プリキュアオールスターズDX3 〜未来に届け!世界につなぐ☆虹色の花〜

登録日:2011/03/20 Sun 01:30:38
更新日:2024/02/02 Fri 15:29:17
所要時間:約 10 分で読めます




『プリキュアオールスターズDX三部作』の完結編であり、更に劇場版プリキュア全体としても10作目という記念作にあたる。







シリーズ史上最大のスケールと公式で紹介され、
今までとは違い同作品のキャラクターがバラバラになってしまうという、オールスターズでは初のピンチを迎える事となった。

前作でモブだったキュアサンシャインとキュアムーンライトが参戦し、『スイートプリキュア♪』のキュアメロディとキュアリズムは初参戦。

スイプリ本編の時系列は不明だが、おそらく7話以降。

バラバラになったメンバーは以下のピンク、ブルー、イエローに別けられた。

おいそこ!スーパーヒーロー映画とか言うな!

妖精達との別れのシーン等、涙腺を刺激されるシーンも多い。
ちなみに予告の爆風シーンもある。


劇場公開時は震災直後という事もあり、ブルーチームのあるシーンがカットされた。MXでの放送時もされていた模様。
少々不自然に暗転するので気づいた方もいるハズ。DVDではカットシーンもしっかり収録されている。


前作『DX2』同様、大人のファン向けのオールナイトイベントが行われた。

「プリキュアぴあ」も発売。
内容は明らかに大人向けだが、なぜか他のプリキュアの本と並べられたりしている。

セイカのぬりえは相変わらず出来が良く評価が高い。
イケメンチームも出てるよ!

【ストーリー】
とあるショッピングモールにきた響と奏。
そこでは偶然、つぼみ・えりか・いつきがファッションショーを行っていたが、そこにハミィが乱入してしまう。

ハミィと口論になる響だが、つぼみ達にネコが喋ることに驚かれますます大慌て。

客席ではその様子を見て嫌な予感がすると呆れたり、内心大慌てだったり、まだ「いても」おかしくないと語ったりする少女達が。

そんな中、急に頭上から大量の妖精が降ってくる。

一同が外に出てみると、なんと外では様々な異世界が融合していた!


そこに現れる様々な敵に、少女達……プリキュアは立ち向かう。

【メインキャラクター】

ピンクチーム
メインヒロイン達が集まったチーム。
強いがやや脳筋気(ry
しかし対戦する二人もかなり手強いので苦戦。


カオス世界に真っ先に遊びに行った人その1。
戦闘経験が豊富なためかチームのリーダー的なポジションで、指示を出したりした(失敗したが)。
怪力を活かしコラボパンチでは安定のセンター。

カオス世界に真っ先に(ry
このチーム唯一のバリア持ち。
ボスの攻撃も防げるが、雑魚に簡単に割られる事もあり、花バリアは安定しない。

カオス(ry
一人で単独技で映画ボス倒したプリキュア。
シューティングスターの火力が異常に高い。
ムシバーン撃破時の表情は今回も大人。

カオス世界でドーナツを追いかけてた。
前作のしわ寄せか、いまいち印象が薄い。
ただセリフ自体は少なくない。

公式最弱だが今作はそうでもなかった。意外と石頭。
前作だけに一番目立ってたメンバーの一人で、要所で決め台詞を喋っている。
ピンクチーム唯一の頭脳派。

プリキュアの数でドン引きするのは新人プリキュアの恒例行事。
レベルカンストの先輩達に必死についていく。
前作までの新人よりは遥かに健闘した。


ピンクチームボス

  • ムシバーン
プリキュアボスとしては異質過ぎる変身無しでプリキュアに立ち塞がる。
やられる際も他とは違い、必殺技を幾つかぶち抜き突進した漢。

  • サーロイン
私の名前はサイコロころりんではない!
決め台詞のパーフェクトは言ってくれなかった。
というか声だけ聞いてたら、このコンビに勝てる気がしない。
普通のSSSで倒されるなど今作では弱体化した。




