テレンス・T・ダービー

登録日:2009/07/30 Thu 01:11:36
更新日:2024/04/09 Tue 09:48:03
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Exactly(イグザクトリー)
(そのとおりでございます)

テレンス・T・ダービーとは、『ジョジョの奇妙な冒険 Part3 スターダストクルセイダース』の登場人物である。
CV竹本英史(格闘ゲーム)、諏訪部順一(ASB、アニメ版)


【概要】

『エジプト9栄神』のうちのひとつ『アトゥム神』の暗示をもつスタンド使い。

1968年の1月5日生まれ。年齢は21歳と、かなり若い。
国籍はアメリカ人。
かつて承太郎に敗れたダニエル・J・ダービーの10歳年下の弟であり、劇中ではテレンス等とは呼ばれず、兄と同じく「ダービー」と呼称されている。

DIOに気に入られ、彼の執事をしている青年。
仕事柄か、承太郎一行と敵対したDIOの部下や協力者たちの中では珍しく丁寧な態度や言葉遣いをするが、
花京院には「この丁寧すぎる態度…神経にさわる男だ」と言われるなど、不評であった。

容姿は端正な二枚目だが、額から鼻にかけて縞模様のメイクをしている。
髪型はターバンか何かで髪の毛を後ろに纏めている逆リーゼント。
初登場時はリーゼントは短く、前髪がちょろんとはみ出していたが次週には無くなっている。
不思議なことに週を重ねる毎にリーゼントの長さが強化されている。

趣味はTVゲームと、スタンド能力(後述)で奪った魂を自作の人形に封じ込めコレクションすること。
ゲームはジャンル問わず、あらゆるTVゲームをやり込んでいるようで相当な腕前をもつ。
自身の誕生日の数である「15」という数を気に入っており、ゲームの背番号などはほぼ毎回「15」を選んでいる*1

ゲームの達人は人生の達人という持論を持ち、あらゆるジャンルのゲームをやり込み、人形(フィギュア)作りが趣味で、さらに他人に自慢したがる…と、
趣味・嗜好の面ではヲタクに近い青年だが、兄の(他人の魂を加工した)メダルコレクションをつまらない、底が浅いと見下す、ヲタクとしては最低の行為をしている。
また、人形に魂を封じられた人間はまだ生きているため、わざわざ生前の姿を模して服も自作し、話をすることを楽しんでいるが、
それは傍から見れば奴隷を使ってリアルお人形遊びをしているようなものであり、自己の快楽のために他人を玩弄する外道行為に他ならない。
花京院やジョセフ・ジョースターからも「ムカつき加減は兄以上」「最低のサイコ野郎だ。 ヘドが出る」と散々に酷評された。

なお、上述する通り先に登場したダニエルとは兄弟関係にあたるが、テレンスのスタンド能力のせいか兄弟でポーカー等に興じたことはない他、 
テレンスが高校生だった時分に当時付き合っていたガールフレンドに兄がちょっかいを出した時には、兄をしこたまブチのめしたと語る等、兄弟仲は不仲かもしれない*2が、一応それなりに尊敬していたらしい*3

兄と同じく賭事が大好きだが、本人曰く「賭けは好きなのですがどうも弱くて」とのこと。
「イカサマやペテンを使ってでも勝つ、勝てばよかろうなのだ」の兄とは違い、嘘を吐いたり騙したりせず、純粋にテクニックを駆使して勝つことを望んでいる。

だが、「バラしてしまいますがこれが私の『スタンド』の能力」と言った後もスタンドの核となる能力である読心術については華麗にスルーし、
既にジョセフ達が知っているであろう兄と同じ能力の部分だけ説明するなどやることがセコく、まだしっかりした信念を持つ兄の方が理解できる*4

また、あまりに追いつめられると紳士的な態度が一変し、兄と似てくる。



【劇中の活躍】

DIOの屋敷に突入した『ジョースター・エジプト・ツアー御一行様』の前に現れ、
承太郎、ジョセフ、花京院とモハメド・アヴドゥルジャン=ピエール・ポルナレフイギーを分断した。
承太郎の右腕に自分のスタンドの左手を食い込ませて人質とし、逃げられない状況を作って承太郎、花京院、ジョセフとTVゲームで勝負することを提案。
ただし、使用するソフトにイカサマが無いかどうかジョセフの『隠者の紫』でチェックする権限は与えている。

