沢越止

登録日:2013/03/13(日)
更新日:2024/04/14 Sun 22:37:53
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沢越(さわごえ)(とまる)

Overflow作品の登場人物にして全ての元凶。「伊能上」という大富豪の妾の子。
時系列的に最も最初の作品「Snowラディッシュバケーション」時点では医大生で塾講師のバイトをしており、
当時は穏やかな大学生風のルックスだがバイト先の教え子の女生徒を片っ端から食い荒らしまくるなど当時から鬼畜である。

その後社会人になったあとの設定の作品では医師兼ファミレスチェーン「ラディッシュ」のオーナーであるが、
外見もすっかり悪でチンピラそのものであり当然ファミレスのバイト店員も片っ端から食い荒らしている。

なお、叔母である沢越巴と結婚しているが、これは彼女の財産目当て。どうやって実の叔母と結婚できたのかは不明。
こんな奴の正妻はさすがに苦労も多かったのか、「スノラデ」の時点では清楚なお嬢様だった巴も、「PonPon」時点ではキツい姑*1になってしまっている。
本命は異母姉妹の1人、伊能萌葱であり最初の子作りの相手も萌葱である。
ここでやめておけばよくありがちな「禁じられた恋路」で収まるのだが、その最初のである伊能神楽と「婚約」した挙句*2
彼女が一番止の子を多く産んでいるというわけのわからなさである。

伊藤誠の母で看護師の伊藤萌子と結婚していた時期もあったらしいが別れている*3

そして叔母風呂に登場するキャラのほとんどが彼の血縁者……というか、逆に彼と関係無い人を探す方が難しい。
例外は『School Days』ヒロイン(小説版主人公)の桂言葉と、『Cross Days』の足利勇気くらいか*4
そして、叔母風呂の主人公は高確率で彼の子供(男女問わず)。先述した通り伊藤誠も彼の実子。

つまるところ、彼は光源氏も真っ青のヤリチンであり、彼とセクースするとほぼ100%の確率で孕む。
そして、その相手のほとんどが彼の血縁者。しかも、その大半が娘。当然のことながら犯罪レベルの年齢。
時には小●生を孕ませ、出産直後に死亡させる事も。そしてその子が命と引き換えに産んだ子供にまで手を出した。
それを何度も繰り返して、彼は出産しても死なない体にする薬を投与する事を学習した。

彼には子供や孫は当然、ひ孫や玄孫までいる。

また、自分の娘であろうとも平気で売春させる。
警察にも顔が利くので小さい事は揉み消せるが、さすがにヤバい事だと海外に逃亡する。
他にも失敗や悪事を他人に擦り付ける事もあり、また彼の悪事を助ける仲間達すらおり、そのうちの1人が義弟(伊能浅葱の夫)奈川重蔵。
あまりに子供の数が多すぎて名前もまともに全員覚えてはいない。

もはや外道以外の何者でもない

「誠死ね」「ありえないくらいクズ」「最低野郎が帰ってきた!!」等のキャッチコピーで有名な伊藤誠ですら
その悪いところは「優柔不断」「性的な誘惑に異常に弱い」「自分の言動に極めて無責任」といった所くらいであり、
さらにルートによってはいじめから言葉を救ったりといった面があるため、こいつとは比較にもならない。
というか、下で挙げられている「呪い」に振り回された面が非常に大きいわけで(まぁ責任がない訳では無いが)、誰が一番悪いかと言うと…。


彼の血縁者にはある程度共通の特徴を持つ。
  • 男性の場合はヤリチンでヘタレ。場に流されやすく、セクースしたヒロインは高確率で孕む負のスパイラル
    但し、智正(多少変態ではあるがセクロス自体を好まない)と瑤二(幼馴染の森みさお一筋)という例外もいる。
  • 女性の場合は彼の血縁者の男性を盲信的に好きになり、ゴタゴタを起こす。時には殺人に発展することも。
  • 男女共通して、血縁者と絡む確率が異常なまでに高い

これらを総合すると、
沢越止が産み落とした子は互いを引き寄せあい、お互い事情を知らぬまま近親相姦の罪を犯し(オイディプス神話かよ)、
そこで産み落とされた子がまた同じことを繰り返すという悪夢のスパイラル。