ブルーチーム
本来ならサポートに徹しているメンバーが多い。
それだけに行動力がやや足りない。
某えりかを除いて頭脳派ばかりで勝負の決め手も一応頭脳戦。

投げ技が得意なキュア。
攻撃を避ける指示を出したり、先頭にたってメンチをきるリーダー的ポジション。
さすが初代。
担当ボスと最も因縁があるのも彼女である。

前回に比べると随分活躍した。
だがアップや台詞が多く今回もバリア要員、ブルームより活躍してる…!
あの・・・・・・えりか助けたげて…

DX2で台詞がほぼなかったせいか今回は多め。
サファイアアローで牽制するなどの活躍。

元々優しいためリズムを気遣うシーンが多々見受けられた。お姫様だっことかね!
エメラルドソーサーで牽制するなどの活躍。

今作では、フレッシュ勢で唯一見せ場を作っていた。
タコが出たし、フリーズン・フローズンへの挑発はまさにカンペキ。
えりかへの対応(ツッコミ)もだいたいこの人。
ただし、同時期に放送してた「ほんとバカ」な某魔法少女の同じ声と色な人のせいで妙なイメージが……

アホの娘。全力で愛すべきアホの娘。
頭脳派チームに入ったので際立ってますが、本来えりかは頭いい娘です!
もうハズレくじとはいわせない。でもアホの娘。
ブルーチームで物凄く出番が多い。
海に転落するシーンでの体を張った演技には映画館を爆笑の渦に誘った。
オープニングでもモールで自分たちのファッションショーという地味にトンデモをやってもいる。
あと意外にもカオス世界には繰り出さなかった。

メロディに依存しまくってたが、最終的には敵の水晶を割る快挙をなしえた(勿論先輩達のフォローがあってのものだが)。
前作の新人に比べると随分活躍した。
ちょこちょこコケそうになってたり、ミントに助けてもらったりされている。
相方への叫びが可愛い。「メロディ~」



ブルーチームボス

  • 魔女
最初の映画の敵であるためかリーダー格。
立場や演出が、全作で言うノーザ枠。
ちなみにボス達は瞳が赤い。
普通のMSMで倒されるなど今作では多分弱体化した。

  • フリーズン、フローズン
知性派の皆さんの策にのせられた、相変わらずの脳筋馬鹿兄弟。
初代コンビが魔女と決着つけてしまったので、敵のいないスイートの相手に回され、離れていたせいで逆に高まったであろうパッショナートハーモニーに散る。
また、スイートの2人はバンクの表情が本編と違う。



イエローチーム
基本的に作品の三人目や追加キャラによるチーム。
アホの娘やツッコミの娘、真面目っ娘などバラエティー豊富なメンバー。
真面目に戦闘を繰り広げた他チームとは違いすごろくによるギャグ路線に終始した(ガチバトルシーンはちゃんとある)。

このチームの真面目キャラクターの中で唯一勝ち組と言えるプリキュア。
同級生という事もあってかレモネードと仲が良い。
極めて珍しい攻撃?シーンも。
今回もハーティエルアンクションで活躍。

制作者から「りんちゃんサイコーや!」と言われた、全キュア唯一の完全ツッコミ系キャラクター。
それ故に動かしやすいらしい。
そして、その感謝の証なのかセリフもかなり多い。
そのせいか明らかにツッコミ疲れしてたが、まぁ仕方ない。
天然ルミナス、超天然レモネード、妖精ローズ、おっとりパイン、異世界人パッション、ボクっ娘サンシャイン、超絶ムーンライトとマトモな人がいないので。

カオス世界で妖精を愛でに行った人その1。
サイコロを振り、双六をスタートさせてしまったはじける子。
プリズムチェーンで敵を転ばせたり、動きを封じる。
歌手対決で勝利などの活躍。
サンシャインとがに股を披露する等新たなギャグ路線の才能も開花させた。
ガチバトルでの彼女に違和感を覚えた人も居るだろう。何故貴女がそこに…