◆第一ゲーム

まずは花京院と一対一の対戦型カーレースバトルゲーム『F-MEGA』で対決。
この際、テレンスは様々なゲームソフトを提示して花京院に対決するゲームを選ばせているが、
花京院が言うところによると、この時提示された『F-MEGA』も含めたゲームソフトは、日本の若者なら「もう あきたよ」というほどメジャーなものばかりで、
スタンド能力の関係で孤立していた花京院少年も、日本の若者の例に漏れずやりこんでいた様子。

無論テレンスもやりこんでいたため、花京院とのレース(対戦)は白熱し、
通過後にスピードアップの恩恵を得られるトンネルに、「先に入られては勝ちがなくなる」と無理矢理同時に突入したり、
ギミックでトンネル内の照明が落とされ、真っ暗闇の中で何度も設置されたカーブを記憶を頼りに正確に曲がったり、
妨害ギミックであるキャノン砲を同時に避けたり…と、技量はほぼ互角だったが、有り得ないショートカット*5で花京院に負けを認めさせ、魂を奪って人質にした。

だが、この時の勝負は後述の能力が全く意味を成さないので、純粋なゲームの腕のガチンコ勝負。
また、ジョセフのチェックでバグやイカサマではない事は判明しているので、採った行動は「ゲームの仕様の範疇」なので文句は付けられなかった。
テレンスにとってもショートカットは一か八かの賭けだったようで、「冷や汗をかいたのは久しぶりだった」との事である。

◆第二ゲーム

次に承太郎と対戦型本格野球ゲーム『OH!THAT'S A BASEBALL*6』で対決。

こちらも事前にジョセフによるバグやイカサマプログラムが無いかのチェックはされている。
さらにテレンスは承太郎の精密な『スタープラチナ』相手では、片手が使えないハンデがあってはゲームでも負ける可能性が出る為、承太郎の手首に仕込んだスタンドの一部を戻した。

この前にジョセフが次の相手になると言い出したのだが承太郎は「このTVゲームの中で一つでも花京院より腕が上のゲームが有るのか」と尋ねて下がらせた。
なおこの発言から察するに、ジョセフでも対応できそうな既存のテーブルゲームなどのゲームが無い事が察せられる。

ちなみにこの野球ゲーム、選手の顔をタッチペンで書いた自身の好きなキャラの顔に変えられるというスグレモノ。執筆当時の技術力を考えると明らかにオーバーテクノロジーである
レッドドラゴンズの選手を『アトゥム神』、ジャガーズを『スタープラチナ』の顔にする事で、
擬似的な「『スタープラチナ』VS『アトゥム神』の野球対決」の絵面となった。
トリシマン「やっぱりジャンプマンガは野球しなくちゃね」

承太郎は実はゲーマーどころか全くゲームに触れたことすらないド素人だったが、ジョジョに徐々に操作方法を覚えてホームランを量産していった。
が、真のスタンド能力である読心術を使われ始めてからは状況は一転。*7
わざとデッドボールを狙って避けられた事で、承太郎もテレンスの真の能力に感づきはしたものの、
具体的な対処は出来ず、さっきまでの当てつけのようにホームランを量産され、追い込まれていく。

承太郎の心を読んで優位に立ち、1点差にまで追い詰めたテレンスだったが、ある時を境にスタンドで読んだ承太郎の心と実際の行動が一致しなくなり、形勢が逆転
承太郎は「外角高めストレート」と予告したはずなのに、実際に投げられた玉の軌道が変化する変化球になるなど、
アトゥム神の能力で見られる魂はウソを吐かないはずなのに、行動が質問に対する魂の答えと全然違うというこの状態にテレンスは混乱し、大パニックに陥ってしまう。



わからないぃぃ!
イカサマがわからない!

承太郎の魂は最後の最後まで魂はストレートを投げたという意志だった!

それなのに変化した!

なぜなんだ!
なぜなんだよおおお!


あばいてやる!
あばいてやる!

