ゾマリ・ルルー(BLEACH)

登録日:2012/09/05 (水) 01:45:12
更新日:2024/01/03 Wed 08:22:14
所要時間:約 5 分で読めます




私の愛をッ
受けろオオオオ!!!!



#7 ゾマリ・ルルー        
Zommaari Rureux

[種族]破面(アランカル)
[階級]第7十刃(セプティマ・エスパーダ)

 [司る死の形]陶酔
 [帰刃]呪眼僧伽(ブルヘリア)
 [解号] 鎮まれ「呪眼僧伽」
 [虚の孔]右乳首
 [刻印]不明
 [CV]楠大典


漫画『BLEACH』の登場人物。

 概要



十刃のメンバー。
坊主頭で、仮面の名残である頭の棘と首飾り、髑髏のイヤリングを身に付けている黒人風の男。
眉毛の辺りには八本のスリットが入っており、下顎に髭のような黒色の仮面紋がある。
身長/体重は196cm/100kg、誕生日は10月13日。


 人物



厳格な雰囲気を醸し出す冷静沈着な性格。
言葉遣いは丁寧で、たとえ敵であっても白哉隊長と知ると‘自分と同格’とし敬意を払う。
一方で「首を落とさない限りは死を確認するすべはない」というリアルに置き換えるとちょっとアレな思考回路の持ち主でもある。*1
まあ実際その通りとしか言えないので自身の実力に関すること以外は限りなく正論である。

また、人質を取る等卑劣な手段も厭わない。
藍染に心酔しており十刃の中でも敬意の払いっぷりはトップクラス。

なお最終章「千年血戦篇」にて星十字騎士団強力なライバルが現れました。
頑張れ!!俺達の愛(アモール)するゾマリさん!!


 能力



◇─ 帰刃「呪眼僧伽(ブルヘリア)


解号は『鎮まれ~』。
胸の前へ刀を浮かべ、ヨガのように掌を胸の前で合わせる。その際、首が横に90度倒れ、刀がひし形に折れ曲がる。
その状態の刀から噴き出した白い液体が体を包み帰刃する。

解放すると全身が白いスーツに包まれ、 頭部が顔の正面以外髑髏の仮面で覆われる。
目元にも仮面紋が浮かび上がり、下半身が幾つもの人面を持つ巨大な南瓜の様に変化。何より体中に無数の眼球が蠢く不気味な姿へと変貌を遂げる
因みに、原作では白だが、アニメではこの南瓜の部分はピンクになった。さらに現れた目もアニメでは瞬きする。…はっきり言って気持ち悪い。

「ブルヘリア」はスペイン語で「黒魔術」を意味する。


◇─ 響転(ソニード)
破面の高速移動術。
相手の力量や位置を知る為の探査神経(ペスキス)をすり抜けることも可能。
彼固有の能力や技では無いが、曰く彼の響転は十刃最速とのこと。
解放後の姿は高速移動に向いていない気がするが……まあ多分速い(アニメでは解放後も普通に使用している)

でも本当に最速かどうかは非常に疑わしかったりする。ホラ吹いているというか、多分競い合ったことがないのだと思う。

◇─ 双児響転(ヘメロス・ソニード)
響転に独自のステップを加えることで、最大で5体まで擬似的な自身の分身を作り出す。彼曰く「手品の類のお遊び」
よく『響転と瞬歩はどちらが速いのか』と議論されるが、破面大百科を見る限り、白哉とゾマリのスピード背中の取り合いはトントン位。
というかBLEACHの高速歩法は能力(鍛錬)で移動距離や速度が変わるみたいなので、種類の違いでは測れない。

どうでもいいが『双児響転』の最大分身数は5体だが、藍染と対峙した砕蜂はなんと14人に分身している。
…それでも藍染には『見せ物』と言われている。ゾマリィ……。
まあそもそも双児響転で白哉を追い詰めていたわけではないけど。