冒頭のハミィ乱入劇に一番慌ててた人。でも妖精同窓会に混ざりに行く。
スタミナ面の問題からか各種対決にはあまり絡まないが、ルージュと共に数少ないツッコミを担当する。
そのせいか大して働いてもないのにイエローチームでルージュと共にかなり疲れていた。
今回は地面を砕いたりしないが、プリキュア屈指の煽りスキルは健在。
相変わらずかれんさんと仲が良い。

カオス世界で妖精を愛でに(ry。
動物仲良し対決(?)にて勝利するが基本的にはセリフが少なく、印象も薄い。
極めてさりげなく、すごろくカウントに混じる。
あざとい、さすが黄色あざとい。

カオス世界で妖(ry
アカルンの力を発揮する事なく、セリフも少ない。
フレプリは前回活躍しまくったので仕方ないと言えばそうだが。
だが次作でついにアカルンが…
ていうか、せつなはプリズムフラワーが枯れたら故郷に帰れないのでは…

過去作としては最新の鳩、更にDXシリーズ初登場にも関わらず殆どソロがない(固有技は使う)。
イエローチームでも芳香剤の陰に隠れまくり…
サンシャイン姿で道着着てたくらいしか…
でもレモネードとがに股を披露したよ!他場面でも本編よりノリが良い。

冒頭のハミィ乱入劇やカオス世界に繰り出すプリキュア勢に内心頭を抱えていたであろうお人。
セリフ自体はそこまで多くはないのだが、抑えるところは抑えている辺りは流石高校s(ry
イエローチームのゲームの勝負では流石の戦闘民族っぷり。
最初のもぐら叩きで迷うことなく敵を叩き、戸惑う仲間を誘導した。
双六勝負では高校生だけあってお勉強対決という彼女ならでは?の勝負で圧勝。
妖精との別れを悲しむ場面では、コロンとの別れを経験しているからか一歩上の目線で静かに見守っており、その姿はより涙を誘った。



イエローチームボス
  • トイマジン
本作で一番ノリノリの人。
スゴロクに明らかにプリキュア側有利な対決のマスを仕掛けときながらゴール間近でサイコロを取り上げるツンデレ。

  • サラマンダー男爵
ひろし。杖のクリスタルは、赤ではなく青。
本編でもムーンライトを軽くあしらっていたように、ガチバトルではレモネード、パッション、ムーンライトの3人を隙を付いて吹き飛ばす強者だが、
何故か変身後はシルバーフォルテウェーブ一発で死に掛けに…

二人合わせておめーら改心したんじゃねーのかよコンビ。
まぁ邪悪な方の心のみを利用されただけの別人だが。
改心した二人の姿を使って悪事を働いたことに対する、終盤のピーチとブロッサムの言葉にグッと来た人も多いのではなかろうか。





その他
  • ハミィ
ある意味今作の元凶。
冒頭の口論で響からは「もう知らない!だったらどこへでも行っちゃえば?」と言われてしまうが、後にとんでもないことになるとは知る由もなかった。


  • シャドウ
………妖精担当?
自分の鏡で倒される、前作におけるウラガノスポジションのギャグ要員。
一部のファンから「闇夢出せよ空気読め」とガッカリされた。

  • ザケンナー、ウザイナー、コワイナー、ホシイナー、ナケワメーケ、ソレワターセ、デザトリアン
名前並べると愚痴かなんかにしか聞こえない各作品の怪物たち。
DX1以上の大盤振る舞い。
金朋さんもデザトリアンとして大活躍。
いっぱいいるよ~

  • ブラックホール
歴代敵組織の邪悪な力(のみ)が融合して生まれた大ボス。
フュージョンやボトムもこいつが生み出した。
声にエフェクトかかりまくりでわかりにくいが、CV山寺宏一

ボトムって1000年前から居たんじゃ?という疑問はスルーしよう。多分時間とか超越してるんだ。





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