イカサマをヲヲヲヲ

あぶぁいてぇやぁるゥゥゥ───ッ

自身のプライドからか、それとも兄へのコンプレックスからか。
テレンスは「このゲームに勝つ」事を忘れ、「イカサマを暴く」事にばかり集中してしまう。
凄まじい顔芸を披露しながら「物言い」として承太郎の席や帽子をチェックしまくるが、それらしきイカサマの痕跡が全くない。
この事が、余計にテレンスは苛立ち、精神をかき乱されてしまった。


オレはゲームの天才だ…。負けるハズがない

オレはゲームの天才だ…。負けるハズはない…!
精神力だって!百戦錬磨の無敵だッ!

ゲームの達人は人生の達人だ…。
これしきでダメージを受けてたまるか!

半ばヤケクソ気味に精神を鼓舞させるテレンスだったが、承太郎の『イカサマ』でかき乱された精神状態で勝てるはずも無く、
続行してすぐにまたもやホームランを出されて心が折れかかってしまったのか、うっかり花京院の魂を戻してしまう。
口では負けてないと言い張るが、魂が戻ったということは、まぎれもなく彼の魂が負けを認めたという証左であった。

人質を失ったテレンスは、最後の悪あがきをしようとするも、即落ち二コマの如く直ぐに発覚してしまう。

そして、


「質問だ…。右の拳で殴るか?左の拳で殴るか?あててみな」
「ひ、ひと思いに…。右でやってくれ」

NO! NO! NO! NO! NO!

「ひ…左?」

NO! NO! NO! NO! NO!

「り…りょうほーですかあああ~」

YES! YES! YES! YES!

Y E S !

「もしかしてオラオラですかーッ!?」
YES! YES! YES!"OH MYGOD"」

…の、シュールかつコミカルなやり取り*8で、自身の読心術で逆に死ぬほどの恐怖を味わいながらオラオラされて再起不能となった。

因みに承太郎の心と行動が食い違っていた原因は、実は承太郎ではなく、ジョセフが『隠者の紫』でコントローラを動かしていたから。*9
蓋を開けてみれば、本当に「なんて事ないイカサマ」*10であった。

「バレなきゃあ、イカサマじゃあねえんだぜ…」

テレンスの敗因はズバリスタンド能力に頼り過ぎた事。
無敗の能力を破られて混乱したのは分かるが、すぐに平静を取り戻して純粋なゲーム勝負に持ち込めば、まだ勝てた可能性は充分にあった。*11
自身の強過ぎるスタンド能力に振り回されたという点では、兄と比べてまだまだ未熟者としか言えないだろう。

兄が読心術を持つ自分であれば効かないハッタリで倒されたのに対して、
こちらは兄ならばすぐに気が付く*12であろう人数の利を利用したイカサマに敗れるという、なかなか皮肉な最後となっている。

その覚悟の足りなさは忠誠心にも現れており、DIOに忠誠を誓ってはいるが、DIOのために死んでもいいという覚悟はなかったようである。
DIOにも「テレンスは天才だった」と褒められつつも、その覚悟のなさを酷評もされた。
そしてDIOは、その時傍にいた、自身に忠誠を誓う部下に対して「自分のために命を捧げられるか」と遠回しに訊ねる。
テレンスとは違い、DIOのために死んでもいいというほど強い忠誠心を持っていたその部下の行動が、「DIOの忠臣」という名の狂気の怪物を生み出す事になる…!





【スタンド】



わたしのスタンドは相手の「魂」の状態を光子暗視装置のように見ることができる……。
どんな人間でも「魂」はウソをつかない……!

スタンド名:『アトゥム神』
破壊力-D
スピード-C
射程距離-D
持続力-B
精密動作性-D
成長性-D

全身にハートの意匠を持つ、ロボットのような人型スタンド。
頭部のデザインがちょっぴりキカイダーに似ている。
名前の由来は古代エジプトにおける最高神であり宇宙創造の神『アトゥム』。