◇─ (アモール)
解放後に使用。
その目で見つめたものの支配権を奪う能力。支配権を奪われた対象は支配された箇所に模様が浮かび上がり、
自分の意思とは関係なく、ゾマリの意思に操られる。
支配できる箇所は目一つにつき一箇所。使用中の瞳は白から黒く染まる。
一つの目で支配可能な範囲は、「脚」や「腕」等の身体の一部位単位。相手の頭(脳)を支配すればそれだけで全身を支配下に置けるものの、その部位が損傷して機能しない状態ではそれ以上動かせなくなる。白哉は支配された手足の腱を切断して対処していた。
全身に50以上の目がある為、全ての目を使えば50箇所以上を一度に支配できる。
……が、白哉の千本桜景厳は数億個の刃を操るので、一つの目につき刃一枚にしか効果を及ぼせないという屈指の相性の悪さから無力だった。
また、白哉の見立てでは鬼道に近い性質を持つらしく、縛道の八十一『断空』等で防ぐ事すら可能。
先述した眉毛の辺りにあるスリットには目があり、そこからも愛を放つことが出来る。アニメではこのスリットの目からも愛を連射している。

帰刃は死神の始解ではなく卍解に相当する能力であること、アーロニーロのように解放前から帰刃の一部能力を使えた例があることから彼も解放前から愛を放てた可能性もあるが実際のところは不明。

月島さんと能力が似ていると言われることもあるがあちらとは完全に別物。内容も規模も質も全く異なるので実は全く似ていない。
それよりは初期に同じような能力を持った虚と織姫が戦っていたりする。
『愛一つにつき一ヶ所支配』のゾマリに対し、この虚は『一発当たれば全身支配出来る』反面、『ダメージを与えなければ支配出来ない(根を張る必要がある)』という条件がついているので一長一短といったところ。


 活躍


一護雨竜チャドが虚圏へ侵攻し、藍染が開いた対策会議にて初登場。
藍染が『たった四人で尸魂界(ソウル・ソサエティ)を攻めた』と発言したのに対し『一人足りない』と疑問を挙げた。
(因みにその疑問はウルキオラが返した)

その後、特に出番は無かったがアーロニーロが死亡し、彼の能力でルキアが死んでいないのを知り自宮を離れ、重傷を負ったルキアに止めを刺そうとする。
しかし、救援に駆けつけた白哉に阻まれ、彼と対峙。対面時には自ら名を名乗って白哉に素性を問うが、白哉は虚相手に名乗る必要がないとして素性を明かさなかった。
その態度に若干イラっとしたようだが紳士的な態度は崩さず、最速の響転を生かした双児響転を駆使して翻弄するも白哉には変わらず不遜な態度を取られる。
そんな白哉の不遜を磨り潰す為、ゾマリは斬魄刀を解放。

自身の能力『愛』で白哉の左足・左手の半身を使い物にならなくするも、意識を失っていたルキアを操って花太郎を攻撃、更にルキアの首に袖白雪を当て人質にしたことで、シスコン…白哉の逆鱗に触れてしまう。
要求通り白哉は千本桜を捨てるが、ルキアを救うべく本気を出した白哉の縛道の六十一「六杖光牢」によりルキアの動きを止められ自害を阻止、更に卍解には自分の能力が通じないこともあって全身全霊で対抗するも全く太刀打ちできず、ほとんど全身の『目』を潰されてしまう。

苦し紛れに放った愛も縛道の八十一「断空」で阻止され、それに焦り愛を連射するが、その隙をつかれ、気付かぬうちに白哉に背後に回られ、首筋に刃を当てられる。命乞いするも、無言で拒絶されたことで、その態度に激昂し、戦闘態勢を解き、戦闘中であることを忘れたかのようにと死神の関係について全身全霊で論ずるも、全く相手にされず切り伏せられた。
もはや助かるまいと悟って錯乱したのか、憑かれたように『藍染様万歳』と繰り返し叫びながら『十刃最速』の名に恥じず4話で消滅した。消滅する様は皮肉にも通常の虚のようであった。






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最終更新:2024年01月03日 08:22

*1 ただし、史実では同じような考えの戦国武将も結構存在し、また、「敵を確殺したいなら首を落とせばよい」というのは、常に死と隣り合わせの戦場に身を置く者としては真っ当な考え方といえる。