もはや呪われた血統である。


以下、彼の血縁者(赤字は主人公及びそれに類する人物)


《親》
  • 伊能上

《叔母》
  • 沢越巴

《姉妹》
  • 伊能萌葱
  • 伊能浅葱

《子供》

  • 伊能歩
  • 伊能神楽
  • 伊能踊子(西園寺踊子/世界母)
  • 伊能萌華
  • 間瞬(空、時とともに間初花の子)
  • 間空
  • 間時
  • 沢越智正
  • 二条若葉
  • 戸田桃里(前述の智正の妻)
  • 奈川ゆかり
  • 鷹司りでる(鷹司ありすの娘)
  • 緒方圭
  • 柴 進一/柴瑤二
  • 伊藤誠(伊藤萌子の子)
  • 伊藤止(誠の妹)

《子、だけど 孫》

  • 伊能理奈
  • 伊能始
  • 伊能舞(清浦舞)
  • りん(伊能神楽の第九子)

《孫》

  • 西園寺世界
  • 二条葉音
  • 二条一葉
  • 二条二葉
  • 奈川碧
  • 奈川さくら
  • 澤永美紀
  • 澤永泰介
  • 関端りん(伊能萌華の娘)
  • 喜連川路夏
  • 足利いのり(江幡夏日の娘)

《孫、だけど ひ孫》

  • 伊能理央

《ひ孫》


《子、だけど 玄孫》

  • 伊能理沙

《子、だけど 来孫》

  • 伊能理香


その他にも名前が明かされていない子供たちが山ほどいる。


一番恐ろしいのは、これだけの事をしながら嫌われるどころか寧ろ女が更に寄ってくる事。


ぶっちゃけると、叔母風呂ゲーは彼の武勇伝を描いた様なもの。
彼が直接登場しなくとも、惨劇の裏には絶対にコイツの影がある。


だが、一応外道なことを平気でしまくる彼に怒りなどを抱いている男性や女性もいることはいる。
特に息子である瞬は蛇蝎の如く止を嫌悪しており、圭や誠も止のことは嫌っている他(ただしこいつらは全員同じ轍を踏んでしまうが)、
りでるに至っては「最低です」「鬼畜にも程があります」などと発言している(それでも一部ルートでは完落ちするのだから手に負えない)。

息子たちに関しての関心は薄いが、長男である歩や、バカ息子の空に対してはそれなりに愛着があったらしい。緒方圭は虐待されている。
瞬からは邪険に扱われているが常に飄々とした態度は崩しておらず、それどころか瞬がプレイボーイ化してほしいとまで思っている。
頭が平安時代なのかこの男は。




そして遂に、娘のりでるに去勢された。
ただ現実の性犯罪者で去勢されてもホルモン注射を打って性犯罪を続けた者や、そもそも去勢しても性欲が全く衰えなかった者がいること、
それでなくともりでる自身を含め彼の呪われた血を引く人間が大勢いることを考えると、
彼ひとり処分したところで何も解決しない気もしてくる。
しかもこれは正史ルートではないので、その後の作品では去勢は失敗として扱われている。
ちなみに『School』後日談の『Island Days』時点でもまだ存命(誠の台詞に出てくるだけ)である。間違いなく60は越えているはずだが…。

ネット上でフィクション世界のヤリチンとして光源氏城戸光政と並び語られることが多いが、彼はもっとも鬼畜度が高いといえよう。
一応単体作品だけで比べればもっと鬼畜な主人公も数多いのだが、ここまで壮大にやっちゃっているのはエロゲ界広しと言えども多分居ない。


こいつがやったことを許せないという人は追記・修正よろしくお願いします。

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最終更新:2024年04月14日 22:37

*1 息子の嫁である桃里のドジっぷりが度を超しすぎているのもある上、桃里が止や歩と浮気をしているので仕方がない

*2 一応、認知していないので書類上では実父とはわからないということなのだが

*3 ただ、このような人物なので実際に籍を入れていたのかは不明

*4 ただし、あくまで止との血縁関係について何の言及もされていないだけなので、可能性は否定できない