◆能力

相手の魂に干渉し、引きずり出して自作の人形に封じ込める能力と、
相手の魂に直接質問するという読心術のような能力を持つ。

魂を引きずり出す能力は兄と同じく、「敗北」を認めた際の一瞬の隙をついて行われる。
本体であるテレンスがゲームを得意とするため、魂を引きずり出す勝負は専らTVゲームでの対戦。
また、「敗北」を認めるまでいかなくとも、精神的ショックを受けた相手の魂にもある程度の干渉は可能。
読心術を利用して承太郎の攻撃を回避した時は、回避されショックを受け魂に少し隙が出来た承太郎の腕にアトゥム神の腕を分離し取り付ける能力も見せた。
見た目では切り離された手首が腕に食い込んでいるというややグロテスクな絵面だが、この状態でも操作が可能で、腕を握りつぶすくらいなら可能らしい。
この事からアトゥム神や兄のオシリス神の魂干渉能力は「勝負」に関係無く発動可能、娯楽による「勝負」を行うのは明確に「敗北」させて確実に魂を奪うためと思われる。

読心術を使う際は相手をサーモグラフィー(熱分布暗視装置)のように投影し、相手の魂に直接聞くため、この能力で得られる答えに嘘や偽りは決してない。
ただし、質問はYES/NOの二択で答えられるものでなければ無効となる*13と、質問対象は一人だけというのが最大の弱点。
この為事前に質問内容は練り込まなければならないし、本編で出し抜かれた様に他者が介在するイカサマが有る場合、それを前提にした質問をしないと気付く事が出来ない。
ジョセフは「心を読まれたらどんなパワーも敵わないのではないか?」と一時期戦慄したが、
スタンド自体は持続力以外のスペックはほとんど並以下なので、スタンド同士のガチンコ勝負ではやや分が悪い。
(一応、勝利した承太郎に背後から奇襲しようとする場面はあるので、戦えないことはないらしいが)
用途としてはやはり、尋問や自身の得意なギャンブルなどの土俵に持ち込んでこそ真価を発揮する能力と言えるだろう。
この能力ならTVゲームではなくて、サシのババ抜きなどで勝負した方が危なげなく勝てたのでは…?

テレンスに敗北し、引きずり出された魂は彼が負けを認めない限り本来の肉体に戻ることはなく、
肉体がまだ生きている間に負けを認めさせれば魂が肉体に戻り、息を吹き返すことが出来るが、
肉体が既に亡い場合、解放された魂はそのまま昇天することとなる。

テレンスは引きずり出した魂を、生前の姿を模したと思しき自作の人形に封じ込めている。
彼に敗北して魂を人形に封じられた、いわば生きた人形と化した人間は、
自意識はそのままに、自由に身動きも取れず、食事も睡眠も自殺もできない無間地獄に堕とされることになる*14


そして実は、兄のダニエルとは能力だけなら最高のベストパートナーである。
兄の弱点であるハッタリを弟の能力で封じ、弟の弱点のイカサマを兄の眼力で見抜く…など、
もしも兄弟が力を合わせていれば、ギャンブル勝負に於いてこれほどまでに恐ろしい兄弟はいないと言える。
残念ながら(運良く?)劇中では兄弟が不仲だった為、夢の兄弟タッグの実現はなかったが、もしも兄弟で攻めて来られていたら、
DIOの元に辿り着く前に『ジョースター・エジプト・ツアー御一行様』が全滅していた可能性も大いに有り得る。


【余談】

名前の由来は、兄と同じく歌手・演奏家の「テレンス・トレント・ダービー(現:サナンダ・マイトレイヤ)」。
ミドルネームがイニシャルになっているくらいで、ほぼそのままである。

アニメ版の声を担当した諏訪部順一氏は、承太郎役の小野大輔氏、DIO役の子安武人氏に続いて、数少ないASBからの続投となった。
また、後に『黄金の風』の登場人物レオーネ・アバッキオの声も担当している。

作中に出た『F-MEGA』は限定販売のジョジョスマホ収録のゲームで完全再現されている。
…が、劇中の通りの初見殺しステージな鬼畜仕様もそのまんまである。
なので、ネットでは満場一致でクソゲー認定されている*15

「高校生だった頃、付き合っていたガールフレンドにちょっかいを出されて兄をブチのめした」話は実は真偽不明な部分も多い。
『ちょっかい』の詳細が不明なので、弟から寝取るつもりでコナをかけたなど、ブチのめされて当然のことをしたのか、
ダニエルとしてはちょっとからかっただけなのに、テレンスが過剰に反応して必要以上にキレてしまったのかは分からないが、
スタンド能力で嘘を吐けないこともあってか、「アバラを折られ、ヘドを吐くまでぶちのめされた」にもかかわらず、ダニエルはただ謝罪を口にしたらしい。
ただ、いくら自分が悪いといっても一方的にぶちのめされても反撃せず、ただ謝罪する辺り、ダニエルは弟をよほど怖がっていたか、身体的にも勝てなかったかのどちらかと思われ、
子どもの時から勝負を避けられてきた事といい、能力以前にテレンスの性格等を面倒くさがられ、兄から距離を置かれていた可能性もある。

