブラックの強大さが相対的に高まるワケであり……。
実際、悟空もこのトランクスのレベルでもブラックに敵わない事を聞き、「楽勝と思ったけど、ちょっとヤバいかも…」と弱音を吐いている。


魔人ブウ編

身長129cm 30kg
趣味 テレビゲーム
好きな乗り物 スポーツカー

セル編で赤ん坊だったトランクスが成長した、少年トランクス。
まだ10にも満たない年齢ながら既にスーパーサイヤ人に変身可能で、その才能にベジータも内心舌を巻いていた。

年相応にやんちゃで生意気な性格であり、セル編で登場した未来のトランクスとはかなり異なる。鳥山曰く、「2人は別人で環境で変わるよい例」
ただ、悟飯など年上の相手には、例え付き合いが深い相手であっても敬語を使うなど、それなりに礼儀はわきまえている。
生意気な性格を見せるのは、仲良しで年も近い孫悟天が相手の時だけなのだが、基本的に悟天と一緒にいる関係上、
ファンからは「生意気なやんちゃ坊主」と見られがち。

天下一武闘会では子供の部で悟天と共にズバ抜けた実力で決勝まで勝ち上がり、子供とは思えない内容の濃い激闘の末、なんとか悟天に勝利している。
この頃のベジータはすっかり親バカとなっていた。

その後、ベジータが死んだ後に本格的に魔人ブウと戦うことになる。
悟天と共に悟空からフュージョンを伝授され、ゴテンクスとなってブウと一進一退の攻防を繰り広げる。
しかし、不意を突かれてピッコロと共にブウに吸収され、悟空とベジータに助けられた後に、ブウの攻撃で地球ごと消滅。
ポルンガによって生き返った後は悟空の元気玉に元気を送った。

超での未来トランクス編では、未来から来た青年トランクスと再会。とはいえ、セル編では赤ん坊で覚えていなかったため実質初対面。
両親からは事情を聞かされていなかったのか、未来の自分と対面した際には激しく動揺していた。
以降は皆が未来トランクスにかまけ、マイも未来トランクスに心動かされ、未来トランクスも未来マイの件から現代マイと親しくしていることから、
嫉妬するも、未来トランクスに発破をかけて、立ち直らせてもいる。
漫画版では嫉妬はカットされ、一緒にゲームをするなど、仲の良い姿を見せている。


劇場版(少年)

「危険なふたり!超戦士はねむれない」で初登場。
ブロリーには終始圧倒された。

【ドラゴンボールGT】

カプセルコーポレーションの若社長になっていて、女性社員にもモテモテである。
しかし時々仕事中に窓から脱走するなど「最近仕事にも修行にも身が入っていない」とベジータから叱られて
悟空、パンと共に宇宙に散らばったドラゴンボールを探す旅に出る。
容姿、性格共に未来のトランクスに近くなり、ツッコミが板についていた。
また、女装したり金属板にされたりとネタにも事欠かない。
修行はあまり熱心ではなかったようで、腕前は幼年時代からあまり上達していない。

オープニングでのみ未来のトランクスが使っていた剣で戦っているシーンがあるが、本編には登場しなかった。
また、放映開始時に鳥山明の描いたイメージボードでは銃も使用していた。

中盤まではメインキャラだったのだが、ベビーによって体を乗っ取られ、
卵を植え付けられて以降はストーリーが完全に悟空主体となり出番が激減。
究極体のベビーにサイヤパワーを送りフェードアウト。
その後ドラゴンボールから生まれた龍達との戦いでも空気だった。…が
最終話ではドラゴンボールが消滅したことを心配するパンに神龍からの宿題を前向きに表現して彼女を勇気づけるという美味しいところを持っていっている。


【ゲームでのトランクス】

ゲーム作品では未来と少年や悟天、タピオンなどと勝負させるとグッとくる台詞がある。

『ドラゴンボールヒーローズ』ではなんと超サイヤ人3になった。
ゴッドミッションシリーズではGT編のトランクスがベビーに寄生された上にスーパーベビーとして覚醒した姿が登場している。

『ドラゴンボール ゼノバース』では未来トランクスのその後の姿として、タイムパトロール隊員となった「トランクス:ゼノ」が登場。
曰く、時の界王神から歴史改変の重罪を指摘され、罪滅ぼしとして協力しているとのことだが、本人は本人でやりがいを感じているらしい。