作中でも数少ない、承太郎の帽子を脱がせた一人である。

作中で承太郎が選んだ「ジャガーズ」という名前のチームはは実は過去にプロ球団として実在していたりする。それが1955年に設立した「阪神ジャガーズ」であり、その名の通り阪神タイガースの2軍に当たる球団である。





「質問だ………追記するか?修正するか?あててみな」


「ひ…ひと思いに追記…してくれ」


NO!NO!NO!


「しゅ…修正?」


NO!NO!NO!


「り…りょうほーですかあああ~」


YES!YES!YES!


「もしかして追記・修正ですかーッ?」

YES!YES!YES!"OH MY GOD"

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最終更新:2024年04月09日 09:48

*1 本人は魂をかけた相手は赤子であろうと全力で倒す主義と主張しているが、後述の野球ゲームはピッチャーの背番号で性能が変わる仕様なので、たまたま15が最適な選手だったというのでもない限り舐めプをしていることになる。実際、その投手は球速が遅く、承太郎にホームランを連打されたため、途中で自分のスタンド能力を活かすのに最適な背番号77のピッチャーに交代している。

*2 そのガールフレンドとのその後は不明。アニメ版では容姿が明らかになり、結構かわいい。

*3 単なる社交辞令とも取れるので、本当かどうかは不明だが。ただ、「兄はギャンブルとイカサマの天才で天才詐欺師である」という事については、本心から認めていたようだ。

*4 向こうは向こうで、承太郎たちを勝負の席に着かせるためとはいえ敵であることを隠して勝負を挑み、ポルナレフの魂を奪っているので、セコイといえばセコイが。

*5 このゲームではエネルギーを犠牲にスピンアタックをする事が可能であり、テレンスはこれを誘い、敢えて受けることで普通にジャンプするだけでは絶対に届かないゴール前に着地した。

*6 TVアニメ版『ダイヤモンドは砕けない』では、東方仗助がこのゲームをプレイするシーンが確認出来る。ゲーム機が違うので仗助のものは続編かリマスター版と思われる

*7 ちなみにこの時、テレンスは「ド真ん中にフォークボールを投げる」と投球予告した。承太郎の精神は「YES(予告を信じた)」だった為ストレートに変えたが、アニメ版では「NO(信じなかった)」の為、予告通りフォークボールを投げた。

*8 ちなみにこの時『アトゥム神』も本体につられて土下座している。

*9 先述の承太郎の発言と矛盾する部分が有ると思えなくもないが、恐らく左手が義手のジョセフでは普通のコントローラーを使用したプレイは出来ない為だろう

*10 読むと分かるがこのイカサマはかなり露骨であり、承太郎は投球予告を「耳が遠くなったかジジイ。俺は外角高めストレートに投げる」とジョセフに対しても伝えている。言われたジョセフも「ハ!」→「承太郎…」と意図を察したシーンに2コマも使っている。初見でも鋭い読者なら「おれの代わりに投球操作をしろとジョセフに伝えたのか」と気付いていたのではないだろうか。

*11 ゲームはまだ二回の表。テレンスは二択勝負で必勝できる自分のスタンド能力を活かすために、変化を見てから振っては間に合わない剛速球の持ち主だがストレートとフォークボールしか投げられない選手にピッチャー交代した事がアダになった。

*12 そしてダービーのポーカー勝負で採った手段は正しく「多人数の利を活かしたイカサマ」だったりする。

*13 正確にはYESかNOか以外でも二択で答えられるならなんでもよいらしく、「イカサマはしていないよな?」の問いに、承太郎の魂が「I do!(している)」と答えたことがある。

*14 アニメ版では、この人形のシーンだけわざわざタッチを変えており、余計に恐怖映画じみたおぞましさが強調されている。

*15 面白くないという意味ではなく、難しすぎるという意味で。