「俺と共に戦ってくれる強い人を呼んでほしい」と神龍に頼んで主人公を呼び寄せたのだが、
自身や父ベジータをはじめとする関係者の歴史に直接干渉する訳にもいかず、基本主人公任せになってしまっている。

本編外の出来事には関われるため、歴史の改変者であるミラ・トワには直接勝負を挑んだ。
が、それが仇となり、一度は存在消滅の危機に陥る。

ゲーム発売当時は『超』での再登場前だった事もあり、基本的に超サイヤ人にしかなれない事と、主人公のパートナーというポジションから必然的にかませになりやすい事に。

続編の2では単独で動く前作主人公の代わりに、新主人公を導くポジションとなるものの、本来の歴史にいない敵が出てきた時には自分から率先して過去に行く事も多い。
そして立場上絶対に介入してはいけなかった未来悟飯の危機にいてもたってもいられず、禁を破って救援に駆けつけてしまうが……。

アニメ『超』名義の未来トランクスも、攻略本の特典プロダクトコードを使う事で即時解放が可能となっている。Switch版ではラスボスを撃破する事で解放が可能。その後、DLC第3弾・第4弾にて技やプリセットが追加された。

DLC第4弾の追加シナリオでは、アニメでも見せた「超サイヤ人怒り」のトランクスも登場。
専用のオーラやカットイン、ワイプ等が存在しているにもかかわらず、何故か此方はNPC専用キャラクターとなっている。

その後のDLCで追加された「∞の歴史編」にも未来トランクスは登場し、タピオンとの共闘を見せた。
此方も超サイヤ人怒り状態なのだが、2023年現在もプレイアブルキャラクターとなる様子が一向にない。

『ドラゴンボールヒーローズ』及び『スーパードラゴンボールヒーローズ』のオリジナルストーリーでもトランクス:ゼノは暗黒魔界の一味と激闘を繰り広げる。
その中でもベジータ:ゼノとポタラ合体を行い、ベジークス:ゼノという戦士になったりもした。

『スーパードラゴンボールヒーローズ:ワールドミッション』では、正体を隠さなくてはならない都合で、
レギンス(ブルマ似の女性)が作成したスーツを着用し「グレートサイヤマン3号」を名乗る事に。
ちなみに本家2人と違い、メタルヒーロー風であり、リボルケインっぽい剣を所持している。
作中ではスーパードラゴンボールヒーローズのカリスマプレイヤーで、「マスター」の愛称でかなりの人気者なのだが、
逆にグレートサイヤマンとしての人気は最悪であり、マスターの愛称もグレートサイヤマン3号という名前がダサくて長いからという面が大きい。本気でかっこいいと思ってるのは主人公、レギンス、そしてグレートサイヤマン1号のみ。
当然というべきか本人も嫌々であり、主人公にかっこいいと言われた時はかなり嫌そうな反応をしていた。

『スーパードラゴンボールヒーローズ』の『監獄惑星編』では、超より後の設定の未来トランクスがオリジナルストーリーの主役の一人となる。
ストーリーでは悟空達に修行を付けてもらおうとマイと共に未来から再訪してビルス星に滞在していたが、何者かに誘拐されて監獄惑星に投げ込まれる。
監獄惑星内の状況に困惑する中、同様に監獄惑星にいたクウラと遭遇。
クウラに力を認められたトランクスは、何とクウラと共に監獄惑星を抜ける為にコンビを組むことになる。
未来トランクスはクウラがフリーザの兄であると知らないためか結構頼りにしているが、大丈夫なのだろうか……。
アニメではクウラを呼び捨てにしており、ベジータに「クウラは味方です!」とわざわざ説明するあたり、フリーザとの関係に気づいている模様。



初めから、全力で追記・修正するんだな。
ボクはwiki籠もりさんのように甘くはない。

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最終更新:2024年03月31日 15:37

*1 特に孫悟飯は未来で戦いを教えてくれた師匠であったため、この時代ではまだ子供にもかかわらず常に「悟飯さん」と呼んでいた。

*2 この時トランクスは実力では勝っていながら驕りによって逆に窮地に立たされてしまった悟飯とベジータ、そして不意打ちでセルに別次元も含めて2度も殺されてしまった自分自身を教訓としたためか、17号、18号、セルを淡々と驕ることなく撃破している。